『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

雨に想う・・

2023-06-02 12:03:01 | 喜怒哀楽をポジティブに
朝起きるとリビングのカーテンに陽が当たっている様子がない。

予報どおり、全国的に広範囲での雨になるのだろうかとそっと
カーテンを開けてみる。
レースを通して見る外の様子はやはり明るくはなかった。

あまり期待していなかったが好転した昨日の天気のようになることは
ほとんど望めそうにもない。
それどころか午後から夜半にかけては雨脚が強く激しく降るという
予報である。

特に出かける予定などもないのだが一日中、しかも強く降るという
予報的中を思い、胸の中のもう一人の自分が少し項垂れているようだった。

九州をはじめ西日本では既に梅雨入りも報じられ、関東地方もまもなく
梅雨入りとなるようだが梅雨とは違う今回の雨には注意を要するという。

今朝、高知県では「線状降水帯」が発生し注意報が出されている。
今回の雨は災害級だとも発表されているのである。
既に沖縄地方で吹き荒れている台風2号の被害が最小限で済むことと
今後本州付近への接近による各地の災害がないようにと「雨過天晴」を
願いながらテレビの報道に目を凝らして見ることにする・・・

このような暴風雨は言うに及ばず、子供のころから雨が嫌いだった
私にはまだ少し先になると思われる「夏空」が待ち遠しい。

あの痛いほどの灼熱の太陽が容赦なく照りつける真夏の炎天下・・・
一年で一番好きな季節が今年もやってくると思うだけでも胸が高鳴る。
それまであともう少し・・今年はあっという間に5カ月が過ぎたという
感じがする中で・・・

桜の開花以後は特に春の花たちのリレーが新記録を生みだしたような
気さえするのだ。
ブログ友たちの記事にも夾竹桃、ノウゼンカズラ、立ち葵、夏椿、
泰山木やルリマツリ、ムラサキツユクサ、ホタルブクロなど以前は
もう少し先に開花を見たような気がする花の開花が紹介されている。
そして美味しそうなユスラウメや色づいた琵琶の実や黒くなった完熟の
桑の実なども・・・

関東の梅雨の入りまであと数日なのだろうか・・・
本来、雨が好きではない私でも雨に関する諸々の事象を目の当たりに
した時や雨に関する思いや実体験などの感情を謳った作品などには
心動かされ、感動することもある。

特に静かに降る雨、には多くの人たちが多種多様な魅力を感じているの
ではないだろうか・・・春に語られる「菜種梅雨」や「小糠雨」のように・・・
特に「緑雨」のようにその文字からも青葉若葉がしっとりと雨に濡れ
そぼっているようなイメージが湧く言葉も・・・

最近、ブログ友(二人)から「麦秋」というタイトルの記事が投稿
されていた。

梅雨が始まる前の麦の穂が実り、収穫期を迎えた初夏の頃の季節で、
熟した麦にとっては収穫の「秋」であることから名づけられたという
「麦秋」・・・
そしてこの季節に降る雨を表す言葉に「麦雨」がある。

「麦雨」は梅雨を指すことばでもあるようだが、「梅雨」と言うよりも
「麦雨」と言った方が情緒もあり、日本の原風景などもイメージできる
のではないだろうか。

そして「走り梅雨」や これからの梅雨の時季にも「五月雨」という
日本ならではの趣きのある言葉がある。

もう少し先の七夕の頃には「織姫と彦星が逢瀬の後に別れを惜しむ涙」
或いは「逢瀬が出来ずに悲しんで流す涙」と言われている「催涙雨」
「七夕雨」という言葉も・・・

織姫と彦星の話の内容とは全く違っても何らかの理由で「涙雨」を
こぼした人が数多くいることは十分予想できる。

夏が一番好きな私にとってはやはり明るい空から急に降った後で
すぐに止むような夏の雨を表したと言われる情緒豊かな「白雨」に
遇えればいいと思う。

雨脚があまりにも激しい時は雨が白みがかって見える・・という状況に
サッパリとした夕立のイメージが、真正直、潔さ、小ぎれい、身ぎれい、
清廉、往生際の良さなど私の理想とするものと結びつくような気がするから・・・

ショパン: 前奏曲第15番 変ニ長調 Op.28-15 「雨だれ」
ナクソス・クラシック・キュレーション #特別編:雨の日に...]
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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
雨神への感謝に (アナザン・スター)
2023-06-02 13:18:31
神々は、各々の役割を振り中てています。
ナルニア国物語にも、自然からの援けを乞うと視えるのです。
太陽があり、雨神・風神・雷神と伝説だけではありません。
宇宙には不可思議な?否、人間の心で感じての祈りが通じれば視えてくる。

わたくしは、旧暦で暮らすことであらゆる恩恵に感謝するばかりです。
抗わず、妬まず、謗らず、羨まずでありたく。

最近のブログ更新では、勘違い記述が多いです。
月参りは朔日ですが、1日ではありません。
暦の読み方も知らずに、6月を水無月と記載。
七夕も、旧暦での用いにされると晴れてきます。
7月7日は殆どが雨です。
返信する
私のブログは思うままに・・・ (fumiel-shima)
2023-06-02 16:51:15
アナザン・スターさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

初めまして・・という感じがしないのはアナザン・スターさんのお名前を私が交流させていただいている複数のブログ友のコメント欄でよくお見かけしているからでしょうか・・・

宇宙についての壮大さや数々の不思議はよく感じますが、ブログの記事についてはその時に思ったこと、感じたことをそのまま書いているだけですので、神々について全く無知な私はいただいたコメントにどんな返事を差し上げればいいのかわからず困惑しています。

旧暦や二十四節気、七十二候などについてもその由来や説明を聴き、なるほど・・と思い、いにしえ人の知識や知恵に感嘆するばかりなのです。
返信する
旧暦での暮らしは (アナザン・スター)
2023-06-02 18:01:23
ちょっとした誤解をさせてしまいました。
旧暦を知るまでは、体調の異変続きで医者通いばかりでした。
薬を口にすれば蕁麻疹が・・・
呑まないと起きられない。

そういう時に、毎日新聞の日曜版に掲載された旧暦との暮らし。
これだっと思えました。
女性の身体は、生理が切り放せません。
要は、月の満ち欠けや潮の満干潮であれば、身体が楽なんです。
加えて、枇杷葉です。
(琵琶は楽器です)
自然のものに援けられての今日です。
ですので、これらは個人的な思い出もありますので押し付ける気はありません。
唯、違和感は否めませんが・・・
従って、自分の気持ちを素直に記載したに過ぎませんです。

ブロ友さんからの知識や、考え方の相違にも然るべくと感じます。
正に十人十色ですね。

正規のカレンダーにも、旧暦と新暦表示になっていますが、月や星の運行は、旧暦が正しいのです。
況してや、今は卯月ですので、卯の花や忍冬が咲き乱れているのです。

植物への知識も、実際には乏しいものです。
ですので手元に置いて、確認しながら記載です。
テレビは一切観ません。
時間を奪われて、何もできなくなるからです。
世間には疎く、自己満足でしかありません。
でも生かされてのことに、祈りと感謝の日々でいたく思います。

コメントで書いたのは、個人へのことではなく一般的なことへの違和感を覚えたのです。
申し訳ありません。
返信する
こちらこそ・・・ (fumiel-shima)
2023-06-02 18:41:21
アナザン・スターさん、こんばんは。

ご丁寧なコメントをありがとうございます。
私の無知と浅薄な考え方からアナザン・スターさんに不快な思いをさせたのではないかと反省にならない反省をしています。

これに懲りずに今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました。
返信する
お暇つぶしに❣️ (まかろん)
2023-06-02 21:22:42
shimaさん😊
夏がお好きなのですね、shimaさんらしいですね!

私もつい最近まで夏が一番好きでした。
今は・・

あれー、いつの間に夏に
暑い〜とか汗が〜とか思うようになったんだろう・・。

歳を重ねても未だ、夏が一番!と言う、
shimaさんの元気さに拍手です👏

そんな、雨にうんざりしているshimaさんに。

昔、こんな詩を作りましたよ。
2011年7月「静かに降る雨」
https://blog.goo.ne.jp/macaronteaparty/e/2e4f0103f8af5f88352f4445e48094dd

雨は仰るとおり、詩心を刺激しますので、
探してみたら山ほど作っていましたが、
もう一つご紹介させてください。
2013年7月「遠雷」
https://blog.goo.ne.jp/macaronteaparty/e/80e6dd2c02911d08a565990f599c77bf


「遠雷」は電子書籍にも入れたものです。
大のお気に入りですが、繊細な感性のshimaさんには
どうしても「静かに降る雨」も紹介したくて、

探しまわってしまいました😅

書いたのは覚えていても、いつ発表したかは
覚えてなくて。


shimaさんのうんざりな雨の週末に、少しでも
彩りをお届けできたら嬉しいです😊
返信する
二つの詩を読んで・・・ (fumiel-shima)
2023-06-02 23:22:39
まかろんさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

真夏の炎天下が大好きな私ですが、記事に書きましたように「雨」の良さにも心動かされます。
詩的な気持ちが生まれるのはやはり雨ですよね。

「静かに降る雨」をよませていただき、私は次のように思いました。

意を決して違う道を歩み始めた美しき女(ひと)が
相手を責めたり咎めたりすることなく、良き思い出をしっかりと胸に秘めて相手の幸せを願いながら静かな雨を味方(?)にして歩き出すその心と姿が胸に沁みるようです。

そして「遠雷」については状況は違うのですが何故か竹内まりやの曲
「駅」の主人公の女性の姿が瞼に浮かびました。
まかろんさんはご存知かもしれませんが「駅」の歌詞の言葉が
次々と私の胸の中で蠢いています。

さて、二つの塔のその13.が発表されたのですね。
コメントは明日にでも・・と思っています。
返信する
美しい言葉 (夕庵)
2023-06-03 09:03:52
shimaさん、おはようございます。
今更ながらに日本の四季の美しさや、それに伴う言葉になるほどと教えられました。
緑雨、麦雨なんて素敵です!
この言葉で歌を詠んでみたいけど・・・?
雨の被害はなかったですか?
これから暑くなります。どうぞお体ご自愛ください。
返信する
うっとおしい季節になりましたね。 (highdy)
2023-06-03 09:13:45
いよいよ本格的な鬱陶しい季節になってきました。
ショパンなど、音楽には素晴らしいもの、楽しい曲も沢山ありますが、忙しいとゆっくり聴いているわけにもいかず。
Shima さんのお好きな季節もあと1か月余りでしょうか、待ち遠しいことでしょう。
私は海も山も好きですですが、埼玉の場合、山は比較的近いのですが、海が遠いので楽しみが半減です。
連日PCのサポートなどで忙しいので、80歳になったら無理矢理辞めさせていただいてもいいかな?なんで自分では決めています。ご本人はそこまで生きられないのに、私には200歳までとか100歳までとか、冗談にしても無理な話も時々あります。
何事にしても「人生は今を大切に生きること」だと、思い日々頑張っているつもりですが、配偶者のみならず、こうしてブロ友さんの存在が心強いパートナーになっているように思います。
返信する
麦秋も思いだして・・・ (fumiel-shima)
2023-06-03 09:53:13
夕庵さん、おはようございます。

四季のある日本の良さをこんな雨からも感じますね。
確かに緑雨や麦雨という言葉は文字そのものからも音声からもその状況や風情がわかるような気がしますね。

昔懐かしい小津安二郎監督の映画の「紀子三部作」の一つに「麦秋」というのがありますがご覧になったことはありますか?

私が10歳頃に作られた作品のようですから夕庵さんとは大きく時代が違いますが・・・

先日観た「晩春」と共にいつまでも思い出に残っている作品です。
返信する
交流の大切さを・・・ (fumiel-shima)
2023-06-03 10:12:33
highdyさん、おはようございます。

お忙しい中、コメントをありがとうございます。
海の傍で育った私にはやはり夏の海が懐かしく、今も海を見て暮らしたいと思うことがあります。

山口県も宇部を中心に左右(瀬戸内海・日本海)どちらへも海岸線が大きく広く伸びていますね。
以前、highdyさんが紹介されていた「角島大橋」が最近何度もテレビに登場しているのを見てわがことのように嬉しく思いました。
クイズもバッチリ解答できましたよ。

>何事にしても「人生は今を大切に生きること」だと、・・・

仰るとおりですね。
高齢者にとっては体も頭も指先も使うことが大切だと痛感しています。
そして少しずつでも実践できれば・・と。

そのためにもブロ友さんとの交流とそこから得るものは大きいですね。
返信する

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