脂漏性湿疹・皮膚炎の完治って何で判断するのでしょうか？フケや痒み・湿疹が治まれば完治したと言えるの？

脂漏性湿疹・皮膚炎が完治した？

つい先ほどメールでご相談下さった方の中に、「1年ほど前に脂漏性湿疹になって今は完治した」とおっしゃる男性の方からのものがありました。
でも、ご相談内容を見てみると、どうも脂漏性湿疹が完治したのではなく、ぶり返したか、こじらせているような症状を記載されているのです。

何をもって完治したと言っているのか？とても不思議で、かつ、脂漏性湿疹を患いながらも、育毛剤を使っていたらしいので、どちらかと言うとこじらせている可能性がとても高いです。

前回も脂漏性湿疹・皮膚炎について書いているので、そうではない人にとっては、「もっと他のことを書いてくれよ！」なんて思っていらっしゃるかもしれませんが、明日は我が身ですから、読んで下さいね。

何故、脂漏性湿疹になる人が多く、なかなか治せないのでしょう？

それは、食生活が悪すぎることと、清潔にすることを煽るような広告・宣伝、人間の体を無視しているような育毛理論によるところが大きいです。

この３つとも、人災と言ってもおかしくないですよね。
人災ですが、自ら選択することもできるので、避けることも可能なのです。
（食生活・洗髪に関すること・体の仕組み等々は、このブログやメールマガジンで、常にどこかで書いているので、ご参照下さいませ）

東日本大震災があってから、どれだけ日本人は恵まれた生活をしていたのかが良くわかります。被災地の方々は、選択することができなのです。「今、そこにある水を飲まないと生きていけない。今、そこにあるおにぎりを食べないと生きていけない。お風呂に入りたくても入れない。」。こんな状況の中で避難所での生活を送っていらっしゃいます（現在は、少し改善されてきているようですが・・・。応援していますよ。）。

これからは、救助・援助からそして復興へと移り変わっていきます。そんな時に、意味のない自粛は止めて（自粛することで何かを生み出せばいいのですが）、普通の生活に戻り、普通の経済活動を続けましょう。そうしないと、被災地も潤いませんし、復興にかかる費用が出てきません。

今回のご相談者もしてはいけないことをしている

脂漏性湿疹・皮膚炎の頭皮は、刺激物は厳禁です。育毛剤は、アルコール基材なので刺激物です。また、殺菌作用の強いものも刺激物に入ります。

治ったか、治っていないのかを確認せずに、育毛サロンに通われているらしいので、相当危ない状態になっています。
治ったかどうかの判断はとても難しいです。
1年経過しても、脂漏性湿疹・皮膚炎の症状が出なければ、一応は完治したと思えますが、100％大丈夫だと言えません。再度、以前の生活習慣に戻ると、すぐに再発する可能性もあるので、1年程度では安心できないのです。ただし、人によりますが1年未満でも完治してしまう人もいます。だから、判断が難しいのです。

症状が出なくなっても、何年も淡々と続けることが大事なんですね。症状が出なくなったのを維持するケアは、簡単ですし費用も思ったほどかからないです。

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