富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

大富貴

2010年11月12日 | 
あまり見かけない大富貴です。

大富貴は派手覆輪に成りやすい為
本来の縞柄を探し ようやく手に入れた縞の大富貴。

しかしご覧のように突然覆輪へ
がっかりです。
一番子が幽霊で出た時にいやな予感がしましたが
見事的中。

天がこうなると もう縞最上の子を望むのは無理というもの。

一概には言えませんが豆葉の縞などを作っているとよくわかりますが、
親の天が青で出ますと十中八九青の子を出しますし
天が派手であれば派手子がでるようです。
お互いの成長点どうし何らかの因果関係があるのでしょうか。


青軸青根とも言われますが軸にはうっすら泥が乗ります。
柄行きが良く似ているこの系統の木には
月輪や薩摩錦、大隅錦がありますが
同様に覆輪に変化する性質のようです。

昭和45年に鹿児島で山出しされた
結構古い品種ですがあまり見かけないのは
覆輪から幽霊になり倒れるのでしょうか?



大富貴は  榊 莫山先生 の命名です。

富貴蘭普及の為にご尽力され
本年10月3日にご永眠されました。
ご冥福をお祈りいたします。




突然 覆輪に


柄行きが薩摩系ですので子はあと2作ぐらいまちます 駄目だったらポイ


結局 覆輪

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