富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

羆 日本富貴蘭会 会報第二号 

2012年06月19日 | 
ちょこっと覗いたヤフオクに出品されていた
平成4年度会報 富貴蘭第2号です
家の何処かにあるはずですが買ってしまいました

この2号に羆についての解説がありました
貴重な資料ですので本文のままアップさせていただきます

ちなみにこの表紙の写真の羆 
今迄の富貴蘭史上最高値で取引された一鉢かと

どこからどう動いたかは伏せますが 
もう時効ですので表しますと

その額 4500万
1芽あたり1500万




原文のまま


羆(ひぐま)の解説

 葉型並み、葉肉厚く強く、出芽雪白で紺覆輪ですが、
後雪白の地色は次第に青を含む薄鼠色に変わり、地と紺
覆輪の境目には白餅線を表し、薄鼠色の中斑は次第に
美しい黄色の雲が広がり、付け付近にも綺麗な黄色の
腰斑を懸ける。
 葉裏には墨を流し皴線を生じ、軸には紅を挿し、根
はルビー色と当に生きた宝石です。
 産地は、三重県の五十鈴川流域で明治初年に発見さ
れたと伝わりますが、芸の継続性が悪く新子は、派手
な物、無地物を生むことが多く現在10数鉢と思われ
る。付け月型、泥軸、ルビー(赤)根。

                                
と解説にあります

夢多き富貴蘭です
先人の幾多の想いを引き継げることに感謝









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