私はまた4月から新しい職場で働いているのですが
そこにも例に漏れずウマが合わない人がおりまして、
その人と接するたびに私の心はすり減っていくのであります。
ただ、私も何十年も生きているので、この手のストレスの私なりの対処法が分かってきました。
今までの阿呆な私は、こういう人を見ると我慢が抑えられなくなり
中途半端な攻撃をしかけた挙句に倍返しされ、ストレスが倍増するという悪循環に陥っていました。
今の私は、この痛い失敗例を糧にして
「ともかく距離を保つ、なるべく接触しない、
そして無駄な衝突はしない」
ということに徹しています。
賢い人は割と早い段階でこの結論に達すると思うのですが
私は何度も地雷を踏み、痛い思いをしてようやくこの境地に至りました。
ストレスはゼロにはなりませんが、なんとか凌げるくらいにはなっています。
ウマが合わないとき、救いになるのは、
自分と同様に感じている他者に出会い共感してもらうことなのですが
(そして、この他者が複数いれば、集団を形成して優位に立てるのですが・・・この集団における優位を利用して嫌がらせをするのがいじめ)
私は集団においては常に少数派なので、この他者に出会う確率がとても少ないです。
そして、よくあるのが、私が我慢できない、許しがたいと思っている点が、
他者にとっては、それほど気にならず、受け入れられていることです。
「まあ、確かによくないけど、ほかにもいいところあるしね」という感じなのです。
そういうとき、一人で怒っても、浮いてしまうだけで、誰も味方をしてくれないのです。
そしてもう一つ、今まで私が犯してしまった阿呆な反応が、
「この人は嫌なところがあるけど、嫌だと感じるのは私が人として未熟だからだ。
この嫌さを乗り越えて、成長しよう。仲良くなれるよう、努力してみよう。」
という考え方でした。
そして、ウマの合わない人にも果敢に接近し、自分でストレスの傷口を広げていました。
私は大切なことに気付いていなかったのです。
自分が嫌だと感じている場合、大抵、向こうも嫌だと感じていること。
そして、仲良くなるには、こちらが一方的に思ってもダメで、向こうも仲良くなりたいと思っている必要があること。
なので、嫌だと感じる人がいたら、接触機会を減らし、衝突しない、これに尽きます。
もしかしたら当たり前のことを延々と書き連ねてしまったかもしれません。
でも、これは、ようやく私が学ぶことができた「大人の対応」の一つです。
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