育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



抜け毛に関しては、夏になる時期を含めてこのブログでは何度も取り上げています。事実として抜け毛が増えて薄毛になり毛が無くなっていくので、抜け毛が増える季節になると抜け毛で煽るような広告がたくさん出てきます。



【ナイスタイミングの抜け毛に関する「世界一受けたい授業」】


いやーさすがにTVですね。季節柄抜け毛が増える時期に合わせて6月17日の「世界一受けたい授業」で「抜け毛と薄毛」に関する番組を放送するのですから。さすがと言えばさすがです。


でもまあ、番組の中身を拝見する限りでは、抜け毛や薄毛に関することではなく、綺麗な髪の毛を維持するにはどうするのか?と言うのがテーマだったように思います。


多少は女性が薄毛にならないヘアケアの方法を解説していましたけどね。でもね。放送内容を拝見して思いましたが、この内容の中で一番肝心な部分=薄毛になる原因やカラーやヘアケア製品に関してはほとんど触れなかったので、「半分だけだな?」と思って見ていました。


【夏に抜け毛が増えるのはなぜか?】


これが本当に大事なことなので、気温が上昇すると抜け毛が増えるのはなぜか?について詳しく解説するのか?と思いましたが、ほとんど触れなかったですね。


夏場=気温が上昇すると抜け毛が増えるのはなぜか?それは以下の2点です。



  • 外気温が上昇し始めると、体の中に溜まる熱を外に放出する力が働く

  • 熱を放出する為に毛穴が開く


当然、外気温が上昇すると乾燥しやすくなるので、それを防ぐ為に皮脂の分泌が増えるようになります。


さすがに、世界一受けたい授業に出ていた医師は、皮脂が増えるから抜け毛が増えるとは解説していなかったと思います。ここで、そんなことを言っていたら、「なぜ皮脂の分泌が増えるのか知らないのか?」と思いっきり批判していたのですがね。


【毛は抜けて生え替わるから本数を維持できる】


抜け毛は気温が上昇すると増えて、下がると抜け毛は減ります。中には、年がら年中抜け毛の多い人もいれば、年がら年中抜け毛の少ない人もいます。


そんな抜け毛の多い少ないがあっても、ちゃんと成長している毛が抜けて生え替わっているから、薄毛にはならないのです。


この抜け毛の多い少ないは、維持できている総本数と生え替わる本数が多いのか=毛の成長期が短いか、生え替わる本数が少ないのか=毛の成長期が長いか、によって差があり、とても個体差のある部分です。


毎日洗髪時に30本とか40本くらい抜ける人もいれば、洗髪時に1本とか2本くらいしか抜けない人もいますから、抜け毛の多い少ないでは何の判断も出来ないのです。


【抜け毛が増えて薄毛になるのはなぜか?】


でも実際上は、抜け毛が増えて薄毛になる人が多いので、抜け毛のことで煽るような情報やTVの特集・広告が多いのです。


毛が抜けるのは異常なことではなく(脱毛症以外は)、普通に当たり前にあることです。


にも関わらず、毛が抜けて薄毛になるのは、抜けた毛と同じ太さで成長期の毛に生え替わらなくなっていることと、そんな毛にしか生え替わっていないので、抜けた後に残る毛は細い毛や成長しない毛ばかりになっていくからです。


【抜け毛の本数より大事なこと】


ここまでで抜け毛が増えても、抜ける毛と同じ太さで成長期の毛に生え替わっていれば何の問題もないのが分かるでしょう。薄毛になるのは、抜ける毛よりも細い毛と成長期が短くなった毛に生え替わっているからです。


と言うことは、抜け毛の本数ではなく、どんな毛が抜けるようになっているのかの変遷がとても大事になってきます。


細い毛の割合が増えてきているのか?減ってきているのか?成長しない毛=先細りの毛の割合が増えてきてるのか?減ってきているのか?を1か月や2ヵ月ではなく、せめて半年~1年くらいの期間でどう変化しているのか?を見ることが大事ですね。本数じゃなく割合の変化です。


ご自身での判断が難しいとお感じの方には、ご相談を承っています。以下にてご遠慮くなくご相談下さいませ。





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