SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

ある日、早稲田へ 02

2011-05-12 | スナップ

懐かしいペナント屋さん。






学食に向かう。
すごい列で、早々に諦める。






大隈庭園。
ホテルは大学の敷地を借りて建てられたリーガロイヤルホテル。
何回か行ったことがある。






高田馬場と大学を往復する学バス。
なんと半分ぐらいが幕車なのだ。
コジコジさん曰く、「学バスは170円で安いし、LEDじゃないって文句を言う早大生なんて
居ないだろう。古いバスを使ってるんじゃない?」
ごもっともかもしれない。
でも嬉しい。







幕車は咄嗟でも撮れる。







昼食は高田牧舎にした。
今はすごく新しく綺麗なビルだ。
相当古くからあるレストラン。
私のお爺ちゃんは生きていれば113歳ぐらいだが、早大政経学部出身で、元気な頃に
この高田牧舎に連れて行ってあげたことがある。
すごく懐かしがっていたのだ。
だから古くからあるのが判ったのだ。
ネットで調べると、創業明治38年(1905年)だそうだ。100年以上もたってるのだ。
お爺ちゃんが行けたわけだ。


さて、写真はコジコジさんが持ってきたライカM3とズミクロン初代。
私のNEXでズミクロンが使えるか試そうとのことで、わざわざ持って来てくれたのだ。
二人で八重洲の地下街で買った想い出のセット。
安く購入した。
レンズは曇っていたのでおまけみたいな価格だった。
その後、山崎光学で研磨してもらった逸品だ。

残念だが、私の安いマウントと相性が悪く、装着は出来なかった。







変わりに私が持ち歩く、ライカのズマロン35mm/F3.5を装着。
通称サンハンのズマロン。





高田馬場まで歩いた。
古い喫茶店を久しぶりに見かけた。
「らんぶる」だ。
在学中には何回か入ったことがある。
左にネコが居る。






完全に放置されているらしい。







すぐ隣に住むおじさんが話しかけてきた。

「ここは浅井慎平も撮影してたよ。」
私も持っている写真集の「早稲田界隈」だろうか。
浅井慎平は早大の先輩だ。






さて、この写真は西武新宿線。

コジコジさんが、ここは元の駅だったと紹介してくれたのだ。
確かに不自然に広がっている。








帰りの山手線で見た修学旅行列車。
もとの特急も今は団体用だ。

子供がたくさん乗って、手を振っていた。
私も振り返した。
そうしたら写真は撮れなかった。




SONY NEX-5/E18-55mm/F3.5-5.6 OSS 、サンハンのズマロン(モノクロ)。










コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ある日、早稲田へ 01

2011-05-12 | スナップ
SNSでやり取りをしている友人のUさんから、「大学の古い建物の3号館が取り壊される。
きっと1号館しか残らない。急いで。」というメッセージが入った。
Uさんは同じ大学の出身で、30代にはずっとビートルズのコピーバンドをやっていた仲だ。

昼間も動ける私が行かねば誰が行く。


ということで、早速、早稲田へ向かう。
駅にして2駅の至近距離に住む、知人のコジコジさんに電話。
お付き合い頂けると嬉しい返事。
東西線の早稲田駅で待ち合わせ。
コジコジさんとスナップした半日だ。





バスはキャンパスをつなぐシャトルバスのようだ。

大隈講堂はその昔、中央大学からの借り入れに際して、担保に入っていたと言う噂があった。
本当かどうか知らないが、その後、貧乏だった早稲田大学は資金運用のプロを招聘して見事に復活。
今は担保も解かれたという。(都市伝説かもしれない。)






早稲田には門が無い。
完全にオープンにしてしまった。
学生だけでなく、社会人も近隣の人もたくさんの人が往来できるキャンパスだ。

しかし、女性の多さが当時とは大きく違うところだ。







これが取り壊し中の政経学部3号館。
政経学部の事務所棟になるが、正門から入った目立つ場所に位置する重要な建物だ。
高層棟になるのだろう。
もう入館はできない。






元商学部のラウンジ裏。

やはり女性が多く、隔世の感がある。
だって、画面上でくつろぐのは全員、女性だ。






これは7号館か6号館。
古い建物だ。
まだ壊される雰囲気ではないものの、先の大地震で、建て替えは早められるのではないだろうか。














取り壊し中の3号館。






演劇博物館に入ることにした。
通称は演博(エンパク)。
在学中を含めて、かつて今までに入館したことはなかった。
まあ、そういうものだ。
若い時分にこんな古びた建物になんか興味はないのが健全なのだ。






しかし素晴らしいエントランスだ。






3階建てで、中には演劇に関する資料や展示がたくさんある。
坪内逍遥の古希に建てられたもの。

階段を上るのはコジコジさん。
α200とタムロンズームを武器に。






坪内逍遥は東大を出て、早稲田の教授になった文豪。
シェイクスピアを全訳したことでも有名だし、根津遊郭出身の奥さんとのことを描いた松本清張の「文豪」のモデルで有名だし、
女優の坪内ミキ子も養子関連とは言え親戚だ。
名校歌とされる「都の西北」は作詞 相馬 御風、 作曲 東儀 鉄笛だが、当時の上長が逍遥で、10日で作られた曲を
編曲したとされる。







しかし、こんなに素晴らしい建物だとは。
今まで入館したことが無かったのが残念だ。






3階から下を見る。






エンパクを出て、大学の裏へ。
都電荒川線の終点がある。
ここも隠れたる素敵な場所だ。






昼食をどこにするか、歩き始める。
一か所、すごい列がある。
弁当屋だ。
値段がすごく安いのだ。
安い弁当屋に並ぶのが早稲田らしい。
それでこそ学生だ。
まあ、しかし300円ぐらいで大盛りだったようで、私も欲しかったのだが。






SONY NEX-5/E18-55mm/F3.5-5.6 OSS
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする