掟破りの暑い夏も、やっと旅立ちの準備を始めたのだろうか。
お盆も今日で幕を下ろし、
つかの間の休日を愉しんだ父も母も
しずかに還って行ってしまった。
送り火を焚いた。
逝く夏を惜しむかのように、
還り往く魂が別れを惜しむかのように
炎は燃え盛った。
終戦記念日でもあるお盆の最終日、日本全国でしずかな夜が過ごされていることであろう。
愛する人が居なくなるという
何にも代え難い辛さを見知っているならば、
二度と戦争は繰り返してはいけないのだ。
こんな田舎者の無骨なおじさんだって判る理屈なのに
軍需産業に携わる商人は、虎視眈々とその機会を狙っている。
政治家のバックに誰が付いているのかを見分ければ、すぐに判ることでもある。
アメリカならは戦争を国家戦略にしたがる人々、
最近ではブッシュ親子のバックはロッキード社あたり・・・。
監視の目を光らせなければならない。
腰抜けと云われようと、非国民と罵られようと
戦場にはいかない。
というより、その前に、
年齢制限に引っかかるか・・・。
できれば昨日の線香花火とか送り火のような
平和な炎であって欲しいものである。
さて、今夜は久しぶりのYoutube
秋の歌なのだけど、毎年夏の終わりになると
いつもこの歌を思い出してしまう。
<!-- 旅立つ秋 松任谷裕美 -->