新幹線の車内広告。
エレベーター屋さんのキャッチコピー。
「セカエレ」
に、スゴツヨを連想してしまった私であります。
セカエレの文字を読み、
セカンドエレベーター?
と思った私。
正解は世界のエレベーター…ダメじゃん、セカエレ、わかりにくい。
そういう意味では、
スゴツヨって、わかりやすいっすね。
ということで、
王家最後の遠征でした。
今回、驚いたこと。
その1。
全く待ち合わせをしてないのに、私が到着しててくてく歩いていたら、
そこに、荷物を置いて立ち止まるVちゃんがおられたこと。
誰かと待ち合わせ?
と尋ねたら、
一人ですよ?
と言われたので、
二日間、ご一緒していただきました。
今回は、一人で過ごすものと覚悟して来ていたので、
実に思い掛けなく、嬉しい予定変更でした。
なかなか二人きり、ということも少ないし…よく考えたら。
Vちゃん、本当に有難うございました
Vちゃんに、
ブログ更新少ないですね!
と言われましたが…
気にして下さっていて、本当に有難いです。
もう少し、脳みその容量を増やして、平日も書けるようにしないと…と反省しました。
その2
ファラオのメイクが変わっていた!
先週観た時には、目の周りの隈取り的アイラインは、
青というか、緑というか…でありました。
それを、どうにも強烈だなぁ…と思っておったのですが。
昨日、今日と、黒ラメに変わっておられました。
ここに来て、リニューアル?
いやしかし、あまりの衝撃に、私ははじめ、固まり、
そして、すみません、笑っちゃいました。
いつから、変わったんだろう…
私は、黒ラメの方が、クールで好きです。
好きなのに…何故笑っちゃったんだろう。
関係ありませんが、
ファラオが、ラダメスさんに、
「何だ?言えっ!」
と仰る度に、私が大好きだった「ベルばら2001フェルゼン編」の、チャルさまグスタフ陛下の
「行ってやれ!」
を連想してしまう私です。
…だからどうしたって話ではありません。
それだけ、です。
久しぶりにこんなにチャルさまを拝見できるのが、嬉しいです。
さて。前回から間が空いてしまいましたが、
王家について語り、でございます。
☆せーこちゃん。
何故、せーこちゃんから?(笑)
それは、もう、近頃では、スゴツヨのせーこちゃんから、全く目を離せなくなってしまった…
という話をしたくてたまらないからです。
何というか、あの、ノリ!
あんなに嬉々として、首を利かせる様子が、可笑しくてたまらず、釘付けです。
もしかしたら、先生の正しいリクエストは、あのノリなのかも?
いや、娘役であんなに首を利かせるのは、正しいのか?
と、ずっと考えながら、
にやにやして観てしまうのですよ!
嬉々とした感じ自体が、あまりにもせーこちゃんらしくもあり。
ああ、面白い。
☆黒塗りがあまりにも似合いすぎる人たち。
この場合の似合いすぎる、というのは、
カッコいい、可愛い、以上に、リアルにいそうな人たち、
という意味です。
男の子チームでは、もんちさん。
女の子チームでは、真みやりん。
そしてそして、アムナスロさん!
この三人は、ハマりすぎていて、目が離せなくなる。
もんちさんにしても、真みやりんにしても、
風共に於いて、黒塗りチームであって欲しかった!と思うくらいです。
真みやりんの
アフリカ~には、アフリカのSoulを感じますよ。
もんちさんは、二幕はエジプト側の人ですが、やっぱりエチオピア側の方が…好きです。
そして、アムナスロさんは、
「殺せ!」の辺りで、あのキョロキョロ動く眼(まなこ)にロックオンされ…
あの風貌、…すんごいなぁ。
☆まぁくん。
また、スケールアップしている!と、今週も思いました。
カンパニー全体がスケールアップしてるのですが、
そこにキラキラと真ん中を占める、自信たっぷりの時のラダメスさんの大きさが、
どんどん増している感じがします。
(将軍になるのは)私に決まっている!
と言い放つ輝き。
力強く、勇ましく、潔く、美しい。
そりゃあ、モテモテでしょうとも。
あれですよね?
要するに、女官の皆さんも、ラダメスさんファンが多いってことですよね??
…そりゃ、そうでしょうとも!
そういう部分と、
絶望の中に居る姿とのオーラの違いが、好きです。
まぁくんは、非常に丁寧に役を作っておられて、
そこに感情を注ぎ込んで行くことで生まれる瑞々しさ。
ラダメスさんという人が、周りの色々な人を大切にしていること、
(これは、ファラオもアムネリスさんも)
そして、それを投げ打ってもアイーダに掛けるその愛の重さ。
一つずつが、非常に新鮮に毎回紡ぎ出されているのを感じます。
お話は哀しいのに、
でも、何回も観たくなってしまうのは、
その清々しいまでの生き様に触れるからなのでしょうか。
☆くみちゃん。
可愛い。
どんどん可愛くなっている。
月の満ちる頃辺りで、涙する時、いやしないこともあるのですが、
つまり、毎回タイミングが違うような感じ。
これが…
ラダメスさんが、指で拭ってあげるのですよ。
そのタイミングで。
ずきゅーん
と、なるなという方が無理ですとも!
くみちゃんの歌の情感に、自分が魅入られてるんだなと思ったのが、
今日、某所で通りかかったところで、高らかに歌われているアイーダさんの歌が耳に入り、
失礼ながら、思わず、耳を塞いで通り抜けずにおられなかった時でした。
歌っておられる方は、とてもお上手なのですが、
自分の頭の中に居るアイーダちゃんが追い出されてしまうような気持ちになったのです。
歌を音符から起こして歌うのと、
役から歌うのでは、本当に違うんだなぁと感じましたし、
くみちゃんアイーダさんと、多分彼女を想い…特にぎゅっと抱き締めているまぁくんラダメスさんが、
本当に大好きで、歌からそこまで繋がっているんだなぁとも思いました。
☆うらりん。
歌、上手になったなぁ。
そりゃ、本人比でもありますけども、
とにかく、アムネリスさまの自身たっぷりなところが上手く歌に作用するようになっていると感じます。
私のうらりんの好きなところは、
ご自分が綺麗なのはご存じなんだけど、それを振りかざさないところです。
その結果…というのでもないのかもしれませんけど、
アムネリスさんも、生まれ持った美しさ、生まれ持った権力が、
今更振りかざすようなものでもなく、彼女の中での当然の「前提」であり、
自然で身についている物、という風に見えるのが好きです。
お姫さまの気の強さはあるけれど、
落ち着いた思慮深さの中にある気品もある。
我儘だけで物を言ってる人ではないというのが見える…
だからこそ、ラダメスさんが、見抜かれるようで怖い眼差し、というようなことを歌っている…この一節に説得力を与えてくれている。
上手く見せようというところがない人なので、
そういう押しがないのが物足りなく感じる方もおられるかもしれませんが…
うん、お芝居が素朴ですよね。
でも、今回の主要キャストで、
上手く見せよう的なお芝居をする人、居ないですね。
全体的に真っ直ぐ。
それも、お芝居全体のバランスとしていいのかもしれない。
☆マカゼくん。
私が思っていたより…思っていたといっても、私がマカゼくんのお芝居で生で観た一番最近の物は、
恐らくは南太平洋で、、、大分経ってます?(苦笑)
思っていたより、パワーを感じるし(すみません)、
彼女も非常に真っ直ぐにウバルドさんを演っておられる。
それが、いい感じにワイルドに仕上がっているのが、宙っぽくて、いい。
☆りくちゃん。
今回、私、りくちゃんのお芝居が好きで、
三人が出て来ると、ついりくちゃんを観てしまうのです。
あの優しかったお前が
と言われるのが、すごく感じられて。
深いお芝居をするようになったなぁ…りくちゃん。
つづく。