6434人もの多くの人たちが犠牲になったあの阪神・淡路大震災から
25年。
25万棟もの住宅が倒壊し、負傷者は4万4千人にも及んだという。
誰もがまさか自分の家族や友人が震災の犠牲になるとは思っていな
かっただろう。
昨日は各地で犠牲者を悼む行事が行われたが・・・。
父や母を亡くした若者たちの中には自分の両親の年齢を既に超えている
人たちもかなりいると思う。
被災者たちの苦難の道はどれほど大変だったことか・・・
40数年前に義兄の仕事の都合で神戸へ移り住んだ姉家族達には
大きな被害はなかったが、時々当時のことを思い出し、今も緊張するという。
毎年、この日の追悼行事で思い出すだけではなく、日本各地での避難訓練、
防災訓練はもちろんだがこの『阪神・淡路大震災』の惨状や記憶や教訓は
2011年の『福島第一原子力発電所』の事故や他の自然災害と共に、
私たち一人一人が常に防災に対する意識を持ち、全国各地で次の世代へ
しっかりと語り継いでいかなければならないと考える。
決して風化させてはならないこれらの災害の状況は自分のことと考え、
一人一人が関心を持ち考えていかなければならない筈なのだから…。