はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

TCAお稽古映像@CSニュース

2006-08-31 07:53:06 | Weblog
本当は別の話題も書きかけてるんですが、バタバタしてて進まないので、先に、TCAのお稽古場映像のお話を。
ニュースでとうとう流れ、いよいよTCA目前…といきなり実感に迫られながらも、相変わらず準備が遅い私は、またもやあたふた。
博多にはオペラグラスを忘れて行って、すっかり地元在住の友人のご厄介になってしまったので、今回は忘れまいと先に…
入れたよー!貸してくれてありがとうね!(と呼び掛けてみる/笑)

で、昨日の準備のノルマが終わり、ニュースを観なくちゃ♪と、再生してみる。
イシちゃん+トップさんが列ぶ中にかしちゃんの姿を認めて、にっこり。
コムちゃんの横かぁ…逆に実感淡く、自然に見てしまう。
と……いきなり、画面が切り替わり、三木先生のアップ。
なんと今回の稽古場映像は、演出の先生たちのコメント入り。
それも、お稽古が少し映ると、先生がひとしきり喋り、お稽古映像になって身を乗り出してるとまた先生が…という構成。
気持ちが分断されすぎて辛い辛い…。そうでなくとも、お稽古映像なんて、つじつま無視の抜粋編集だからわかりづらいのに!
とりあえず初見は、先生のお話を早送りして終りまで観て、二回目は先生のお話を聞きながら……んんん、やっぱりダメ。この説明、漠然とし過ぎちゃう。
TCAが終わってから聞いたら、なるほどって感心することもありそうなのだけど。

心に残ったのは、三木先生の宙組についてのコメント。
コパカバーナでも手応えを感じたので、(宙コーナーも)期待している、と。
ウンウン♪私も先生がどんなふうに仕上げて下さるか楽しみです。

今回のTCA、このblogをPCさら見ていただくとわかりますが、私の主な贔屓の方々が4人ともご出演。
今の悩みは、4人ともチェックすることが出来るのか?という点なのですが、このお稽古映像でも、かなり大変なことが発覚。(ああ、やっぱり…)
そりゃ組ごとの場面はよいですし、かしちゃんを見つけるは簡単です。
ひろみちゃん、みなみちゃんの同期二人は仲良く(そう、組んでくれちゃうくらい、仲良く一緒に居て~ぇ)端の方かしら。案外蘭とむの位置が難しいかも…。
(もちろん欲張ってるからいかんのだ)
などと、思いながら眺めるも、お稽古映像の群舞中から、(いると思われる)ひろみくんを発見出来ない!

ダメだよぉ、お稽古着に黒なんか着たら!
ちょっと、色が入ってて、遠目でも「ここに居るよ」とわかるようにアピってくれるものを着てくれないとぉー。
(↑ちょっと蘭寿サム風に)

そんなこと言っても、本番はみんな揃いのお衣裳。
オペラグラスはやっぱり忘れられない…てか、見落としがなかったとして、果たして4人とも満喫できるのか…不安だ。
だからこそ、少しでもお稽古映像で位置を確認しておきたかったのにっ!無念…。

お稽古映像で満喫し…かける事ができたのは、かしちゃんだけ。
銀橋渡って歌いながらカメラの前を横切る時の表情、組単位のコーナーでタニちゃんを、るいちゃんを見る表情の穏やかさ。
歌自体は短すぎて、感想をもてるほど見られてないのですが、それは本番のお楽しみ。
他の方が歌っている時に壁際のベンチに座り、台本だか楽譜だかに集中している姿が映ってますが、それもどこかいい優しいオーラも纏っておられるんですね。
充実感や貫禄みたいな種類のものでしょうか。落ち着いた空気。
なんか嬉しい。

てなことで、
さぁ、TCA本番、私がどれだけ頑張れるか……強行ツアーは明日夜出発。
ガンバロー…!


宙コパ・Pノート

2006-08-27 18:50:03 | Weblog
はぁ…。
よく書いたなぁ…。1つの公演についてこんなにこまごま書いたことがなかったのですが…
辛抱強く読んで下さった方、ありがとうございました
きっと途中で呆れたことでしょう、いろんな意味で(笑)。

なんだか終わった気になってるけど…それこそ、「NO!」
CSのお話を。

★宙組『コパカバーナ』プロダクション・ノート
この番組って、こんなんでしたっけ?
確か、『薔薇の封印』も『エリザベート』も、もっとお稽古初期の映像なんかもあったと思うんですよね。
今回は、立ち稽古も結構いいラインまで来てるところからの映像で、出来上がる過程って感じがしない!
『ベルばら』の時は役替わり毎の映像だったから、よかったんだけど…。

しかしそれでも、あのように日付入りで、お稽古の流れを見て行くと、本当にお稽古期間が短くて、ハイペースで進んで行ったのが窺える。
よくやったなぁ…、凄い
舞台のクオリティが、細部に渡って高かったので、つくづくそう感じますね。
で、博多に行く前にこの番組を一度観てあったのですが、その時は完成されてるように見えてたお稽古映像が、舞台を観てから見たら、全然まだまだだったんだとわかったり。
結局お芝居っていうのは、一通りの台詞と動きが入れば、流すことは出来るし、一応完成されては見える。
けれども、研ぎ澄まして行った結果に加わってくものって、やっぱり大きいんだなぁと、今更ながら思い知りました。

ダレン先生の振付。
ほとんど、振り自体は入っている状況にいらしたんだな、というのがよくわかります。
先生のニュアンスの伝え方が、わかるようなわからないような映像ですね。雰囲気は伝わる、というような。短くても先生のコメントがあってもよかったのになぁ。
7/20の映像しかないのですが、まさか、振付が1日だけってことではないですよね?

★宙組公演突撃レポート
コレ、もう何回観たことやら…(笑)。
博多のキャト〇に行った際、置いてある舞台写真のアルバムをゆっくり堪能していたら、
「?…なんか、かしちゃんの声がするー」
…この映像がテレビで流されてました。

本当、何っ回見ても楽しいので、ちょっと時間があるとつい見てしまう。
終演直後のハイテンションを引きずったままの収録なのでしょう、いつどこから球が飛んで来ても飛び付いてスマッシュ決めちゃうぞって感じなメンバーたち

特に!真ん中でみんなより少し前に立たされてる貴城さんったら、まぁよく動く動く。表情も、相槌も一際豊かで、本当にcute♪
人数が多めなのか、スカイレポーターズの差し出すマイクが、真ん中の二人まで届かないのが一つのキーポイント。
つい、そのマイクをもぎ取ってしまい…でも、「すいません」って言うのが、かしちゃんらしくて。
カメラ目線を所々で利かせて来るのも、可愛い~。でも、それも周りを凄く気にして、遮ってしまってないかなど気を配ってる様子もちらちら見えるのが、また彼女らしい…。

私は、蘭とむの「出遅れ告白」がまた可愛くて好きなんですが、(失敗を)越えてくれる人が現れてくれることを祈りますという、蘭とむの言葉に、自分でないことを祈ろうと正面から反応してるかしちゃん。
さて、皆さん、大丈夫だったんでしょうか?(笑)

かし・とむのコンビネーションとしては、かしちゃんがちょっといぢわるに突っ込んで、拗ねかかってる蘭とむとじゃれようとした矢先に、ストップがかかりやめちゃった場面が…あーん、先が見たかった!(笑)

最後には、両側からマイクを差し出され、相好崩して笑っちゃったかしちゃんが、左、右とマイクを取り、二つのマイクを顎に当て、みんなで「コパ!」
ある意味、キレイにまとまりました♪ぱちぱち

うっかり見そびれて、見たことないぞって方は、是非、ニュースリクエストかけてでも、見て楽しいと思います~。
あ、それから、スカイステージの公式ページに、宙コパプロダクションノートに関するクイズがありますね。これは、加入・非加入に関わらず応募出来そうですけどー、運は試し?(笑)


宙コパカバーナ語り・ラスト

2006-08-26 17:22:07 | Weblog
☆俺の最新の最も輝かしいスターだっ!
繰り返しの法則で、今度は友人のリコとコンチータが登場。
タニちゃんがずっと楽しそうに、ニコニコにやにやしていたのが印象に残っています。
…てか、あの距離であのスティーヴンを見てたら、普通にかなり楽しいだろうと思う!(笑)
そして、リコは相当、コンチータにデレデレなんだろうと想像され。「本当はもう歩ける]のにコンチータに甘えちゃってるんだろうなって空気が漂ってる。

いきなり、物語の世界とシンクロしてしまうと、サマンサが眼鏡をとるんですね。すると、サマンサはローラになる。
その、とる瞬間は、ついに見られずに終わりましたが、私はるいちゃんの掌におさまってる眼鏡が何故か大好き。ついそちらを見てしまう…。

台詞は口パクで、リコと一緒に振りだけやるスティーヴン。スターだ!と手を挙げる仕種が最高に可笑しいですね。
その後、そんなマイ・ワールドにご満悦、リコたちに背中を見せながら、うひゃうひゃしちゃって、何かぶつぶつ言ってるスティーヴン。
聞こえる時と聞こえない時がありましたが、毎回同じではないみたい。「俺って天才だぁ」のようなことだと思いますが、こんなおバカなスティーヴンが可愛くて仕方ない~

リコとコンチータのアドリブ、CSでそういえば言ってました♪これかぁ(笑)。
本当に毎回違うアドリブで、頑張ってた!
地元の観客の方々の笑いをかなり誘ってましたね。
毎回違うだけに、あすかちゃんが忘れちゃった?こともあったりで、そんな生な感じも楽しかったです。

☆うっとりさせちゃって…
熱に浮かされたように、サマンサを見つめ、出掛けないで二人で居ようと誘うスティーヴンですが…この時点で、とっくに「うっとり」なんてもんじゃないッ。
というか、私がサマンサならば、玄関のチャイムを放っておくので、お話になりませんけれど(笑)。
(まぁ恋人ではなく奥さんなんだから、玄関には出るかも?)
でも、スティーヴンが歌い出すとかいう前に、あんなふうに見られたら、訴えられたら、それだけでトロトロになっちゃうでしょ?

「遅ぉいっ、その台詞ッ!

とすごい勢いでオペラグラスにかじりつきながら、毎回ツッコんでました(笑)。
でも、そのサマンサちゃんの台詞も、かなり官能的で、「うっとり」どころの騒ぎでもない感じ。そこで、更に、きゅーんとなりますね。

恐らくは、普段仕事に没頭し始めると、相槌くらいは打つものの、結構サマンサをほったらかし気味にシンセサイザーに向かってるのがスティーヴンで、サマンサとしては淋しいくらいの時もあるんじゃないかと思うんですね。
だから、サマンサも、物語の冒頭のように一方的に話し掛けてそれなりに楽しんでいたりするのでしょう。
一方、スティーヴンにしてみたら、そのサマンサの声が非常に音楽的に綺麗なトーンに入るので、それに酔ってるような感じがある。だからこそ、サマンサがいいインスピレーションを与えてくれるのであって、いい仕事が出来る度に、毎回こんなふうにサマンサに、トロトロデレデレになっちゃってるんじゃないかなぁ…。
サマンサも、そんなスティーヴンが愛しくてたまらないんだろうなぁ…。
……というのは、私の想像。

そんな空想を広げながら、今回、感想をつらつら綴っている間に気付きました。

私は、スティーヴンが好きなんだ!!

はッ!…やっぱり、ヘタれなかしちゃんが好きなんだ……。
…あーあ、そうなのか(笑)。

でも、大好きなんだなぁ、スティーヴン。
るいちゃんも、ローラよりサマンサが好きで、本当に短い最後の場面は、甘々~で、幸せでした。

想像ついでに。
スティーヴンは、B型としか思えない。
かしちゃんだからそうなのかも?わたるさんヴァージョンは、きっとまた違うのでしょうねぇ。

宙コパカバーナ語り・8

2006-08-25 19:04:02 | Weblog
☆二度と二人の邪魔をさせたりしないさ…
NYに帰って来た、トニーとローラ。ローラへの愛に、夢に、満ち溢れてるトニー。

トニーのローラへの距離感の近さに胸が痛くなります。
抱きしめても、キスしても、少しでも触れている時には、顔の方から距離を縮めて包むようにして…幸せさと切なさが入り交じった、トニーの表情がたまらない

トニーが歌う「まぼろし」の歌詞に、幻という言葉がなくなってる!
全て、愛の強さ、愛の実感、二人の未来に向かって変わっている。
なのに…ローラは満ち足りた表情のまま、トニーの背後で静かにせり下がって行く…。
取り残されているのに、気付かずに歌い続けるトニーが痛々しい…(涙)。
だけど、それは、トニーとローラの別れなのではなく、スティーヴンが夢の世界から醒めようとしている故の現象…?

☆放っとけって…
シンセサイザーの前のスティーヴン。
ガウンのポケットを探ると、あの黄色い羽が出てくるのですが…これが、今度は夢の世界の側から現実にシンクロしてくる、鍵。

で、この羽を手に、ローラに想いを馳せちゃってるスティーヴンの舞台写真が…最っ高にツボでツボで
某福岡キャ○ルで、歓声とも悲鳴ともつかぬ声を発して飛び付いちゃった(笑)。
あの、目が、目が……(溜息)。
小首傾げて、遠くに行っちゃってる、その切ない顔ときたら…更に、色っぽいってか、……ヤらしいっていうか?(ごめんね、かしちゃん…)
胸が締め付けられる~ったら、ない訳です…ねっねっね?(誰に相槌を求めてるんだろう)

そこに現れるサマンサ。
奥さんなんだけど、どこか…そうだな、優しい先生みたいな雰囲気を感じました。お姉さんというより、先生。
眼鏡がよくよくお似合いですらりとスタイリッシュ。尚且つ、ソフトで甘い空気も漂わせている。

普通、こんな場面で奥さんが登場となれば、ああ夢から引き戻された…っていう失望感が漂うものでしょうが、るいちゃんサマンサは、全く空気に波風を立てませんでした。スティーヴンも……。

ここで、NOW ON STAGEでの、あおいちゃんの「(スティーヴンの頭が)おかしい」発言を思い出し、思わず、にやにや。
やっぱり、スティーヴン、おかしい(喜)!
かしちゃんも、とことんやってくれちゃってるので、本当に可笑しい!

そして、サマンサをたまらず抱きしめるスティーヴン。客席に向けているのは、サマンサに覆いかぶさるように、寄り掛かるように抱きしめてる、背中。
ここで、しつこく鳴る玄関のチャイムに、スティーヴンが言う、

「放っとけって…」

が、宙コパ・マイベスト台詞でした

きっと誰も賛同してくれない(苦笑)ので、語らせていただきましょう!
スティーヴンが、サマンサへの愛が止められなくなっちゃって、抱き寄せるのではなく、ぐたっと抱き着いてしまってる…このチャイムが鳴らなければ、二人の甘ぁい時間になだれ込む事間違い無しなのに…。
この「放っとけって…」がやたら、リアルでけだるげで、セクシィで、胸の奥をきゅっと掴まれる
スティーヴンに感情移入しまくってる私も一緒に「放っとけって…」ってサマンサに言いたい気持ちなのであります。
思わず「引っ越しましたぁッ」と叫んでしまう、その苛立ちにも、共感?(笑)
あくまでも、背中でのお芝居で(うんと下手側のうんと前なら、ひょっとしてお顔は見えるのかな?)、なのにとても表情豊かで、毎回かしちゃんの肩口を中心にオペラグラスで、穴があくほど見つめてました。
その後、ちぇっと拗ねちゃってるスティーヴンも可愛い!。
…気付くと、サマンサのパパとママが視界にいるって感じでした。

☆貴女、テーブルと一緒になったのね。
あおいちゃんの鬘、なんていい具合におばちゃんなんだろう!
スティーヴンがアニメキャラみたいに(笑)、動いてるんで、そこから目が離せないのに、だけどあおいちゃんの前髪がお気に入りでちらちら見ていたので忙しかった!(笑)
お芝居も、本当に上手な老け役で、ナチュラルにママなのがお見事
この同期カップルの素晴らしいパパ・ママっぷりが、嬉しい驚きでした。正直、若いお二人、若い役との二役、老け役は取って付けた仮装っぽくなるのを想像していたし、それはそれでコメディとして成立するだろうと思っていたのですが、なんのなんの!
現実はこちらなんだ、という実感が漂っていて、スティーヴンの挙動不審っぷりに、一緒に感情が乗って行かれます♪

スティーヴンが可笑し過ぎて、あんまり観ていられなかったのが残念だった~。


宙コパカバーナ語り・7

2006-08-23 22:52:30 | Weblog
宙組コパカバーナ、千秋楽おめでとうございます!
ああ、とうとう、千秋楽までに書き終わらなかった…
次のイベント、TCA音楽祭まで、まだ少しだけあるんで、それまではしばらくコパな気分のままでいようかな?
って、ちょっとムリがあるか(苦笑)。

☆無茶しないでよ、セニョリータぁ…
すっしぃさん、似合い過ぎ!
強そうな出で立ちなのに、情けなかったり、ヒステリックだったり。
「セニョール・カルロス!」と呼ばれて、樽の中から剣だけ掲げて振り回す、それだけで、嬉しくなっちゃう。
エル・ブラボーの劇中では、凄くカッコイイんですけどね♪

☆正義の味方、俺はすぐに首を撥ねてやるさ!
今になって、もっとちゃんと観ておけばよかったぁ~っ、と少し後悔なのが、エル・ブラボーの海賊の立ち回り。
人魚ちゃんたちは、落ち着いて眺めていられるのですが、海賊が出て来たら、そわそわしちゃってダメ!(笑)

初見は、まず、トニー(=『エル・ブラボー』)のせり上がりにびっくり。
「わっっフィギュア!
と思ったのは、私だけではないはず。ワンダーランドのOPのコムちゃんのせり上がりを、皆さんがそう呼んでいましたよね。
高らかな♪エル・ブラァボォォ~♪の歌声、そしてあの‘スピードせり上がり’で、すくっと現れる『エル・ブラボー』。その為に、つい早くからオペラグラスで待ち伏せてしまう…。(バカだぁー
だって、かぁっこいいんだもぉんッ!何度観ても、きゅん~としますね。
息止めて待ってて、で、すぐにオペラグラスを放りだして、拍手!(笑)

案外、上から見切れないスレスレのところまでせりを上げてあって、そこにかしちゃんがいるんだな、というのが、3階から見ると何となくわかるんですが。
その四角い穴を眺めてたら、その奥で、一瞬ふわっと…金髪のほんの先だけが舞ったことがありました。多分、首を振ったんでしょうね。
だから何?って事ですが、きゃあっと喜んでしまった私。
…ハイハイ、病気です。。。

『エル・ブラボー』としての立ち回りは案外短くて、結構あっという間に、銃を構えるリコに阻まれてしまうのですが、そのリコの至近距離から観劇したことがありました。
位置としたら、これは、トニーがリコを見る、その視線のおこぼれがいただけるじゃん?という席。結局、焦点がトニーに合っていた(ごめんね、タニちゃん)のですけど、どうにもローラの頭かで微妙に見えなかった、残念。
これが、前の方の席の難点ですよねー。(とんだ贅沢な愚痴だ…)

そんなこんなで、必死でトニーを追うあまりに、なんと、階段の上にいた?と思われる??サムを見たこともない。
あるとき、一瞬オケの前に落ちる人影を見たような気はしたのだけど…サムの声しか聞かず仕舞いだった事が、勿体なかった!
トニーのピンチに目が離せないんだもん…。追い詰められた、トニーの表情は、またまたこれが、美味なのです。

☆トニーにさよならだ
すっと伸ばされたタニちゃんの長い腕…響き渡る銃声。
ローラが、トニーに縋り付く…そこで、自分がそうしていることで、死に神を寄せつけまいとでもするように。
その必死さが、痛いくらいに伝わって来る…。こちらも、思わず拳に力がこもってしまう。
常に新鮮な緊張感が漂う、いい場面。

上手から観ると、伸ばした両腕を強張らせて、銃を構えたままのコンチータが、真っ白な光の中から現れるのが、何とも言えない眺め…。トニーには、そのコンチータが見え続けている。トニーには、何が見えたんだろう。
私は残念ながら、一度も下手から観ることが出来なかったので、その時のトニーの表情は、CSのお稽古映像の記憶と脳内合成するしかなく…!

☆天使が叩くティンパニーを聴いたんだっ♪
この場面のサムが、最っ高に可愛い。決してカワイコぶるんではなく、オトボケや、ご機嫌さや無邪気さなんかを、音の一つ一つに上手にこめてる。
緻密な作りの勝利。

楽しみにしていた「ぼくのもぉふぅぅっ!」は、ここで登場。全身で駄々っ子になっちゃう(笑)。
あまりのうるささに、私が飛んでいって取ってあげたいくらい。毛布を取り戻した、あの満たされた顔を間近で見てみたい。

「僕のおかげじゃないよなぁ」としょげるサムが傷つかないようにと、「大活躍だった」ことにしてあげる、トニーとローラ。
このサムの畳み掛けるようなテンポと、あわあわしちゃってる二人が、絶妙。
ここまで言っちゃって大丈夫かな?っていうトニーの顔…可愛い!

私は、サムの「ティンパニー」の発音が大好き。確かに、天使が叩いてます、あの「ティンパニー」は♪

☆僕はナイスガイだろ?まだわかんないの??
一歩間違えると、子ども番組の「よい子のみんな、元気ぃ?」になっちゃいそうな台詞が並ぶ…だけど、変に客席に入り込んで来ない距離感を保ち続け、ダサくしなかったのは立派。
綺麗にスィート気分のテンションに持って行きましたね。

ここで、幸せな気持ちを最高潮に盛り上げ、全身からローラが好きで好きでたまらないというオーラを出しまくっているかしちゃん。
溢れる想いでキラキラしちゃってる。「君も魅力的さ」の台詞の音に、ドキッとする色気をさらっと込めてきて。
こんな幸せが…いつまでも続けばいいのに。。。ね?


宙コパカバーナ語り・6

2006-08-23 00:15:19 | Weblog
やっと2幕に突入~。
こんなに語る予定ではなかったのになぁ。舞台をご覧になれなかった方にも、見所満載感だけは伝わるかも(汗)。
1幕の方が出来事の件数が多いので、2幕の方が短い…はず。
でも、なんかこれ、全部集めたら、夏休みの自由研究として提出出来そう…。

☆歳なんだよ。
今回のお盆日程は、かしちゃんのお茶会の翌日の次の日(蘭とむのお茶会)が休演日。多分、お茶会に参加されて日曜までで博多を離れられた方も多かったのでしょう。
休演日明けの火曜日から、お客さんの笑いのタイミングが、変わったのであります。言うなればヅカファンではない(苦笑)、一般のお客さんは、ココでかなりツボるらしい。確かに面白いけど…でも想像以上の笑いが来る。
他にも、コンチータが、「私の方がキャリアがあるのに」と言っただけで、もう笑いが…。なんで、そんなに年齢なの?

☆カステッリは殺し屋だよ、トニーは歌い屋!
子守唄で殺す気?
ここで、赤ん坊をあやすパントマイムをはじめる、サムとトニー。毎日少しずつ違って、最後に突っ込まれて終了。かし・トムコンビの息のあった所がみられる場面の一つで、毎回幸せに楽しみでした。

☆美貌は伊達じゃない…
ここも、頭を回りだしたら、エンドレス。
結局、グラディスに弱い、サム。♪弱く、タフ~じゃない♪なんて、情けない言葉の音が、たまらなく魅力的に弾んでるのが、妙に快感。
蘭とむくんは、決して所謂歌手ではないイメージなんですが、この歌は、見事に歌いこなしてましたね。上手いとか下手とか、そんな判断を忘れて、入り込んでました。
お芝居で歌うことができる人って素敵。

サムくんの持続しないキザり、第一弾。
その変わり身が、カッコ可愛い!

☆一度絞ったミルクは、牛の乳には戻せない…
これが、噂のホセおじさんか!
ホセおじさんがいけないのではなく、例えを使うタイミングがおかしいコンチータがいけないんだけど…「ホセおじさんは、バカだったから」って…おじさんのせいにしちゃうコンチータ!(笑)

ある時、コンチータは、うっかり、絞ると言う前に「もど…」と言ってしまいました。何食わぬ顔で言い直したのですが、るいちゃんは、可笑しいのを堪えていたらしい。「わかるでしょ?」「あんまり…」顔を見合わせ、笑うローラちゃんの顔が、素だったのが忘れられない。
願わくば、「あんまり…」ではなく、「全然!」と言って欲しかったなぁ、るいちゃん(笑)。

乱入するタニちゃんのお衣裳。
襟ぐりが大きく開いたシャツ。こういう衣裳は、高い位置から観劇すると、わくわくしちゃうものです。
何回目かの観劇、3階席から見下ろすと、非常に絶景で…多分私は、エロオヤジよろしく、ずーっとリコの胸元を眺めていたはず。あんなに素直に色っぽい衣裳だったっけ?と、大満足だった(コラコラ)のですが、その日の2回目の観劇で気づいた…あれ?さっきは、金のネックレスなんか、なかったゾ?
わざとつけずに出たのか、忘れちゃったのか、分かりませんが、本来はリコは、金のでっかい$マークのチャームか何かがどんと下がっちゃってるような金のネックレスをシャツのラインすれすれにつけているのですね。
それが、たまたま、なかった時に、上から覗き込んでいたという訳です。ひゃーラッキーだった
ちなみに、かしちゃんのエル・ブラボーのお衣裳も、、、楽しませていただきました

☆まぼろし
トニーとスティーヴンがシンクロしている場面、というかしちゃんのCSでの説明を思い出します。作者としてローラを愛しながらも、いつしかトニーの視線になっているスティーヴン。
観客もスティーヴンを見ていながら、トニーを求めるローラの気持ちにも引きずられ、ますますスティーヴンとトニーが混同していく。しかし、住む世界が異なる二人の決して噛み合うことのない幕切れ。
気持ちだけは互いを求めて、引き合う二人。泣き出しそうな(いや、るいちゃんの頬には涙が伝っていることもありましたが)二人の顔が、美しい二人のハーモニーと絡み合って、見事な幻想世界を生み出していました。
場面の始まりと終わりは、スティーヴンは自分の仕事部屋から。照明が当たらない中、シンセサイザーを前にたたずむ姿を眺めるのも好きでした。

☆チワワみたぁい!
なんで、チワワなのか、誰かに教えてもらいたいんですけど…。
ちゃんと星組さんでもあった台詞なんですね(とCSでチェック)。サムの膝を見て言うので、あの衣裳のことなんだろうとは思うのですが、マヤさんだったら、チワワに見えるってのでも無いし。

この台詞をはじめ、またしてもコンチータの軽快な台詞の間が最高。
そこにサムの「コンチータ、貴女を含めて…ね」。この、優しい「ね」の響きが、後の場面にまで耳に残って行きました。
どうして、コンチータが、リコに向かって引き金を引いてしまったのか。サムの言葉がしっかりとコンチータの胸に残るように、台詞が活きてました。
上手いなぁ、蘭とむ。

宙コパカバーナ語り・5

2006-08-22 21:06:18 | Weblog
☆あたし、ちゃんと、しテるぅ?
コンチータの台詞のイントネーションは、非常に緻密に練られていて、厭味が無く、素晴らしい。あすかちゃんは、本当に上手い役者さんだなぁと感服。
お化粧も、CSで見た時に、あちこちがラメでキラキラしてたので、大注目してたのですが、鎖骨の辺りも、唇も、目元もキラッキラ。それがとっても綺麗で、気付くと見とれてる。
この方は、こういう華やかなお化粧が実に似合うんですね。また、ラテンのショーを観てみたい。

リコに対する眼差しが、また素敵。あんなにうっとりと見上げられたら、そりゃリコだってまんざらではないはず。リコに強く言われたら、ちょっと目に怯えが走るのも可愛い。
かと言って、すぐに気取った様子に戻れば、実に悠々と。たっぷりとした物腰が、本当に優雅で美しい。
仕種も独特の動きがあるのですが、くどくないんですね。
あんまり聡い人でもない、親しみを持てる素朴さが魅力で、それを絶妙。

☆リコ、…さん!
リコがやってきたと報告を受けたのか、サムが登場。
要はとっとと帰りやがれと言いたいのに、リコがお客なのとマフィアなので言えない。そんなサムが、コミカル、且つ、可愛くて、客席もサムがリコを呼ぶ度に笑いが起きてました。
強い事を言う時の声は凄くカッコイイんだけど、言葉のふとしたところに、ナチュラルに子どもっぽさが滲み出てくる。
そんなサムとリコのコントラストが可笑しい場面ですね。

一方。
その二人のやり取りの背後で行われている別のやり取り。
目の端でちら見していた初見の頃は、右京さんは、ちゃんとリコを歓迎してるのかと思っていたら、実はカウンターの後ろに戻れば部下たちに愚痴ったりしている。
見ていると毎回違う事が行われているカウンターの中。

そして、このリコとサムの対決の背後では、コンチータのお遊びタイムが展開。
私がはじめてそれに気付いた時は、右京さんがグラスに酒を注ぐと、コンチータはグラスの中身を笑顔で全部ひっくり返す、また注ぐと、更にひっくり返す…これを繰り返して、コンチータは右京さんをいじめてました。
カウンターに戻った右京さんは、手にしていたナプキンを部下に投げ付けて…(笑)。
またあるときは、コンチータに酒を浴びせられ、カウンターに帰ると部下が拭いてくれたり。
またあるときは、部下がコンチータの元に派遣されたり。

この二元ワールドを両方追うのが大変!
VTRはどんなふうになっているんでしょ?DVDがダブルアングルになってたら、迷ってる場合ではなく、即、買い!ですよね。TCAもそのくらいの事はしてくれないと!

☆ん、ん、ん、んっ!(咳ばらい)
ローラに接近すると、コンチータが大袈裟に咳ばらいするのが、可愛い!
終いには追っ払われちゃうコンチータですが、腹を立てながらも精一杯優雅に首を反らせて去って行く背中が大好き。

そして、リコ。
つくづく、この役は難役だなぁと思います。多分、どちらかというとスター路線の方よりも、渋いおじ様系の方がされたらまたよさそうな気がする。
若いタニちゃんは、相当苦労+苦心されたことでしょう。
特に、「歳」の下りは、実感がでにくい。2幕でコンチータに「おばさん」と言っても、自分も「おじさん」のクセに、という可笑しさを出すには、タニちゃんのかっこよさは違い過ぎる。

遡れば、海峡さんみたいな方も素敵でしょうし、ソルさんとか、ゆーちゃんさんとか…ハッチさんとか!ありえないかもしれませんが、イシちゃんのリコも観てみたいかも。

☆愛のボレロ
なんで今時「飲み過ぎだっちゅーの」なんでしょう。
イントネーションを変えればいいような気もするんですが、翻訳のちょっとしたあんばいは大事ですね。
せっかくのかわゆい酔っ払いローラちゃんのお芝居なのに、あの瞬間にがっかりしちゃう。

タニちゃんの歌。
せっかく声が出るようになってるのに、どうしてあんなに張り上げちゃうんでしょう。喉に力こぶが出来てそう。
力強さは、あんなふうにしなくても、もう出せるレベルなのではないかなぁと、思うのに。張り上げるあまりに、音がよれるように聞こえる場面もあって、勿体なかった。
私など、歌についてど素人もいいところなんで、的が外れた事を言ってしまっているかもしれませんけれど…そんな印象でした。

途中で迷い込むように出てくるトニーの赤いスパニッシュのお衣裳がお気に入り。
だけど…やっぱり舞台写真は販売になっていない?(うかれてたから、見落としたかも?)
ル・サンクだ、ル・サンクに期待しようっ!

指輪に仕込んだ薬を歯でカキーンとダイヤを外し、ローラのグラスへ!
ここのリコが、もう最高にカッコイイ~!
しかし、ダンサーたちの素敵なダンスに見とれてると、まんまと見逃してしまうので要注意。見逃しまくって、何回も、しまった!と涙を呑んだことか…。

見逃すと言えば、ダレン先生お気に入り(NOW ON STAGEより)の、リコが上着を脱ぎ捨てるところ。私はまともに見られたのは一度だけでした。
だって…ムリだよぉ~!(叫)



宙コパカバーナ語り・4

2006-08-22 01:07:24 | Weblog
☆来てよ~ぉ、男!
ピアノによじ登るのが、ローラちゃんの見せ場の一つ。
博多から帰って来て、CSの星映像を見たら、となみちゃんは、おっとりと無邪気に登ってるんですね。

るいちゃんは、男役の名残なのか、ちょっと勇ましくて、声もドスが利いている。普段の喋り方が、甲高くてかわいらしい一生懸命な感じであるだけに、ちょっと違和感を感じます。
むしろ、ずっとミュージカルのオーディションの最後の「次ぃ!」のイメージでもいいのにな。…あくまでも、私の好みの問題。

一方、トニーのアレンジになった時の、ローラは凄かった。
それまで纏っていた「ダサい」ヴェールはふわっと融け去り、羽化するローラ。しなやかな動きに、迫力ある歌。お見事
ぶんぶん振り回すマラボー…その姿に、鳥肌が立つよう。釘づけですね。

しかし!この場面は、ローラちゃんばかりを観てはいられない。素敵なことが同時進行☆

*ピアノ…磨きこまれたピアノに、弾いているトニーのお顔が写りこんでいる♪
これは、案外いろんな席から見えますね。2階席は口元中心になりますが、3階だと、ピアノのフタにきっちり写ってくれて、また違う角度から見えるのです。
前の方で観れば、鏡越しに目が合いそう、っていう感覚。こちらからかしちゃんが見えるってことは、かしちゃんからも客席がよく見えるって訳か!どんなふうに見えるんだろう?(←見ちゃいないでしょうけど)

私は、オーディションの場面から…いや、スティーヴンが作曲をしてるところから、かしちゃんが実際に弾いていようといまいと、演奏しているお芝居が大好きで。
音楽を辿っているうっとりと幸せそうな表情が、周りの環境も敏感に受けとめて、くるくるよく動くこと♪
そういえば、ピアノの上のローラのスカートが大きく譜面にかかってしまうと、楽譜が見えない見えないと、スカートの中に頭を突っ込んでたりも(笑)。

*右京さん…右京さんは、台詞のない場面にも見所だらけ、なのですが、ココもそう。
せっかくのローラちゃんに接近ポジションを、ピアノを離れたトニーに奪われてしまいますが、その後のお芝居が毎回少しずつ違うようで…?
でも、私、見切れてないっ!!(嘆)

プラス、空想。
ローラは最初のオーディションで、スタンドタイプのピアノに「こんなピアノだとは思わなかったので」と言いますが、じゃあ、どんなピアノを想定してたんだろう。
グランドピアノ?…だとして、そこにリハーサル着のローラが大胆に寝そべる…それなら、案外ダサくない?

あ…でも!やはり、
「その変な黄色い羽を取るんだ!」
(笑)。

☆いぃ~?…考えたっ採用!
この蘭とむの間がたまらない~!
この台詞から、トニーと顔を見合わせて「ウンっ!」の下りまでが、実にテンポのいい掛け合い。何回観ても飽きることなく、きゅんとして、くすっと笑っちゃう。

☆夢ではない君
♪ローラ、キスしてもいいかい?…あらっ;(最後の和音が決まらなかった)←ってなってしまった回もありましたが(笑)。
常に鍵盤を見ている訳には行かないので、芝居しながらは難しいですよね。この時、かしちゃんがあまりにナチュラルに「あらっ」と言ったので、初めてご覧になられた方は、そういうお芝居だと思われたのではないかしら。
それはそれで、可愛いトニーくんでした☆
いいもの見ちゃった!

甘ぁく、優しいトニーの歌。とろけそうな眼差しでローラを見つめながら歌う…その包容力。
歌詞の内容は、そのまま2幕の♪まぼろしに繋がって行きます。
この曲も、頭を回り出したらエンドレス。(笑)あそこに漂う空気までが甦るようで、あえて回しっぱなしにしといてます

☆だって、若い二人がいれば…
♪オッケー、コココォパァ…恋をした…♪
↑録音なんですけど、ものすごく大好きで。
歌を背景にトニーとローラが両手広げてお辞儀して、仲良く下(しも)手にさっとはける…と、上手からリコ登場。BGMの曲調が変わる感じから、スティーヴンのナレーション、♪ダイヤつけ♪…。
ダメだ、実況になっちゃう(笑)。
♪だって若い二人が♪と一緒に口ずさみそうになるくらい、ツボだったんですね。
リコが入ってくると、すぅっと違う空気が流れ込んでくる、この感じも好きで。

タニちゃんのリコは、すらりとした二枚目で、元々は彼も映画スターか何かだったのが、マフィアになっちゃったのでは?というイメージ。ダイヤも好きだけど、自分も好きそう。

コンチータが真っ赤なスポットの下に登場し、しなを作って見せた時には、あまりの可愛さに目を見張りました。あすかちゃん、ドンピシャ、はまり過ぎ
お化粧だけでも、今まで見た遠野あすかさんの中で最高なのではないかしら?



宙コパカバーナ語り・3

2006-08-20 13:51:13 | Weblog
☆まるで変わる日々
ミセス・ブリルのお部屋に照明があたる直前まで、反対側の上手で、ローラちゃんのオーディションが展開されてます。私はピアノ弾きくんの「俺の血圧を」の台詞が大好きで、ついついぎりぎりまでそっちを見ていて、気付くのが遅れてしまったんですが、お部屋に照明が入る前に、スタンバイに入る皆さんは、すでに芝居を始めておられるんですね。ピアノの前に座るトニーは、男の子たちに声を掛けたりしてる。
やーん、もっと早く気付きたかった!

三種類のバージョンを歌うのですが、とにかく、甘く軽やかで可愛らしいトニーの声が堪らない~。一番初めのバージョンの「ええっ聴いてくれないの?」というお顔と、一瞬弱まる声、そこからの逆切れシャウト♪このギャップがまた~

はじめは、キョーレツ過ぎると思った、ミセス・ブリルのキャラが、段々快感になって行きました。
スウィングと言われて、「むりむり!」と×サインを出してるトニーが押し切られてしまうのも納得。私の最後の観劇の時には、博多弁大連発、迫力倍増でした。

音楽配信に入るとしたら、最後のスウィングだけなんでしょうねぇ。ミセス・ブリルの台詞や、トニー達の反論を含めて、全バージョン欲しい!(笑)

☆消えな!あたいはコパガールよ!!
グラディスあおいちゃんは、至るところで大活躍ですが、やっぱりこの場面は圧巻ですね。
ただ、言葉の意味が分からない…どうして、そういう事を言うのかが、どうしても最後まで理解できませんでした。恐らくは、アメリカンジョークなんでしょうけど、言葉が汚いだけで終わってるフレーズもあって、どうも笑えなかったり。
翻訳の難点というか、難しさというのを一番感じた場面ですね。
歌うあおいちゃんは、歌詞の消化だけで本当に大変だったことでしょう。私は、英語が苦手ですけども、でも、なんとかしてあげたい!(おこがましい…)とつい思わずにいられない位、頑張ってる♪
あおいちゃんの歌唱力と迫力だけで、十分に面白かったのがスゴイ。

☆ピンクぅ!
サムっていう人は、多分、人一倍鋭い感性を持っているんだろうなぁ。
恐らく、小さい頃からコパカバーナで育っているので、優れたセンスを身につけている。だからこそ、我儘だったり、強引だったり、幼稚だったりしても、従業員がついてくる。コパカバーナが一流であり続けられるわけなんでしょうね。
蘭とむのお芝居が、サムのそういう部分の性質を、実にさりげなく細やかに演じていて、人物がしっかりと描き出されている。●カと天才はなんとやら、という、サム。それと、育ちの良い素直さと。

そのサムに、振り回されっぱなしなのが、ウィリー(悠未ひろさん)。この二人のやりとりも、とても目を楽しませてくれますが、途中で気づいたことがありました。
ホットドッグを買いに行かされたウィリーくん。トニーが、ローラをピアノの上から引き摺り下ろして、ああだこうだと作戦を語っているときに、大事そうに紙袋を掲げて帰って来てるんですね。
歓声を上げんばかりの勢いで紙袋からホットドッグを取り出す、サム。かじる…も硬い!そもそも買いに行かせるときに、「昨日のは革靴だよぅ」と文句を言っていた筈。ウィリーも「ジュゥーシーななめし皮」のを買ってきます、と言いながら出かけたのに…。
サムは、あっという間に、ホットドッグをつき返し、ポケットから毛布を引っ張りだして、半泣きですりすり…笑。そこへ、グラディスが駆け寄って何やらサムにぶつぶつ言ってるし

こんな面白いことが、背後で展開している間に、トニーはローラを変身させるんですね。
しかし、このホットドッグ騒ぎに気づいてしまったら、もう大変!トニーもサムも観たい私のオペラグラスは本当に大忙し。
(この作品は、こういう同時に見たいことが展開している場面が、あちこちにあって、本当に観ても観ても発見だらけでした。)

そもそもこの場面のはじめに、ピンクのテーブルクロスを用意しようとして、ヒステリックに怒られたウィリーくん。
トニーの「ピンクのスポットライト」をとの指定に、サム以上の神経質さで叫ぶ「ピンクは駄目だぁっ、シルバーさんが吐くぞうっ!」…ウィリー、可愛い


TCAネット音楽配信サービス

2006-08-20 00:59:20 | Weblog
「DAYTIME HUSTLER」や月中日公演のラインナップが入っているのに気付いた辺りから、愛用のサービスですが、今回は悔しさと喜びが半々のアップが続きました。

「やらずの雨」は、ひろみちゃん久しぶり~のバウで、歌も歌わないではなかったので、入ってもいいんじゃないの?くらいの気持ちでいたわけです。
ただ、とっても短い歌で、歌より台詞がメインという場面だったのが、不安材料としてあったのは事実。その不安が見事に的中した結果に、PCの前で、唸る唸る。

そこで、不機嫌に閉じてしまわなかった私はエラかった!笑
唇を尖らせたまま、下に送れば、なんとそこに目を疑うような写真。
「飛鳥夕映え」
へ?何で、今??……やったぁ♪
さえちゃんが退団してから始まったサービスなので、正直、全く期待していなかった。
アルバムの中身を見て、また狂喜
まあ、できたら、♪紫の~♪が入っていて欲しかったですが、それはま、仕方がないでしょう(何だかエラそうだ)。
素敵なラインナップですよ。六韜三略は役替り三人分入っているので、とっても楽しい。誰それさんのは要らない…なんて思っても、その位ならば、バラで買うより安いので、まとめて購入した方がお得且つ楽しい。
勿論、さえちゃんのは要らないって場合は別ですけど
比較するっていうことは、どちらかというと、更にご贔屓の好きな部分を探求できるものなのだと、痛感できますね。

願わくば、こないだ飛鳥探訪に行く前に、このアルバムが欲しかった!
あの時は、主題歌を音楽端末におとしていたのを無意識に持っていて、夕陽を眺めながら聴くことができたんですけど…これがとっても良かったのです。
このアルバムなら、もっともっといいじゃん!脳内「飛鳥夕映え」が、生き生き展開しちゃうったら。

今回のアップリストに「フェット・アンペリアル」も含まれていて、私は観に行かれなかった作品ではありますが、南海まりちゃんの曲が2曲もあったので、試聴。
当然、場面も何も分からないものの、美しいみなみちゃんのお声が、広がる広がる。…で、こちらもお買い上げ。

そこまでは、一昨日のお仕事?で、昨日は、あっそうだと思いついて星コパはどんなラインナップが入っているのか確認しようと…そしたら。
わたるさんの特集が組まれているのは知っていましたが、内容のチェックをしていなかった私は、突然飛び込んできた「貴城けい」の文字にびっくり。
「1914・愛」のアルバムも出ていたんですね。勿論、即、端末におとしました(笑)。

当初の目的、星組の「コパカバーナ」のアルバムを確認。結構、いろいろ入っているんですね☆
特に、「まるで変わる日々」は、期待していなかっただけに感動。宙も同じラインナップとは限りませんが、でも…宙でも入れて欲しいなぁ。

宙コパカバーナ語り・2

2006-08-18 22:59:48 | Weblog
☆3分あげちゃう!
蘭とむが、本当~に可愛い!
私は、「カナリア」のわんこになっちゃってる姿に惚れたクチなので、こんなに生き生きと柔軟にお芝居してくれてるとウキウキしちゃいます。
甘ったれた部分と、偉そうな部分とをくるくると見せてくれるお芝居のテンポが見事。間の取り方が絶妙!
ビシッと言った後、言っちゃった♪と言わんばかりに崩れてしまう、このメリハリに溢れてるサムの憎めない人柄が堪らない。

そして、毛布!
これは、やっぱり「プロデューサーズ」でのレオの毛布とほぼ同じ使われ方ですが、その頬にあてて、何とも恍惚とした顔をする蘭とむが愛らしくて
少しでもヤなことがあったら、毛布!なんで、舞台の後ろ~にいる時でも、すりすりしてたりして、油断?できない(笑)。

☆また、会おうね
ローラに出会ったトニーが、ローラにはまっていく。♪一目で恋におち~という様子が、かしちゃんの表情からよく伝わってきます。
田舎娘っぽいところが、また可愛らしくて堪らなくて、ついついそこをからかっちゃって、むっとしてる姿に更に吹き出して。ちょっとかっこつけて自分をアピールするも、嫌われちゃって。でも、それでも、気を悪くしてるローラのそんなところが堪らないって顔に書いてある!

その一連の台詞の「また、会おうね」という声の響きが、かしちゃんの声の、私の一番心地よい甘く深い部分で、うっとり。ある意味、「愛してる」って言ってますよね、あれで!

☆スィート気分
原曲タイトルは「Sweet Heaven」なんですね。何でそのまま「ヘヴン」ではいけなかったんだろう?
今回の翻訳は、ところどころなぜそんな言葉を使うんだろう?と思うところがありますが、この「スィート気分」という言葉も、私は気に食わなくて。
この歌が、可愛くて、大好きで、気づくと口ずさんでるのですけど、自分では「ヘヴン」と歌っちゃう。
♪ねぇ、ローラ!二人は薔薇色♪ってところが(日本語としてはここもおかしいかもしれないけれど)非常にツボなだけに、本当に残念

とても幸せそうに夢いっぱいに、とろけんばかりに歌っているのに、切なくなっちゃうのは、恋するトニーの気持ちが流れ込んでくるからですね。
歌の最後に、胸に手を当て、ん!と顔を上げる時の表情が、かぁわいくて可愛くて…少年の顔!
ぱっと暗転になってしまうのが淋しい~(笑)。

☆ゴウくん。
オーディションの始まりに登場するのが、暁郷くん。
はじめは、どうして客席から笑いが起きるのか理解ができなかったんですけど、3回目の観劇からは、私も思わずくすくす笑ってました。
毎回違うキャラで出てくるんですね。髪形も違う。歌い方も違う。いつも、今回は何バージョンだろう、と楽しみでした。
ロックシンガーだったら、「サンキュー!」と言いながら去るし、花輪クン(ちびまるこちゃんの)風の時もあったし、、、一体いくつバージョンがあるんでしょう?

☆グィーン、グィーン
歌劇の座談会で言ってたのはこれか!(笑)
この歌の訳も、あまりにも直訳過ぎて好きではなかったんですが…或いはそれは狙いなの?
でも、アカペラでハーモニーは綺麗なのがお見事。最後の「グィーングィーン」が案外ゴキゲンで、マイクを抱え込んでるトニーが大好き。


宙コパカバーナ語り・1

2006-08-18 19:41:56 | Weblog
では、物語の順を追ってお喋りします~。

☆その調子!
幕開け。
スティーヴンの背後から掛かる掛け声が大好き。CSで観た時から、妙にワクワクして心躍っていたけれど、生は更にたまらない~。かしちゃんの甘い歌声がその上に乗ってくよう。
みんなが次々と、かしちゃんにとろけるような笑顔を向けてくのも、こちらが幸せになります。
だけど、そんなみんなの眼差しそっちのけでマイワールド中で産みの苦しみと楽しさに夢中になっちゃってるスティーヴンが愛しい♪

☆両耳を切って~♪
るいちゃんサマンサのシャワーシーンは、すごーくセ~クシィ。くるんくるんとおちる巻き毛の動きがツボ。
その相当セクシィに悩ましい音使いのサマンサの声すらも半分上の空で、手探りに自分の音楽を辿ってくスティーヴンの表情が何とも色っぽくて…最後の観劇では、サマンサの声すらほとんど耳に入らなかった自分にびっくりでした。
スティーヴンと一緒に音を探り…。彼女の言葉が、メロディを手繰り寄せる鍵としてだけ耳に入ってくる、その感覚を味わったのかも?
それだけサマンサの甘い声が聞き心地いいんでしょうね。我を忘れて作曲に没頭するスティーヴンへの、包み込むような母性愛みたいなものに満ちてる…。

スティーヴンは、その声の中を浮遊しながら、微妙な音階を探っていく。芸術家のはりつめた作業を、コミカルながら、かなりリアルに演じこんでるかしちゃん。
気付くと、サマンサの姿を見なくなってました。ごめんなさーい、サマンサちゃんっ。

☆ダンシング・フール
あれだけ踊って、あれだけ歌っちゃったら、そりゃかしちゃん大変でしょう?
お茶会で、そのまま舞台に残ってお芝居している方を尊敬する、と語っておられましたが、あのダンスの中あそこまで声を響かせてメロディラインを歌うなんて…えらいナンバーですよね(汗)。
かしちゃんの髪の毛は毎回仕上がりの雰囲気が違うんですが、私はその動きの違いが大好きでした。
頭をちょっと上に振った時、ふわっと上がったのが初見で、固めならばばさっと上がって、踊っているうちにゆっくり形を変えてく♪

ハードにかっこよく踊る男役さんを率いて、身体じゅうでセクシィに歌い踊るかしちゃんを観るのが、本当に幸せでした!


宙コパカバーナ~帰還報告編

2006-08-17 08:16:22 | Weblog
博多から帰って参りました。
本当は、博多滞在中も書こうと思っていたのに、あまりにもフルに動き過ぎて余力が…(笑)。
観劇予定を増やし、更に食べまくり…?夏休みを骨の髄までしゃぶりつくしました。
今日も、ホテルから博多座までの道のりをてくてく歩いて、あのコパカバーナのでっかい看板を見上げるんじゃないか?…その残像が目の前で展開してるんですね。
じきにほら…ガウンを着たかしちゃんが、難しい顔をしたまませり上がってくる!(笑)

初見は、あまりの見所の多さに、一日二回観るのはキツいかもしれないと思ったのですが、なんのなんの。
曲も頭に入りやすいし、とにかく元気で明るくユーモラス、そしてきゅんとする場面も…と盛りだくさんな内容に、力を抜いていても、舞台の方から客席に手が伸びて来て、自然にお話の中に引っ張りこんでくれるんですね。

登場人物のキャラクターが、はっきりと明確に演じられているので、メリハリも効いているし、毎回違うことが行われている場面もある。そして、面白いことが同時にあっちでもこっちでも行われてることも多々あり。
私はオペラグラス観劇愛好者なので、まだ気付かずに帰って来てしまった事もあるかもしれません。

詳しい感想などを、ゆっくりぽちぽち記録して行こうと思ってますが、とにかく、今回は序章ということで。
1度だけご覧になったというような方には、3階席からでいいので、できたらあと何回か観ていただきたいですね。あと1週間くらいしかないですけれど…!

観られるものなら、私もまだ何回も観たい!!



マルセル……

2006-08-11 22:32:52 | Weblog
雪組さんのお稽古が始まったんですね。
あっそうかと思うきっかけが、モバイル宝塚から届いた退団者情報なのが、ちょっと切ない。
そうだそうだ♪と、キャストをチェック。

彩那音=マルセル・ドレフュス

……で?
あっそうだ、原作ものでもなく、再演ものでもないから、役名だけ見ても、何も掴めないんだった!!
とりあえず、言えること。…もしや姓名が共にある役って、今まで本公演では経験なかったかも?
皇子さまも皇太子さまも苗字は……ですもんねぇ?

まるせる・どれふぇす

んん~、とにかく、人間の役で、ひょっとすると金持ち系?(※勝手な想像です)

どうせ何の手掛かりにもなるまいと、あらすじを読まなかったんですが、待て待てそういう問題でもなかったかと思い直し、読んでみる。
んー、ダンサーのトップさんが退団となると、書き手はやっぱりとことん踊らせたくなっちゃうんですかしら。
いえ、コムちゃんのダンスはとても素敵なんで…しかも堕天使ともなれば、狂おしいようなダンスを見せて下さるのではと思うと、それは楽しみですとも♪
だけど…続くなぁー。いや、ひろみさんの周りで、というだけか。しばらく前は、踊る吸血鬼が主人公で、今度は踊る堕天使が主人公…。

ん?待って??
続くって言えば、「人間でない役でやめられるトップさんをお見送り」って方が続いてる訳だ!
だから何?…ということですけど(苦笑)。


一方、その、人間ではない役、で退団したお一人、さえちゃん。
昨日、CSで4月のトークショーが流れてました。
私は、平日の昼間と聞いた瞬間に行くのを諦めたトークショー。
…ではあるのですが、こないだファンミでさえちゃんのお話を聞いたばかり。それより前のトークなんだよなぁと思うと、慌てることもないかも。
博多ゆきの準備を何にもしてない事が気にかかり、観ていられない。
…ていうか、前日に大はしゃぎで「宙組突撃レポート」を繰り返し繰り返し、半分眠りかかりながらになってまで観てしまったのがまたいけなかったんですね。その話はまたお話するとして、既に眠い私。でも準備しなくちゃ。
そこで、始めの数分、宝塚展の展示を見て回るご様子の映像までで、テレビの前を去ることに。

さえちゃんという方も、常に独特の雰囲気で包まれた方。その空気がたまらなく好きだったりする訳ですが。
女優になったさえちゃん、その空気感のコアな部分が変わらない。いろいろコメントを述べながら展示を見ていくのですが、その細かい仕草などが妙に馴染むなぁ。
髪の触り方…在団中より長くなり、顔への落ち方が変わってて、かきあげる位置が違っても、やっぱり、

さえちゃんの手

って感じにほっこりする。
仕草の癖とか、動き方っていうのは、その人である印しなんでしょうね。
そういえば好きな人に対してって、オフのその動きや仕草を初めて眺めた時から、どこか馴染むような気がします。引き込まれるような興味の抱き方とか。

さえちゃんのそういう部分をふわんと感じて、さえちゃんが「どこに」いるのか確認した気分でした。

さて……肝心のトークを観るのはいつの事?(汗)
CSの録画ってこうしてたまってくんだよなぁ。。。



貴城けい 新たなる飛翔

2006-08-09 20:31:17 | Weblog
新たなる飛翔ってどんな番組だっけ?
と考えても、さっぱり思い出せず。
さえちゃんの時に、正座をして見たんだろうとは思うけれども…遠い記憶の彼方。
(いや待て、そんなに昔の話じゃないはずだぞ?)

放送時間になり、思い出せないままとにかくテレビの前に行くと、母が某国営放送のとても深刻な番組を観ていました。
この眠いのに、これの後から「新たなる飛翔」を観るのか、私は?
録画ボタンを押しながら、溜息。

普通なら諦めて眠るところが、「新たなる」の内容が思い出せないので気になるのと、その深刻な番組が私の興味分野だったおかげで、ついつい見ながら待ってしまいました。
やがて23:30が近くなり、どうやら番組が終わってくれるらしい。…チャンス!

母が席を外した隙に、CSに切り替える。
画面には、迷彩服にヘルメットを着た…「デニスっ!」
それを見て、はぁーもしかして?と…何と無く思い出してきました。
今までの作品をひたすら繋いでる番組で、ご本人のコメントがあるかと待てど待てど出てこないで終わったってのがあったかも…。
チャンネルを戻して母の様子を伺うと、どうやら就寝するらしいので、またすぐCSに。
…デニスくんが、クリームをすくうところでした。

結局そのまま最後まで観、録画してあったのを最初から観て、デニスくんがブレンダちゃんに、おでこごっちんするところまで。何とか一周観て、私も慌てて寝たのでした。

さて、番組の感想。
主に、イカロスからコパカバーナに至るまで、かしちゃんの歌、歌、歌。やっぱり歌える人だからかなぁ。
さえちゃんの時は違ったのではなかったか?色んな番組の記憶が混ざり、定かではないですが。
どちらにせよ、かしちゃんが今までに歌ってきた量も半端じゃないってことでしょう。
そんな歌映像主体の中、たまに(笑)ある台詞映像などは、名台詞と思えるものを拾ってあって、限られた時間内でと思うと、なかなか楽しい番組でした。マニアなツボではないかもしれませんけど。
もう少し下級生時代の映像もあってもいいと思うし、私はもっとお芝居ダイジェストがみたかったけれど、また機会もあるでしょう。

私など、にわかファンだって自覚してますが、それでもああして見せられれば、一度しか観てない割に、これ知ってる!って場面があったりして。
(注*多分私は、覚えが悪い方です。)
…はぁー、結局、無意識に好きだったのか。

「飛鳥夕映え」は3役を短いながら続けて観られるのが、とても面白い。
私の中ではそれなりの回数観劇した作品ですが、かしちゃんの3役の縦比較ではなく、同期三人という横比較で観ていたので、なるほど「演じ分け」かと、改めて惚れ惚れしました。その内面の作り方に至るまでの違いが、あのように並べられるととても見やすい。

先日のディナーショーが、そのうちCSで放送になりますが、並行してこの番組を観るのもいいでしょうね。
ディナーショーの宝塚コーナーで歌われた曲の場面が、かなり放送になってました。初心者ファンの方には、更によいのではないかと。
ディナーショー映像も、倍楽しめるような気がします。

今夜は…というか、今日のCSニュースで、コパカバーナのコーナーがあるみたいですね(さっき気付いた/苦笑)。
コレと、コパカバーナのプロダクションノート。今夜も夜更かし?

…わーん、まだ博多行き(=盆休み)の準備を全くしていないのにぃ~(笑)。