ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

八重の桜(2)

2013-09-11 14:38:06 | 映画・ドラマ・小説
このドラマ、お気に入りで楽しみにしていたんですが、
最近、ついていけなくなってきたんです。

理由は一つ。
山本家、冷たくありませんか?

まず、覚馬の妻だった、うらへの態度。
覚馬を頼って京都に行くとき
京都に新しい妻子がいると分かると
うらだけ置いて行きますよね。

今まで散々便利に使っておいて
この仕打ちはないのでは。
若いうちならともかく、この歳で実家に戻すなんて・・・
しかも、子供はしっかり連れて行くなんて。

ドラマでは、うらが自分のプライドで去った、ということになっていたけど
本当にそうなのかな?
おそらく違うよね。

これだけでもモヤモヤしていたのに、
八重の元夫、川崎庄之助の扱い。
罪人になったら、関係を絶ち、
肺炎で死んでも、知らんぷり。
「近所の人々が手厚く葬ってくれたそうだ」という台詞があったけど
死んでもほったらかしだった、ということですよね。

砲術指南だったか何だか知らないけど、
会津ではそれなりの名家だったのでは。
それなのに、元夫が死んでも、(居場所は分かっているのに)
その後片付けにすら人を出さない。
見かねて近所の人達が片付けたって、
これ、よほどのことではないですか。

ドラマだから、色々理屈をつけていたけれど、
それが何だか嘘くさくて。

激動の時代だったのであろうから、
皆、自分が生きるのに必死だったのだと思いますよ。
だったら、そう描いてくれればよかったのに。
自分が生き延びるために、
涙を飲んで非情な決断もしなければならなかった、
そういう描き方だったら、
まだ納得がいったと思うのですが。

利己的な、冷たい一族だなあと思います。
そういう人達がどんな綺麗ごとを言ったって、
心に響くことはないのですわ。

だって、一番大切にしなければならない身内が、
困って弱っているときに
切り捨てるんだもの。

そういう人達は、信頼できない。


にほんブログ村 主婦日記ブログ 子供なし主婦へ
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マンモグラフィーは痛かった | トップ | 抜かれても引きちぎられても »

コメントを投稿