はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

雨に…

2008-03-31 21:53:59 | Weblog
こないだ、劇場で「雨に唄えば」のちらしを見た。
手に取ってみたが、前回の公演の時の、ユウガさんとウメちゃんのお写真の抜きのチラシで、
公演日程がわかるという程度のものでした。

私が眺めていると、THちゃんはおっしゃいました。
「もう、初日から(大阪に)行っちゃってくださいよ、やっぱりここは!」
……待て待て。
まだ、蘭ちゃんが出ると、発表になった訳でもないぞ?

しかし、言われて初めて、初日が土曜であることに気がついた。
なるほど…初日から、ね。

私は、バウも観たいので、ホントは確かに、はじめと最後に遠征できるのが理想だろうが、
だが、それだと蘭ちゃんのお茶会に参加出来ないだろう?
毎週行くなんて、無理だ。
やっぱり、最優先はお茶会でありたい。

「雨…」については、
一体誰がリナちゃんを演るのか?について、語りは尽きなかった。
私としては、蘭ちゃんがリナちゃんを演ってくれてもいいんだけど、
それは、今のポジションになる前だったら、の話。
今の段階で、リナちゃんは……蘭ちゃんの「明日」を考えると困る。
単純に、観てみたいけど……だって、可愛いと思う!

じゃあ、誰が?
という話になったときに、
あの子も可愛い、その子も可愛い、と、
でっかいリナちゃんを想像しては、盛り上がっていたんだけど……。


なかなかメンバーと配役が発表にならないなぁ…
と思っている矢先、
いきなり、発表は2点に渡っていて、タイトルにギョッとする。

タイミングとしては、宙東京公演の初日前後かな?
とも思ってたから、予想通りっていえばそうなんだが、
この段階で、既にウメちゃんの出演は断念しなければならないとは……
一体どんなに大変なことになってしまってるんだろうか。

「雨…」といえば、タップダンス。
脚を傷めてしまったウメちゃんが、果たしてタップダンスなんて、大丈夫なんだろうか?
と思ってはいたから、
ああ、やっぱり…
と思う気持ちが、まず。

そして、
じゃあ、タップダンスが無かったら、出られそうなくらいの回復なのだろうか?
という疑問が、もう一つ。

もし、ダンスシーンのないお芝居だったら?…復帰できるのだとしたら、
うーん……

リナ役だったら、出来るとしたら??
…ウメちゃんのリナちゃん!!
主演娘役になってしまっている時点で、有り得ないお話ですが。

どうしても、前向きに考えたい私。
復帰出来ない理由が、タップダンス、であって欲しい。

ちなみに、
私は、携帯電話の待受を、
「ウメちゃんが復帰出来るまで」
と称して、蘭ちゃんとウメちゃんの2ショット…
GRAFHの2月号の表紙にしてあるの。
あわよくば、今くらいの時期まで…と思っていたのに、
私は、秋までは待受を変えられないということになる。

どうも、私の願掛けに効果がないみたいなんだけど、
ここまで来たら、やっぱり貫かねばなるまい。
どうだろう?むしろ、この願掛けが、逆効果だったりしたら、困るなぁ。

ああ、ウメちゃん…是非、イベントごとでもいいから復帰できますように。
次の目標は、TCAだよね?
劇団の発表は、秋からの大劇場公演での復帰を目指して…とあったけれど?


で。
とにかく、蘭ちゃんが「雨…」に出ることを確認。
なんで、こんなに発表を引っ張ったのか…意味がわからない。
普通に、「コズモ」役なら、はじめに上から3人、発表した方が自然だったのでは?
タニちゃんが、コズモ役だった時は、特出だったから、はじめから発表になっただけなのか?
まぁ、劇団にはいろんなご都合がおありになるのでしょう。

とにかく、蘭ちゃんの素敵タップダンスを堪能出来ることが、晴れて発表になったので、
7月の遠征プランを頭に置いて生活することになりました。
きっと、「NEVER SLEEP」の時よりも、更なるパワーアップを目指して来られるだろうと、期待。

そして、リナ役には、みっちゃん。
そうね、確かにその配役は、順当なのかもしれない。
Hちゃんいわく、みっちゃんが女の子を演るとなると、
どうも「熱帯夜話」の時の、さえちゃんとのデュエットダンスが頭に浮かんで離れない、のだそうで。
うー…確かに、そう言われると、、、(黙)。

でも、あの時は、ほら、
男役化粧のまま、おドレ姿にならねばならなかったわけだし、
バウ及びテアトル銀座公演だったし…
それは不利な条件だったと…。

不利?
……すみません、これは、つまり、いや、
可愛くなかったというのではないんだけど、
ちょっと逞しかったと……
そう、あれは衣裳も不利だった。
(言えば言うほど、墓穴を掘ってるような…)

それより、一番私が気になるのは、
みっちゃんのリナちゃんは、
『あー、やっぱりみっちゃんはみっちゃんだな』
というラインを超えられるのか?
という点。

みっちゃんには、みっちゃんワールドが、色濃く存在しますが、
それが、コミカルな場面であればあるほど炸裂する。
そこに癒される、という意見も数多く周りにもあるんだけど、
私は、そろそろそこを超えて欲しい…と望むのです。
勿体ないから。

リナ役は、その辺りのみっちゃんの底力を見せてくれるのか?
という点に於いて、注目…です。


というわけで??
昨日が、雪組さんの千秋楽で……
雨模様の千秋楽に、
ああ、さすがはミズちゃん!
とミズちゃんパワーの顕在っぷりに感心した方も多かったとは思いますが…

雪組さん、千秋楽おめでとうございました。

私たちは、前日に花見散歩ができて、ホントによかった。
日比谷の桜は、今年も見事でした(写真)。

宙組さんは、
この冷たい雨に、桜を奪われし後の上京になりますが(苦笑)、
そうよ、「雨…」より、ともかくは、「黎明の風」なのだ。
私は、「風の男 白洲次郎」を読み始め…るほどの入れ込みよう(笑)。

蘭ちゃんが、辰美さんのモデルの辰巳栄一さんの話が出てくる、
と話されていたのと、
なんか、背景をもっと知って、もっと深く熱い気持ちで観劇したいと思ったからです。

念のため、書店ではじめを少し読んだところ、
正子さんのコメントが、イメージに正しく、颯爽とした才女らしい感じの文章だったことに惹かれ、
更に、一番はじめに出て来るのが辰巳さんの話であることに、キュンとして、
購入することになったのです。

やっぱり、白洲さん、カッコイイ。
辰巳さんも、辰巳さんこそ侍だし、ジェントルマンだし、
なんともいえない気品が、文章の雰囲気から伝わってくる。

ロビン(すっしーさん)の話が終わり、牛場さん(←打田さん=七帆くん)の話が少しあって、
次郎さんと正子さんの馴れ初めの話に差し掛かったところですが…
さて、my初日までに読めるかな?

チケットは、怖いくらいに窓口にありますが……
えええ?結構、面白い作品だよ?
って、声を大にして、言っておこう…。

客観的に考えたら、私も、轟さんとユウガさんのコラボときいて、
観に行くかと言われたら、行かないかも…と……
ホント、すみません、思わないでもない。
非常に好き嫌いがはっきり別れる組み合わせだと思う。
話は、全くラブロマンスじゃないし(笑)。
はっきり言って、全くゆめゆめしくない。

でもそこには、熱い情熱と青春があるんだなぁ…。
…って、あんまり宣伝になっていないぞ?

まぁいいや。
男役の大階段のダンスに8000円、と思っていただいても、結構!
カッコイイぞ~♪
SEちゃん、楽しみにしててね。

さて。じゃ、CSのお稽古映像を録画しに行こうっと。

赤毛のアン

2008-03-30 23:59:13 | Weblog
アン、と言っても、劇団四季ではありません。
みゆちゃんが出ている子どもミュージカルを観てきたお話。
正しくは、「生命のコンサート音楽劇赤毛のアン」
出演者の半分以上が、子どもたちです。

実は、昨年の夏にもあった公演なんだけど、
宙のことで頭がいっぱいだった私は、
ギリギリまで迷った挙句に、見送ってしまっていました。
ああ…みゆちゃんがアンを演るのに……。

ずっと、心のどこかで、観なかったことが引っ掛かっていたのでしたが、
リベンジのチャンスが到来しました。
これは、今度こそは、観なくてはなるまい。

多分、昨年の夏の方が、規模が大きかったのではないでしょうか。
今回の会場は、本当に小さい場所で、
椅子は備え付けではなく、並べて使うタイプのホール。
行ってみて、びっくりした。

しかし、そこにいっぱいのお客さん。
立見が出るのでは?という勢いで、多分空席はほとんどなかっただろうと思います。

このコンサートは、半分チャリティも兼ねているもののようで、
一般公募で出演してる方達と、みゆちゃんたちのようにプロの方達が同居している舞台でした。
宝塚出身の方達も…マニラ役のあずみれいかさんをはじめ、鞠村奈緒さん、妃宮麗子さん(改名されたんですね)が出ておられました。

始まった時には、
こりゃ、子どもたちの「発表会」レベルに終わってしまうのか?
と心配になりましたが、
物語に入ると、主要キャストの皆さんは、いいお芝居をされる方達が多く、
かなり引き込まれて観ていました。

アンは、はじめの登場は子役の女の子。
子どもたちは、みんなそういう演出で、
途中で年月が流れたところで、お姉さんたちに入れ替わるのですが、
子どもとお姉さんが、お揃いの衣裳で出ることによって、
それぞれ誰がどの人になったのか、わかるようになっています。
例えば、ダイアナはブルーのお洋服で、デザインも似た感じになっている。

…まぁ、役の詳細が覚えられる人物は、そんなにいないのだけど、
入れ替わった時に、
みんなが大きくなった!
という感覚が、一気に迫ってきて面白かった。

たまたま、前日、NHKで新番組の紹介を兼ねて、
「赤毛のアン」の番組をやっていました。
プリンスエドワード島の映像も交えて。
そして、クイズなんかも盛り込まれていたので、
記憶の彼方に眠っていた、アンの世界が、少し揺り起こされた感じがしていた。
なんてタイムリー♪

おかげで、小さなアンが、グリーンゲイブルスに連れて来られるところで、景色の話をするのが、
前日観た映像や写真と重なって、非常に感動しました。

それと同時に、どういうわけか……
前日は全く甦って来なかった、
アニメーション「赤毛のアン」がパッと胸に迫ってきて、びっくりした。

アニメのアンは、実はあんまり絵が好きではなかった。
ダイアナは好きだったんだけど、なぁ。
あの髪型は、大変にインパクトがあって、
当時の子どもたちは、誰もが、あの髪型を「ダイアナヘア」と呼んでたと思う(笑)。

主題歌も…
それまでこのシリーズを何作も手掛けていた、大杉久美子さんでなくなったのが、
子どもながらに、残念で、「違うぅ~」と思い続けていたことを、今も忘れません。
当時からマニア気質だったのか?(笑)

一方、
私は、アンの声が大好きで、
こまっしゃくれたことを、とうとうとよどみなく語り続ける、
独特の語り口に、多分半ば憧れてすらいたのです。
それが…しばらく以前に語った、山田栄子さんな訳ですね。

子役のアンを観ていたら、
山田栄子さんの声が、重なって聞こえて来るような錯覚に襲われた。
アニメのアンが、振り返って、景色を眺めて、
うっとりと夢見がちに…しかもかなり大袈裟めに、マシュウに語りかける姿。
そして、前日見た写真が、それに重なってきた…。

子役のアン役は、そのパワフルに流れ出るような台詞を、
時に、その勢いに押されるように、躓きながらも、一生懸命こなして行きました。
台詞が、自分の心から出てきてる、というレベルには、どうしても遠いのですが、
その一生懸命さが、余計に、アニメのアンを呼び起こしたんだと思う。
そうね…久しぶりに、栄子さんのアンを聴いてみたくなった。


そして、いきなり年月が過ぎて、アンが大きくなりました。
みゆちゃんです!

赤毛のおさげが、すごく似合っていました。
可愛い~可愛い~可愛いっ!
そして、元気なアンをいきいき演じておられました。

私は、みゆちゃんのお芝居は、宝塚在団中には…
特に台詞を喋っているのは、ほとんど観たことがありません。
私がみゆちゃんに出会ったのは「エリザベート」のヴィンデッシュ嬢のおつきの女の子だったみゆちゃんで、
あれも、台詞はありません。

人魚姫では、おしとやかなお姫さまだったし、
こんなにぽんぽん喋って、笑ったり怒ったりするみゆちゃんを初めて観たのです。

お芝居がうまいのは、分かっていました。
群衆芝居でも、いつも工夫して演じているのを観ていたから。
それにしても、こんなに元気のよい子だったとは!
ベビーフェイスだから、イメージは、ふんにゃかした可愛らしい子だったのだ。
でも、多分、普段のみゆちゃんは、あのアンみたいな元気でキュートな子なんだろうな、と思った。

そんな、みゆちゃんに出会えたことが、嬉しかった。
そして、みゆちゃんの確かな演技力を、観られたことが、非常に快感で…
(私は、いいお芝居を観ると、胸がすっとするのです)。
そして、在団中にもっと機会がなかったことが、残念で、残念で…。


この公演は、チャリティの意味が強かった。
最後の、客出しは、募金のお願いをしながらでした。
私は、途中の子どもたちに、心でお詫びをしつつ素通りし、
みゆちゃんが抱える箱に、募金をさせていただきました。

元気いっぱいに、お礼を言って下さったみゆちゃん。
…胸が熱くなったまま、会場を出ました。

三門に登りはじめる。

2008-03-29 09:00:54 | Weblog
行ってみると、
まだ入れる時間より早いのに、もう門のところに行列ができていました。
私は、これを見て、「自由の女神」に登ったことを思い出した。

あの同時多発テロより以前…てか、フランスより以前にNYに行ったので、
あの時は、「自由の女神 」は登れるスポットでした。
(今もまだ登れないのかな?)


マンハッタンの最南端から、船が出ていました。
その船の時間が、朝早くからあったから…という理由で、
私とMWちゃんは、朝一番の船に乗りました。
こんな偶然の理由で、この船に乗ったことが、どんなにか大事だったか!

私たちが自由の女神の島に降り立つと、
同じ船に乗っていた人たちが、みんなが走って行きました。
なんで走るんだろう?ゆっくり行けばいいよね??
と、のんびり像の足元に着いてしばらくして、なんでみんなが走ったのか、思い知ったのだ。

自由の女神は、中が階段になっています。
途中までは、エレベーターもありますが、一般の人は乗ることができません。
みんな、ひたすらてっぺんまで、歩いて登るのです。

うへー、あんなに高いところまで、歩いて登るなんて、疲れる~
と思った、あなた。間違いです。
何に疲れるって、立っていることに疲れるだけなのだ。

自由の女神のてっぺんとは、あのカチューシャ?王冠??ティアラ???
の部分になります。
あそこが窓になっていて、お外が見えます。
そこは、人一人通るにもギリギリの、狭い幅しかないスペース。
(写真参照…写っている方達は、筆者とはまるでかかわりのない方達です)

そこでしか、景色は見えない(あくまでも像だからね)ので、
当然、そこに到達したら、みんな立ち止まるでしょ?
そして、勿論記念撮影は必須だ。

ということは、1組ずつ、
てっぺんを堪能する時間が、あるわけです。
その間、後ろの人たちは、階段が詰まって進めない。

そんな訳で、像の中の階段は、数段登っては立ち止まる、また登って立ち止まる…
の繰り返しを、コツコツ続けて、登っていくことになる。
それを知ってる人たちは、船から降りたと同時に走ったのです。
早く階段に辿り着けば、その分待ち時間が少なくてすむものね。

朝8:30発の船に乗った私たちが、再びマンハッタンに戻った時には、
もうお昼だったんじゃないかと記憶しています。
よく分かってる人は、本を持ち込んで来ていて、
階段で読みながら、時間を潰していました。

しかし、もし、私たちが朝一番に船に乗っていなかったら……
もっと長い行列の後ろにつかねばならなかった訳で、
もっともっと、あの島に滞在する羽目になったに違いなかったのでした。
旅先の早起きは、幸いをもたらすものですよ。


さて、三門の開放の時間がやってきました。
登って行く階段は、並んでいるところから見えます。
とっても急そうな階段で、しかも、1列ずつしか登らせないようにしていました。
先に登っていく人たちが、苦労して登っているのが、本当によくわかる。

それこそ、脚が悪い人には、無理なんじゃないかしら?ということが、
外から見てても、よくわかるの。
みんなが、ゆっくりゆっくり登って行く有様が、
またまた、「自由の女神」体験を連想させるんだなぁ。

列が進む速度もゆっくりだから、
私は、いつこの列が止まるだろうかと、ドキドキした。
そう、自由の女神でだって、先頭集団たちが、てっぺんに到達するまでは、
順調にどんどん登っていたんだもん。

入口で料金を支払い、靴を脱いで袋に入れるところで、
荷物を預かってくれるようになっていました。
私たちは、特に荷物が多いわけではなかったけれど、
でも大きめのトートバッグを……
私がでかいから、あんまり大きく見えないとはいえ、
世の中からしてみたら、決して小さくないサイズのバッグを提げていた。

重くないけども、預かってくれるっていうなら、
預かっていただこうか?
と、念のため、バッグを預け、身軽になって、
いざ階段へ。

小さなポシェットと、靴の入ったレジ袋を提げて…
という出で立ちになって、階段を登ったのですが、
ココで荷物を預けたのは、大正解!

Hちゃんが、しみじみつぶやく。
預かってあげるって場所では、預けるべきなんだね。
…うん、同感。


つづく。

庭から三門を臨む

2008-03-28 23:18:50 | Weblog
お庭から、三門が見えます。

ほら、ココから見れば、「文字」がよく見えるよ、
と、Hちゃんが教えて下さったところから激写。
…なんだけど、このサイズの写真では、わかるかどうか…。

三門には、「華頂山」の看板が…あれは、看板とは言わないんだろうねぇ…
とにかく、華頂山って書いてあるプレート?がついています。


あれが、実は、畳何畳分とかなんだよ、
と、はじめにHちゃんが教えて下さいました。

ああ、そういえば、善光寺に…
だいぶ昔になりますが、MWちゃんと、某コンサートに遠征した際に、善光寺を見学したのですが、
その時、……よそのツアーのガイドさんが、
やっぱりそんなことを喋っているのを聞いたような気がする(笑)。
(あくまでも、盗み聞き…)

ああいう大きな建造物は、縮尺がわからなくなる、
という象徴みたいに、小さく見えるプレート。
これを、ほっこりと眺めながら過ご…そうと思ったんだけど、
結局、せっかちだから、意外と早くに立ち上がる。

まだ、早いけど、三門の入口に行ってみようか?

つづく。

朝日のお庭

2008-03-28 12:57:24 | Weblog
さて、そろそろかなぁと、三門に戻って参りました。
そろそろ、入場時間かなと思ったんだけど、
あと少し、お時間がありました。

そこで、三門のすぐ脇にあるお庭を、先に見学することにしました。
ココが、また、貸切状態で、お庭を独り占めって感じだった。

もう一組、お客さんがいました。
外国の方、お二人。
私たちと、そのお二人は、入口を入って、同じ方向に進みました。
…が……あっという間に、お庭は行き止まり。

ええっ!こんなに狭いの?
これで、あの見学料は、いくらなんでも、高いのでは?
と、大きな声で言いながら歩いて、入口に戻ろうとしたら、
外国の方たちも、似たような感想をお持ちのような…雰囲気を醸し出しながら、
入口の方に戻ろうとしている。

と、私は気がついた。
お庭は、反対の方向に広がっていることを。
メインは、どうやら、そっちらしい。

で、外国の方たちに向かって叫ぶ。
違うよ~、そっちに行っちゃダメ~~!

多分、日本語のわからない方達だろうと思った。
だったら英語とかで、親切に教えてあげればいいのに、
まぁ、分かったらそれでよし、程度に適当に騒いでみた。
親切でもないが、黙って見過ごす根性も無いからだ。

すると…
恐らくは、自力で気付かれたらしい、お二人は、
ちゃんとメインのお庭の方角に進んで下さったのでした。
よかったね。

季節は、梅。
いや、梅も満開を通り越しておりました。
うららかな日差しが気持ち良い、いいお散歩になりました。
しかも、お庭は貸切だ…。

まだ微妙に余っている時間を調整するように、
ちょっとベンチに座ってみたりした。

やっぱり、京都のお散歩は、朝ですよ!


つづく。

ご降臨の庭

2008-03-27 12:59:57 | Weblog
そんなことを、喋りながら歩いていると、
ふと、立て看板に気がついた。
仏様だったか、観音様だったかが、地上にご降臨遊ばされてる絵なんだけど、
どうしてこんなところに、こんな看板が?

Hちゃんは、
「この庭が、この様子を再現してるって意味では?」
と、おっしゃいました。
ああ~っ、そうか!!!
…ちっとも、気付かなかった。
Hちゃん、さすが~。

庭園を、その絵に基づいて作ってあるらしい。
はぁ~、贅沢な作りというか…どういうことなんだろう。
ココで、庭を眺めることで、ご降臨を肌で感じようということだろうか。

この庭の奥、でしたか。
徳川3代の像が納められている小ぢんまりとした建物がありました。
中央が家康公で、両脇を秀忠・家光両氏が固めておられるんだけど、
この像の上に、それぞれの絵とお名前が飾られていました。
だから、何の像なのかというのが、大変に分かりやすかったんだけども…

ええ、大変にご親切なのは認めます。が、
このでかでかとした字だけでも、風雅さを損なってるような気がするのに、
この絵は、どうなの?必要なの?

これが、風光明媚な日本画、とか、よく教科書で見るような肖像画なら納得したのです。
しかし…かけられてる絵は、
かなり新しい感じの油絵でした。
一人に1枚ずつ、しかもかなり大きいサイズ。
この絵だけでは、誰だかわからないので…お名前が書いてあるのだろうか、と思う感じの絵。

私なんかは、教科書の肖像画以外は、ほとんど見たことがないので、
ああいうお顔なんだって、勝手に思っているでしょ。
実際は、全然違うかもしれないけど、だけど、わかんないがゆえに、
油絵の肖像画が、実際に近かったとしても、それを察知することが出来ないわけだ。

とにかく、この絵たちの存在感しか印象に残ってなくて、
像の扉が開いてたかどうかも、サッパリ覚えていない……どうしてくれるのだ?(笑)

油絵に大笑いして、
どうなのよ、あれは?
と、言いまくる私に、
「ええやん、わかりやすくて」
と、Hちゃんは大人でした。

どうも、もしかすると、私は京都という場所に、幻想を抱いているのかもしれない。
伝わる物を伝えて行く姿ばかりをイメージしてるんだけど、
京都は生きている…生きている限りは、新しく進んで行く部分も半分あるんだよね。
建仁寺の天井画や、八坂神社の塗り替えも、そういう流れの中のこと。
この油絵だって、そんなことの一部だと思……

いや、それにしては、面白かった!(笑)

しかし、この3代像を見て、わかりました。
この知恩院は、徳川縁の場所なのです。

どこかにあった解説では、
日光東照宮へ家康公の遺骨が移る前に、ここに安置されたとか…
すみません、ざっくりとしか読まなかったので、
あんまり正しくないかもしれないけど、そういう所以ある場所なのでした。
ほおぉ……なるほど。
(適当だなぁ…私)


つづく。

ミロワール

2008-03-26 23:52:52 | Weblog
ショーって、2階から観ると、よく見えるもんだなぁ…
と思った。

普段、観劇するのが、ほとんど2階なので、
こないだ1階の前の方で観た時には、あまりよくわからなかったことがあったらしい。
舞台が近~い!という迫力に圧倒されたのだ。
そういう意味で、SS席なんかは、本当にチケット代金が高いだけのことはあるんだろう…
と、今更ながらに思う。

こないだ観た時のイメージは、
中詰のNIGHT&DAYに押しまくられ、翌日まで、頭の中がNIGHT&DAYだったんだけど、
今回は……あっそういえば、NIGHT&DAYか…という感じで。

こないだは、このNIGHT&DAYの中詰を観ながら、
かしちゃんの歌唱を思い出したりした。
かしちゃんは、この曲とご縁があって、1年くらいの間に4回も違うテイストで歌う機会があったからだ。
今思うと、それも間近で観る迫力あってのことだったのかなぁ。
今回は、結構スーッと過ぎて行った。

多分、今の雪組さんの迫力は、遠くまで届ききれていないのだ。
なんでだろうと考えて、
今の雪組さんには、ダンシングリーダーと言える人がいないことに気がついた。
ダンサーとダンシングリーダーとは違っていて、
ダンサーは居ても、ダンシングリーダーがいないのだ。

ミズちゃんは、
丁寧にご自分のお仕事をこなすタイプにお見受けします。
トップさんだから、そこはそれが持ち味で、
組はちゃんと集結してるんだから、いいわけです。

しかし、群舞になると…
私には、みんな一人一人が見えない箱に入っていて、
その中で踊っているように見えました。
一人一人が、その箱からはみ出ないように、丁寧に動いている感じ。

その傾向が、ショーの終盤に向かって、強くなっていく感覚があって…
もしかすると、公演期間も終わりに差し掛かっているので、
皆さんがお疲れのせいかもしれないけれど、
それで、私のオペラグラスが下がるのです。

…って、いつから、偉そうに、ダンスの評価をするようになったんだ?私は?
あくまでも、私の好みの問題かもしれませんね。

れのちゃんが…
って、あんまり見つける余裕がなかったんだけど、
ショーのプロローグには、舞台の一番奥のセンター付近におられました。
こないだは、逆に見えなかったので、
今回はすんなり観られて嬉しかった。
また、ちょうどよく、ひろみちゃんがはけた後に、出てくるんだ~(笑)。

頭にふんわりした大きなウェーブを作ってて、
それでキラキラの笑顔で踊っているのが、大層可愛らしかった。
あとは…燕尾の後ろの方にいるのを発見しましたが、
どうなんだろう?どのくらい出てるのかなぁ。

この公演、案外群舞が少ないようにも、思う。
宝塚の豪華さって、人海戦術みたいな部分もあるから、
下級生もどんどこ踊らせて欲しい。
踊らなきゃ、上手くならないんだし……
その若さのパワーで、上級生も押し上げられるっていうのもあるでしょう。


ひろみちゃん。
こないだ、Pちゃんと、
お化粧の話で盛り上がったんだけど、
やっぱり、ひろみちゃんの化粧の上手さは、群を抜いていると思った。
今更ながらの話題なのだが、
これは、大事なことだよねって、語り合ったばかりなので、
余計に注目して観ていました。

一方、ダンスはというと…
そうだな、
常にチャレンジャーたれ!
と、言いたい(これまた、偉そうに…汗)。

なんていうか、
月組に居た頃…あの頃は、周りの身長が大きかったので、
ひろみちゃんは、とても大きく踊っていたような印象でした。

一番に思い浮かぶのは、「薔薇の封印」の時の、修道士のダンスで、
腕をすっと、背伸びするように伸ばし、床に転がり…
という動きが、実にいつもチャレンジャーだったような気がするのです。

下級生のダンス、上級生のダンスというのはあるのでしょうけれど、
今の雪組で「シャルル」でいるためには…、
そう、それが、木村先生のひろみちゃんへのメッセージだと思うが、
与えられたものを磨くだけではなく、
そこから、伸びてくチャレンジで、下級生を引っ張らなくてはならない。
そういう自信みたいなものを、自分に持っていて欲しい…
と、観ていて、お姉さんは思ったのです。

「AQUA 5」のおかげで、今回のショーは、活躍の場が大きかった、
白雪姫は美味しかった、
とも言えるかもしれない。

だけど、「AQUA 5」は、決してタナボタだったのではなく、
ひろみちゃんがひろみちゃんだったから、先生が選んで推していただけたから、「AQUA 5」なのです。
これは、間違いなく。

もっともっと輝ける自分を信じて、自分を夢みて、
キラキラを見失わず、
とりあえずまず、千秋楽まで、頑張っていただきたい。
背中で下級生を引っ張れる、上級生になれるように、
そんなひろみちゃんを観られる日が、来ますように。

って、
ひろみちゃんへの手紙みたいになっちゃいましたね。
まぁいいか??

あとは、デュエットダンスの、となみちゃんのドレスが綺麗、
とか、そういう話になってしまうので、
この辺りにて。

池の亀

2008-03-25 13:01:01 | Weblog
智慧乃道の帰り道。
見事に蜜柑がなっているのが、一番に目に飛び込んで来ました。(写真…わかるかな?)
夏みかんみたいな品種に見受けられましたが、
食べられるものがなってる樹って、どうしてこんなにテンションがあがるんだろう。

それから、庭園を見たりして…。
池を見ると、Hちゃんは、
「亀がいない」
とおっしゃいました。なんで、亀なんだろ…?

亀に限らず、鯉だって…
とおっしゃるんだけど、
確かにその池には、亀も鯉も、姿を見掛けませんでした。
小さな、鮒みたいな、黒い魚が、ちょろっと動いただけ。

亀というと、
私は、以前に仁徳天皇陵に行った時のことを思い出します。

教科書で見たことがあるのに、行ったことがない!という理由で出かけたのでしたが、
古墳というものは、近くで見ても、こんもりとした丘で…
しかも、天皇陵は、全くの立ち入り禁止なので、
ボランティアガイドさんがいらっしゃらなかったら、
まさしく、亀を見て帰るだけ、という羽目になるところだった。

そう…この古墳には、立派なお濠があります。
濠も、多分基本的に立ち入り禁止なのでしょう、
そこに誰かが放したミドリガメが……(苦笑)。

ミドリガメってのは、小さいから可愛いんだけど、
これが、洗面器ほどの大きさともなると、
案外鋭いその目の横に、
おいらはミドリガメだぜ♪
という印の模様が、ペインティングのように浮かび上がり…
可愛いとはちょっと形容しにくい存在感があるのです。

いや、まぁ、多分、それが、1~2匹…ううん、20~30匹がまばらに甲羅干しをしてたらば、
きっと微笑ましい光景だったと思う。

しかし、時はゴールデンウィーク。
やっと甲羅干しシーズン到来!と思っている彼らは、
総出で、濠の縁に並んでいたのです。
並ぶ??いや、むしろ、積み重なっていた。
水際という水際が、大きな亀たちで埋まっていたのだ。
立ち入り禁止であるだけに、亀たちのハッピーパラダイスが展開してしまっているらしい。
あんなに沢山、亀がいて、一体何を食べているんだろう?
よく餌が足りてるもんだ。

濠の周りを歩いても歩いても、亀軍団を見続ける感じだったので、
ずっと、
亀が、亀が…
と、連呼し続けていた印象ばかりが残っている(笑)。

とにかく、池の亀、というと、
強烈に脳裏に焼き付いた、うずないほどの亀の甲羅干しの光景が目に浮かぶのです(笑)。


知恩院には、私たちが観ただけでも、
池がいくつかありましたが、
錦鯉のいる池はあっても、亀には遭遇しませんでした。
居ないのか、まだ冬眠しているのか??
…そんなことを話題にしながらのお散歩でした。

つづく。

近ごろのテレビの話◆下

2008-03-24 23:09:05 | Weblog
チョコエステ。
時たま、テレビで見掛けるんだけど、
なんとかしちゃんが、そのモデル?になろうとは。
あれは、きっと、食べられるんだよね?

チョコレートを塗りたくられる気分は、いかようかとも思うんだけど、
もし顔に塗られたら、私ならば、
絶対、ペロッと舐めてみたい衝動に負けるだろうと思う。

今回、テレビに映ったのは、肩くらいまで塗られてる様子だったけど、
実際はどうだったんだろう。
もっと、いっぱい塗ってもらえたのかなぁ。


ホテルヴェネツィアン。
これは、ラスベガスにありました。
つまりは、ベガスの「ヴェネツィアン」をマカオにも作ったわけだから、
そりゃそうだ。

MWちゃんが、ゴンドラがあるっておっしゃるので、
わざわざ乗りに行った(笑)。
泊まったホテルの向かい側だったから、
ベガスに着いて一番に行ったのが、ゴンドラ乗り、でした。

そこはそれ、
船好きだから、ゴンドラがあるっていうなら、乗らずにはおられないの。
たとえ、室内運河でも!(笑)

ああいう、ヴィーナスフォートを思い出させるショッピングモールは…
というか、ヴィーナスフォートがパクッたんでしょうけど、
そういうのは、ラスベガスには、まだ他にもありましたが、
ゴンドラは、当然「ヴェネツィアン」ならでは。

やっぱり人気の乗り物らしく、私たちは、並んでまでして乗りました!
(写真は、その舟から、隣りの舟を撮影したものです)
私たちのゴンドラは、お姉さんが漕いでくれましたが、
やっぱり歌ってくれた。
声楽の学生?って感じの歌声で、彼女もお上手でしたよ。

だけど、
私たちは、お姉さんと一緒に歌ったりしなかったよ?(笑)
さすが、かしちゃん、いいキャラだ。
かしちゃんが歌うなら、お兄さん歌わなくてもいいじゃん…?
と、テレビの前で、ツッコむ私。
(この番組は、ツッコミ所が豊富なのも、楽しかった)

ちなみに、私がMWちゃんと本場ヴェネツィアに行って、ゴンドラに乗った時には、
正月目前の季節だったので、大変に寒くて、大変でした。
…ベガスも似たような時期に行ったわけだけど、
凍える心配だけはないのはよかった……(笑)

…こんなことも思い出して、観てました。

ふーん、マカオも楽しそうだね。
とりあえず、母にマカオ旅行を奨めてみたら、
羽田発の便はないかしら?(我が家からは、成田より便利だから)
とかなりヤル気だ。
番組は、なかなか楽しかったということだろうか。

某カード会社の、月ごとの雑誌が届いたら、
こちらの企画もマカオでした。
ほぉ…マカオの観光局が、宣伝拡大期間なのだろうか。

マカオだね
と母に言ったら、
そうなのよ。だけど、成田なのよ。
と、母は言いました。
カード誌に、ツアーの紹介がされているのを、真にうけたらしい。

そのツアーは、2泊のプランで、成田発なのでした。
成田発で2泊は、短いなぁ…。
…だけど、何もこのプランである必要もないのでは?
なのに、結構真剣に検討してる辺り、やっぱりヤル気らしい…。

ということで、
番組の効果はあったらしいですよ、かしちゃん!(笑)
きっと、マカオ旅行を考えはじめた人たちがいっぱい…なことでしょう。

それから、昨日。
昨日は、CSの竜馬+ザ・クラシックの東京千秋楽の初回放送でした。
全く、いつになったら、放送になるんだろ?
と、たまたま思い出して、GRAPH誌に載ってる番組表を見たら、
今日だよ
って書いてあったのだ。
うわっ…セーフ。

しかも、昼にはハイビジョンの放送があったので、
親の隙を見て、初めてハイビジョンチャンネルを利用してみました。

やはり、画質が全然違う!
…と、すぐにはわからなかったんだけど…
(うちのテレビは、粒子が綺麗な映像は、むちゃくちゃ綺麗に映るけど、
舞台映像にはすこぶる弱いんだということが、判明)
普通の290chに戻した瞬間に、差がはっきりわかりました。
おお~ぉ。ブラボー、ハイビジョン!
(…今更)

しかも、ハイビジョンが何チャンネルだか覚えておらず、
そのチャンネルを見つけ出すのに、えらく時間がかかったのと、
母の顔色を読みすぎたのとで、
せめてショーの頭から見たかったのに、
ついた瞬間に画面にアップになったのは、トーマスくんでした。
ありゃりゃ。

いや、すぐ800chにできたとして、
せいぜい、タニちゃんの場面からしか観られなかったでしょうけれども。
私は、かしちゃんの「ラストディ」に収録されなかった、
かしちゃんのいない場面の、かしちゃんたちへのアドリブなどを観たかったのに…。

それにしても、カシウスの場面もほとんど終わりで、
刺された後のカシウス…刺したトーマスの後ろ姿(しかも、肩から上のカット)…
という、動きの少ない展開からで、
蘭ちゃんの、ストレートの鬘のストレートっぷりを見せてくれてるみたいな数秒だった…(笑)

それでも、そこから観始め、
いろいろと、あの千秋楽の日の感動を思い出すに至り、
また、今は、あの時より、宙の組子の「知ってる人」率が倍になっているので、
いろんな子を発見して、楽しさも倍増でした。

ご挨拶の場面になると、
まりえさんの後ろに立っているのが、ちぎちゃんで…
って、またもや、ちぎちゃんの話題かっ!(笑)
つくづく、美味しいなぁ、ちぎちゃん。
きっと、SEちゃんやファンの皆様は、さぞ、かぶりつきで、
この場面、リピートリピートリピート、でしょう。

私は、当日の自分の席からは、多分角度的に、蘭ちゃんはよく見えなかったんじゃないかと思う。
かしちゃんが階段を降りて来たら、
当然、かしちゃんを観るので精一杯だったから、
蘭ちゃんの表情や、七帆くんの表情は、ちらちらとしか観に行けなかったし…。

ちぎちゃんほどのアップさ加減(笑)ではないけれど、
蘭ちゃんの表情も、カメラはよく捉えていてくれていました。
ハイビジョンだから、余計によく見えたのかも。
かしちゃんが、蘭ちゃんたちの方にお顔を向けると、
蘭ちゃんは、満面の笑顔で語りかけるように、
かしちゃんの顔を覗きこむようにみつめ返していたのでした。

と、心暖まって、放送は完了。
今となっては、1年も過ぎたから書いてもいいかと思うけれど、
私は、かしちゃんのフェアウェルパーティにお邪魔させていただいて、
沢山の組子の皆さんが、訪れる中、
あの日見た、蘭ちゃんのたたずまい、言動を忘れることができません。
むちゃくちゃカッコイイ…と思ったのです、いろんな意味で。

強烈にガン見する、不審人物みたいになりながら、みつめてしまった訳ですが…(笑)、
あの時の、蘭ちゃんの凛々しい姿と重ねて、今回の映像を観たのでした。

それにしても…。
かしちゃんとは、ホントに有言実行の方だなぁ、
と、るいちゃんとのラブな発言を再度聴くに辺り、
改めて、しみじみと思った。

今年は、るいちゃんと共演される舞台が2本も……
年末のは、キャストの組み合わせによって、どうなるかまだ分かりませんが、
プライベートだけではなく、
度々、お仕事でもラブな場面を見せて下さるとは思わなかったので、
なんともほっこりする…と……
こないだの名古屋のお茶会の話に戻るみたいになるけれど、
そう、お茶会の時のお二人のご様子も思い出したのでした。

後から…夜中に、後から録画した290chのショーの映像から、
アドリブだけ観たんだけど……
カメラの切替えが目まぐるしく、目が回りそうになりました…(苦笑)。
でも、やっぱり…
アドリブ、完璧に決まってる~♪
ホントにあの時は、盛り上がった!!
じーんとするなぁ。


こんなに、テレビの話を長々と書く予定じゃなかったんだけど…。
とにかく、次回は、京都のお話に戻ります~(笑)。

近ごろのテレビの話◆中

2008-03-23 22:20:51 | Weblog
それにしても、
周りを固めるキャストが、上手かった。

ゆうちゃんさんが、たまらない味を出されていることは、
勿論、さすが♪と嬉しいことではあるけど、
さもありなん!ということでもある。
いいお仕事をされていて、有難うございます、という…。

このカンパニーは、ゆうちゃんさんの次に年長さんなのが、あおいちゃんで、
その次がみっちゃん、という、若いメンバーばかりでした。
みっちゃんの下は、いきなりちぎちゃんたちの代。
83期も85期も86期も、全国ツアーにお出かけだったんですね。

しかし、まぁ、あおいちゃんはパワー全開で、
ガンガンすっ飛ばすすっ飛ばす…
そのおかげで、ヒロイン美桜ちゃんの、シチリア滞在へのテンションの低さが強調されていた。
ナイス。

八雲くんの敵役マフィアが、すごく良くて、
「NEVER SLEEP」でも実はマフィアだったんでは?と錯覚するくらいだ。
八雲くんの手下の樹茉ちゃんも、下級生ながら、抜群の演技力で、
実に愛嬌たっぷりに演じてくれる。
一味の愛花ちさきちゃんも、新境地。
カッコイイ女マフィアが、よく似合っている。
いいぞいいぞ!
(宙ファン丸出しだ)

そして、
「黎明の風」の代役大健闘中の、藤咲えりちゃんが、
ボスゆうちゃんさんの娘の役で頑張っていました。
「バレンシア」の新人公演では頼りなげに感じた、えりちゃんが、
もうこの時には、しっかり演じておられるじゃん~と、驚いた。
…というか、シルヴィア役は、それだけ難しいってことかもしれない。

そして、このえりちゃんに想いを寄せる役が、ちぎちゃん。
もう~ずるいぃ~~!

何がずるいって、こういうタイプの役は、
私が強烈に大好きなタイプなのだ。
こんな役を演ること自体が、反則だ。
(何のルールに対して?笑)

決して、ぱっと見かっこよくないけど(案外ココは重要だ)、
大好きな女の子を見守ってて、
それも、強引に自分に向いてもらおうとするのでもなく、
常に彼女に真心を与え続けるという…
なっ…なんて美味しいんだぁっ!!

おかげで、ケリーの健気な言葉に、はじめっから、ヤラレっ放しで、
主人公カップルには、ホロっとする程度だったのに、
ケリーの想いにアイラが気付いてくれる場面には、号泣ですよ!(笑)

かしデニスに号泣したことを思い出すなぁ……
結局、私は、こういうキャラの登場人物に、大変弱いんだな、
と、再確認するに至ったのでした。

ちぎちゃんは、ダンスもかっこよいし、
よく頑張っておられると思いました。

で、、、
こう書くと、SEちゃんには、
「惚れた?」
と訊かれるんじゃないかと思うのですが、
そういう感覚よりも、
「安心した」
という気持ちかなぁ。
ちゃんと、上級生の背中をみて育っている姿が、安心させてくれる、と言ったらいいんだろうか。

ケリーが、ずっと走ってる感じではなく、
彼女を抱き締めた一瞬、足を留めて、大きく受け止めてる感じをもっと出して来られるようだったら、
また、違ってたかもしれない…。
だけど、あの落ち着かない感じが、ちぎちゃんらしいのかな。


てなことで、
この作品のDVDを観終わってから、
さて、かしちゃんの番組は何時からだったかな?
と思ってテレビをつけたんだけど、
後から分かったことには、どうやら、それが、
まさしく番組が終わった直後だったらしい。
あと1分早くつけたら、多分、かしちゃんが映っただろうというタイミング。
それはそれで、なんだか、面白い。

そこで、
居間で母が昼寝してる隙に、CMカットなどをして、
DVDに落として、居間から持ち去ろうかとも思ったんだけど、
まぁこういう番組なら…と思い、そのまま母と一緒に観ました。

私のマカオの思い出。
中国へ返還される直前に、香港から船で行きました。
船好きとしては、なかなかうきうきだった……って、ここでも船に乗ってるんじゃん。

それこそ、マカオ滞在は、半日くらいで、
あの聖堂の広場に行ったのと、
てくてく歩いて、古いお寺に行って…若干迷子になりそうになったことを覚えています。
それから、鳩を食べた!

ガイドブックに、鳩の丸焼きって書いてあって、
鳩なんか食べたことがないから、食べたい!
って、わざわざその店を選んで、食べに行ったんだよね。
多分、あの広場の片隅に位置したレストランだったんじゃないかと思う。

そういう食べたことのない物に対して、
どちらかというと、好奇心があるタイプなのです、私は。
4人で分け合ったんじゃないかと思うんだけど、
出て来た鳩は、なかなか小さくて……
まぁ、鶏より、そもそも小さいに決まってるんだけど、
ホントにみんな、少しずつ、鳩を味わったという体験でした。

味?
…鳥だね。
殊更、意識される必要はないと思います。
美味しかった。

……という印象を胸に抱きつつ、
かしちゃん@マカオの番組を観ました。
マカオって、随分変わったんだね!!

私が知らなさ過ぎるんだと思うけど、
そんなにも、ベガス化していようとは!

その前に、かしちゃんたちが昇ったタワーは、
私たちが行った時には無かったと思うし…。
なんだか、すごいなぁ。

そして、どうして、あんなタワーでバンジージャンプをしようって発想が浮かぶのか、
私にはサッパリわからない。
飛び下りる女の子に、
ひょおお~
と、目を真ん丸にして、みつめ続けるかしちゃん。
口開いてる、口開いてる!(笑)
素で固まってるのが、なんとも微笑ましい。
あそこで、とっとと挑戦を拒否してしまえる番組でよかった、よかった。
笛木さんの
「飛び下りるのに2時間かかる」
発言に、かしちゃんも反応されていましたが、
そうだよ、中には、飛び下りなければ許されない番組だって有り得るんだもの。


つづく。

近ごろのテレビの話◆上

2008-03-22 20:50:26 | Weblog
さえちゃんが、テレビに出たらしい。
らしい、というのは、すっかり何日も過ぎてから気付いたからだ。

だったら、気付かなかった方がマシなのではないか?とも思うんだけども、
放送が終わったからって、公式ブログから削除されたりしないから、
あーあ…
と思う訳だ。
何しろ、テレビで観るのはタダだから、
せっかくなら拝見したい。

放送があったのは、それこそ、
私が京都散策をしていた時だから、
見ようと思ったら、番組を丸ごと録画しなくてはならなかった。
「王様のブランチ」を、丸ごと!?……いややなぁ…長いから。

かといって、
私は家に居ても、ブランチを観たりしないから、
京都に行ってる時で、諦めがついて幸いとも言えます。
基本的に、テレビをキャッチするのは苦手なの。

苦手な私なので、
予め、番組表予約がしやすい近年(大袈裟)は、比較的助かります。
それでも「やっちまう」ことは多々あって、
「バレンシア」の時の「CAFE BREAK」は、蘭ちゃんをまんっまと逃しました。
てか、出るかもってことが、スッパリ頭から抜け落ちてたんだよね。
ああ…もうっ!

そんななので、
今回、ひろみちゃんのを録画できたのは、奇跡だと思う。

放送のない地方の子に録画を頼まれ…頼まれなかったら、またもや放送されることにも気付かなかったかもしれない…
頼まれたからこそ、忘れないように気をつけて、
何日か前に、番組表を開いたら、
そこに、「緒月遠麻」と表示された。
あれ?1週間ずれたのかしら?

その場では、録画予約をやめてしまったから、
そのまま忘れても不思議ではなかった。
が、放送当日の朝に、思い出したんだなぁ…。

宝塚関係誌を見たら、
緒月くんは来週って書いてあった。
週遅れになることはあっても、早まることはないだろう。
そう思って、再度番組表を表示してみたら、
なんと、ちゃんとひろみちゃんのお名前に直っていたのだ。
全く、人騒がせな!

ひろみちゃんは、ややこの番組に慣れられた感じがする。
どうも、どこかで、下級生ちゃんだった頃の面影とダブるんだけども、
だけど、少年のまなざしだったひろみちゃんは、
青年の微笑みを抱くようになっていることを、
こういう時に感じるのだ。
何より何より…おネエさんは安心です。
(って、何者だ?私は?笑)

全ツの話が出ていましたが、
……まぁ、私が観られるかどうかについては、置いといて、
AQUA 5は、4人で演れるのかもしれないけど、
確かにシンデレラが居ない「ミロワール」になっちゃうんだね。
そしたらば、誰がシンデレラを演るんだろうか?

私の希望としては、らぎちゃんにシンデレラになっていただいて、
同期対決~というパターンなんだけど……
その希望は、案外簡単に叶いそうかな??
やたら上級生ばかりの、全ツであるだけに。


で、20日は、
かしちゃんがマカオに行った、旅番組の放送がありました。
かなり前もって予約しちゃったから、何時からだったかは、スッパリ忘れて、
20日は、まず、「THE SECOND LIFE」を観ました。
録画して、DVDに落としておいたやつね。

これは、まず、どうしても、「恋天狗」を思い出さないではいられない作品だなぁ。
しかし、私が思うに、
みっちゃんは、弥太さんの方が凛々しかった。
弥太さんは凛々しく、小天狗ちゃんが化けてる時には、可愛らしく、
みっちゃんは見事に演じ分けていて、あれがよかったのだ。

マフィアだから、凛々しい…ってのも違うかもされないけど、
マフィアには、マフィアっぽさって……あるよね?

しかし、どちらかというと、「みっちゃんぽさ」全開。
ピアニストが乗り移る前から、「みっちゃん」なのだ。
確かに、コメディよ?コメディだけども…
まぁいいや。きっと、みっちゃんのファンの皆さんは、
みっちゃんは、みっちゃんらしくて、みっちゃんだからよいのでしょう。

だから、
くしゃみを…
「ほっくしょお~っ」
と、しかも、2回も続けて、ゆっくりと言ってもよい勢いでされても、
きっと、
きゃあっみっちゃん、面白いっ!ワハハハっ。
って感じなのでしょう。

みっちゃんだから、いいのだ。
…私は、死ぬほど笑った。
あんなに笑っちゃいけないだろう?ってくらい、笑った。
よかった、私が生で観劇してないで。

とにかく、
みっちゃんは、「みっちゃん」って役なんじゃないかと思うくらい、
みっちゃんなので、みっちゃん感を心行くまで堪能させてくれる作品でした。

ピアノが、
弾き語りアーティストか?
というくらいに板についていることも、
上手くてびっくりなんだけど、なんか、それすらみっちゃんらしい…って思ってしまうのです。

その影には、如何なる苦労や努力があるか…と、
思わないわけではないんだけど、
だけど、みっちゃんなら出来ることに違和感を感じない、というのが、
みっちゃんのすごいところというか、
もしかしたら、少し損な点かも?

とにかく、そのくらい、
やれる人みっちゃんもを、こちらに、はらはら感を全く与えずに、
観せてくれる作品でもありました。


つづく。

ぴよさんのこと。

2008-03-22 10:57:47 | Weblog
我が家の小鳥が亡くなりました。
享年………
ん~っと、「シニョール ドン・ファン」の頃のゴールデンウィークくらいから居たので…
その位です。

20日に、急に静かになって、
風邪かな?と思ったら、今朝には、息を引き取っていました。
まだ、暖かい感じではあったのですが、
一人ぽっちで逝ったと思うと、それが一番可哀想でした。

卵を産みすぎて…
これは、あまりにも私たちにラブラブ過ぎて、
ホルモンバランスがおかしいからだと、病院の先生に言われて、
あんまりべたべたさせないようにしたのですが、
おかげでたるんだお腹に、脂肪が溜まり……
いつ弾けるか?と心配する、メタボインコさんでした。

メタボさんになってからは、
あんまり飛び回れなくなり、
お腹の毛をむしってしまうので、
お腹が冷えないように、1年のほとんどを、電気毛布の被った籠の中で過ごしていました。

それでも、頑張って、生き、
女の子ですが…(って、卵を産んだ話をしたから、わかるか…)
それなりに、言葉を覚えて、
セッセと自分の名前を連呼したり、
しつこく私を呼んだりしておりました。

写真は…昨年の大晦日。
ぴよさんは、私にしか頭を掻かせなかったし、
それも、掻いて欲しいシーズンが限られていました。
このころは、掻いてくれと頭を寄せられると、
10分位掻いてやっていました。
あんまり長く、この状態だったから、
携帯電話で撮影してみた…のが、この写真。
手前の指は、私の指です(笑)。

何しろ、動くので、あんまりちゃんとピントが合わなくて、
中ではこれが一番よい写真かな?(苦笑)
もっといい写真を撮ってあげておけばよかった、
でも、こんな写真でも、撮っておいてよかったとも思うのです。

もうすぐ、もっと暖かくなるのにね。
そこまで待てなかった、ぴよさん。
ベランダに来る、スズメたちを待ち構えるぴよさんはもういないのに、
スズメたちだけが、餌を求めて、やってきて、
CSのアンテナにとまるのです…


今年はそれにしても、
いろんなことが変わって行く年なんだなぁ…と、
ちょっとびっくりします。

ぴよちゃん、
天国で見守っていてね。

智慧乃道

2008-03-21 08:30:57 | Weblog
知恩院って、何たるものか…について、まるで考えずに、出かけていました。
いや…多分、というか、絶対に、テレビで観た時には、説明があった筈なんだよ。
だけど、その情報は記憶中枢から、削除されていました。

何々寺って名前じゃないから、何か違ういわくがあるんだろうな…
とは思ってたけど、追究はしなかった!
…ネットで検索したときに、何を読んでたんだろう?
(ま、説明は読まなかったってことだね)
見よ、この大雑把な性格を!!

階段がありました。
「智慧乃道」って書いてある(写真)。
階段は、手摺で区切られていました。
手摺は、真ん中には設置されておらず、
階段下から見て、左側にひどく寄っている。
「この狭い方が、智慧乃道なんだろうね」
と、Hちゃんはおっしゃいました。

手摺で隔離されたようになっている、左端の部分を示すように、
この石碑は、階段の左側に建っているのだ。
ほほう、なるほど。確かにそうなのかも??
知恵の道は、狭き道なのか…

すみません、これが正しいのか、
それとも、階段全体が智慧乃道なのかどうかについては、確認してません。
ここでも、私はあくまでも大雑把なのだ。
或いは、確認したくない…このHちゃんの言葉の方が面白……いや、大切にしたいの。
。。。言い訳?

しかし、私たちの?智慧乃道は、途中で行き止まりになっていました。
細い方のスペースは、途中の踊り場の先は、
造園作業だか工事だかをされてる方達の物置状態にされてしまっていたのです。
ああ、所詮は、私の知恵なんて……こんなもんさ(笑)。

どうする?智慧乃道を通る?
Hちゃんに相談すると、
「少しでも、知恵がつかないよりましやん」
……重ね重ね、ごもっとも。

そこで、途中までではありましたが、
その、細いところをわざわざ通って登ってみたのでありました(笑)。

途中からは、右側を通って、階段を登り切る。
そこから先にあったのは、主に墓地でした。
墓につづく道が、智慧乃道……何か、深い意味があるんでしょうね。
知ったら、じーんとするような。

その前に、建物があって、
奥行の深い奥の方には、何かが……安置されてるようでした。
うーん、見えない。
見えたとして、何があるかなんかわからないんだろうけど…

ふと私は思い付いた。
「そうだ、私、今日オペラグラスを持ってるんだよね♪」
このまま観劇だけど、日帰りで軽装だから、
ロッカーは利用していないからだ。
「これだけ、すいてたら、出しても大丈夫だと思わない?」
「すいてるから、目立つよ」
…そう?そうなのかな??
でも、混んでて、ぎゅうぎゅうな感じなところで、
おもむろに、オペラグラスを取り出されても、ギョッとしない?

待て待て。
どちらにしても、建物の中で、オペラグラスを取り出されること自体が、
びっくりな感じな訳かしら?
大体、前から数列めに座って、オペラグラスを躊躇なく?上げる体質ゆえに、
こういうところでも、こんなことを思い付いてしまうんだろうね(笑)。

結局、ここでは、オペラグラスを取り出さなかったんだけど…
取り出すなら、その前に取り出して観るタイミングはいくらもあったな…
と、思ったからなのでした。
ほら、冥土への井戸の時とかさ。


つづく。

知恩院に行ってみる

2008-03-20 23:37:10 | Weblog
なんで知恩院なのか。
それは、テレビで観たことがあったからです。
なんだか、素敵な門には、滅多に入れてもらえないんだって?
…とか、いろんな仕掛けがあるとか。

もしかしたら、
ちょっと、忍者屋敷に抱くような種類の憧れがあったのかも。

行ってみたら、
この門にも、今なら昇らせてあげちゃう!
って書いてありました。
やったぁ♪

でも、まだ昇らせてくれる時間ではなかったから、
大人しく、他のところから見学しよう、と、
階段を登ろうと……

石段に脚をかけると、その高さにびっくり。
一段一段が、ものすごく、高いんです。

私は、普段から一段抜かしで階段を登るのですが、
(せっかちなのと、小刻みに登ると目が回る感じがして怖いから)
その一段抜かしの感覚が、一段分、つまり、
恐らくは、一段が、二段分の高さの階段なのです。

これは、子どもとお年寄りは、登るのが大変だよねぇ~
と言いながら、
それでも結構すいすい登る、長身な私たち(笑)。

昔は、お参りというのは、
険しさを乗り越えて、のことだったのかな、と、想像してみる。
修行にも、相通ずることがあるような。

階段を登り切ると、本堂などがあって、とにかく広い…。
広い中に、人もまばらでした。
まだ、朝が早いということか。
或いは、桜の季節を前に、京都はまだ寒くて、観光しにくいという感覚もあるのか?
……いや、その割に前回行った清水寺は、大盛況だった。
それももしや、あの混雑ですら、清水寺としちゃ人が少ない方だったのかな?(震)

それにしても、人が少ないということは、私たちの天下です。
好き勝手な会話を、人目をはばからず……
貴重なお庭なども、観せていただいた……のですが、
かなり罰当たりな客だったろうと思う。

しかし…
現在、知恩院には工事中な部分もいっぱい(写真)。
なんか、フランス旅行を彷彿とするんだなぁ…


つづく。

六道珍皇寺に行ってみる#2

2008-03-19 12:58:20 | Weblog
冥土につづくという井戸は、
ほんとに遠くから覗き見するようになっていました(写真)。
そういう井戸ですって言われなかったら、
ただの素敵なこじんまりとした、裏庭だよなぁ。
ココも、ひょっとすると、混んでたら、ゆっくり眺める感じでもないのかも。
それにしても遠い…。

私には、霊感のかけらもないから、
近くに行ったって、きっと何にも感じないだろうと思う。
そういう「能力」の話は大好きなんだけども。

とりあえず、観賞したから、
次へ行こう。
空也上人ゆかりの寺、六波羅密寺。

今行くと、空也上人のお口から、仏さんが出てる像を観せてもらえるからです。
前回の遠征で、
清水寺を選ぶんじゃなく、こちらにすればよかった!
と、大反省したので、今回は是非とも訪れたかった。

ここも、早くから開いてるとのことだったから出かけたんだけど、
空也さんの像は、まだお休み中でした。
おーまいがっ!……そんなもんだよなぁ。

かといって、建仁寺もまだ入れないし…
ということで、知恩院に行くことにしました。

Hちゃんいわく、知恩院までの距離は、バス停3つ分とのこと。
3つ…うーんそれは、歩けるってことだよね?

しかし、Hちゃんの顔色を窺うと、
「普通はあんまり歩かないけど」
って書いてあるようでした。
いや、でも私はバスを待つなら歩きたい人なのだ。

それで、Hちゃんも歩かせてしまいました(笑)。
すみませんねぇ。
「私たちの脚ならば、歩けるけどね」
という言葉を信じて。

途中、円山公園を通り掛かった時に、
「龍馬さんたちの像、見てく?」
と言っていただいたんだけど…
こないだ、お墓のそばで拝見したので、やめておきました。

で、花見スポットだよって言われたんだけど…なんでだっけ?
ああ、そうそう。Hちゃんが、こないだ私が行った幕末展示の博物館に、一度行ってみたいとおっしゃるので、
それなら、五稜郭の方がよいよ…五稜郭は行ったことがある?
と、MWちゃんと五稜郭に行った時の話をしたからか。

MWちゃんとは、北海道満喫旅行をした時に、五稜郭へ行ったんだけど、
ゴールデンウィークの五稜郭は、花見の季節でした。
五稜郭は、「五稜郭タワー」という建物から、見下ろすこともできますし、
五稜郭自体を散策することもできます。
新撰組ファンの皆様は、想いを馳せるに相応しい場所かと思うのですが…

観光客が散策するだけではなく、
五稜郭は、地元の皆さんには、普通に花見スポットであるらしい…
という話を、Hちゃんにしたのです。

五稜郭タワーからも、
その花見客の青いビニールの…商品名「養生シート」が敷かれ、
ジンギスカンをする人達の様子が見える…(笑)。
まさに、某北海道大学をモデルにした人気マンガに描かれていた世界を、
私たちはこんなところで、目撃したのでありました(笑)。

養生シートをみつけて、喜ぶとは…
けったいな観光客だよね。
しかし、かなりのテンションアップでした。

五稜郭タワーは、そこまで高い建物ではないから、
斜め上から眺めるって感じで、
航空写真のイメージと比べてしまうと、むず痒い感覚に襲われるんだけど、
やっぱり登っていただきたい。

そして、その1階の売店で、
私は初めて土方さんのお写真を見たのでした。
…私は新撰組ファンではないから、そんなもんだ。
あまりの美男子っぷりに、思わず新撰組ファンになりそうな感銘を受け…
なぁんて、新撰組ファンの皆様に、蹴りを入れられそうな、不純な動機(笑)。

考えたら、今のイケメンな皆さんだって、
あの時代からのDNAなんだから、当然当時だって、今風イケメンな人達がいるんだよね…
そんなことにまで、想いを馳せた、五稜郭観光だったのです。

なぁんて、話してたら、ほらね。
知恩院到着です。


つづく。