娘夫婦が「長野に行ったお土産」と焼酎と野沢菜を届けてくれた。

少し歴史を遡って・四十年ほど前、私達家族は、東京・高円寺で借家生活をしていた時代がある。
その時、奥さんの実家が長野県・野沢温泉で、民宿を営む同僚が居た。
年末始の休みを活用して、家族で行きたい旨を伝えた。
返事は「年末始は、繁忙期で予約で満室」と言うことであった。
そこで、祝日である15日の前後の日程で行けることになった。
その日となって私達、家族(三人)は、野沢温泉にに向かった。
民宿に到着すると、同僚が迎えてくれた。
部屋に案内され、同僚の義母さんがお茶と茶請けを持って来てくれた。
この時に、”野沢菜”が茶請けであることを、義母さんの説明で知った。
野沢菜は”おかず”であった。
茶請けは、お菓子だけでなく、漬物も含むことを始めて知った。
訪れた1月15日は「(野沢温泉)道祖神祭り」で、雪深いなかで観る花火が印象的で、今も思い出される光景となっている。
地元直送の”野沢菜”はその時以来であることから、どの様に頂こうか、今から楽しみである。