何故事実や現実・本当ことを知ろうとしない？聞こうとしないのか？

人は自分に都合に良いものを信じるが、都合の悪いものは信じない

フィリピンでのエビの投資事業を装った「ワールドオーシャンファーム」（破産）による巨額詐欺事件があった。私らからすると、何故こんな嘘のような話に乗って、何百万円も出資するのか理解できないけど、よく考えてみると、育毛の世界でも同じことが起こっているのに気が付く。

ビジネスを知っている人なら、ほとんど引っかからないだろう

詐欺に引っかかるのは、多くの場合中年以上の高齢者で、なおかつ、商売をしたことがない人やサラリーマンをしていて定年退職した人が多いのではなかろうか？

自分のお金でビジネス＝商売をしてきた人なら、世間にはどれだけ話は美味しいけど、中身が危ないものが多いのかを知っているし、何度か引っかかったこともある人も多いだろうから、投資の怖さも知っているし、ビジネス＝商売の難しさや厳しさも身を持って知っているはずです。

だから、儲かればラッキー程度で小額なら投資するだろうけど、何百万もの金額を投資する人は、非常に少ないのでは？と思う。

美味しい話しかしないのは、提供側が事実や現実を知らないか、“あなた”を騙しているか、提供側が儲けることしか考えていないからです。

まぁ、騙される人は自分の都合でしかビジネス＝商売を考えていないだろうと思う。

実は、これって育毛の世界でも一緒です

たくさんの情報があるけど、ほとんどの情報は、美味しい効果しか訴えていない。まるで、宣伝広告を見ているように間違ってしまうほど、出している情報は効果ばかりで、デメリットや駄目な情報を出していない。

そうなってくると、その情報を見る人は、まるで魔法でもあるかのような錯覚に陥り、自分の都合でしか情報を判断しなくなってしまうのだろう。

そんな情報商材購入者から相談が増えている

情報商材の全てが全て悪いとは言わないけど、「これでもか！」と言うくらいに信用させるべく手を打っているのには閉口してしまうものまである。

100人に売ってクレームゼロなんてあり得ないし、ましてや、例えば2000人に売ってクレームゼロとか、例えば4000人に売ってクレームゼロ、なんてことは普通に考えればあり得ない数字なのに、こんな数字を信じて、痛い目に会って、何も信じられなくなっている人が本当に多い。

事実や現実を言うと買わない

ところが、こんな痛い目に遭った人に事実や現実を言っても信じないし、事実や現実を言うと、ものを買おうともしない。

1万円とか2万円出して騙されているのに、事実や現実を書いていると、4,000円とか8,000円出して自分のことをちゃんと知ろうとしない。

「お金が欲しい」「毛を増やしたい」気持ちは分かります

誰だってお金が欲しいし、毛を増やしたいものだ。気持ちは分かります。でも、お金儲けでも、育毛でも、事実や現実と言うのが現に存在するのだから、“あなた”にとって嫌なことでも、ちゃんと向き合うことが必要です。“あなた”の都合に合わして毛が減っているわけでもない、増えもしないのです。

そうでないと、お金儲けも育毛も成功しません。

財産を無くしてしまう前に、毛を無くしてしまう前に、まずは“あなた”の事実や現実と向き合ってください。
無くしてしまうと、取り返しが付きませんからね。