奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2043)

2022-03-28 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「それいけ方言探偵団(篠崎晃一著・平凡社新書2021刊)」を読んだ。篠崎晃一(しのざきこういち1957生れ)氏は、1983千葉大学卒、1987東京都立大/大学院修了、1994都立大(人文学部)助教授、2005首都大学(教養学部)助教授、2008東京女子大学教授。専門は方言学/社会言語学。-------

この本「それいけ方言探偵団」の目次は次の通り。“はじめに“、”北海道/東北(北海道/青森/岩手/宮城/秋田/山形/福島)“、”関東(茨城/栃木/群馬/埼玉/千葉/東京/神奈川)“、”中部(新潟/富山/石川/福井/山梨/長野/岐阜/静岡/愛知)“、”近畿(三重/滋賀/京都/大阪/兵庫/奈良/和歌山)“、”中国/四国(鳥取/島根/岡山/広島/山口/徳島/香川/愛媛/高知)“、”九州/沖縄(福岡/佐賀/長崎/熊本/大分/宮崎/鹿児島/沖縄)“、”共通語な方言(物の呼び方/東VS西/先生だいてくれるんですか/離合困難何が困難/テレビ放送終了後のザーザー/信号パカパカ/コマツキ/タマツキ/何が付いてる/痛み色々/学校の休み時間色々/身が入ると筋肉痛/潮味が濃いと感じたら/しかも/でら/ぶち/とても元気な強調表現/水分が多過ぎたら/ぼとぼと/やわやわ/本当にゆっくり/号令が違ったら)“、”おわりに“--------

この本「それいけ方言探偵団」の内容紹介文は次の通り。ご当地グルメ/ご当地アイドルと世は空前のご当地ブーム。方言は特産品/公共施設/交通系ICカードの名前の元になるなど、地域PRにも一役買っている。共通の関心事/コミュニケーションツールでもある方言。いざ魅力溢れる方言の世界へ。方言を知ればその土地/日本が見えてくる。--------

篠崎晃一氏は、遅咲き/51歳で私学の大学教授のポストを得られた。専門分野が“方言”とは如何にもニッチな分野だ。日本列島各地を探訪/研究するに終わりはない。羨ましい人生だと思った。

コメント
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