思えば7年前にこのブログを始めた第一話は
「愛犬レオンの憂鬱」というお題であった。
それから時折このささやかなブログに登場してくれたのである。
そのかけがえの無い我が家の「護り主」ともいえる彼が
とんでもない危機を迎えているのである。
ここ半年は寝ていることが多くなり、それは老境に差し掛かったからだと勝手に決め込んでいたのが飼い主失格の第一と反省してももう後の祭りなんである。
本来ならば即入院の処だが、淋しがり屋さんの彼のことをドクターが慮ってくれての自宅療養。
今日も病院で皮下注射を何本か施されたのだが、体力はその注射で僅かに繋がっている状態なのだ。
何しろ、口からモノが入らないのだから困ったものだ。
生命のか細さを、手繰り寄せながら薄氷の湖の上を歩いているようなもの。
それでもFacebookに彼のことを載せたら、たくさんの心ある方々から色んなアドバイスを頂いて、とても助かった。
口から食物や水が入らない時は注射器で口から飲ませるのだとか、その時にはこのドリンクが良いとか・・・・
ところが、今のご時世注射器が薬局に売ってないのだ。
困り果てて、ある薬局で事情を話すと、売り物ではないのであげると云われて1本入手できた。
適切な指示を頂いたので早速試す。
すると、どうしようもなかったのが、何とか飲ませることができて、こんなに嬉しかったことはなかった。
状況が変わると、当たり前のことがこんなにも嬉しいものかとしみじみ思わされた。
人様の情けが身に沁みる。
昨日よりは少しマシな状態で今日も命を繋いでくれた。
明後日には予約してある山口大学動物医療センターでMRI
そこで光を見出せれば良いのだが・・・・・。
頑張れレオン・レオン・レオン