富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

吟風 青

2014年09月09日 | 
ほっときゃいくらでも増える吟風青の株立

あまり吟風を沢山買った記憶はないのですが
棚の片隅を占めるくらいになってます
 
周りの鉢に入り込んでいる根をブチブチやって
引っ張り出した 3鉢御紹介

こういう青を作っていますと 吟風がちょろちょろと出てきます

聞くところによりますと
吟風とは黄縞の木を指し 
今回の写真の木は正確には吟風の青

ネットなどでは 青でもなんでも吟風ででていますが

まあ青を付けるより ただ吟風としたほうが売りやすいのでしょうけど

同じことが 羆にも建国殿にも言えることです
芸抜け羆など ネット販売などでは全て羆で出ていますが 正確には羆の青
 
建国に関しては 今回の役員会で整理できたようで
紺覆輪を 建国殿(旧建国殿羆)
縞を 建国縞(けんこくのしま)
青を 建国青(けんこくのあお)
となったようです
いずれ会報か何かで 発表されるでしょう

さて吟風ですが
それぞれの芸により
他に薫風、観風などなどあるようです
詳細は一度 吟風に詳しい蘭国さんに整理してもらいましょう

作っていると 色々な芸が出てくるのが吟風
先日も九州でとんでもない吟風を見ました
売ってもらえませんでしたが、、、

うちの木も ちまちまと変化種を生んでおりますが
今回ご紹介の青の株3鉢からは 
いわゆる吟風が出ているのみ

墨の多い小型の木からは 墨だらけの白縞も生まれましたが
ただ あまりに墨がきつく成長も遅く 根も伸びず凝りまくり
適度な墨の方が作りやすいようです
またそのうちご紹介いたします

いずれにせよ 増えがよく安くなった吟風グループ
集めて楽しむには良い時期になりました


この株からは いわゆる吟風が



この株も吟風が出ています



この木は墨が多く萌黄縞を流す薫風タイプ
芸が甘く 薫風にはなりきれてません
この薫風擬きからはピシッとしない白い縞が出てます


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