SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

さくら&竜巻堂 live at 新橋ZZ 2013.2.17 (2)

2013-02-20 | バンド・音楽

現代のドラムの半ば常識として、ドラムは他の楽器より目立ってはならず、
特に歌ものは歌を大切にするように、派手にならず音数も整理して、タイムキープに徹するつもりで。
というのがある。
それは判っているけれど、いざライブではついついしゃしゃり出てしまうものなのだ。
今回、二つの大きな気づきがあった。
一つは、ボーカルのさくらさんがアコースティックギターを弾くことになったのだが、
彼女のタメの効いたフォーク系のテンポが斬新だったのだ。
テンポを一定にするのではなく、フィルの部分にタメを持たせて、ダイナミズムを付けるのだ。
彼女の歌のテンポは、これなんだ。と遅まきながら確認した。
歌い易くなければ演奏ではない。
ギターのくじら丸もなぜだか今回はボリュームを絞っていたので、歌がよく聴こえて、
テンポも採りやすくなった。
次に大きな影響となったのは、坂本冬美の曲をやったことだ。
坂本冬美の「夜桜お七」はいろいろなバージョンがYoutubeに転がっている。
いろいろ見ていると勉強になった。
やはり歌ものなので、バックが抑える時は抑えるし、歌が無い時は前面に出る。
そのダイナミズムがすごくカッコいい。
特に、フルオーケストラというかスイングバンドのようなコンサートバンドがやってる時の
ダイナミズムの付け方がすごくカッコいい。
すっかり聞き込んでしまった。
これだよ。これだ。
歌ものなのにハードロックという二律背反的な我がバンドだが、
抑揚と強弱とテンポを大袈裟ぐらいに意識すると、艶やかな演奏になる。
当たり前だが、アマチュアとプロにはそこに大きな差があるのだ。
わかっちゃいるのだが、なかなかできないものだ。
竜巻堂も大人になったのだ。








































放送事故もあったらしい。
ドラムからは不明だが。(笑)


















今回、加藤さん夫妻が見に来てくれた。大学時代のサークル「SWS」で一緒だったのだ。
先日のOB会で久しぶりにあったのだった。
この新橋ZZには夫婦とも出演しているので、ダディ竹千代さんとも知り合いだ。
出演者がお客として見学に来ると、大概は次の出演の話になったりするのだが、
加藤さんがダディさんから依頼があったのは4/7だった。
って、我々の出演日と同じじゃん。
ということで晴れて加藤(カッティー)さんと対バンとなったのであった。






SONY NEX-6、 16-50mm F/3.5-5.6/PZ OSS




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