はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

…熱い花々〜ぁ!

2016-11-26 15:23:24 | Weblog
イサベラうらりん。
もう、それはそれは、綺麗!
下町の娘でありながら、どこか気品を保っているのが、フェルナンドの目が止まった相手である説得力を与える。

イサベラの台詞は、とても大人ですが、
それがぴったりはまっている。
そりゃ、モテモテなのは当たり前ですわ。

フェルナンドに向ける笑顔が、本当に可愛くてたまりません。
とてもコアなところでは、フェルナンドとロドリーゴに小部屋を案内し、
そこから立ち去る時の笑顔!
思わず、可愛くて見ずにはいられない。
フェルナンドもがっつりイサベラの顔を見てるから、客席から見える角度は限られてますし(言い訳?)。

席によっては、
隠れているところから、フェルナンドと悪役メンバーたちのと会話を聞いているイサベラが、見えたりすることに気が付きました。
物陰から、顔をちょこっと出して…
前の時もそうだったのかな?
上手側からは見えないのですが、是非チェックしていただきたいポイントです。

ラストシーンの台詞を言いながら、
徐々に涙でいっぱいになり、最後は、フェルナンドの歌を聴きながら咽び泣いているイサベラ。
この場面、二人で気持ちを高め合い、別れるのに身を引き裂かれるようになっているのが、たまりません。

ラストの台詞が、ストンと落ちるのは、
まぁくんのお芝居単独の成果ではないのは明らかです。
お芝居とは、こういうふうになって行くのを観るのが一番だなぁ、と何度観ても思うのです。


スイカズラの君、まどかくん。
だんだん、慣れて来られたのを感じます。
この役って、実際いくつくらいの設定なんだろう?
前回の公演の時は、もしかしたらどこかで語られていたかなぁ。

まどかファンの某お友だちは、すっかりとろけておられました。案の定(笑)。
私が一番可愛いと思う台詞は、
ショールをフェルナンドママにプレゼントして、
「はいっ
という、あの台詞です。

前回の公演の時は、和音さんがやっておられて、
やっぱり、初々しい役作りでされていたのだけど、
まどかくんだと、必然的に初々しく…
その姿を見ているフェルナンドの何とも言えない申し訳なさそうだったり、保護者的な表情だったりが、
大変に説得力を感じる…ごく自然に。

大きな役に、一生懸命取り組んでいる姿が、
役に重なるんですね。
でも、あまりにも初々しいので、いくつなんだろう?と思ってしまう。
二年間待っているんだし…?

これはこれでいいのですが、
もしも、もう少し年齢を上に作ると、どんな感じなんだろう?と思ったりもします。
イサベラに惹かれちゃうのが、マルガリータちゃんが持っていないものに惹かれてるという感じがして、
三角関係が三角関係の割に爽やか?な印象なのですが、
マルガリータちゃんが、マルガリータさん、だったらば…結構ドロドロ?

どちらにしても、女性から見たら、
フェルナンドは、ヒドイですけどね(苦笑)。


シルヴィア、ららちゃん。
お芝居がどうとかいうより前に、どうしてこう、お化粧が今ひとつなんだろう?
…と、自称ららちゃん好きのお友だちと語ってしまいました。
私は、うっとりしているシルヴィアちゃんの表情にうっとり出来ないので、
オペラグラスで観るのはやめることにしました。

なんだろう?
眉毛かな?
大人っぽくしようとして失敗されているのか、
私は、
ららちゃんファンではないのでよくわからないのです。

あとは、どこか猫背な感じになっているのもとても残念。
デコルテは大切だよぉ〜(涙)。

台詞回しは、あさひちゃんを思い出させて下さる。
参考にされたんだろうか?先生のご指導だろうか?
その辺りはわからないのですが、ららちゃんの新境地としては、お芝居自体は悪くないのです。

鬘も、悪くない。

その分、ビジュアルが残念…
頑張れ、ららちゃん。


フェルナンドママ、せーこちゃん。
さすが、ママ役が続いておられる…と言っていいのかな。
ルカノール氏に対しての迫力が凄い。カッコイイ。あの人ならば、ルカノール氏に屈しない訳ですよ。
そして、フェルナンドの強い意思を育て上げた母親としても、納得。

そして…
そういえば、風共の時に裏表をやっていた時にも思ったけど、
まぁくんと繋がりがあるということに納得がいく…お顔立ちの特徴が近いものがある。
マカゼさんのママというよりは、ね。

昨日の観劇の時に、
フェルナンドとママの間に座っていたラモンが、
思わず台詞を間違い、それも知らなければ気がつかないレベルなんだから、適当に繋げればいいのに、
しどろもどろに言い直し、次の台詞、
「君は黙っていたまえ!」に辛くも救われる…というハプニングがありましたが、
あのしどろもどろっぷりが、全然違和感にならない…(笑)
あの親子の迫力、凄いですよね。


つづく。





ああ、バレンシアの…

2016-11-20 11:08:12 | Weblog
本日は、星組さんの千秋楽。
みっちゃん、ふうちゃん、退団者の皆さん、
ご卒業おめでとうございます。
暖かい一日になりそうですが、
ひたすらにあたたかな千秋楽でありますように。


よく考えたら、まだ花組さんのお芝居の感想を述べていないのですが、
でも、観てしまったので…



バレンシアのお話をしたいと思います。


はっきり言って、フェルナンドとはこういう人物であったか!と物凄く納得が行きました。
みちゃとくんの新人公演も、とても素晴らしくて、その印象は今も忘れられないのですが、
どうしてそう思ったのかを、理論的に理解出来ました。

まぁくんのフェルナンドは、彼の二つの顔をはっきりと描き分けているし、
その振れ幅が大きい分だけ、恋の温度の高さが出るし、激しくイサベラを愛しながら、
マルガリータへの愛情も温め続けずにいられない苦しい胸中が迫って来る。

登場の敬礼の、凄まじくカッコイイこと!
ビッと電気が走るようでした。
そうだわ、カールくん(白夜の誓い)も、とってもカッコよかったもんなぁ。
その姿と、チャラキャラの時との差が…(笑)。
チャラい姿のままスケールの大きさに、まぁくん大きくなったなぁと変な感心をしたり。

それにしても、この作品、こんなにもラストに震えが来るものだったとは…
イサベラも、死んだ…‼︎
の台詞が、こんなに心の傷の奥から絞り出すようであるとは…

去り行くイサベラの全身で震えながら歌を聴いていると姿にも、胸を打たれ図にはおられない。
心を引き裂かれるように別れていく二人が、たまりません。

ラストシーンから書いてしまいましたが、
物語冒頭で、少なからず衝撃だったのは、
こういう配役だったか!
と登場する皆さんの役を、いちいち、前回の宙キャストに当てはめて眺めたことでした。

正直、何人か私は逆にした方がよいのでは?と思ってしまう方々が…
この人この役かぁ…と惜しくなっちゃうんですよね。
ありさちゃんの扱い、あんまりではないですか?

それは置いておいて、最大に気になったのが、
ラモン氏のラテン風味の薄さ。
前回の宙キャストは役替わりでしたが、お二人とも、酒場でゴロゴロしているという表現がぴったりはまっておられました。
今のところ、まだ、吟遊詩人風…

TOP HATでベティーニ氏が熱唱されていたあの歌を聴かせたい!(笑)
ラテンとは…
下町のラテンですから…
これから、ラモン氏のラテン魂がどんどん育って行かれることを期待します。

そうでないと…
「瞳の中の宝石」(愛している愛している愛している)で泣けないのです。
もっと表面に出して行こう!と言いたい。

一方、あきちゃんが熱くてびっくり。
ラモンがあの位でいいのになぁ、と、表情豊かなロドリーゴを観て思うという…(笑)
もう少し、貴族としての懐の深さというのか、坊っちゃんスケールがあってもいいのかなぁとも思いますが、
それも、今後育って行かれるといいなぁ。

シルヴィアちゃんへの溢れる想いは、あまりにもダダ漏れで(笑)、可愛らしい。
蘭氏あさひちゃんの「ロドリ…(キス)」の踏襲かあるかな?とちょっと期待したのですが、それは無し。
あれは、専売特許?(笑)
逆に、「ロドリーゴ…」からキスまで、長く間をとっておられました。
あの間をどんどん甘くしていただけたら、と期待しています。

りく氏のルーカス大佐。
ルーカス大佐って、こんなに出ておられたっけ?と、ご活躍に嬉しくなりました。
りく氏の大きなお目目の睨みがよく効いていて、いい配役。

前回の宙キャストはおじ様が悠未さんだったので、
ルーカス大佐のスター性が薄まっていたのですね。
ますます、スケールアップしていくといいなぁ。


つづく。







祝☆宙全ツ初日

2016-11-18 08:15:41 | Weblog
本日、"バレンシア"初日!
…手配段階では、まさか、大阪に住んでいるとは思っていなかったなぁ。

CSを全く観られていない状況で、初見になるなんて、
開局以来なかったことなのですが(苦笑)、
その分ドキドキして、明日の初見を迎えたいと思っております。

ああ、楽しみだなぁ


引越し早々

2016-11-14 08:04:06 | Weblog
おはようございます。
この週末に、大阪府に越して参りました。

適当にスーツケースに荷物を詰めて、送ったら、びっくりするほど沢山タイツが入っていました。
準備の日が寒かったからでしょうかねぇ。

期間が短いので、あまり持って来ないようにとか、お金は掛けないようにとか思ったのに、
結局、なんやかやと沢山買い物をする羽目に。
家具家電付きでも、鍋食器は無いし、掃除機とアイロンとドライヤーは買わないではいられなかった。

掃除機は買わないつもりだったのですよ。
でも、フローリングじゃなくて、じゅうたんなんだもん。
コロコロだけでは、心もとない…
最後に部屋を出るときに、追加料金なんてことになったら目も当てられないですもん。
なるべく安く…と、家電店をうろついて、4000円弱で購入。

アイロンとドライヤーはいいのです。
これを実家に持ち帰り、実家にある10年?アイロンはおそらくもっと古いそれらを、廃棄しますから。

そんなこんなで、生活動線も仕上がっていないバタバタ状態なのですが、
花組さんを観て来ました。
星は観そびれましたが、雪もすれ違いになってしまったなぁ。
花も、ここで観ないと観られない感じがしたので、取り敢えず、ギリギリでスケジュールに詰め込みました。

日本物のショー、久しぶりに観ました。
源氏物語も観られなかったので、しゃべ化粧を見るのも…昨年の舞踊会以来か。
初日開いてすぐだからか、オープニングでそのお化粧が今ひとつキレイにのってない感じがする方もちらほら。
後の登場でキレイになっていた方も…修正かけたのか?(笑)

ショー自体は、構成も内容も判りやすく観やすく。
結構短く感じました。
キキちゃんも、レイちゃんも、与えられてるなぁと好感。

一つ、物凄く気になったこと。
姫の毛量が多すぎるっ!(笑)
いや、あれは物理的にありえないだろう?
とか、
生まれてから一度も切らなかったとしても無理だ…付け髪?
とか、
もう、観ながら気になって気になって気になって、たまらなかった!

確かに、そういうもんだというのは理解しています。
舞台やら映像やらの髪の長さとか量については、DREAMなのだから、追及するべきことではないと。
それにしても、、、ラプンツェルもびっくりですよ?

その後の展開上、欲しい後ろ髪なのは理解しますが、
しかし、その簪ののった髷部分まで、そんなに盛らなくても…
カノちゃん、むち打ちになってしまうのでは?と心配になります。
千秋楽まで、元気に過ごされますように。
(え?そこ?)



今年の銀座詣で☆その2

2016-11-06 13:38:27 | Weblog


こちらは、私が一番好きなこんこんさま。
この狭い路地が、またよいのです。
今までは、毎年タオルを下さっていたのですが、今年はどうしたのか、資生堂さんのシャンプーセットでした。
タオルではなくなっても、お土産は下さるんですね。



今年も、可愛いー。





ちょっと、ガン飛ばされた?(笑)




そして、次は資生堂さん。



今年も安定の石鹸を頂戴しました。



事業成功、と言われて、非常に説得力を感じますよね。




こちらも、この銀座詣でを始めた頃とは、ちょっとリニューアルされてます。
一年、お休みの年がありました。



こういう木造りな感じじゃなかったんですよね。
鉄格子なイメージ…イメージだけで間違っているかもしれませんけど。






そして、ビルの上から出張営業してくださるこんこんさま。





このサイズ感が可愛らしい。
あれ?こんこんさまがほとんど写ってない?



ということで、再度撮影。
今、気がつきましたが、ここのスタンプを撮影していない!

気を取り直して。
最後のこんこんさま。
毎年、最後にしてるような感じがありますが…だいたい回る順序って、定まってくるんでしょうか。



初回は、どこから入ったらいいのか、かなりうろうろしたものでしたが、もう、余裕です。



この時点で、13:10くらいだったのかな?
途中で、この日が始まる時点で土鈴が500個あるという情報を貼り出している神社さんたちがあって、
500個で、配布開始からそんなに経ってないのなら、大丈夫かな?と思いまして、
今年は初めてこの神社でおみくじをやってみまきた。
今までも、あるのは知っていたのですが、やったことはありませんで。



おみくじといっても、こういうクリアファイルに入っているもので、
何枚か置いてあるのもから選ぶという形。



開けてみて、びっくり。
あまりにも、今回のテーマ?退職、勉強、新しい仕事という流れに合っている。
やっぱり、「立ち上がる時は今」であることを思わずにはおられません。



最後のスタンプ、完了。



完成です。

ということで、土鈴を戴きに。





来年のこっこさん。



可愛い!



毎年可愛いですけどね

無事に今年も、銀座詣で出来ました。
来年も頑張りたいと思います!






今年の銀座詣で☆その1

2016-11-03 20:38:21 | Weblog
今日は、雨なのかと思っていたのですが、
昨夜降ったからなのか、いいお天気でした。

いいお天気はいいような、悪いような…
だって、ライバルが増えちゃう……もごもごもご。。。

本日は、このところ、毎年恒例になっている銀座詣での日です。
毎年この時期なので、日程を確認した時の衝撃。
土日休日なのは、今日1日のみ、しかも今日が最終日ではありませんか!

例年、二日くらいお休みと被っている印象だったのですが…
最終日、それはご褒美の土鈴が途中で無くなる危険性がある日です。
それは、困る!

このところ、毎年この土鈴が玄関に飾られている我が家。
せめてこれを12個集めるまでは、毎年欠かさずに詣でなくては!

…と、昨年もだいぶ必死で回りました。
昨年は、確かあと200個くらいという情報に、走って回ったのです。
今年は、平日が二日終わった時点で、どの程度はけてるんだろうか?
…全く読めない。

確認すると、印を集められるのは12:00からで、土鈴の配布は13:00からとのこと。
13:00くらいまでに集めることが出来れば、余程のことがない限り、いただけるんじゃないかな。

ということで、12:00きっかりに、何処からかはじめようと決めました。
今日は、髪の毛を染めたかったので、それもこなして、早めに家を出ました。
こないだの日曜に染めておけばよかったのですが、サボり魂をどうしても抑えられず、ぐうたらしちゃったんですよね。
ぎりぎりに追われて、時間管理すれば何とかなるというか、そうしないと出来ないというのがよくわかります。

で、早めに出たのに、
電車が遅れていて、案外到着はぎりぎりでした。
作戦としては、エレベーターが混んでくると苦戦するデパートを先に攻略。
今は、松坂屋さんが建て替え中だからまだいいですが、
デパートか3箇所あると、本当にエレベーター事情に悩まされるのです。

で、1箇所目。
着いたら、始まりを待つ皆さんの行列が出来ていました。
きゃあっ。



やっぱり。
気合いが入っておられるライバルが、多数。
こういうのって、多分毎年参加者が増えているんじゃないかと思うのです。
激戦になってしまったら、困るなぁ。

和光さんの12:00の鐘で、スタンプ配布が始まりました。



まず、一つ目。



祈願成就、本当にお願いしたいです。
お勉強が上手くいって、転職後が順調でありますように。

そして、バタバタとエレベーターに乗って、隣のデパートへ。





この辺りで、このiPhone7くんのカメラ機能の良さを実感しはじめました。
ぱっと電話を向けて、ぱっと撮影しているだけなのに、なんてキレイに撮れることでしょう!
指紋認証もとても便利。
今までは、いちいちパスコードを入力していたのが、要するに電話を持っただけで解除してくれるわけで、
一番便利なのは、こういう使い方のときかもしれない。
カメラスタンバイまでが早い早い。



商売繁昌、出来るようにお願いします!



デパートさんの向こう側。
昨年は、ポストカードもいただいた神社さん。





慌ててシャッターを切ってる感じが、よく出ている写真ですね。
何しろ、後ろ、並んでおられるので。



恒例の御守りも戴きました。



そして、歌舞伎座さん。
列んでいるイメージがあるのですが、今年は空いてました。
まだ、空いている、というだけかもしれませんが。





混んでいる覚悟で行ったので、
却ってあたふたする私でした。



ご贔屓さんたちの舞台がうまく行きますように!



今、気付きましたが、「トリコロール」って、何なんでしょ?



こんこんさまが、全く見えない写真になってしまいましたが…



長くなって参りましたので、一旦ここで切りましょう。
続きは、次の記事で。

つづく。

今更、エリザの話し

2016-11-01 22:15:26 | Weblog
エリザが終わって、半月ですね。
あっという間!

あっという間といえば、
「こうもり」を観たのもつい最近のような気がしていたのですが、
現在、みちこ氏のサヨナラ公演が絶賛上演中。
早すぎる!

エリザは、本当に面白かったです。
役替り、面白い。
大劇場の時は、それぞれの違いをざっくり観察したにすぎなかったですが、
東京は、革命家についてまでじっくり観せていただきました。

劇場の間口が比較すると、東京の方が狭いせいは多分にあると思います。
閣下と革命家を行ったり来たりして観るのによかった。

まずは、りくエルマーでした。
ルドルフをそそのかすエルマーの悪い笑い!
そりゃあそうだ。エルマーは、オーストラリア王家をよく思っている訳がないんだもの。
まさに、そそのかしているにすぎない。利用しているんですものね。

シュテファンの時はどうだろう?と思いましたが、
エルマーほどではありませんでした。
一瞬、あの表情が出そうになっていましたが、すぐに引っ込みました。

ずんエルマーは、多分、素直にルドルフの背中を押していたんだと思います。
そういう目で見ていなかったので、確信は持てませんが、
でも、悪い笑いを浮かべていたら、はっとなったと思うので、恐らくは。

では、あきエルマーは?
私は、実直に行くんじゃないかと勝手に思っていたのですが、
思っていたキャラクターとは、だいぶ違っていました。
もっと鋭利な感じで、ギラギラしている。面白かった。

この時のシュテファンが、りくちゃんで、
登場の「おーーいっ!」と走ってくるのが、熱くて、ついニヤニヤしちゃいました。
うーん、りくちゃんだ。


ルドルフも、実に三者三様。
そして、子ルドルフも、三様でした。
りくちゃんの時は、子ルドルフも元気な少年でしたし、ずんちゃんになると、目線まで下がって、びくびくしがちな少年に。
閣下の手を取る取り方も違っていました。

ルドルフが違うと、閣下の表情も違いました。
りくちゃんの時は、抱きつかれた瞬間に放たれたみずみずしい歓びの表情が、やたらとセクシィで、はくはくしました。
ずんちゃんの時は、銃声と共に、ふっと口元に僅かに笑みを浮かべたことも。
どんどん、閣下自身が解放されていった感じがあったせいもあるのでしょうけれども。

今までだって、何回も観たエリザはあったのですが、
今回、初めて気が付いた?のが、オープニングの霊廟のルキーニの動きでした。
あんなに、亡霊のあいだを右往左往していたのか!

大概、決まった亡霊にロックオンしているか、
閣下の登場にピントを合わせすぎていて、
ルキーニが何をしているかに注目をしていなかったのです。
閣下の登場の直前辺りは、知っているのですが、その前を知らないことにすら気が付いておりませんでした。

そして、ほとんど楽に近いところで、
マダムヴォルフの亡霊を発見。
いることに気がついていなかったか、忘れてるかしていました。
少なくとも、うらりんのマダムヴォルフの亡霊は初めて観たのです。

うらりんは、マダムの時は、一幕と化粧を変えていたのではないかと思います。
目が丸く見えないようなメイクなのかな?と思いながら眺めていました。
それでも、勿論、誰よりも美しいのはマダムで、

そしてスペシャルは

と歌われると、

あなただ!

とツッコミ入れてしまう訳なのですが、
一幕の亡霊マダムは、結婚式仕様のメイクで、更にお綺麗でした。
しまったなぁ…もっと早くに注目しておけばよかった。