育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



抜け毛で悩む時間は無駄な時間

世間一般的には、「抜け毛の悩み」とか言って煽られている方が本当に多いです。その多い中から女性の方がご相談のお電話を下さいました。

お話をお聞きすると、薄毛で悩んでいるのではなく、「抜け毛のことが気になって10年近く悩んでいるのを何とかしたい」とのこと。きっかけは、ネットで見た情報だったようです。

よくあるパターンですね。ネット上の「どこの」「誰で」「何をしている人か」分からない人の情報。その方が見た情報とは次のようなものだったらしいです。
【細い毛や短い毛が抜けていると危ない!】
一見危ないように思えるのでが、ここには条件がたくさんあって、その条件に当てはまっているから危ないのであって、当てはまっていなければ全く危なくないのです。

お電話を下さった女性の場合、条件には全く当てはまっていなかったので、「細い毛や短い毛が」10年くらい抜け続けているのに、全く透けていませんし、薄毛にもなっていなかったのです。

ただ、ご本人は気になり始めたら徹底的に極めないと駄目な性格らしく、10年も悩んできたのでここらで踏ん切りを付けたかったらしいです。その為に本当のことを知っている人に、ちゃんと教えて欲しくてお電話を下さったのでした(有料ですよ)。

弊社には、男性ですがケアを始めた時には、温水洋一さんくらいの薄毛に近い方がいらっしゃいます。その方がケアを始めて2年を過ぎた頃から、急に毛が濃くなってきて、明らかに本数も増え始めたのです。

すると抜け毛はどうなっていったかと言うと、抜け毛の本数は異常なくらいに増えて(相談室で洗うだけで50本以上抜けます)、かつ細くて短い先細りの毛の割合は7割8割なのです。細くて短い先細りの抜け毛が多いから危ない!とは言えない事例です。

細い毛や短い毛は誰でも抜ける

ここからは、その女性の方に助言した内容を元に記述します。その女性の方が読めば、少し違う内容も出てくるかもしれませんが、概ね同じようなニュアンスで書いています。

人は人形でも機械ではありません。血の通った生身の体です。生きていると言うことは、100人いれば100人の違う人がいて、1000人いれば1000人の違う人がいるのです。また、同じ手でも右手と左手を見比べた時、100%全く同じと言うことはなく、良く似ているが少し爪の形が違っていたり、少し指の長さが違っていたり、皺の寄り方が違っていたりするものです。

これは、髪の毛も同じで、100人いれば100人の違った髪の毛があり、人の頭に生えている毛でも全て同じものはないのです。ただ、肉眼で見た場合や顕微鏡で見たくらいでは細かい違いが見えないだけですね。

毛も全ての毛が同じ太さで同じ長さまで伸びるなんてことはありません。生き物ですから、何割かは細いまま抜けてしまったり、成長せずに抜けてしまうこともあります。大雑把に言ってしまうと。2割3割くらいの毛は細いままで抜けてしまうし、短く抜けてしまうのです。

問題になるのは、長年細い毛や短いの割合は2割とか3割とか推移してきていたのに、少しずつ増えてきている場合です。男性なら2年3年くらいかけて、女性なら4年5くらい年かけてです。

そんな場合だと、たいてい頭頂部が少し透けて見えるようになっていて、パカッと分け目が割れるように見えるようになっていることが多いです。

ただ、最近は抜け毛に煽られている人が多く、少なければ良いと思っているので、抜け毛少ないのに透けている人や薄毛が進行している人、毛が生え代わってきてもベッタリと寝てしまってボリウム感のない人が多くなっています。

抜け毛の本数は個人差があり多い少ないでは分からない

抜け毛の増減は、毎日洗髪している人が多いので誰でも毎日目にしています。その為、抜け毛の多い少ないにとても敏感になっている人が多いです。

ところが、抜け毛が急増して薄くなる人もいれば、抜け毛の本数は変わらないのに薄くなる人もいて、抜け毛の増減と薄毛の発症には、因果関係がないのがわります。また、年がら年中抜け毛の多い人もいて、そんな人は抜け毛が減ってくると透け具合が広がります。

抜け毛の本数は、個人差が激しくく季節による増減もあり、抜け毛が多いから悪いとは言えないのですね。

ところが、このブログを読んでいる人の中にも「いや、私の場合は抜け毛が急増してから薄くなったのだから、抜け毛の増加が薄毛の原因だ」とおっしゃる方もいるでしょう。

そんな方にお聞きします。

それでは抜け毛が急増したおっしゃる時よりも前は、どのくらいの抜け毛で年がら年中抜け毛が少なかったのですか?その少ない抜け毛の中身を見たことがありますか?

この質問に明確に答える方はいらっしゃるでしょうか?
明確に答えることが出来る人は、たぶん嘘を言っていると思います。理由は、抜け毛が急増した時のよりも前のことを覚えている人はいないからです。
ほとんどの人は、抜けている本数を感覚的なもので主観でしか見ていません。特に中身の変遷をちゃんと見ている人なんてまずいません。ここをちゃんと見ている人がいれば、抜け毛の本数の増加は結果であって原因でないことは分かるはずです。

何か原因になることが積み重なっていて、結果として抜け毛が急増して、薄毛と言う症状が表面化しているのです。
抜け毛の増減をみて判断しているようでは、何の解決策は出てこないと言うことですね。

ちょっと話がそれてしまいましたが、ご相談下さった女性の方、お分かりになりましたでしょうか?
それでは!


コメント ( 0 ) | Trackback (  )



« 頭皮の改善以... 育毛はケアを... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。