雪の阿蘇、散歩の途中で撮影!
左から”烏帽子岳”、”中岳”、”高岳”と”御竃門山(おかまどやま)”である。雪の阿蘇山は凛として風格があり、眺めていても身が引き締まって清々しい。
この阿蘇山は27万年前から9万年前の間に、4回の大噴火で大量の火砕流を噴出し、陥没や崩壊によりカルデラが形成されて、その中に雨水などがたまり湖ができた。
その中に中央火口丘の活動が始まって阿蘇五岳が形作られた。約6万年前に御竃門山、約3万年前に烏帽子岳、約2万年前に高岳、中岳が形成されたと考えられている。立野火口瀬の形成により水の流出、溶岩流によるせき止めを数回繰返して、現在の阿蘇山が出来上がった。
眺める景色も、その生い立ちを知ると深まってくる。