実は、お忘れ券で、入ったことが、ほとんどありません。
一度くらいあるのかな…?
でも、それは、宝塚の劇場で、ある程度様子がわかってたり、
どこに申し出たらいいのかも、わかってたりする。
しかし、テアトル銀座ときたら…!
ああいう、どこからが劇場内なのか判りにくい劇場で、
一体どこに行けばいいんだろうか?
もぎりのお姉さんに、おそるおそる申し出ると、
「あそこの受付カウンターで、承ります」
と指差してくれたのですが、
その指の先にあるのは、当日券の販売やら、お土産引き換え場所やらと書いてある、長机。
あれが、「受付カウンター」なのか?
更に、その長机で、おそるおそる訊ねると、
確かに、そこが、「受付カウンター」でありました。
「席番は、覚えておいでですか?」
きかれて、やたらすらすらと、席番を述べる、私。
だって、何度も暗唱していたからね(笑)。
…すらすらすぎるかな?どきどき。
開演5分前に、その席が空いていたら、お呼びします。
その後でも、その席のチケットをお持ちのお客様がいらっしゃった場合、
いかなる理由がありましても、席をお譲り戴きます。
この注意事項は、何回も繰り返し聞かされました。
結局は、5分前までに、その席に座った人はおらず、
仮チケットなるものを渡されたのですが、
そのときにも、更に念を押され…
開演してからしばらくは、やっぱりどきどきしながら、観劇する羽目になったのでした。
羽目?
ま、自業自得ですけどね(大苦笑)。
でも、もし、拾ったチケットで観劇するんなら、
遅刻してまで来ないだろう?
とか、
いろんな前向きな発想で、乗り切り(笑)、
徐々に、物語の世界に没頭していくことが出来ました。
これだけ、すったもんだの末、
何とかかんとか、観劇できたわけですが、
さえちゃんとのご縁は、うっすらと繋がっていると考えていいのだろうか?
(厚かましい…)
とにかく、神様は、観てもよろしいと言ってくれたらしい。
ああ、よかった。
よかった…
というのも、この公演、すこぶる面白かったのです。
退団したご贔屓の出る公演を観る時に、いつも心配するのが、
「私好みの芝居が展開されているだろうか?」
という点なのです。
宝塚ならば、そんなに大きく、居ても立っても居られない、というお芝居が展開されることはないのですが、
案外、その危険は、あちこちの舞台に潜んでいる…。
私のストライクゾーンが、ものすごく狭いのかもしれないけども。
それが、今回の公演については、
キャストの全員の方が、私の好きなタイプのお芝居をされる方たちでした。
そして、巧い。
こういうことに巡り合えるって、本当に幸せで、観ていて楽しくてたまりませんでした。
一番の感動が、ROLLY氏でした。
この方、こんなにもいい役者さんだったんだ!
本当に、素敵。
勿論、歌も巧いし、パフォーマンスも巧いんだけども、
彼らのロマンスが、観ていて、とっても素敵だった。
観ていて、夢を与えられた…。
ちょっとユニークなカップルなんだけど、
彼らが、幸せになって行くことが、
登場人物みんながハッピーになって行くことを、まず、暗示してくれる。
そこを、本当に観ていて受け容れ、応援して、わくわくさせてくれるお芝居をしてくださる…
自然に、素直な気持ちで、笑いながら、楽しく見守れる。
絶妙な間やテンポ、台詞回しというのが、あってこその事だと思うのですが、
そこが、素晴らしかった。
お相手のりんこさんが、素敵な役者さんだということは、
NINEで拝見して、判っていた訳ですが、
本当に、いいコンビネーション。
ハッピーミュージカルに相応しい、チャーミングなカップルでした。
つづく。
一度くらいあるのかな…?
でも、それは、宝塚の劇場で、ある程度様子がわかってたり、
どこに申し出たらいいのかも、わかってたりする。
しかし、テアトル銀座ときたら…!
ああいう、どこからが劇場内なのか判りにくい劇場で、
一体どこに行けばいいんだろうか?
もぎりのお姉さんに、おそるおそる申し出ると、
「あそこの受付カウンターで、承ります」
と指差してくれたのですが、
その指の先にあるのは、当日券の販売やら、お土産引き換え場所やらと書いてある、長机。
あれが、「受付カウンター」なのか?
更に、その長机で、おそるおそる訊ねると、
確かに、そこが、「受付カウンター」でありました。
「席番は、覚えておいでですか?」
きかれて、やたらすらすらと、席番を述べる、私。
だって、何度も暗唱していたからね(笑)。
…すらすらすぎるかな?どきどき。
開演5分前に、その席が空いていたら、お呼びします。
その後でも、その席のチケットをお持ちのお客様がいらっしゃった場合、
いかなる理由がありましても、席をお譲り戴きます。
この注意事項は、何回も繰り返し聞かされました。
結局は、5分前までに、その席に座った人はおらず、
仮チケットなるものを渡されたのですが、
そのときにも、更に念を押され…
開演してからしばらくは、やっぱりどきどきしながら、観劇する羽目になったのでした。
羽目?
ま、自業自得ですけどね(大苦笑)。
でも、もし、拾ったチケットで観劇するんなら、
遅刻してまで来ないだろう?
とか、
いろんな前向きな発想で、乗り切り(笑)、
徐々に、物語の世界に没頭していくことが出来ました。
これだけ、すったもんだの末、
何とかかんとか、観劇できたわけですが、
さえちゃんとのご縁は、うっすらと繋がっていると考えていいのだろうか?
(厚かましい…)
とにかく、神様は、観てもよろしいと言ってくれたらしい。
ああ、よかった。
よかった…
というのも、この公演、すこぶる面白かったのです。
退団したご贔屓の出る公演を観る時に、いつも心配するのが、
「私好みの芝居が展開されているだろうか?」
という点なのです。
宝塚ならば、そんなに大きく、居ても立っても居られない、というお芝居が展開されることはないのですが、
案外、その危険は、あちこちの舞台に潜んでいる…。
私のストライクゾーンが、ものすごく狭いのかもしれないけども。
それが、今回の公演については、
キャストの全員の方が、私の好きなタイプのお芝居をされる方たちでした。
そして、巧い。
こういうことに巡り合えるって、本当に幸せで、観ていて楽しくてたまりませんでした。
一番の感動が、ROLLY氏でした。
この方、こんなにもいい役者さんだったんだ!
本当に、素敵。
勿論、歌も巧いし、パフォーマンスも巧いんだけども、
彼らのロマンスが、観ていて、とっても素敵だった。
観ていて、夢を与えられた…。
ちょっとユニークなカップルなんだけど、
彼らが、幸せになって行くことが、
登場人物みんながハッピーになって行くことを、まず、暗示してくれる。
そこを、本当に観ていて受け容れ、応援して、わくわくさせてくれるお芝居をしてくださる…
自然に、素直な気持ちで、笑いながら、楽しく見守れる。
絶妙な間やテンポ、台詞回しというのが、あってこその事だと思うのですが、
そこが、素晴らしかった。
お相手のりんこさんが、素敵な役者さんだということは、
NINEで拝見して、判っていた訳ですが、
本当に、いいコンビネーション。
ハッピーミュージカルに相応しい、チャーミングなカップルでした。
つづく。