奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その92)

2016-11-24 19:34:44 | 奈良・不比等
「県民だより奈良・12月号(平成28年12月1日発行・奈良県広報公聴課)」に荒井正吾・奈良県知事の記事「知事のひとこと(vol.8)」が巻末に載っていた。------
“今月号の特集は「奈良の冬 魅力再発見」です。観光地奈良は秋・春は絶好調ですが、冬場・夏場は客足が遠のきます。冬の訪問客をおもてなしするのに、奈良の若者たちは力を合わせて、「なら瑠璃絵」や「あったかもんグランプリ」等のイベントを自発的に開催してくれています。イベントは「温泉」や「冬の料理」が少ない奈良にとって、せめてものおもてなし素材です。長年の開催で定番化し、リピーターも増え、冬の宿泊客も安定してきました。昨年度からは「奈良大立山まつり」が加わり、冬の奈良はより一層賑やかになってきました。平城宮跡では春夏秋冬にお祭りが見られます。寒い奈良の冬に、家に閉じこもりがちになられる県民の皆様も、元気を出してお出かけください。奈良の新しい魅力発見とともに、お祭りや多くの参加者から新たなエネルギーを授かれるのは確実ですよ。”--------
荒井正吾知事が「ひとこと」の最後に本音を吐露していると思われるのは、多分、「県民の皆様も元気を出してお出かけください」という件(くだり)であり、奈良県北部・京阪神のベッドタウンの住民(全県民140万人の内の100万人が県外で働いてきた。)が真の奈良県民となり、生活だけでなく遊びも奈良の地元で散財して呉れれは冬でも夏でも「古都奈良」は賑わうし、それが一番手っ取り早い振興施策となる。何も寒い冬に県外から来て貰わなくても、県内の100万人の自遊人が県内で遊んで食べてくれれば良い。更に泊まってくれてもよい。だから荒井正吾知事は、そのように願っているのだろう。
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