私はおばちゃんなのか

ついにこの日が来てしまった。
「おばちゃん」デビューである。

小学生の子供に
「おばちゃん！」と言われてしまった。

まあ、子供がいれば
「●●ちゃんのおばちゃん」と言われるみたいだし
これは、仕方のない部類にはいるだろう
（と、自分を慰める）

それよりショックだったのは、今日。
初対面の方に、
「さなぎさんと私、同い年ですよ」と言われた。
その方は人事部の方なので
きっと、何かの書類で私の誕生日を目にしたのだろう。

で、大変申し訳ないのだが
その方は私から見て
立派な「おばちゃん」だった。

失礼ながら、
「ああ、私はもう、こんな歳なんだ」と
その方を見て
ショックを受けてしまった。

確かに、最近、写真を撮ると
自分が「おばちゃん」に見えて
心が沈む。

どうやら、「老い」というのは
心より先に体に忍び寄ってくるようだ。

心はまだうら若き乙女のつもりなんだけどな。
残念ながら、見た目の方が先に
老けていくのだわ。

この調子だと、
人生って、思っているより早く
終わりがやってくるのかもしれないね。

今を大切に生きないとね。