かなめくん。
場数によって、得た度胸みたいなものは、
確実に身につけておられるなぁと思った。
非常にスタイリッシュだし、坊っちゃん風も、よく醸し出せている。
どこか、自分の二本足だけで立ちきれない、心許なさも、
この役には、とてもはまっていた。
…あれが、演技なんだったらすごいんだけど、多分そういうわけでもないんだろうな…
と、あちこちに感じる、メリハリの弱さ、みたいなものから、想像する。
鳴海くんというのは、物凄く美味しい役なんじゃないかと思う。
思う、というのは、
観ていて「美味しい!」って、拳握る瞬間が、現実にはなくて、
考えてみれば…という感じだからです。
美味しいところは、掘り下げてこうよ!
影のあるところは、とことん影を作ってこうよ!
勿体ないよ?
星組さんに移って、二番手さんになるのか、三番手さんになるのか?の、かなめくんですが、
組の美味しいトコを背負ってくことは確かだと思うので、
ガッツリ掴んで、頑張って欲しいです。
緒月くん。
鳴海くんのお父さんの秘書で、悪いところ担当です。
深雪ちゃんの婚約者を殺しちゃうわ、
(その罪をなすりつけられちゃった深雪ちゃんは、警察に追われるし)
終いには、一希を殴り殺しちゃうわ、
きゃー。
とんでもないヤツなのですが、
まぁ、ほとんど出てこないことときたら(笑)!
1幕は、10秒しか出てこないらしいって言われてたから、
私は、出てきたと同時に、秒数を数え始めた(笑)(笑)(笑)。
10秒よりは長かったと思うけど、
確かに光が当たってたのは、確実に30秒くらいだったと思う。
ファンの人、大変だなぁ。
しかし、ご活躍タイムは、短いんだけど、
確かにあれ以上出てたら、鳴海くんの立場は吹っ飛んでしまう。
緒月くん、素晴らしい。
前回の大劇場公演でも、悪いところ担当でしたが、
あの時に物足りないと思った点は、総てクリアされていた。
スーツに眼鏡、はらりと顔にかかる前髪、冷たい流し目。
美しい…。
そして、押さえ込んだ態度と、物言い。
課題は、暴力シーンまでもが、奇麗すぎることで、チャチに見えることくらいじゃないかしら。
だから、「死ぬ」という言葉が出てきたときに、
え?そんなに深手なの??って、思った。
死なない程度に、という手加減がありそうで。
残忍さ、の表現かな。。。
蓮城まことくん。
一希の病院の…ん?彼は、看護師?
医者じゃないし…助手…というポジションも無いから、看護師か。
毎日、違う鼻唄を、アドリブで歌われていたそうです。
私が観たときは、ミズちゃんをはじめ、雪組の人たちが沢山観にいらしていたので、
まずは、「カラマーゾフの兄弟」の、♪衝動の歌で…(笑)。
もう一度のチャンスでは、「AQUA5」の曲を。
「AQUA FEEL AQUA SOUL」は、途中までは、歌詞を歌い、
途中から、♪にゃにゃにゃ…になっちゃうんだけど(笑)、
カルテのボードを持って登場した音月さんが、
真面目くさった表情のまま、サビの手の振りだけは、蓮城くんと一緒にやって、
客席も、大いに盛り上がったのでした。
蓮城くんが、この役を、非常に伸びやかに、演じているのに、
とても癒されました。
そういう役、といえばそうなんだけど、
しかし、その枠以上に、はみ出さんばかりに演じているのに、大変好感がもてた。
いいスケールと、きらきら感を持ってるなぁ。
愛原実花ちゃん。
ヒロインのライバル…にも、実はなれていない、
一方的に一希に想いを寄せる看護師。
辛抱強く、一希を理解しているように見えて、結局は、執念の方に走ってしまう…。
恋は、盲目なのです
という言葉では片付けられない、彼女の行為の結果で、
そう、彼女が、一希の死を招いたわけで、
舞台上で演じられはしないけれど、精神病院に入ってしまうという…
素敵で優しい女の子の、内面で渦巻く気持ち、
抑えられない情念のようなものを、上手に演じておられました。
嫉妬によって、追い詰められながら、表面上は保っていく様子などは、
非常に自然に、説得力があり…説得力があるなということを、観客に感じさせない巧さ。
でも、いかにも破滅の鍵を握ってそうなニオいも、漂わせ…
さすが、演技派娘役。
観ている側も、
今回は、若いミミちゃんがヒロインをやることで、
ヒロイン系上級生たちの心中について、思うところが、多祥なりあったりするじゃない?
それがまた、役と重なる部分があるというか、
それを味方にしてしまっているようにも見えました。
この役がしっかりと、役割を果たしてくれないと、
作品にメリハリがついてこないので、実花ちゃんの好演は、重要ポイントのひとつだったと思います。
☆今日の体重計コーナー
「0.4」
やったぁ♪と、思わずガッツポーズ。
まぁ、私も、わずかな数字の違いに、ああでもないこうでもないと、
毎朝、賑やかだなぁ…(笑)
すっかり気をよくした私は、
今日は出勤日だったから、思いきって、帰りに歩くことにしました。
神田から日比谷まで歩き、今日発売のポストカードを買って、
そこから六本木まで。
しかし…寒かったなぁ。耳が冷たくて。
てことで、冒頭にくっついてる写真は、
今日は撮影してみた、東京タワーです。
なかなか…うまく写らないもんですね…
場数によって、得た度胸みたいなものは、
確実に身につけておられるなぁと思った。
非常にスタイリッシュだし、坊っちゃん風も、よく醸し出せている。
どこか、自分の二本足だけで立ちきれない、心許なさも、
この役には、とてもはまっていた。
…あれが、演技なんだったらすごいんだけど、多分そういうわけでもないんだろうな…
と、あちこちに感じる、メリハリの弱さ、みたいなものから、想像する。
鳴海くんというのは、物凄く美味しい役なんじゃないかと思う。
思う、というのは、
観ていて「美味しい!」って、拳握る瞬間が、現実にはなくて、
考えてみれば…という感じだからです。
美味しいところは、掘り下げてこうよ!
影のあるところは、とことん影を作ってこうよ!
勿体ないよ?
星組さんに移って、二番手さんになるのか、三番手さんになるのか?の、かなめくんですが、
組の美味しいトコを背負ってくことは確かだと思うので、
ガッツリ掴んで、頑張って欲しいです。
緒月くん。
鳴海くんのお父さんの秘書で、悪いところ担当です。
深雪ちゃんの婚約者を殺しちゃうわ、
(その罪をなすりつけられちゃった深雪ちゃんは、警察に追われるし)
終いには、一希を殴り殺しちゃうわ、
きゃー。
とんでもないヤツなのですが、
まぁ、ほとんど出てこないことときたら(笑)!
1幕は、10秒しか出てこないらしいって言われてたから、
私は、出てきたと同時に、秒数を数え始めた(笑)(笑)(笑)。
10秒よりは長かったと思うけど、
確かに光が当たってたのは、確実に30秒くらいだったと思う。
ファンの人、大変だなぁ。
しかし、ご活躍タイムは、短いんだけど、
確かにあれ以上出てたら、鳴海くんの立場は吹っ飛んでしまう。
緒月くん、素晴らしい。
前回の大劇場公演でも、悪いところ担当でしたが、
あの時に物足りないと思った点は、総てクリアされていた。
スーツに眼鏡、はらりと顔にかかる前髪、冷たい流し目。
美しい…。
そして、押さえ込んだ態度と、物言い。
課題は、暴力シーンまでもが、奇麗すぎることで、チャチに見えることくらいじゃないかしら。
だから、「死ぬ」という言葉が出てきたときに、
え?そんなに深手なの??って、思った。
死なない程度に、という手加減がありそうで。
残忍さ、の表現かな。。。
蓮城まことくん。
一希の病院の…ん?彼は、看護師?
医者じゃないし…助手…というポジションも無いから、看護師か。
毎日、違う鼻唄を、アドリブで歌われていたそうです。
私が観たときは、ミズちゃんをはじめ、雪組の人たちが沢山観にいらしていたので、
まずは、「カラマーゾフの兄弟」の、♪衝動の歌で…(笑)。
もう一度のチャンスでは、「AQUA5」の曲を。
「AQUA FEEL AQUA SOUL」は、途中までは、歌詞を歌い、
途中から、♪にゃにゃにゃ…になっちゃうんだけど(笑)、
カルテのボードを持って登場した音月さんが、
真面目くさった表情のまま、サビの手の振りだけは、蓮城くんと一緒にやって、
客席も、大いに盛り上がったのでした。
蓮城くんが、この役を、非常に伸びやかに、演じているのに、
とても癒されました。
そういう役、といえばそうなんだけど、
しかし、その枠以上に、はみ出さんばかりに演じているのに、大変好感がもてた。
いいスケールと、きらきら感を持ってるなぁ。
愛原実花ちゃん。
ヒロインのライバル…にも、実はなれていない、
一方的に一希に想いを寄せる看護師。
辛抱強く、一希を理解しているように見えて、結局は、執念の方に走ってしまう…。
恋は、盲目なのです
という言葉では片付けられない、彼女の行為の結果で、
そう、彼女が、一希の死を招いたわけで、
舞台上で演じられはしないけれど、精神病院に入ってしまうという…
素敵で優しい女の子の、内面で渦巻く気持ち、
抑えられない情念のようなものを、上手に演じておられました。
嫉妬によって、追い詰められながら、表面上は保っていく様子などは、
非常に自然に、説得力があり…説得力があるなということを、観客に感じさせない巧さ。
でも、いかにも破滅の鍵を握ってそうなニオいも、漂わせ…
さすが、演技派娘役。
観ている側も、
今回は、若いミミちゃんがヒロインをやることで、
ヒロイン系上級生たちの心中について、思うところが、多祥なりあったりするじゃない?
それがまた、役と重なる部分があるというか、
それを味方にしてしまっているようにも見えました。
この役がしっかりと、役割を果たしてくれないと、
作品にメリハリがついてこないので、実花ちゃんの好演は、重要ポイントのひとつだったと思います。
☆今日の体重計コーナー
「0.4」
やったぁ♪と、思わずガッツポーズ。
まぁ、私も、わずかな数字の違いに、ああでもないこうでもないと、
毎朝、賑やかだなぁ…(笑)
すっかり気をよくした私は、
今日は出勤日だったから、思いきって、帰りに歩くことにしました。
神田から日比谷まで歩き、今日発売のポストカードを買って、
そこから六本木まで。
しかし…寒かったなぁ。耳が冷たくて。
てことで、冒頭にくっついてる写真は、
今日は撮影してみた、東京タワーです。
なかなか…うまく写らないもんですね…