え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

溺れるナイフ

2017年06月16日 | 青春
2016年 日本(ギャガ) 111分 青春
監督・脚本/山戸結希 脚本/井土紀州
原作/ジョージ朝倉『溺れるナイフ』(講談社『別冊フレンド』刊)
出演/小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅、上白石萌音、市川実和子、ミッキー・カーチス

(80点) 菅田将暉が最高に美しい小松菜奈のアイドル映画

東京でモデルをやってた小松菜奈だったが家の事情で田舎へ引っ越し。
そこで菅田将暉と運命的な出会いをする。
イケメンと美少女は簡単に付き合いだしキャッキャするが、どうで良い奴によってキャッキャが終わってしまう。
なんとかお互い立ち直ろうとするが・・・。
美しい海の田舎町で短い青春の輝きとその終わりを描きかけた一作。


公開当時は観る気なかったのだが、宇多丸とかとその周辺で絶賛しているラジオ番組を聞いて気になった。
丁度その頃、私の中で空前の小松菜奈ブームが訪れかけていたこともあり、そのタイミングで観たかったのだが、ちょうど公開が終わってしまい、見逃してしまった。
やっとDVDレンタルが出たので観ることが出来た。
見終えた後でレビューを検索したら賛否両論と言うか非のレビューを多く見たが私にはそれなりに面白かった。
ここ最近何本も小松菜奈出演作を観てきたが本格的女優さんなんだろうなーと感じる。どの役もみんな違うのだ。
宇多丸とか菅田将暉をべた褒めしていたので菅田将暉の映画かと思っていたが確かに菅田将暉は素晴らしかったが小松菜奈の映画だった。思ったほど美人には映っていないが素の女の子っぽい演技が楽しかった。
第二ヒロイン男子の重岡大毅も楽しかったし、原作ではもっと重要な役どころらしい上白石萌音もただの友人Aになってない感が垣間見えて上手いとは感じた。
なんかヌーベルバーグやアメリカンニューシネマの青春映画を観てる気分だった。
アイドル映画としては十分。
それ以上の作品になりかけてはいたがアイドル映画どまり。それで十分だけど。
この監督の前作のアイドル主演映画も観たくなった。


(2017年6月16日TUTAYAにて5本1080円)


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