富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

赤龍牙

2014年10月14日 | 青物
台風一過 被害はありませんでしたが
まあ 毎週毎週よくきてくれます

庭の木々はたっぷり雨水を吸い ご機嫌のようです

さて あれから1年

相も変わらず 反りくりまくっている赤龍牙
子も上げず 反るだけの芸

親戚の様な青軸の青龍牙は子沢山

泥と青だけの違いですが なんとなくお気に入りの2鉢です

実生のフウランですが
なぜこんな光合成のしにくい葉裏を表に向けるのでしょう
バイオの突然変異で 葉裏で光合成ができるようにでもなったのでしょうか

この木 間口が15㎝にでもなればと 作り続けていますが
今のところ4㎝位

巨大化すれば 気色悪さ天下一品間違いなし
ゆっくり作り続けます













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建国縞

2014年10月11日 | 建国殿系
あれから2カ月

色々付いていて楽しめる建国縞の株

この建国
自分的にはルビーの出ない 
建国羆錦系かと思っておりましたが

よくよく見れば 親からは建国殿と同じルビー根が
それなら 当たり前のように
派手な子や幽霊っぽい子もルビー根かと思い根先を見ましたが
こちらは泥根 奇々怪々として
なんのこっちゃ よくわかりません

今の所 ルビーを出したのは
親と中斑状の子供のみ
何故 派手子からルビーが出ないのか???

まあ 葉の構造が何層になっているとか 色々で
理論立てて説明はできるのでしょうが

そこまでの興味は どうでもよくて全くなし

私の場合 親がルビーで派手子にルビーがでない
あぁ~ そんなもんなんや ふぅ~んって感じです



















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帝王

2014年10月10日 | 奄美
あれから6カ月

4。5号のでかい鉢に植え替えました
木自体 帝王と言う名の通り すごいボリュームですので
違和感は全くなし

子の株元から希少な帝王冠がでています
すでに完全覆輪になっております

親のボリュームになれば 円窓をしのぐ覆輪に

少しでも健全に大きく育てようと
少々高植えにし 日も十分当たるように
従前の置き枠から吊り枠に移動

この覆輪がついている親木ごと割ってもいいのですが
やはり大きくなって何ぼの物って木ですので
割らずにそのままで

この帝王
ただ大きいだけでなく
奄美には珍しい 大江丸縞のような
木の葉型と言われる木姿
なかなか面白い木と思います
















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紫水晶

2014年10月09日 | 墨芸
あれから10ヶ月
久しぶりの紫水晶

入棚当初 超強日作で機嫌を損ね
それ以来 暗めの場所で養生

新しく来た子に いきなりの強光はきつかったのかもしれません
まだ棚の環境にも慣れていないですしね

さてこの紫水晶
そういうわけで ガンガンに墨を引かせる所までいっておりませんが
影作りでも ご覧のような墨を流します
子供にも墨は継承し 性の良さがわかります

しかし 墨の影響か子が上がりません
ようやく1本といった具合です
成長も遅く増えも悪い
希少品種の要件をしつかり満たしている感じです

来作は 普通の場所に戻し
名の通り 綺麗なアントシアニンと墨を楽しんでみます















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熊鷹

2014年10月08日 | 洋種交配フーラン
あれから3カ月

以前 天葉を虫に噛まれ 成長が鈍化した熊鷹
結構きつい虫だったようで 本来の成長スピードに戻りません

噛まれたての段階で 発見し殺虫殺菌をしましたので
何とか持ちこたえましたが 
これくらいの毒素を持つ虫ですと
ほっとけば天葉が腐って抜けてしまうことも

大体 天葉が半分くらい上がった時に吸いつきます
何故か天葉のみ狙われます

天が枯れだしますので 細菌性の病気のようにも見えますが
殺菌剤をドバドバかけても治りません!!!

東洋蘭の新芽などにあるスッポ抜けみたいな感じです

実は目に見えない?新手の害虫が蔓延し始めているようです
ゾウムシの一種とも言われてますが、、、
お困りの方は殺菌でなく、また殺虫剤のオルトランでもなく
スプラサイトがお勧め 
きつい薬剤で 入手が難しいですが 効果絶大です
希釈倍数は自ら考えてください
(蘭屋さんに聞いてご連絡いただければお話はしますが、、、。)
ここで何倍希釈とか書いて 大事なランが枯れても責任が持てませんので
ただ きつい薬という事はご理解ください

最近では 昔 見当たらなかった変な虫も発生しているみたいです
ボーダーレスの時代ですし 実生も全盛ですので
購入後の殺虫殺菌は欠かせなくなってきました

さてこの熊鷹
天葉に墨を流し始めました
まさか墨が出るとは思いませんでしたが
これで一芸プラスです

純粋なフウランでしたら 喜びも倍増するのですが、、、。














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