育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



こんなことを書くと、「フィナステリドやデュタステリド・ミノキシジルで見違えるように増えている人がいるじゃないか!YOUTUBEなんかでは写真付きで公開されているじゃないか!そんなことも知らないのか?」


以上のような苦情と言うかクレームと言うか批判が山のように来るだろうな?と思っています。



■ミノキシジルは25年の歴史と実際


ミノキシジルが日本で認可されたのが1999年です。日本でミノキシジルを使用した育毛剤が発売されて25年の年月が経過します。発売される前の評判は、「発毛率80%!日本からハゲがいなくなる」と言われていたのです。


私の友人や知人との話、ビジネス系のセミナー等での名刺交換した方々との話では、育毛に関して聞かれることが多く、ミノキシジル系育毛剤を使っている人や使ったことのある人ばかりと言っても良いくらいでした。


当時のご相談者の中の8割くらいは、ミノキシジルの塗布薬を使っていました。


それでハゲがいなくなったのか?と言えば、そんなことはなく、効果がないだけでなく痒み・赤み・フケ・大量の抜け毛に関する相談ばかりだったのです。


認可後25年の年月があるのですから、当時30歳前後~40歳前後までの男性で髪の毛に不安を持っていた人の多くが使ったことがあると言っても過言ではないでしょう。


と言うことは、今の50歳以上の男性なら一度はミノキシジルの塗布薬を使ったことがあるのです。今現在50歳以上の男性のハゲが減っているのか?増えているのか?効果があり日本からハゲがいなくなるとまで言われていたのですから、減っていてもおかしくはないですよね。


■フィナステリドは20年の歴史と実際


同時にフィナステリドも認可されたのが2005年頃だったと思うので、20年以上も発売され販売の実績があります。


この薬に関しても、ミノキシジルと同様に飲用した経験者や現在飲んでいる人がとても多いです。


爆笑問題のCMの影響もあり、美容外科に通っていた人が多かったようです。ご相談者の中には美容外科に通った経験者もいらっしゃるので、お聞きすると「待合室は一杯で薄毛じゃない人までいた」らしかったのですね。


ミノキシジルと同様、今の50歳以上の男性に薄毛の人やハゲが減っているのか?どうかですね。


ミノキシジルにしろフィナステリドにしろ、医薬品であり病院で処方されるようになったのですから、医療が絡んできているのだから薄毛やハゲの人が減っていないとおかしいですよね。


あくまでも昭和の中頃から令和6年まで生きてきたこのブログの管理者である育毛の道案内人からすると、育毛の薬が認可され医療が育毛に絡み始めてから、薄毛やハゲの人が増えているように感じるのです。


街行く人の頭を後方から視ていると、40歳以上の男性にやたら薄くなっている人やハゲになっている人が目につくのですね。


女性も同様で、女性の薄毛が目立ち始めているのです。


男性も女性も共通しているのが、薬が広まるのと同時に、頭皮や心身が薄毛を治せないくらに難儀な状態になってしまっているご相談者が増えているのです。


なぜウイッグや増毛の広告が多いのか?を考えてみれば分かると思います。


■薬ではなく自分の体が病気を治す


その理由は、人の体のことを医薬品で治そうとすることにあるのではないか?と思うのです。頭皮や抜けている毛の状態を見ての感想です。


ミノキシジルやフィナステリドには、効果がある人はいらっしゃるでしょう。それも見違えるような効果に繋がることもあります。薬の力に頼る方法になるので、弱っている頭皮や心身への作用や負担が強く大きくなるのだと思います。


簡単な例えなら、風邪を引いた時のことを思い出すと言いでしょう。風邪はウイルスに感染して発症します。が、普通はご自分の免疫の力が、ウイルスが侵入してきても退治しますので風邪を引くことはありません。


体を冷やしたり・疲れが溜まったりして、ご自分の免疫が衰えた時(薄毛なら頭皮や心身が衰えて血行が悪くなった時)にウイルスに感染しやすくなり(毛母細胞の働きが弱くなり)風邪を引く(毛の生育が悪くなる)のです。


薄毛はウイルスに感染するわけではありませんが、毛母細胞の働きが弱くなると言い換えることもできます。全て人の体の内部の力=血を巡らす力=血余だからですね。


風邪も薄毛も、ご自分の体が治すのです。薬に頼るとその副作用でさらに弱っていくものです。


■ご自分の頭皮と心身の血流の力回復


風邪を治すなら、冷えた体を温め・疲れた体を休ませて、ご自身の免疫力を回復させる必要があるのです。すると自然に風邪は治っていきます。


この時、薬で熱を下げるとか諸症状を抑えることをしていると、すっきりと治りませんし、治るのに長引いたりします。


薄毛も同じで、薬に頼る方法を採っていると、1年2年は効果があってもその後に続かないことが多く、効果が無くなってくると手の施しようがなくなることが多いです。


理由は、薬での効果は薬の力があってのものなので、薬の作用でご自分の頭皮や心身に自力が無くなっていくこともあり、もしくは薬での抑えが効かなくなってくることもあり、何をやっても防げなくなるのです。


一言書いておきます。ここで言うところの薄毛とは頭皮全体のことを想定しています。生え際のM字とか、局部的な毛の生え方の変化は想定していないことだけはご理解下さい。人の体は変化するもので、変化を防ぐことはできないのです。


また、男性の中で10歳代後半から25歳前後までに毛が無くなってしまう(薄くなるのではなく無くなるです)場合も対象外です。




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