富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

大波青海縞

2010年11月13日 | 豆葉縞
先日の上野の展示会で無理やり買わされた? 大波縞です。

もうここまで来ると豆葉の縞も何でも有りです。

ざっと考えるとほとんどの豆葉に縞が存在するようで
昔、錦麒麟が出た頃とは大違いです。

今後の業界の中心になるのは間違いないようですが、、、

以前と違い、最近は余裕をもって豆葉の縞を
見れるようになりました。
まぁ、金剛宝と錦麒麟だけあればいいかって感じです。

一時は豆葉の縞を追いかけた時代もありましたが
贅沢なことにすでに豆葉の縞も覆輪の時代に突入したような。

時代の移り変わりが早くついていけません。


そこで豆葉の縞の購入について一言。

ほとんどが実生苗ですのでビンだし直後は勿論のこと
最低でも2,3年経って外部環境に慣れ柄行きの決まった木をお勧めします。
実生苗は柄の変化が激しく柄が2年目で消えたり
幽霊になったり思うようにいきません。
確実に柄行きが確定した木を買うべきです。

理想は縞から出た縞の割子です。
親が縞でも青しか出さない実生木もありますので。

値段が値段ですので源平は勿論、片柄も避けたほうが無難です。
結構青の子や幽霊もだしますし。
青が出ればただの豆葉、桁が2つから3つ変わります。
柄が偏ってなければそれなりの子も期待できますので
高い出費ですが最上をお勧めします。


この木は株の時に何度か見た事がありましたが
大波にはトラウマがありまして敬遠していたのです。

トラウマとは大波は植えにくい!
葉の折り下げがきつく葉先が化粧苔にひっかかり
うまく植えれず株立ちはいつもイラッときてバラバラに。

単純なトラウマです。


大波の縞からの割子


豆葉の縞としては理想的な柄行きです





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