ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

お店の比喩

2014-08-14 12:08:51 | 雑感
私は、自己肯定感が低いせいだと思うのだが
友人との会話では
自分のダメダメエピソードを
披露して話すことが多い。
また、仕事の面でも、謙遜しすぎて
損をしたように感じることがあった。

先日、遠方の友達に会いに行ったとき
彼女はずっと自分の自慢をしていた。
最初は自慢だなと思っていたのだが
聞いているうちに、
彼女ってすごいんだなと
思い始めている自分に気が付いた。

同じ実力を持っていたとしても
謙遜して自分を低く言う人と
自信たっぷりに振る舞う人がいたとしたら
後者の方が、高く評価されるかもしれない。

自信がある人の方が
人に安心感を与えることもあるだろう。

ちなみに、彼女は
おしゃれもバッチリである。
自分は魅力的と信じて疑っていない。

私は、レストランの比喩を考えてみた。

レストランを評価する基準は、
「料理の美味しさ」とする。
(これが人にとっての「中身」とする。)

Aというレストランは、
洗練された街の一角にあり
新しく小奇麗な店舗で
家具や食器も一流のものを使っている。

これに対し、Bというレストランは
さびれた商店街の端にあり
古くてガタが来た店舗で
100円ショップで揃えた食器を使っている。

Aは、積極的に自分の店の料理を宣伝する。
Bは、「いやあ、うちの味なんか」と謙遜する。

でも、料理の美味しさは、どちらも同じ。

どちらのお店の方が人気が出るだろう?
どちらのお店の方が、高い料金をとれるだろう?

いうまでもないだろう。

今まで、「人間は中身」という言葉を信じ、
愚直にも実践してきたけれど、
見た目を問わず、中身だけを見てくれる人に
まだ出会ったことがない。

社会に出て評価されたいなら、
Bではなく、Aのお店に近づくべきなんだろう。

自慢をするのは性に合わないけど
自分を必要以上に低く言うのは
これから、なるべくやめようと思う。

また、できる範囲で
お洒落にも気を配ってみよう。


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コメント (4)
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