そんなことを、喋りながら歩いていると、
ふと、立て看板に気がついた。
仏様だったか、観音様だったかが、地上にご降臨遊ばされてる絵なんだけど、
どうしてこんなところに、こんな看板が?
Hちゃんは、
「この庭が、この様子を再現してるって意味では?」
と、おっしゃいました。
ああ~っ、そうか!!!
…ちっとも、気付かなかった。
Hちゃん、さすが~。
庭園を、その絵に基づいて作ってあるらしい。
はぁ~、贅沢な作りというか…どういうことなんだろう。
ココで、庭を眺めることで、ご降臨を肌で感じようということだろうか。
この庭の奥、でしたか。
徳川3代の像が納められている小ぢんまりとした建物がありました。
中央が家康公で、両脇を秀忠・家光両氏が固めておられるんだけど、
この像の上に、それぞれの絵とお名前が飾られていました。
だから、何の像なのかというのが、大変に分かりやすかったんだけども…
ええ、大変にご親切なのは認めます。が、
このでかでかとした字だけでも、風雅さを損なってるような気がするのに、
この絵は、どうなの?必要なの?
これが、風光明媚な日本画、とか、よく教科書で見るような肖像画なら納得したのです。
しかし…かけられてる絵は、
かなり新しい感じの油絵でした。
一人に1枚ずつ、しかもかなり大きいサイズ。
この絵だけでは、誰だかわからないので…お名前が書いてあるのだろうか、と思う感じの絵。
私なんかは、教科書の肖像画以外は、ほとんど見たことがないので、
ああいうお顔なんだって、勝手に思っているでしょ。
実際は、全然違うかもしれないけど、だけど、わかんないがゆえに、
油絵の肖像画が、実際に近かったとしても、それを察知することが出来ないわけだ。
とにかく、この絵たちの存在感しか印象に残ってなくて、
像の扉が開いてたかどうかも、サッパリ覚えていない……どうしてくれるのだ?(笑)
油絵に大笑いして、
どうなのよ、あれは?
と、言いまくる私に、
「ええやん、わかりやすくて」
と、Hちゃんは大人でした。
どうも、もしかすると、私は京都という場所に、幻想を抱いているのかもしれない。
伝わる物を伝えて行く姿ばかりをイメージしてるんだけど、
京都は生きている…生きている限りは、新しく進んで行く部分も半分あるんだよね。
建仁寺の天井画や、八坂神社の塗り替えも、そういう流れの中のこと。
この油絵だって、そんなことの一部だと思……
いや、それにしては、面白かった!(笑)
しかし、この3代像を見て、わかりました。
この知恩院は、徳川縁の場所なのです。
どこかにあった解説では、
日光東照宮へ家康公の遺骨が移る前に、ここに安置されたとか…
すみません、ざっくりとしか読まなかったので、
あんまり正しくないかもしれないけど、そういう所以ある場所なのでした。
ほおぉ……なるほど。
(適当だなぁ…私)
つづく。
ふと、立て看板に気がついた。
仏様だったか、観音様だったかが、地上にご降臨遊ばされてる絵なんだけど、
どうしてこんなところに、こんな看板が?
Hちゃんは、
「この庭が、この様子を再現してるって意味では?」
と、おっしゃいました。
ああ~っ、そうか!!!
…ちっとも、気付かなかった。
Hちゃん、さすが~。
庭園を、その絵に基づいて作ってあるらしい。
はぁ~、贅沢な作りというか…どういうことなんだろう。
ココで、庭を眺めることで、ご降臨を肌で感じようということだろうか。
この庭の奥、でしたか。
徳川3代の像が納められている小ぢんまりとした建物がありました。
中央が家康公で、両脇を秀忠・家光両氏が固めておられるんだけど、
この像の上に、それぞれの絵とお名前が飾られていました。
だから、何の像なのかというのが、大変に分かりやすかったんだけども…
ええ、大変にご親切なのは認めます。が、
このでかでかとした字だけでも、風雅さを損なってるような気がするのに、
この絵は、どうなの?必要なの?
これが、風光明媚な日本画、とか、よく教科書で見るような肖像画なら納得したのです。
しかし…かけられてる絵は、
かなり新しい感じの油絵でした。
一人に1枚ずつ、しかもかなり大きいサイズ。
この絵だけでは、誰だかわからないので…お名前が書いてあるのだろうか、と思う感じの絵。
私なんかは、教科書の肖像画以外は、ほとんど見たことがないので、
ああいうお顔なんだって、勝手に思っているでしょ。
実際は、全然違うかもしれないけど、だけど、わかんないがゆえに、
油絵の肖像画が、実際に近かったとしても、それを察知することが出来ないわけだ。
とにかく、この絵たちの存在感しか印象に残ってなくて、
像の扉が開いてたかどうかも、サッパリ覚えていない……どうしてくれるのだ?(笑)
油絵に大笑いして、
どうなのよ、あれは?
と、言いまくる私に、
「ええやん、わかりやすくて」
と、Hちゃんは大人でした。
どうも、もしかすると、私は京都という場所に、幻想を抱いているのかもしれない。
伝わる物を伝えて行く姿ばかりをイメージしてるんだけど、
京都は生きている…生きている限りは、新しく進んで行く部分も半分あるんだよね。
建仁寺の天井画や、八坂神社の塗り替えも、そういう流れの中のこと。
この油絵だって、そんなことの一部だと思……
いや、それにしては、面白かった!(笑)
しかし、この3代像を見て、わかりました。
この知恩院は、徳川縁の場所なのです。
どこかにあった解説では、
日光東照宮へ家康公の遺骨が移る前に、ここに安置されたとか…
すみません、ざっくりとしか読まなかったので、
あんまり正しくないかもしれないけど、そういう所以ある場所なのでした。
ほおぉ……なるほど。
(適当だなぁ…私)
つづく。