再度記事アップにチャレンジ・・・・・・。やるぞぉ・・・・っと。
今日18時30分から九州ひぜん信用金庫で開催された職員向けの「佐賀県がん予防出前講座」のことを一所懸命にレポートしたいと思います。
この企業向け出前講座は佐賀県とNPO法人クレブスサポートさんの主催によるもので、県内事業所向け講座としては三社目だということで、私たちの「ひぜしん」を選んで頂いたのには、色んなご推薦もあったらしく、実に有難いことでした。
講師の先生は佐賀大学医学部付属病院の腫瘍内科のDrでがんセンター長のご要職にあられる木村晋也先生。
ドイツはフランクフルトに留学されたこともあられ、とても優しそうなお方でした。
お話もとても丁寧で判り易く、難しいことを皆が理解しやすくお話になる力量を思わされました。
多分先生のこれまでの多くの臨床例が、先生をしてこんなお優しい人格になさったのだと思います。
それだけ、がんという病は深いものなのですね。
仕事疲れも何のその、ひぜしんの本部職員はとても熱心に拝聴してくれたのでした。
まず、今わが国で、がんにかかる確率は二人に一人という現実があります。
私が、貴方ががんに侵されても何の不思議もないのです。
それくらいごくごく一般的な病、特別な病気ではないという現実と向き合う必要があります。
そして相変わらずがんによる死亡率が一番高い・・・約3割がガンで亡くなっているのであります。
がんの種類で一番多いのが男性は肺癌、女性は乳がんと子宮頸がんだそうです。
ただし、子宮頸がんは若いうちにワクチン投与を受けると殆どかからないのだそうです。
さて、がん細胞が発生して1センチほどに成長するまで約10年の歳月がかかり、その間はとても発見しにくいということ。
1センチになってからはどんどん浸潤(しんじゅん)を続けはじめます。この1センチの時に発見すると生存率はとても高い。
つまりはがんと決別するには、早期発見・早期治療に勝る予防法はないということなのですね。
武雄市では昨年から、がん検診率日本一をめざす自治体運動を行っていて、検診率をあげるのに健康増進課の皆さんが躍起になって頑張っておられます。
今日の講演会も美人のお二人が熱心に受講されておられました。頭が下がります。
ひぜしんも昨年からは健康診断におけるがん診断メニューを40歳代まで引き下げて実施しています。
この街からがんを追い出すためには、隣近所、友人知人、同僚や三夜待仲間、かかわりのある皆にお互いに声を掛け合い、定期的な検診を呼びかけあうことです。
どうか皆様のご協力をお願い申し上げます。