SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

世にも不思議な光景

2013-02-09 | 
トヨタ(グループ)が販売台数世界一に返り咲き、2013年3月期通期の連結営業利益予想(米国会計基準)を従来の 1兆500億円から、
1兆1500億円に上方修正した。
このご時世になんという景気の良い話なんだ。
家電メーカーとは大いに違う感じだ。
天下のパナソニックやシャープ、SONYが苦しんでいる中でTOYOTAはほくそ笑んでいる。
TVやゲーム機は買わなくても死なないが、クルマという文明の利器は必需品になってしまったのだろう。
それも時代の要請でエコであることと、所得の減少に伴って燃費が良いことが重要になった。
TOYOTAのハイブリッドはまさにこの時代の要請に応えていることになる。
個人的には東京や大阪のような都市部では車はまったく必要が無いと考えているが、
元々はクルマ屋に就職したぐらいのクルマ好きだから、車にはある程度詳しい。
魅力的な車が激減したことを嘆いてはいるものの、ハイブリッドやEVというシステムは好きだ。
エンジンをいじる楽しみは別の世界のものとして存在するのだ。
まるでライカを愛でるのと同様の世界だ。




さて、写真は近所のコインパーキングだ。
恐るべきことだが、このパーキングに停まっている車はTOYOTAの白い車ばかりで、
それもプリウスとアクアというハイブリッド車なのだ。
実は、写真の範囲から外した1台があり、それはホンダのグレーのフィットだった。
偶然に驚き、TOYOTA、白、ハイブリッドだけを範囲に入れた。
ここはTOYOTAの駐車場ではないし、ディーラーが近くにあるわけではない。
一般のコインパーキングの状況なのだ。
TOYOTAが好調なのがよくわかる。
ちなみにざっと計算してみよう。
例えば1兆1500億円の利益が出て、1000万台の車を製造したとすれば、
1台あたり11万5千円の利益を生んだことになる。
これが適正なのか、すごいことか、薄利か、まったく不明だが、
もし11万5千円値引きをしたら、収支トントンということになる。
実に微妙な計算だ。
クルマを1000万台作る会社は、1台1円違うだけで1000万円も利益が変わるのだ。
すごい話だ。規模が違うよ。
まあ、企業サイドから見るのと、顧客サイドから見るのでは正反対なので
そこは人それぞれだが。(笑)







しかし、すごいよなあ。





SONY NEX-6、 16-50mm F/3.5-5.6/PZ OSS




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