奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その276)

2017-05-27 09:11:21 | 奈良・不比等
世界遺産・古都奈良の三条通がJR奈良駅から上三条の交差点までの間、歩道の拡幅と一部立ち退き待ちであった処が解体撤去されて、完全に見通せるようになった。中央の車線は東向き一方通行の走行車線だけにして、所々に荷下ろし用の待避車線を設けている。最後まで残っていたのは「ピノキオ」という名の洋食レストランでした。2008年にドラマ化された「鹿男あをによし」でロケに使われた処として有名であった。-------
9年も経つと流石(さすが)に覚えている人も居ないかも知れないが、世界遺産・古都奈良が大河ドラマの舞台になったのが「春の坂道(1971年NHK)」だけであり、奈良時代を描くドラマは製作されていない。奈良県は大河ドラマの舞台にしてもらおうとNHKに働き掛けはしているようだが今のところ反応はないようである。------
修学旅行生や外国人観光客ならば世界遺産級の文化遺産があるから宣伝しなくても古都奈良に観光に来てくれるのだが、国内観光客にとっては東大寺大仏殿(毘盧舎那仏)を何回も観る必然性が生じないのは尤(もっと)もな事と云える。-----
奈良県では記紀の舞台としての世界遺産・古都奈良を売りにしようと「平城遷都1300祭(2010年開催)」以降、2020年に亘(わた)り「記紀・万葉プロジェクト」を行っている。しかしながらどうしてもストーリー性のある小説などが生まれない。出来れば懸賞付きで小説をプロ・アマ問わずに全国から募集しても良いのではないだろうか。
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