220530:柳美里『JR上野駅公園口』がいい
■以下、テレ朝ニュースからの引用です。――日本赤軍の重信房子元最高幹部(76)が28日朝、懲役20年の刑期を満了して出所しました。(中略)重信元最高幹部は日本赤軍の解散を宣言していますが、現在も7人のメンバーが逃亡していることなどから、警察当局では出所後の動向を注視しています。――問題は最後の部分にあります。刑に服していないかっての仲間が、まだ7人も逃亡中なのです。■柳美里(ゆう・みり)は、『フルハウス』(文春文庫)を推薦作として紹介しています。しかし最近読んだ 『JR上野駅公園口』(河出文庫)が印象的で、紹介したいなと思っています。本書はアメリカで最も権威のある文学賞のひとつ、全米図書賞を受賞しています。■簡単にストーリーを紹介します。以下、WEB河出からの引用です。――本作は福島県相馬郡(現在の南相馬市出身)で、1964年東京オリンピック前年に出稼ぎ労働者として上野に上京、高度経済成長ののち、そこでホームレスとなった男性が主人公。柳美里さんが一貫して取り組んできたテーマ「居場所のない人に寄り添う物語」です。
山本藤光
■以下、テレ朝ニュースからの引用です。――日本赤軍の重信房子元最高幹部(76)が28日朝、懲役20年の刑期を満了して出所しました。(中略)重信元最高幹部は日本赤軍の解散を宣言していますが、現在も7人のメンバーが逃亡していることなどから、警察当局では出所後の動向を注視しています。――問題は最後の部分にあります。刑に服していないかっての仲間が、まだ7人も逃亡中なのです。■柳美里(ゆう・みり)は、『フルハウス』(文春文庫)を推薦作として紹介しています。しかし最近読んだ 『JR上野駅公園口』(河出文庫)が印象的で、紹介したいなと思っています。本書はアメリカで最も権威のある文学賞のひとつ、全米図書賞を受賞しています。■簡単にストーリーを紹介します。以下、WEB河出からの引用です。――本作は福島県相馬郡(現在の南相馬市出身)で、1964年東京オリンピック前年に出稼ぎ労働者として上野に上京、高度経済成長ののち、そこでホームレスとなった男性が主人公。柳美里さんが一貫して取り組んできたテーマ「居場所のない人に寄り添う物語」です。
山本藤光