SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

ACO

2012-04-21 | バンド・音楽

ACOのコンサートに行った。
先週はずっと楽しみすぎて、夢にまで出て来たし、寝ぼけて起きてしまったことさえあった。
もうすぐ52歳になる私がこんなにはまるなんて。
以前の日記にも書いたが、ACOの新譜のLuckを数十回も聴いてしまった。
それほど、なんだかしっくり体に入り込む音や声や歌詞なのだ。

今回のコンサートあLUCKのレコーディングメンバーがそのまま演奏をする。
大好きなのに、ライブを見たことがない柏倉隆史さんのプレイも見れるのだ。

メンバー
中尾憲太郎(ba)、岩谷啓士郎(g)、塚本亮(key)、柏倉隆史(dr)



場所は渋谷WWW。
以前は映画館だった場所。
だから、コンサート会場も映画館時代を想像させる感じ。
キャパ400名がぎっしりに埋まった。








コンサートは1時間50分ぐらいじっくり、たくさん演奏してくれた。
MCはほとんどないのだが、ほんのちょっとのMCが、これまた楽しかった。
Luckからは全曲やっただろうか。
以前の曲もたくさんやってくれた。
「こわれそうよ」という初期の名曲があるのだが、アレンジがすごく、転調の嵐になっていて
驚き楽しかった。うわあ、考えられない箇所ですごい転調!




コンサート中は誰もスマホなどで写真を撮る人は居なかった。
そのライブの音に酔いしれて、体が勝手に動いて、そんなことはどうでもよかったに違いない。
マナーの良い客層だったのかもしれない。
20代~30代の女性が多く、カップルも多かったし、40代の男女も多かった。
スーツを着たサラリーマン風は少なかったが、会社を休んで遠方から来るパターンもあるだろう。

アンコールは2曲あった。
完全に終って、電気がついたら、客のみんなはコンサート会場で記念撮影を始めた。
ACOのコンサートにすごく満足して、その空間に居たよ。って感じだ。
ドラムを撮ってる人も何人も居た。
私も柏倉さんのセットを撮らせてもらった。
ヴィンテージドラムだ。スネアはラディックのアクロライトかな?
セットはデザインからすると60年代のソナーのようだ。
想像よりも遥かに激しく動きながら叩くスタイルで、
スティックを短くもって、体はセットにすごく近く、表情も豊かに叩きまわす。
音色には特に気が使われている感じで、繊細さとダイナミズムが両立している。
ああ、イイものを見せてもらった。
言うまでも無くベースの中尾氏もすごい人だった。
岩谷啓士郎(g)、塚本亮(key)もその楽器をやっている人なら大注目なんだろう。








最近、ACOのCDを見つけたら買っている。
ネットで買うのは残念な気がして、街で買っている。
その方が想い出が増えそうな気がするからだ。
だいぶ増えてきた。
どれも素晴らしい。
やはりLUCKは最高だが、「Lady Soul」もヘビロテだ。
「irony」などは、キングクリムゾンのislandが好きな私にはしっくりくるのだが、
一般的ではないかもしれない。
時代によって、いろいろなACOだが、最もヒットしたらしい「absolute ego」は真っ先にレンタルしてしまったので、
またリアルに購入しようと思う。
ライブは今後も全て見たいと思う。
そんな稀有なアーティストだ。


そうそう、charaさんも見に来ていたらしい。
charaさんのブログに「ACOのライブにいった ハンサムでした。 ドラム合ってるしね えかったースカートも見てみたい。」
と書いてあった。
今回は黒いパンツに白いシャツだった。
とても自然な感じで、シンプルさがカッコ良かった。
ああ、なんで知らなかったんだ。





SONY NEX-5/E18-55mm/F3.5-5.6 OSS




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コメント (4)
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