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SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

近鉄伊賀線

2007-09-14 | 鉄道・バス
二日間高熱に見舞われ、久しぶりに苦しい思いをした。
しかし、今週末からの3連休は伊賀に行く予定なのだ。
何とか治さねばならない。
伊賀の予定は妻が場所決めから遊ぶ場所までスケジューリングしたのだが、
私は近鉄に乗れる、伊賀線に乗れる、関西本線に乗れる、信楽高原鉄道に乗れる・・・というのが楽しみなんである。
子供は忍者、妻は「もくもくファーム」が楽しみなのである。

先ほどブログで仲良くさせていただいているwestbellさんのブログを見ていたら、
近鉄に久しぶりに乗ったこと、そして伊賀線の分社化について書いておられた。
何と、大の近鉄ファンの私なのだが、伊賀線が10/1付で伊賀鉄道になって、施設は近鉄だが、運営は近鉄と伊賀市が設立する第3セクターの伊賀鉄道になるというのを知らなかったのだ。近鉄養老線がそうなるのは知っていたが、伊賀線がそういうことになっているのはまったく気がついていなかった。
何たる不覚。
しかし、このタイミングで伊賀線で上野市に行く旅程を勝手に(!?)考えた妻の予知能力はすごい。感謝である。
お陰で、近鉄の名前が施される最後の伊賀線を撮影できる。

westbellさん、うちの奥さん、二人に大感謝。

私が小さい頃撮影した伊賀線の写真を掲載する。
撮影したカメラは多分キヤノン フレックスで58mm/F1.8である。



伊賀神戸駅での5252.
この車両はすごい。
昭和5年信貴山電鉄が開通に備えて製造した車両で、山岳用電車だ。
信貴山電鉄の山岳路線は短命だったが、その構想が信じられない。
信貴生駒連峰を山上部分だけ走るのだ。
下からはまずケーブルで上がり、それから山上鉄道に乗り換える。
想像するとおり、5252の仲間の1両は谷底に転落している。
戦時中に鉄の拠出のため山上線が廃止され、南大阪線に移転、その後伊賀線に来た。
その優美な姿は大近鉄の中でもひときわ人気が高かったと記憶している。
歴史的にも保存してほしかった車両だ。





この車両は何編成かあったような気がする。
調べてみると、大正15年製でその当時から伊賀線を走り続けていた車両。
要するに伊賀線が電化された時の新製車なのである。




この車両の先頭部分は荷物室になっていた。型式もモニ5202である。
ホームにある荷物が積み込まれる。
これは昭和3年製で旧伊勢電の車両。名古屋線の改軌時に移転してきた。




この電車も、よくよく見れば先頭部分が荷物室になっているようだ。

コメント (9)
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