【湯シャンをしているのに】湯で頭皮と髪の毛を洗うやり方は、100%頭皮や髪に作用を与えるものでないので、頭皮に負担になることはなく、続けていれば頭皮も髪の毛ケア前よりも綺麗になっていきます。
少なくても悪化するようなことはありません。
ただ、あるとすれば髪の毛の表面を綺麗に魅せるケアばかりをしてしていた人の場合、綺麗に魅せる為に髪の毛に付着している成分が取れていくので、悪い髪質が表面化します。
まるでメイクを落とした後の素肌のようになるのです。
頭皮の皮膚の場合は、痛んでいる表面の部分が剥がれて、新しく生まれ替わっていくので、普通は綺麗になっていくものです。
ところが、最近のご相談者の中には、湯シャンのやり方も悪いのもありますが、頭皮が脂漏性湿疹や皮膚炎じゃないの?と感じる頭皮になっている人がいるのです。
【シャンプーが残留している場合】こんな人の頭皮をお湯で洗うと、二つのパターンがあります。その一つは、シャンプー剤が残っている場合。
1か月以上湯シャンをしている場合は、シャンプー剤が残っていることはないのですが、2日とか3日くらいしか湯シャンをしていない場合には、残っていることがあるのですね。
そりゃ、頭皮が脂漏性湿疹・皮膚炎みたいになりますわ。中には湯シャンをしているが、セットする為にジェルを使っている人もいて、そのジェルが頭皮を痛める原因になっている人までいました。
これらの人の場合、お湯だけで洗うと溜まったお湯が洗濯槽のように泡立つのです。一時期、そんな人が減っていただけに少々驚いています。
【湯シャンのやり方が悪い場合】湯シャンのやり方が悪い場合もあります。シャンプーを使う場合は、シャンプー剤の力があるので、簡単に洗うだけで汚れは落ちます。
ただし、シャンプーしながらのマッサージは絶対にしてはいけません。汚れを落とす為の界面活性剤を皮膚にこすり付けることになるので頭皮を痛めてしまいます。結果本物の脂漏性湿疹・皮膚炎になってしまう可能性が高まります。
シャンプーを使えば簡単に洗髪は出来ますが、お湯の場合洗浄力が0%なのだから、ご自分の手と指を使って洗わないと駄目なのです。
やり方は、拙著「髪は増える!」に記載しているすすぎのやり方を2分程度行えば十分です。この時必ず指で髪の毛をしっかり梳き洗いしておかないと皮脂が髪の毛に残ってギシギシになります。
湯シャン前に櫛を通して髪の毛表面の汚れと皮脂を落としておくと良いです。
髪の増え方髪の毛が増えるには増え方があります。発毛して増えるのではないし、抜け毛が減って増えるのでもありません。発毛させて毛を無くし、抜け毛を減らして毛を無くしている人が多いのです。
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