

頂上で休憩中も子供達は元気にあっち行ったりこっち行ったり。
飽きると早く下りようと言う。
知っての通り、山登りは登りより下りがきつい。
よく映画やTVで高い山に登る感動的シーンがあるが、あれはきっと登りが辛い。
でもハイキングは下りが辛い。
膝が痛くなる。
子供は体重が軽いので走って下山できる。
今回、成長したなあと思ったのは、子供たちが先に下りて、広い場所で休憩して、
遅れた私を見に長男が再度、山を上がってきてくれたこと。
何回も見に来てくれた。
ちょっと感動した。
2年生軍団はまだそこまで頭が回らない。
5年生の女子は既に大人と一緒に下りている。
男児のように走ったりしない。
もう大人のほうに近い感覚だ。
「次は富士山に登るけど、パパは留守番かな。脳梗塞が心配だから。」だそうだ。
まあ、頼もしい。




帰りは「かごや道」と呼ばれる裏道。
昔、籠が登ったそうだが、こんな急な道を!というような道だ。
大山というのは聖なる山で、今でいえばパワースポットがあちらこちらにある山だ。
そもそも国道246線は、大山街道と呼ばれた参詣のための街道なのだった。

阿夫利神社下社まで降りたら、とっくに到着した子供達は「鬼ごっこ」をしている。
長男がキャプテンで、仕切っている。
とにかく元気である。
私は膝が痛くて、もはやグルコサミン野郎なのであった。



なぜだか2日間有効なのだ。



ケーブルカーを降りて、バス停に行く間はお土産屋さんや食事処がたくさんある参道の
ような感じなので、バスの出発時間を確認して休憩。

大人はビールタイムで、子供はソフトクリームタイムだ。
豆腐やコンニャクをつまみに飲む。


混雑するバスを降りて小田急の快速急行に乗れば、子供は寝るかと思いきや、
たくさん持っていった「ドラえもん」の漫画をみんなで読み始める。
誰も寝ない。

よくよく見れば、電車はすべての広告がドラえもんの電車だった。
地元に到着して全員で夕食。
元気いっぱいだ。
翌日、私も女房も全身、筋肉痛だったのは言うまでも無い。
SONY NEX-5/E18-55mm/F3.5-5.6 OSS
