はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

中日つあー☆名古屋着

2007-02-28 20:18:14 | Weblog
夜行バスで、
THちゃんは、パーキングエリアの休憩で、外に出ないで寝ているタイプです。
SEちゃんも私も、外の空気を吸って、身体を動かしたいタイプ。
従って、私たち2人が降りやすいように、席を決めました。
THちゃんが窓際、その横がSEちゃん、通路挟んで、私。

私はフットレストのついてるバスなんか久しぶりに乗ったので、慣れるまでむしろ違和感がありました。
足、伸ばしにくいんだよなぁ。(我が儘。私がでかいからだ!)
でも、せっかくフットレストがあるし、ブーツを手軽に脱いでいられるし…使わないと悔しい。
(こんなとこまで、貧乏性が…)

2回、パーキングに寄りましたが、その2回め。
バスが停まったのが、分かりやすい場所だって感じて、化粧室に向かった私たち。
さて、バスに戻ろうと歩き始めたら……見当たらない。
イメージは、赤いバスで、東京駅の集合場所で見た、自らのボディをややライトアップした姿。
だから、遠目に目立つって、私たちは思ってたんだよね。
さぁっと頭の中が白くなる。方向、間違えた?

こういう時、一人で行動してると、眠くてぼんやりしてても、どこか自分に言い聞かせながら歩くじゃない。
バスはこっちだぞ、私はこっちから歩いてるぞ…
って。
が、二人で喋りながら歩いてたから、その感覚が抜けてしまったのです。
あーららららら、もしやバスに戻れない?

1回めの休憩の後、バスではちゃんと点呼が行われたっけ?
不安にとりつかれた私たちは、ますます不安になりはじめる。
これ、私たちがいないことに気付いてもらえなかったら、置いて行かれるよね。
とか、笑いながらも、焦る。
パーキングの案内図を見ると、多分、はじめに戻ろうとした方向で正しいんだよなぁ…理屈で考えたら。
(何かを思い出すって理由でないのが情けない)

で、腹を括って、そっちに向かって走ってみる。
すごく近くまで行って、やっとわかりました。
バスは、おとなしめにそこにいました。
ダメだよ~イメージ変えてもらったらわかんないじゃん!
…ま、わかんなかったのは私たちだけでしょうけどね。
はじめのまま、歩き続ければよかったって訳でした。
なぁんだ…やれやれだ。
基本が方向音痴なんだから、気を抜いてはいけませんな。

名古屋に着いたのは、ほぼ予定時刻の6:00すぎでした。
やっぱり、THちゃんは途中で起きなかったねって言ったら、
THちゃんは、窓際が寒くて目が覚め、案外寝られなかった、とおっしゃいました。
私たちがバスに戻って来て、
「Joyful!!だったのに、あんまり聴かないで通り過ぎちゃった」
って言った私の言葉を聞いてたって、ちょいと得意げにおっしゃるTHちゃん。

うんうん、確かにね。
危うくバスに戻って来られなくなりそうになった時、
私は聴いてた音楽端末に、かしちゃんの『Joyful!!』が流れてるなぁと思いながらも、
あまりにも、あわあわしてたから、ろくに堪能できなかったの。
バスに帰り着いた時に、ちょうど『Joyful!!』が終わってしまい、
それをSEちゃんに言ったのです。
ふうん、聞いてたんだ?2回めの休憩の時にね…
と言ったら、THちゃんは休憩が何回あったかをご存じなかったし、
まして1回めの休憩の存在すら気付かなかったご様子。
…充分、しっかりお休みになられたのでは?(笑)

さて、
私の昨年の記憶どおり、バスが着いた辺りにデ☆ーズがありました。
昨年は、あそこはやってたけど、他の子と合流するために駅の向こう側に行って…
入るお店が無くて、困ったんだよなぁ。
だから、ここを動いてはならぬ!いいじゃん、ここで、身支度までしちゃおう。

他にあいてるお店が無いのを知ってる人は意外に多いらしく、
この早朝にもかかわらず、こんでいました。
禁煙席、というと、なかなか空かないみたいで、後からのお客様に次々抜かされました。
いいの、暖かくて、座れる場所ならば。待たせていただきましょうぞ?

そういえば、ファミレスで待たされる時って、名前と人数を書くじゃない?
THちゃんも私も、まず、一度で理解していただけない苗字だから、そういうところに自分の名前を書くのが嫌いです。
苗字が長いTHちゃんは、よく自分の苗字の後ろの方だけ書いたりするそうです。
なるほどね。

私のは、そういう問題ではないから、同行の友人の名前を率先して語るようにしてる。
だから、今回だって、SEちゃんのお名前を書いてもらおう、とお任せしました。
が……後から見たら、こう書いてありました。

アヤナ…3人

そ…それって嬉しいの?
アヤナファン、の略と思えばよいのか?(いや、そこまで考える問題でもあるまいて)
今更訂正する必要もないだろうから、そのままで。
やぁ、やっぱり、SEちゃんは若いわねぇ……と、こういうときに年齢の差を感じる私。

アヤナ?さん??、と…
店員さんに呼びにくそうに呼ばれて(笑)、席に案内されました。
以後、栄に着いたVちゃんを無理矢理に呼び寄せて、
私たちは、かなり長い時間、このお店にご厄介になりました。
幸い、徐々にお店はすいてくる傾向にあったし。
この日は、ひろみちゃんの入りが無かったからね。
ほんとに、ゆっくりゆるゆると過ごしたのでした。

やがて、半分迷子になりかけながらVちゃんがご到着。
(ごめんねぇ、…Vちゃん、わざわざ来させて)
その、Vちゃんの出で立ちに…私たち3人、多分全員の視線が一点に集中したよねぇ。

Vちゃんは、音楽端末を大変気に入って下さっていて、
この時も、それを首からさげて登場されたのです…が。
「何、これっ!」
端末の裏側…私がシールを貼らなかった側に、あさちゃんのお顔が3枚。
3枚とも、あさちゃんのシールなの!
しかも、端末の裏面なのにもかかわらず、
そっちが見えるように首からさげてるのよ。
は…恥ずかしかったりはしないのだろうか?
まぁ、しないからさげてる訳よねぇ。。。
若いって感心すべきか、
ほんとに好きなのねぇと感心すべきか、
お姉さんわかんないわ。

Vちゃんが、ひとしきり、その点について集中砲火を浴びて(笑)しばし後、
私たちはタクシーでホテルに移動したのでした。

つづく。


中日つあー☆序章編

2007-02-28 07:55:34 | Weblog
あっという間に、金曜日でした。
宙楽が、火曜日だったから、無理もないんだけど、
それにしてもせわしない。
私だけじゃなく、THちゃんも、SEちゃんも、そうだったみたいね。
息継ぎする暇が無い感じ。

私は、金曜日は帰宅せず、会社から夜行バス直行でした。
だから、荷物を2日にわけて、会社に運びました。
が……なんか、荷物が多いの。
私は、普段から、荷物が多い人ではあるし、寒さ対策だけは欠かしたくないから、余計につい多くなる。
それにしても…と思えば、DVD関連だ!

ちょっと反省した。
これからは、着たきりスズメになるくらいの気持ちで、遠征することにしよう。
きっと化粧品もしぼれるはず……って、DVDを減らす反省じゃないのか?(笑)
今まで、使わなかった衣類圧縮袋も使うべきかなぁ……。

ともかく、会社にいくらか荷物を置き去りにしたけど、やっぱりバッグはいっぱいだった。
そのバッグも小さかったなぁ。大きい方にすればよかった。
反省だらけで、会社を出ました。

THちゃんと、有楽町のファーストフードで待ち合わせしました。
THちゃんは、お仕事が忙しくて、早く上がってこられるか心配してたんだけど、大丈夫だった。
よかったよかったって思ってたら、
実は、上司に言いつけられたお仕事の目処がたつ前に、放棄して帰って来たらしい。
「いいんです。月曜の午前中までなんで」
おおっ頼もしい!無理矢理にも頑張っていただきたい。

情報によると、月組さんのお稽古終了時刻まで、まだ時間がありそう。
ここで、ご飯食べちゃおうよ?

THちゃんが、そわそわしはじめました。
「薬がみつからないんです」
えーっ?
聞けば、体質改善みたいな効果を求める薬であって、
飲まないと症状がとまらないとかいうタイプのものではないらしいので、少しほっとする。
花粉症の薬、とかではないんだ?
不幸中の幸いかな。
それにしても、THちゃんは、その薬が飲めないことを、ずっと気にされてました。
まぁ、後でお風呂に行った時に探せば出て来るよ?

食べて一息ついたら、ちょうどよい時間でした。
さぁ、見物にでかけよう。

Hちゃんは、私が日比谷に行くと言ったら、とっても心配してくれました。
大丈夫?無理しないでね??って。
…私は言われるまで忘れてました。
あ、そうね…こないだまで自分が過ごした時間を思い出して、切なくなってしまうものなのか。
その辺り、私はおとめではないので、
場所が一緒でも、結構、空間は別ものに感じるんだよね。

それよか、中日に行くことの方がしんどいんじゃないかと、そのことで気持ちがいっぱいだったから…。
確かに、ガードが目の前にあって、
これから、かしちゃんの同期が出て来る、なんて現場、よくもほいほい出かけるよね。
多分、私自身のことよりも、
誰かのために『お土産』にしたいっていう気持ちが前面にあるから、平気なのかもしれないな。

ゆーひさんが出てこられました。
ゆーひさんは、さっさかさっさかお手紙を受け取って、
ガードの一番後ろの列の方たちは、速やかに立ち上がって、お手紙を渡して。
美しいまでに、統制のとれた光景でした。
そして、何よりも私にハイパーインパクトを与えたのは、
ゆーひさんが車に乗り込む前に口にされた、一言でした。
力強く、短く、ゆーひさんは言いました。
「お疲れッ」

私は、カメラくんを構えたまま、
もうちょっとで、画面に向かってツッコミ入れるところだった。
えっ…お疲れ、様、じゃなくて、お疲れッなんだ?
ちょっとしたカルチャーショックだよ…。
この感じに、
ゆーひさんファンの皆さんは、ゆーひさんとの一体感を味わうんだろうか。

THちゃんはちょっと離れていたので、生で聞こえなかったかもしれないけど、
私の印象をお話しすると、
「そこが、格好いいんですよっ!」
と、力を込めておっしゃいました。
ふぅぅぅぅん…
確かに、格好いいには違いない。相当に男前でしたよ!
…キザだよね。
そして、無茶苦茶新鮮だった。

あさちゃんは…
あさちゃんも、お手紙を受け取っておられました。
私の位置からは、口元しか見えない(…?私がでかいからか???)んだけども、ね。
さぁぁっと、お手紙を受け取って、そして車に乗り込まれたあさちゃん。
一所懸命、手を振ってた。
ぴらぴらぴらぴら~っと、手を振ってる姿が目に焼き付いてる。

ふーん…
やっぱり、雰囲気って、みんな違うものだねぇ。
そうやってみてると面白い。

無事に、お土産ができました。
喜んでくれるといいね。

私たちは、さっさと日比谷を離れます。
次は、お風呂。
THちゃんは、TCAの「帰り」に入ったお風呂を気に入って下さったらしく、
あの時は「行き」ではおつきあいして下さらなかった銭湯に、
今回は二つ返事で同行して下さいました。
そ、夜行バスに乗る前にお風呂に入ると身体がほぐれてよいのです。

こんなときに、いつも私が利用している銭湯は、銀座の真ん中にあります。
だから、劇場から歩いて行かれるわけだけど……。
THちゃんは、スキップされてました。
……よかったよ、ゆーひさんに会えて嬉しかったのね。

銭湯にて、お荷物をひっくり返すと、案の定…出てきましたよ、THちゃんのお薬が!
これで安心して、遠征をすごせるね。

お風呂でゆっくりと過ごして…過ごしすぎて、
案外時間は遅くなってました。
バスに乗る前のDVD観賞会があんまりできなかった~。
しかし、ここでTHちゃんには初お目見えの私のプレーヤーくん。
もちろん、早速、THちゃんは画面をふきふきしたい!…が、ご自分のタオルがすぐに出てこなくて、むずがる。
そこで、私のをお貸ししたんだけど…(笑)。
とりあえず、画面の大きさと、充電池の連続再生時間の長さにご満足いただきました。よかったわ。

一緒に、東京からバスに乗ってくSEちゃんから、メールが来てました。
お家に電話を忘れてしまったので、一度取りに帰ったため、予定より遅くなります、
とのことなんだが…ひぇ~、お疲れ様…!確かに電話は必需品ですな。

私たちが行ったファーストフードも、閉店が23:00みたいでした。
23:15に東京着のSEちゃんと合流するにはちょうどよかった。

待ち合わせ場所に行くと、もうSEちゃんがいらしてました。
…が、一瞬、素通りしそうになったわー…SEちゃん、えらい雰囲気が違うじゃない?
前髪が変わった…ってのと、やっぱり眼鏡かしらん?

そうそう、SEちゃんとTHちゃんは、ひろみちゃんの親睦会に向けて、気合いが入っていて、
お二人とも、美容院のお世話になっておられました。
THちゃんなんて、パーマをかけたものの、一度では、あっちゅう間に落ちて、かけなおしたのだ。
それが、某月曜日のご用事で、私は、パーマかけたてのTHちゃんの証拠写真を…
と、ホテルのロビーで写メ撮影までしたのです。
また、パーマが落ちてしまったら…こんなふうだったのに…って思えるじゃん?(ネタ?笑)
だけど、今回は大丈夫でした。よかったね。

夜行バスに乗るまでに、中途半端に時間がありました。
で、外でバスが来るのを待ってたんだけども……
THちゃんは、とっても眠たそうでした。
…ってか、寝てません?キミ??
すごい、生返事なの…(笑)(笑)(笑)

宙の千秋楽の話かなにかをしてたんだよね、多分。
「ちょっと、ちゃんと聞きなさいよっ」
とSEちゃんにど突かれても、まだぽよぽよしてて、ああおかしかった。
ど突かれちゃうほど、お寝むなTHちゃんも面白いけど、
ど突いちゃうSEちゃんも、面白い。
何をあんなに笑ってたか忘れたけど、ものすごい大笑いしてたね。

早速、中日ツアーが愉快な展開になる予感がしはじめたところに、バスがやってきました。
赤い派手なボディのバス。
この派手さに、私とSEちゃんは油断し、後ほど、ひやっとした出来事が…。。。


その話は、また。
つづく。


よれよれしながら(?)、アキバ通い

2007-02-26 23:17:46 | Weblog
THちゃんに、
「ホントにDVDプレーヤー買うんですか?」
と言われましたが。
私は、買うと言ったら買うのだ!
予告無しに買うことはあっても、
予告して買わないなんてことはないのです…男前だから(笑)。
どんなにお金が無くても、
どんなにくたびれ果ててたって、
負けないぞ!(笑)


千秋楽があけて翌日。
何でもないみたいに朝が来て、会社に行きました。
私の頭の中には、
友人たちのホテルのお部屋をお暇(いとま)した時の、みんながバイバイしてくれた笑顔とか、
帰りに通り抜けた、劇場前の……
数時間前の熱気や喧騒はどこへやら、綺麗に片付いて、ゴミ一つ落ちて無い道…
劇場には、竜馬のポスターが貼られていて、
私は食い入るようにみつめながら、
その清められたみたいにも感じる誰もいない夜の道を通ったのでしたが、
その劇場前の光景が、頭の中にくっきりと焼き付いたまま、
事務所のドアを開けました。

そうです、皆様。
ウチの会社は、この日が社員旅行の日程の最終日でした。
社員旅行に行かなかった人たちが私以外にもいたから、
…まぁ、事務所のおよそ半分くらいは埋まってましたが、やっぱり、朝らしくない人口密度でした。
それでも、ゆっくりと、スイッチが切り替わって行く。

一応、
会社はあんまり機能してないよ
って、お客様にはご連絡したと聞いてたから、暇なんじゃないかと思ってたんだけどなぁ。
…案外、忙しかった!

人数が少ないから、総仕事量が少なくても、
手順が変わったり、ちょっとしたこともやらねばならぬことが増えたりして。
私は、営業さんから頼まれてたことを、すっかり忘れてました。
ああっ!Mさん(お客様。イメージは、下町の問屋さん)に配達する約束だった材料を打ち込みしてない!!
と気付いたのは、配達締切り時間を越えてた…
これがまた、私自身がうけた注文。取り寄せの手配をしたのも私。
Mさんの社長に調子よく、
「休み明けに…配達はありますから!」
なぁんて言っちゃってたのに…ああ…嫌われるかも。
(先輩の某くんは、この社長を激怒させて、営業と謝りに行き、以後二度と用事を言いつけられたことがありません)

要するに、頭が7割くらいしか働いてない感覚なのですよ。
その7割をフル稼働させるだけの気力も薄くて、
事務所の緊張感も、人が少ない分下がっており…
で、私はかなりダメな感じでした。

とりあえず、倉庫に電話してみる。
「あの…Mさんのところの配達、もう出ちゃってますよね?」
「ああ、出たよ。今日は配達少ないからね、早かったんだ」
……Oh!NO!

本来、お休みってことになってるから、
電話はとらなくてよろしい、お客様にお電話しなくてよろしい、
とは言われていたけど、
Mさんの社長にとにかく電話をし、謝り倒したら、
社長はあんまり怒るふうでもなく、
「じゃあ、さぁ~、調べて欲しいことがあったんだよねー」
と言われた。
はぁ、もう何でもしますって…二つくらい用事をさせていただき……
あ…こんなだから、忙しかったのか???

後からおそるおそる、
「(配達できなかった材料は)大丈夫でした?」
と尋ねたら、けろっと、
「お客さんに謝って、待ってもらった」
とおっしゃった。本当に申し訳ありませんでした…!

とにかく、頭がいつもに増してとろとろしてて、徐行運転状態。
脳みそが時間の流れに追いついていきませんでした。
暇だったらやろうと思ってたことなど、もってのほか!

それでも、定時になると、
いつもはまだお仕事してるベテラン営業の面々が、
帰るぞムードを作りはじめました。
そっか…もういいよね、帰ろう。

こんなどうしようもない有様なくせに、
今からなら、秋葉原も回れるかもしれない…と考え、
てくてく秋葉原に向かって歩きました。

秋葉原から徒歩圏内に勤務しながら、今まで、私は秋葉原のYカメラに行ったことがありませんでした。
噂では、とてもでかいと聞いてたんだけど、
私は有楽町のBカメラを重宝に利用してるから、別の場所でポイントを溜める気にならなかったの。

でも、Bカメラで、ポータブルプレーヤーを見ていても、
これと思う機械はもう一声、値段が下がらない。
やっぱり、20000円代にはなって欲しいのよ!
だから、秋葉原リサーチをしようと思ったわけ。

Yカメラに行く前に、お金を用意すべきか悩みました。
でも…預金残高があまりに情けなかったので(大苦笑)、
とりあえず今日はいいや、と下ろさずに行ったんだなぁ…。
何軒か、回って、安さを比較できたらと思ったんだよね。この日に買うんじゃなくて。

Yカメラは、ものすごく売り場面積が広かった!
まさに、「びっくりーつ」…あれは、すごい。
プレーヤーが置いてある階をぐるぐる回って、回って、
ポータブルを発見するまでに時間がかかった。
聞けばいいのに、こう見えて私はそういうのが苦手なので、
探せるものなら自力を目指してしまう質。
…考えたらムダな労力だよねぇ、結構ヘロヘロなのにさ。

売り場を発見して、すぐに目に入ったのは、S社のポータブルプレーヤーでした。
これは、Bカメラで目をつけてた機種で、
ちゃんとDVD-RのVRモードで録画したものが再生できるはずなのです。
それが…

「本日限り、29800円」

になっていました。
ちょいと待って?5000円も安いじゃん??

本日限りって、ホントかな?
しょっちゅう、本日限りになってるんじゃないだろうな?
有楽町に行ったらもう少し安かったりしないだろうか?

そんなことを考えながら、他にもいい機械がないかと見てみる。
DVD-RのVRモードが再生できるという、もっと安い機械もあったけど、
画面も小さいし、充電器材は別みたいだしなぁ…

そして、この日は、CSを録画したmyディスクを持参してたので、
勝手にあけて、勝手に再生なんざしてみましたよ。
うーん、一応再生できるんだね。

さっきの機械のところに戻ると、私が自分のディスクを入れる前に、かしちゃんの声がしました。
は?…何が起こったかわからぬまま呆然。
しばらくして、それはどうやら、スカパーの宣伝チャンネルか何かが、隣りの機械で再生されてたみたいだったんだけど、
私が動けなかったのは言うまでもありません。
しばらく、ローリーの歌を聴いてたもん。

ちょっと落ち着いて、自分のディスクをセットする。
読み込むのに、多少時間はかかるけど、始まったら、モニターの美しさが段違いでした。
重さ自体は、さっきのと同じくらい。
よし、買おう!!

こういう量販店でのカード払いは不利です。
ポイント発生率が違うでしょ?
ここでカードで払うか、ATMに戻って手数料かけても現金を引き出すか?
何百円の違いだけど、働かずして得られるお金は貴いのだ!
手数料がかからない時間だったさっきに、下ろさなかった自分を責めつつも、
だけど、「本日限り」を逃さなかった自分は褒めました(笑)。
…有楽町で交渉してみようとか、よそも見てみようとか、
そんな考えはもう吹っ飛んでました。
これ以上は、もうたいして安くはならないでしょ、きっと。

Yカメラに戻った私は、迷いも無く、
「本日お買い得!」
とマイクで叫ぶお兄さんに、真っ直ぐ歩み寄ったのでした。

てなことで、この時点でめでたく、
中日遠征でのDVD観賞会が実現されることになりました。

だけどねぇ…この後がいかん!
梱包されてる箱が邪魔だったから、
箱の中身を取り出して、箱を捨ててもらったんだけど、
……私はリモコンを置き忘れました。
帰宅したら見当たらないから、ああ、あのテーブルから落としたんだな…と納得。

だから、翌水曜日に、またYカメラに…雨の中足を運び、尋ねました。
あっさり、出て来たリモコンくん。無くても、支障無く再生できるから、要らないといえば要らないんだけど、まぁせっかくだから…と、有り難く持ち帰る。

と、翌日になって気がつく。DVD観賞メンバーが6人であることに!
プレーヤーのイヤホンジャックは2個しかない。
このままでは、ヘッドホンを片耳ずつ使うとしても、4人しか聴けないじゃん!

このDVD観賞会というのは、
ホテルの部屋、とか、カラオケボックスとかいう空間では行わないので(笑)、
ヘッドホンは必需品なのです。

ダメだダメだこのままでは…と考え、
ふと思いついたのは、
一つのジャックを二股に分岐するジャック
なんてのが、世の中にはあるんじゃなかろうか?
ということ。

……で…売り場面積を誇るYカメラに再び……(笑)
つまり、3日連続で通ったのでありました。

なんと言っても、頭が働いてないからさぁ…
なんだ、このムダだらけの動きは!
でも、これが私のあの時点の精一杯だったみたいね、情けないけど。

だけどおかげで、DVD観賞会ができたんだもん、上出来上出来♪
(ということにしといて下さい)

が…今朝、びっくりな出来事がありました。
その分岐できるジャックは、既に我が家に存在していたのを、
他の物を物色していたら発見したのでした。

ななな、なんと!!!
まさか、ウチにあるなんて、思いも及ばなかったよ…。

今更出てきたってさ…と、元の場所に戻したけど、
よく考えたら、もう一つあれば、8人で観られるということか?

なぁんてね!
はいはい、あの小さい画面を8人で囲むのは無理です(笑)。
4人が両耳で聴かれる、と考えるべきだね。

え?それでも素敵じゃん?
よし、どーせ使ってないんだもん。後で密かにパクっとこ…(にやり)。

これを読んでらっしゃる、お友達の皆様。
是非是非、DVD観賞会しましょうね!(笑)



そして3連休の終わり

2007-02-25 22:56:03 | Weblog
何を、そんな至近距離で、THちゃんと電話をしたのか。
某方からお預りしたビデオカメラの使い方と諸注意について、ご説明したのです。
…だけどねぇ、THちゃんの位置からでも、やっぱりビデオ撮影は無理だと判明。
外付けモニターが無いタイプだから、難しいのね。
ま…仕方がありませんわ……。
せっかくビデオカメラをお預かりしたのに、
某方にも、THちゃんにも申し訳無かったなぁ。

THちゃんとのやりとりをしてる間に、
中継をご覧になったSEちゃんからメールをいただきました。
とにかく、SEちゃんは泣けてたまらなかったご様子。
後から聞いたら、カメラはアドリブを全部把握してるかのごとき、カメラワークだったんですって。
すごいなぁ…まさか、カメラ担当にまで、アドリブしますっていう申告リストが事細かに渡ってたわけじゃ。。。ないよねぇ。
それにしても、SEちゃんは、ほんとに中継を堪能して下さったご様子。
いい方に観ていただけてよかったなぁと、私もとても嬉しかった。


退団者の方々が出て来られました。
前のガードの様子が全くわからないので、どうしてだかわかりませんが、
一人出られるごとに、ギャラリーも少しずつ前に前にと詰めていく感じ。
おかげで、しばらくすると、THちゃんと私との間は、1列くらいになって、
電話でなくとも(笑)、会話が成り立つようになっていました。

ビデオ撮影を諦めたTHちゃんに、じゃあ携帯でやってみたら?とおすすめしたら、
THちゃんの電話の電池が…大変心許無い状況になってるとのこと。
そしたら、私の電話を…とお預けして、トライしてみることに。
だけど、携帯電話のカメラって難しいんだよね。
やっぱり、私のカメラ(アナログの・笑)を持ってくるべきだったか?
いや、THちゃんの目線の高さでは、ビデオカメラと同じことか…。
せっかく、この窮屈な場所で頑張ってるのに、ねぇ…。

私のデジカメくんは、とても使いやすいとは思うんだけど、
やっぱりちょっとコツがあって、慣れないと難しいみたいです。
明るい時、目の前に障害物がない場合、はいいのだけど…ってそりゃどんなカメラもそうか。

で、かしちゃんが来られるまでに、カメラを高く掲げた場合、どこまで撮影できるのか、について試してみました。
慣れてるパターンと、ほら、違うから(苦笑)。感覚が分からないわけです。
すると、掲げたら、自分でカメラの画面が見えないことが判明。
画面が…っていうか、画面が見える角度のおかげで、画面に映ってるものが見えない。
その場合でも、いつもの動きならなんとかやれるだろうけど、今回は難しいなぁ。

でも悔しいから、いろいろと検証して、
何がどういう感じで、画面に見えてるかを予想したり、
出だしの構え方について工夫したりして、
まず、るいちゃんが出て来られるのを撮影してみました。
これが、退団される方の少ない公演だったら、万事休すだったかも。

るいちゃんは、なんとかちゃんと追えました。
肉眼でも、僅かにですが見ることができました。
ピンクの薔薇が、ほわわんとした空気を纏ったるいちゃんにお似合いで、可愛かった。
割に私たちから近い場所に滞在されてる時間も長かったんだよね。

この成功?に励まされ、かしちゃんをお待ちする。
それまでの、退団者が出て来られる間隔より、少しだけ長い時間の後、
楽屋口が開いた空気を感じ、カメラを掲げました。

かしちゃんが、舞台の上で持ったブーケは、緑の紫陽花(THちゃんによると、紫陽花の花言葉って、いろんなよい意味があるんですって)を基調に、
色とりどりの薔薇を点々とあしらった、かなり大きくて重そうなものでした。
それを持って出て来られるのを想像していたのだけど、
カメラの画面に映っているかしちゃんが抱えているのは、全く違うものでした。
桜の枝…花が咲きかかった桜。
多分、1mよりいくらか大きかったでしょう。
それを斜めに抱えて、歩いて来られるかしちゃん…。
かっこよかった……!
すがすがしいし、りりしいし、でも、ほんのりと柔らかい。

でも、実際に観てたのは、私のカメラくんであって、
私自身は全く肉眼で見ることが出来ませんでした。
なんでだったんだろ(苦笑)。

ゆっくりゆっくり、かしちゃんは歩いて、
そして、報道席の前でもゆっくり滞在して。
かしちゃんが、帝国ホテル方面に向かって歩き出した時、…事態が変わりました。
私の周囲のギャラリーの方々が一斉にかしちゃんを追いかけたのです…。

2つ前の記事をご覧いただいた方は覚えておいででしょう。
私には、荷物が沢山ありました。
肩に掛けていられなかったから、足元に置いていたのです。
その方が、周囲にも邪魔にならないからね。
荷物でゴンって、誰かの頭を殴ったら申し訳ないじゃない?
(注:私の身長だと、必然的にそうなります)

ええ、私は、すっかり忘れてました。
ギャラリーさんって、自由気ままなものだってことを!
すごかったよ?誰かが走り出したら、みんな走るの。
かしちゃんが見えないっ!かしちゃんはどこに行ったの?
…かしちゃんを見に来たんだから、見えなくなるなんて耐えられないわっ!
ってな感じで、我先に駆け出す人々。
まぁ、いいですよ?いいけど、足元には気をつけて欲しいわ…。
誰かが私の荷物を蹴りました。
だけど、その時私は、
かしちゃんを自らの画面にみつけられないまま、
カメラを高く掲げてました。
既に、首と肩がつりそうになってるんだけど、
もしかしたら、私からは見えないが、かしちゃんが画面のどこかにいるかもしれないので、カメラを下ろせない、という状況。
荷物が、私の足を離れたのはわかっても、しゃがむなんて考えられない状態でした。

多分、誰もがかしちゃんに夢中なんだから、きっと、荷物をどうのこうのする人なんかいないだろう…
と私は自分に言い聞かせて、荷物をちらりと見ただけで放置しました。
ちょっとだけ、私もかしちゃんを追いかけるべきか、悩んだけど、
追いかけたところで、果たしてかしちゃんの姿を捉えられるかわかんないもん。
そしたら、ここで我慢した方がマシ。

すると…静かに、私に歩み寄る人がいました。
優しく、私の荷物を拾い上げ、確保してくれたのはTHちゃんでした。
ファンクラブの皆様が、かしちゃんに向かってメッセージを告げるまで、
二人で黙ってそのままでいました。

その後も、沢山の悲鳴が上がって…多分その度に、かしちゃんが何かされてたんだろうけれども、
私たちにはさっぱり分からないまま、
でも、確実にかしちゃんが離れるまで、動くべきではない…
と、ギャラリーには不要かもしれないマナーを遵守し、
ものすごい熱気の中に佇んでいました。
全てが終わって、二人で顔を見合わせて、
すごかったね、と。

本当に、THちゃんにはお世話になりました。
一人きりだったら、きっとこんなふうには過ごせなかっただろうと思うの。
一人でずっと待っていたなら…やっぱり相当心細かっただろうと思う。
朝も、夕方も、だから…。

本当に長い時間…多分、ろくに退団者も見えない中、
おつきあい下さって有難う。

後からいただいたメールに、
実は、かしちゃんのお見送りを見たいというよりも、私のために、来ようと思ったんだ、
とありました。

うん、知ってる。
THちゃんは、かしちゃんを大切に思ってくれてるけれど、
多分それは、
私がかしちゃんを大事に思っているからと、
ゆーひさんの大事な同期だからなのであって、
どうしてもかしちゃんを観たくてたまらないっていうのではないんだよね。
LIKEであっても、LOVEではない。

それは十分にわかってて、
しかも、往復夜行バスで中日に行った直後に、
早朝から容赦無く付き合わせるだなんて、私は本当にひどいよねぇ。
いつもいつも、そうやって、みんなの優しさに厚かましく甘えて、元気に過ごせた…この何か月でした。

千秋楽のTHちゃんのことも、
思うだけで、涙が出そうになるくらい嬉しくて、幸せ。
THちゃんの優しさがね。

この後、THちゃんとは、満足なお別れの仕方ができなくて、大変申し訳なかったんだけど、
金曜日の夜の再会を約束し、バイバイしました。

その後も、またまた幸せな時間が続いて、そして…
かし友の皆さんとのしばしのお別れ。
地方の方たちとも、毎週毎週お会いしていたので、
しばらくお顔を見られなくなるなんて…
この時も、そして今もあまり実感がありません。
だけど、かしちゃんがきっとまたすぐに、逢わせてくれるんだって、
そんなふうに思わせて下さったので、元気に、
See you!
しました。

そう、まるで、お茶会などで、
「すぐにまた、お稽古が始まります。ついてきてね」
って言っていた、あの調子がどこかにあった。
誰もが心のどこかで、それを感じた一日だったのではないかしら。
みんなが満ち足りたようなお顔をされていて、
口から、幸せって言葉がほろりとこぼれる、そんな夜でした。


さ。
ハードで、充実した三連休が過ぎ去ってしまっても、
私のハードな生活は、♪まだまだ続くよ~♪(大苦笑)
厳密には、今日が久しぶりの朝寝坊だった…。

はっ!!!…今日は、中日公演の千秋楽でしたね?
千秋楽おめでとうございました。

…つまり、雪千秋楽は他人事だった、と。
…あんまりツッコミ入れないでね(笑)。な、名古屋は遠いじゃん??

それ以外のことで、多忙にネタだらけになってるので、つらつらと書いて参ります。
またおつきあい下さい。
特にVちゃん!…一応、ちゃんと書きかけてはいるのよ?忘れてはないから、もうしばらく……
って、いつだろ(苦笑)。


さよならショーが終わって…

2007-02-24 08:32:14 | Weblog
ご挨拶。
どの子も、どの子も可愛かった。
私はちゃんとプログラムのお勉強をしながら観ない人なので、
何人もいる退団者の中で、正直知らない子も居たのですが、
それにしても可愛かった!

今回、ひろみちゃんの同期が二人退団でした。
あの期は、割に退団した人が少なくて、数えられるくらいじゃないかと思うけど、
こないだ星で二人退団し、また今回二人…。
月も一人退団されたね。
さすがに、そろそろ…という時期なのかなぁ。
いろんなことを考えてしまう。

右京さんは、客席を見渡して、空気を呼吸してから、ご挨拶されました。
少しほっこりもした、ご挨拶。
真っ直ぐ伸びたカーラーの花束のブーケ。
右京さんのすがすがしい姿によく合っていて、素敵かっこよかった。

るいちゃんが…
るいちゃんが選んだ言葉は、こまやかな心がいっぱい詰まっていました。
卒業する日に向かって進んで行く、その時間。
砂時計の残りが、じわじわと減って行くのを、
ガラス越しにどうすることも出来ずに過ぎていくのを眺めるのに似てる。
私たちもそんなふうに過ごしたけれど、るいちゃんも…
流れていく時間への切なさ、残された時間への愛しさを、
全身で感じ、精一杯闘ってきた時間だったんだろうなぁ…。
その想いが痛いくらいに突き刺さってきて、涙が浮かびました。

自分を支えて下さった方々への感謝の言葉、は、どの退団者も口にする言葉。
私は、面白いくらいに、ずっと前のるいちゃんを思い出していました。
それは、娘役になったばかりの頃。
るいちゃんは、ひろみちゃんがとてもお世話になった方で、
ゆーひさんのDSにも一緒に参加し、
シニョールドン・ファンの新人公演では、相手役で、
さえちゃんのお茶会に一緒に来たこともあったんだよね(ってことは、書いたことがあるけど)。
その頃のるいちゃんの姿。
やっぱり、とっても、「娘役として」の在り方に拘りを持って行動されていたことを、
とってもとっても思い出すのです。

みんなへの感謝の言葉、そして、
「貴城さん」への感謝の言葉。
言葉以上の気持ちが伝わって来るようでした。
本当に、素敵でしっかり者で、キュートなお嫁さん…
るいちゃん、有難う。


かしちゃんのご挨拶は、
そうだなぁ…かしちゃんの男役としてのプライドがまずそこに横たわってるのを感じた。
浮かべているのは、静かな微笑み。
言葉は、劇場の空気を感じ取りながら、
一言、一言、凛とした声で、胸の中の想いを、刻んで行きました。
「どれが欠けても今の自分は無い」という言葉。
暖かかったなぁ…。

なんかね、かしちゃんが過ごして来た時間があって、あのご挨拶があったってことを漠然と実感した。
そこが、がっちり繋がっていて、
確かに、そこに、在ること、だった。
かしちゃんが必死に歩いて来た路も、私たちが堪能した舞台も、
かしちゃんが愛して来たことも、大切にしてきたことも…
全部全部きらきらしていた。

かしちゃんは、大事な言葉を端的に、きっぱりと、力強く語った。
その力強さが、充実感に満ちていたし、聴いている私も満たされていくようでした。

カーテンコールが何回もあって、その度に、少しずつお喋りしたのだけど、
私が一番印象に残ってるのは、
かしちゃんが、るいちゃんと組むとなったときに、
こんなに愛し愛されるようになるとは思いもよらなかった、という言葉でした。
そうなろう、と思って、そこに向かって行った…
という以上に、二人が育めたことが沢山あったのだなぁ…。
そこには、やっぱり、出会いの「奇跡」はあったのだろうし、
二人の頑張る方向に、大きな共感があったんだろうし…。
お二人が、お互いを大事にしている姿をいっぱい見て来ただけに、
そのかしちゃんの本音が、胸にしみたのでした。

これからも愛を育んでいきます。
幸せになります。
……かしちゃんらしい。

ここで終わることは何も無いんじゃないかと思った…。
もう、観られなくなることは、
そうだな、竜馬という公演が終わるから、竜馬を演じるかしちゃんを観られなくなる、という感覚に似ていました。

これまでいっぱい思ってきたことが、
自分の心の表面にも、自分で気付かないくらい奥深くにも、あった。
そのことが、とても辛かったり、しんどかったり、切なかったり、やるせなかったり…。
なんでなんでなんで?って、思うなって方が無理だったでしょ?

だけど、
私はこの日、素晴らしく盛り上がってる宙組を観て、
みんなが、かしちゃんとるいちゃんを愛して、できるかぎりを尽くして送ってくれたこと、
そして、
かしちゃんをみつめていて、
なんだか…
「どうでもええですろう?」
って気持ちに、すんなりなっていました。
誰かの評価も、誰かとの比較も、何もかもが遠い世界の出来事みたいに感じた。
ここにあるのは、かしちゃんが素晴らしい役者さんだっていうことで、
いろんなものを、本当に突き詰めて追及して積み上げて作り上げて、観せて下さったってことで、
それが、誰がどうであっても、私にとって、幸せのかたまりだってことで。
満たされて満たされて、本当に幸せでいっぱいになって、劇場を飛び出すことができたのでした。

淋しいって思わないのはどうしてだろう。
悲しいって思わないのはどうしてだろう。
自分でびっくりするくらいに、楽しい気持ちでいっぱいで、幸せで幸せでたまりませんでした。


劇場の外では、THちゃんが待っててくれていることがわかっていました。
私の某雪楽の経験だと、ギャラリーをできる人数は限られているはずでした。
だから、私がギャラリーできなくても、THちゃんに「お仕事」してもらえたら…という、
とても我が儘且つ図々しい発想で、
何時くらいには、どこそこへ行ってみてね、などとお願いしてあったのです。
私ったら、なんてひどい人なんだ!!!…本当に寒くない日でよかったよ…。

休憩時間に、某ちゃんに、
終演後はどうするんですか?
と聞かれて、
友達が待ってるから、飛び出す!
と返事したんだけど…実は、劇場を飛び出すのはとても難しいことなんだよね。
まず、エスカレーターはすぐには動かさない、
階段も閉鎖してある…
だから、人がロビーに溜まる……
溜まってやっと、閉鎖を解くというシステムになっておるのです。
私は、猛スピードで、ロビーに出たつもりでしたが、
窓から外を見ると、人がいっぱいでした。
あの辺りに居てねって打ち合わせしたけど…さすがにTHちゃんは見えないなぁ……。

そこで、THちゃんからメールが来る。
どこそこへ居ます、という連絡。
よし、私も頑張るぞっ!

エスカレーターが動くのと同時に、階段に通してもらえたから、私は階段を選びました。
必死に駆け降りて…外に出る。
THちゃんにも、通行止めになってる場所についてのご注意を喚起されてましたが、
ここでもまた、雪楽の経験が活かされました。
迷わず、ぐるっと回って、ギャラリーの後ろにつく!
……と、警備員さんに言われました。
「そこはダメ!通り道だから」
えええええっ!ダメって…ダメだよ!困るぅ……
あわあわしながら、少しずつ横にずれて、
ややギャラリーが分厚くなっているところに、半ば強引に、はりつく。
私が最後列!…と、私が決めました(笑)。

すると、そこだと警備員さんの思い描く、ギャラリーエリアに収まるらしく、もう何も言われませんでした。
ギリッギリセーフ!

THちゃんは、3列くらい前におられました。
お互いの姿は認め合えど、喋れない距離でした…。
やりとりに、電話を使用したのは相当面白かったなぁ。


てなところで…つづく。


さよならショー…と私のペンライトの話

2007-02-23 00:51:24 | Weblog
トップさんが退団される千秋楽というのは、
客席にペンライトが用意されているものです。
私は、休憩が始まる時に、ついてる説明を読んで…
ペンライトをしまいました。
ごく、自然な流れで、しまったのです。

休憩が、案外忙しくて…、
どうもいつもより、とっても化粧室がこんでいました。
いつも休憩の終わりになると、化粧室がすいていたので、同じ感覚でいたら、とんでもなかった!
もっと早くに客席に戻るはずが、帰れたのは、かなり開演ギリギリだったのです。
さて、ペンライトはどこにしまっただろう?

思ってたより、暖かい日だったので、
朝の寒さに用意した洋服を着ておられず、何枚か脱いだし、
(こういうものこそ、会社に置いてくればよかったのに、ここでまず頭が回ってない…)
私は荷物でいっぱいでした。
ま…いつも、荷物が多い人なんだけどさ。

しかし、一体どこにペンライトを入れたか思い出せないのは、
荷物が多いのとは関係ないよね。
無意識にしまったからです。

さて、手探りで探す。
無い、無い、無いぞ~。
あと2分あればよかったんだろうけど、
もうどうにもならない。
ショーが始まる前に、ペンライトを発見しないと、
サヨナラショーには用意出来ません。
(ショーからサヨナラショーへの間に休憩がないからね)

こういう時って、慌てると絶対みつからないんだよなぁ。
どうしよう…。

いつまでも、ごそごそはできないから、開演アナウンスが始まる直前に諦めた。
ああ…なんちゅうこと!
すみません、せっかく用意していただいたペンライトなのに!

ショーの間、どこに入れたか思いだそうとしたけど、全くダメでした。
バカだよねー。
しかし、だんだん、面白くなってきちゃった。
ある意味、忘れられない思い出…最高のネタじゃん?

もし、具体的に思い出せたら、
サヨナラショーが始まる前、まりえさんがお話しされている時に、さっと取り出そうとは思いました。
一応、最後の望みは捨てて無かったのよ?
が…やっぱし行方がわかんなかった。
まりえさんが出てらして、万事休す…今度こそ、本当に諦めた。


まりえさんのかしちゃんのご紹介は素敵でした。
私は、会社の引っ越し騒ぎのおかげで、ムラ前楽も楽も行かれなかったから、
この東京楽が1度だけのさよならショー観劇であり、
まりえさんのご紹介を聞く唯一の機会でした。


さえちゃんの時は、一通りのご紹介の後、
ゆら姉さんが楽しいエピソードをご紹介して下さって、
楽しいお話なのに、そこで涙ぐんだ思い出があります。
ぶんちゃんの時は……
あれが、トップさんの千秋楽初体験なのに、あんまり記憶が無いなあ。
あの時は、メインの目的が、ぶんちゃんのお見送りに行った、ということでは無かったからかしら。

かしちゃんのご紹介は、
かしちゃんの経歴に対し、
節目節目にかしちゃんからのコメントが入っていました。
結構、このコメントの量も充実していて…
私は、どうしても月特出についてのコメントが忘れられません。

私にとって『飛鳥夕映え』という公演は、今でも宝物みたいな公演で、
あの夏のことを思い出すと…きゅんと切なくなります。
作品も大好きだったけど、
さえちゃんのお披露目に、かしちゃんとあさちゃんが来てくれて、同期3人で盛り上げてくれたこと。
くららちゃんが可愛い可愛いお嫁さんでいてくれたこと。
希望も幸せも満ちていた、夏。

きらきらの思い出を、もっときらきらにしてくれているのは、
かしちゃんたち3人が、あの公演のことを、とっても大事にし続けて下さってることで、
さえちゃんが率いた公演が、3人にとって、そんなふうな公演になったことも、幸せです。

それで、ご紹介が、特出のことに至っただけで、
私は今にも泣き出しそうなモードになったのですが、
更にコメントに、かしちゃんは、ちゃんとお二人の名前を挙げていて…
「同期の瀬奈と大空のおかげで」
……いくつものコメントの中で、かしちゃんが具体的にお名前を挙げたのは、この二人のことだけでした。
思わず…涙がこぼれました。

かしちゃんは、まりえさんに沢山のメッセージを託していました。
宙組のみんなに対して…そして、ファンに対して。

いつもいつも、必ず、
ファンの温度をちゃんと感じてるよ、
と、教えてくれるかしちゃん。
感じたことを、その度に少しずつ違う表現で伝えてくれること、
それが、ファンにとってどれだけ救いだったか。。。
私は、ファン会に居るわけでもない、本当に何もできない、ただ好きなだけ、みつめるだけのファンだから、
本当に片隅のファンだけど、でも、みつめててねって言われたような気がして…
想いでいっぱいになって…
そこで、さよならショーの幕が上がって行きました。

お茶会の時に、どんなふうにさよならショーの構成を考えたか、について語っておられたことを思い出します。
見事に、ぎゅっと詰まったさよならショー。
かしちゃんは、ファンからアンケートをとらずして、
ファンがかしちゃんに求めるエッセンスを、きちんと汲み取っている…ということを痛感しました。
限られている時間、そこに何をどう詰め込むのか…いろんな条件を加味した最大公約数なんだよね。

さよならショーは、そうあるべきだって、ファンの側には思い入れがあるんだけど、
当のスターさんが、妥協無く追及できるかどうか…
それは、当たり前ではないんだって、解ってるだけに、
有り難い、嬉しい、愛しい時間でした。

次から次に歌い続ける曲は、自らの主演作品は漏れなく含まれて、
そして、節目節目の作品…
雪での時間、そして宙での時間。

博多の夏は、至福の時だった。
楽しくて、幸せで…
舞台も、お茶会も、お友達との時間も。
そして、希望でいっぱいだった……夏。
今でも、劇場の空気、客席、そして楽屋口の日陰も植え込みも、
つい昨日まであそこにいたみたいに感じる。
コパの曲たちは、私をその時間に引き戻し、、、
どの曲も眩しくて、切なくて、まず涙。うえーんって、子どもみたいに。
でも泣いたら見えないからね、泣くのははじめだけ。

「仮面のロマネスク」
かしちゃんは、お茶会で
「歌の抜粋だから」
とおっしゃってたけど、とんでもない!そんなレベルのものではないよ、あれは…。

思えば、主演になって、深く深く腹に積み重ねる芝居をせずに退団することになってしまったかしちゃん。
私は、ユキさんの「仮面のロマネスク」を観ていません。
CSで気になったことはあるのに…観なかった!
だから、話はわからない。

だけど、あのかしちゃんとるいちゃんの抜粋に、
あの作品の展開が、二人のドラマが詰まっているのを感じた。
二人のロマンスが…いや、それ以上の何かがあって…。
あれは、あれだけで、深いお芝居でした。

そして、二人があんなに短い場面でしか、あのお芝居を演じられなかったことが、
惜しくて惜しくて惜しくて…苦しかった。
それにしても、観られたことは、
生で目の前で…そう、とっても素晴らしい席で観せていただいたことは、この上ない幸せ…
そもそも、チケットを譲って下さった方が、その席についてされた説明が、
「仮面のロマネスクの時に、かしちゃんの顔が見える席」
だったくらいだから。
私は、1回だけ、あそこで観たから、当たり前みたいに感じ取れたことも、あるんじゃないかと思う。
多分別の席だったら、そうは行かないのかもしれなかった。
感じ取れたこと…大事に大事に、胸の奥に、金縁の額に入れて飾っておきます。

かしちゃんとるいちゃんのカップルは、確かに美しいカップルではあるけど、
そこ、だけじゃないんだよなぁ。
深い深いものを演じこなせるカップルだってことを、もう一度見せつけていただいた…さよならショーでした。

でした。
…っておいおい。
まだ締め括っちゃダメよね。

ペンライトの説明書きに、
「奇跡」の時に振ってね、(という文面じゃないが)
とありました。
いよいよ、その「奇跡」。客席じゅうが、準備体勢に入る中、私は情けな~く、ただ呆けたように、かしちゃんをみつめるしかなかった。
ホント、ごめんねかしちゃん!
こんなに近くの席のくせに、私の前には光がなくて。
近いだけに、舞台からみて、違和感あるんじゃないかなぁ…なんて心配しながら、固まってました。

かしちゃんの「奇跡」は、劇場じゅうを包みこんで…とっても素敵だった。
で、私は…
きっと、この曲を聴く度に、ペンライトを振れなかったことを思い出すんだろうな。

そして。
全てが終わって、夜。
お友達のホテルの部屋に寄らせていただいて、
バッグに手を突っ込んだら…ものの数秒で、手がペンライトに触れました。
るいちゃんおばあちゃんよろしく、
「あったぁ♪」
だよ、全く。はいはい、そういうものです。

そんなわけで、私のペンライトは、未だ開封されぬまま、なのであります。
この上なく、意味深い「記念品」です。


竜馬~ザ・クラシック 東京楽アドリブ集

2007-02-22 07:38:43 | Weblog
☆グラバー邸
まず、パッと明るくなって、目に飛び込んで来た景色がすごかった。
陽ちゃんは、竜馬ラブな襷をかけてるし…
いやいや、メイドさんたちの襷がまた素敵だった。
白地に、太い字で、
「いーこそ」
って書いてあるの。そんな異国のお嬢さんたちが右往左往してる。
あまりの可愛さに、ひゃあってなりました♪

そして…いつもはグラス片手に…の陽ちゃんが手にしてるのは、なんと、
おにぎりっ!(笑)
陽ちゃんがいつもグラスを奪われちゃうところは、
おにぎりを奪われ…
竜馬さん、おにぎりかじっておられました。

☆「お国のためじゃ~!」
の後。
ムラ楽では、陽ちゃんのほっぺにちゅーしてたんですね。
が、
東京では、思いっきり、陽ちゃんの唇めがけて、ぶちゅーっ!!

そして、お蝶さんが最後にひろげたハンカチには、千秋楽、の文字が。

☆「どかた…としぞう」
と読み上げた西郷せんせに、
「ひーじーかーた、です!」
は、新撰組隊士全員で声を揃えて、一斉にツッコミ(笑)。

☆シェイクハンド。
「シェイクハンド言うて…」
と、慶喜の手をとった竜馬、
そのまま、くるんと回って、繋いだ手を掲げて、その下をくぐった!
慶喜さんの笑顔は、ナチュラルだったねぇ~
というか、笑い出してしまうのを必死で堪えておられたご様子。


続いて、ショーのアドリブ!

☆♪アイラブかしさん♪その1
これ、どうして、CSで流れなかったんだろう?
もちろん、お芝居の盛り上がり冷めやらず、
だから、手拍子はいつもに増して盛り上がってたけど、
ごくごく普通に始まったから、急に途中から替え歌になって、
本当にびっくりしたし、感動で胸一杯になった…。

フレッツ貸切で、アドリブやったばかりの蘭寿組。
これだけの替え歌、準備して、お稽古してって、本当に大変だったでしょうね。
でも、完璧でした。
これで、更に客席が盛り上がって、一体になった感覚だった…。

それまで、普通に歌っていたのに、突然、
♪好きなトップスターは~
「宙組」
「トップ」
「貴城」
「けいさん」
♪ア~イラぁブ、か~しさぁん♪
だもの…たまんないでしょ?

♪歌を聴くならかしげさん♪
♪笑顔素敵なかしげさん♪
もちろん、ハモりも美しく!

最後は、
「ウィー、ラブ、かしさん!!」

次に出て来るかしちゃんの、表情が、思わず気になったのは、私だけじゃないんじゃないかなぁ。

☆♪アイラブかしさん♪その2
蘭ちゃん・みっちゃんの場面。お二人は、ここでもやってくれました。
2箇所もだなんて…!ホントに嬉しかった。。。
ここは、ちょっとCSで流れてましたね。

やっぱり、普通に始まるんだけど、
フレッツ貸切と同じ辺りから、替え歌に。
泣き出すみっちゃんに、蘭ちゃん、
「泣くな!貴城けいは永遠に輝くんだ!」
と。
♪アイラブかしさん、アイラブかしさん、とわに輝け、貴城けい♪
ここも、見事なハモりっぷり。
そして、客席の手拍子も盛り上がった~。


☆ポピーちゃんたち。
タニちゃんとまりえさんが、いっぱいハートをつけてて、何かと思ったら、どうやら、バレンタインデーを意識したものだったらしい。
うーん、いいんだろうけど、
なんでわざわざ、この日に、この時に?という違和感を感じないではなかった。
銀橋に出た時に、その縫いぐるみみたいなハートを、
タニちゃんは客席にプレゼントしてました。

☆おにぎり王子。
いつもは、マッシュルームカットのかつらの、あの場面。
電飾の向こうの幕が上がって、目に飛び込んできた、かしちゃんの頭の形。

楽だから、特別なかつらで来るか、
マッシュルームのままで、別な工夫で来るか…?
これほどまでのアドリブオンパレード、ここで何もなし、ではないとは思ったわけだけど…
しかし、頭がおおかた白くて尖んがってるのには、一瞬何が起きたかわからなかった!
だって、かつらって思ってるじゃん?…まさか、縫いぐるみ系被り物で来るとはねぇ…。

三角の頭が振り返って、にかっと笑う。
縫いぐるみおにぎりをすっぽり頭に被り、
いつもの瓶底めがねを掛けて、とってもご機嫌なかしちゃん。

このおにぎりちゃんったら、何やらとても手触りのよさそうな縫いぐるみで、
三角の尖んがった部分には、金色に輝く冠を被っておられる。
顎のところでマジックテープで留めてるんだけど、見事なジャストフィットっぷり。
きっと、小道具さんが愛を込めて作って下さって、
かつら合わせ、ならぬ、おにぎり合わせも行われたのに違いない。
どのくらい以前から計画したんだろ?と、観ながらそこまで考えたわ、私。

おにぎり王子は…ある種アンパンマンに出て来るタイプのキャラなのか、
いつもなら、お酌するところで、蘭ちゃんにアピった。
ほらほら、かじって、かじって?
蘭ちゃん、嬉しげにおにぎりの右側をかじる。

てけてけてけっと歩いて、今度は、タニちゃんに、
かじってかじって?
っておねだりして、タニちゃんにも反対側をかじってもらって、王子ご満悦。

私が見ていてどうするんだろうと思ったのは、
途中、めがねを外すところ。
外したら、かけられないんじゃないかと思ったの。
だって、かしちゃんの耳はおにぎりで覆われてるんだもん。
しかし、案外あっさり、ちゃんとかけなおしてたね。
どうやら、おにぎりちゃんは、柔らかいらしい(笑)。
るいちゃんが、めがねを外しちゃうところも、すっと外してたもんね。

紳士に変身するところ、
いつもかつらをパッと取って、放ってますが、
ここでは、もちろん、おにぎりをぽーん、と。
ちょっと、ドッジボールのパスみたいだった。

銀橋から帰って来たかしちゃん、わーわー言いながら、
ぐいーんと、舞台じゅうを駆け巡って、
自分の位置に戻った時には、ぜーはーしてた。
「さぁっぶ~!」
の時も、息ちょっとあげたまま、でした。

☆ラブレター。
るいちゃんマリーおばあちゃんと、3人のおじいちゃんたちの場面。
るいちゃんが下手、おじいちゃんたちは上手から登場。
だから、るいちゃんは、おじいちゃんたちが用意して来たものを初めて見たのは、銀橋のたもとだったのでしょう。

ムラ楽では、白い薔薇をくわえて登場したおじいちゃんたちは、
東京では、自分たちの顔くらいある、大きなラブレターをくわえて登場しました。
るいちゃんは、ちょっとびっくりした表情を浮かべながらも、なんとか普通にスタート。

しかし…客席は、そりゃくすくす笑わないではいられない。
いつもは、マリー、と呼ばれるるいちゃんは、「ルイーズ(るいちゃんの愛称)」って呼ばれてた。
中でも、ともちんおじいちゃんは、最後の最後までラブレターを口にくわえてて、
顔突き出して、ラブレターを渡しておられた…笑。

いつも以上の熱烈アタックに、ルイーズは、
「有難う、でも、ゴメンナサイね」
って可愛く言って。
おっるいちゃんも、アドリブだ♪
と思ったら、めがね~のジェスチャが、ちょっとだけ調子狂っちゃった?
そんなところも、かわゆいおばあちゃんでした!

☆♪アイラブるいさん♪
よろいガールズの場面。
ここは、メインボーカルがるいちゃんでしょ?
だから、るいちゃんが歌うところに、コーラスが入る訳です。
る♪美しい人~♪
コ♪るいさぁん♪
「ショパン」の代わりに全部「るいさん」が入り、戸惑うるいちゃん。
そこは、飛ばせばいいんだということに、すぐ気付かなかったようで、
だからって、ショパンって歌うでもなく、
うっかり「るい…」くらいまで言っちゃったところもあったね、るいちゃん。
あまりのキュートさに、こっちはメロメロでした♪


と、大きなところは、こんな感じ…かな?
もちろん、ショパンと運命の絡みは、とってもいい感じに濃厚…
つまり、ヤらしくて、素敵♪でした。
こここそ、マルチアングルで観たいわけですよ?
かしちゃんピンで映るアングルと、
かしちゃんと蘭ちゃんが同時に映るアングルと。
…ってか、
この千秋楽をまるまるDVD化しますって言われたら、私、買うもん。
2枚組でお願いしたい!


維新回天・竜馬伝!東京楽アドリブ集

2007-02-21 08:22:34 | Weblog
はじめは、割に普通に幕が上がった、宙千秋楽。
アドリブは、多分、竜馬の登場から始まったんだった…と記憶しちょります。

☆竜馬さん、スキップしながら刀を手の平に立てる。
確かに、かしちゃんは、これができる、とはおっしゃっていましたが、まさかここまで上手いとは!(驚)
普通にかなり優雅にスキップしているかしちゃんの手の平に、刀はゆらりともせず、すくっと立ってました。

☆「わしゃ、日本の味方じゃ」
と言いながら、桂の刺身を失敬する竜馬。
なんと、二切れも!
…かなり素早く、でもしっかりお醤油をつけながら、
ぺろり、ぺろりとお口に運んじゃった!

☆誘惑する女中。
「ややっ夜具がありますな?ここで寝泊まり…」
の台詞の後、やたら笑いが起こってるな…とは思ったんだけど、
私は、お蝶さんの懐に手を差し込まされてる竜馬の反応が大きいからかと思ってた。
が、しかし!「馬鹿野郎!」を引きで見て気がついた。
お布団敷いてる女中さんが、しな作って、ウインクしてるっ!
えっ?お蝶さんと、ではなく、キミと…??

☆お蝶さんの刺青。
前楽にも、刺青の周りに何か書いてあったみたいですが…
そう言われてたから、なんと書いてるか、読み取ろうという気合いで、
オペラグラスを上げてみたんだけど…残念、読み取れませんでした。
「丸に十文字の刺青…」の台詞も、ほんのちょっとタイミングがずれ…てた?
あ、読んじょるな?(笑)。

☆眠り薬の効き方。
違ってたよね?
どう違ってたか、思い出せない…お蝶さんに抱き付いちゃったのかな?
振り払われて、倒れた…ので、あってるかな?

☆翌朝…
佐那子さんに起こされる竜馬。
いつもより余計に、佐那子さんに体重を…
というか、もはや覆い被さってる。…お、重い!
必死の形相の佐那子はん。押し返しても、まだぐたっと被さって来る。
佐那子さんは、小さいので、上から押さえこまれたふうになっちゃってて、可愛いというか、おかしいというか(笑)。

☆「もう、お昼ですっ!」
と言われた竜馬。
フレッツ貸切の時も、両腕で、抱き締めるみたいなジェスチャをしてましたが、
もう少し、ぎゅっと抱き締め動作。

☆お公家さん。
いろいろ細かいことやってましたね。
一番は…ムラ楽でもやってたし、東京でも私も一度見たことのある、
あゆみちゃんの、
「メーリケンへ、わぁたったんじゃろ?」
と飛び降りるときの、すてん!というコケ。
キレイに転んでたね。

場面は飛びまして、
神戸…。

☆コーヒーをすすった竜馬。
なんともいえない、満足げな表情。爽やかに、♪うまか~、とでも言いたげな。
『違いがわかる、男の…』?

☆「一杯やらんきぃ!」
これを、中岡の耳元に寄っていって、大声で。
タニちゃん、マジでびっくりーつ、してた?
ここは、CSニュースで流れてたんだけど、ポイントはこの後だったよね。
「もっと話を聞かせちくれっ!!」
大声で言い返す、タニちゃんに、
かしちゃん、ひっこみながら、
「聞かせたる!…すまんすまん…」

☆「ビジュアル系剣士!」
いろんな回の記憶がごちゃ雑ぜになってて、よくわかんなくなってるんだけども…
二人でヒーローものよろしく、ポーズをとったのが、楽だっけ?
万次郎さんの後ろに竜馬。
交差するみたいな…ヒーローものポーズ。

☆「マイクテスト、マイクテストぉ」
お約束の西郷せんせの、拡声器。
「本日は、千秋楽なり~」

☆陽ちゃんのハンカチ。
ハンカチっていうか…
前日から、ハンカチに拍子木を包んで出るようになった陽ちゃん。
この回の包みハンカチは、竜馬さんの写真がプリントされて、
竜馬命、陸奥陽之助、みたいな柄でした。
何がおかしいって、このハンカチだけでもきゅんとするわけだけど、
拍子木を使う時に、ハンカチを膝に掛けるのに、少し客席に見えるように…と気遣いしてるふうが見えるところが……。
大きい陽ちゃんのちまっとしたこまやかさが、たまらなく、可愛かった。

無事、桂さんの動きに拍子木を打ち終わった陽ちゃん。
短い時間ですが、ハンカチを口にくわえ…ばっちりご披露でした。

☆西郷せんせのお部屋に、お蝶さんがやってきて…
いちゃつく西郷せんせとお蝶さんを横目にやりあう、勝先生と竜馬。
千秋楽近辺は、毎回かなり違う感じだったと思うのですが…。
嬉しげに、散々勝先生をはやし立てるようなジェスチャをした挙句、
「わしゃ、ぺろっとも、ぱくっとも!」
は、ちょっと気をつけをして、しおらしげに。

☆寺田屋。
お竜ちゃんに、ぐいぐいと袴を締められて、
「締め過ぎじゃあっ」
と逃げる竜馬。勢いよく逃げて、階段の手摺にしがみつく。
びっくりしたお竜ちゃん、
「坂本竜馬の、阿呆っ!」
で竜馬を突き飛ばしちゃった(笑)。

☆お登勢さんが、あとどのくらい若かったら?
「もう1つか2つか、3つか4つ若かったら…坂本はんに惚れてます!」
とおっしゃるお登勢さん。
それに言い返して、お竜ちゃん。
「100歳か200歳の間違いじゃおまへんか?」

☆佐那侍。
出て来たところから、懐からのぞくは、どう見ても桔梗紋、では無かったねぇ(笑)。
「桔梗紋…」
と、取り出したのは、やっぱり竜馬さんプリントのハンカチ。
「間違えた、桔梗紋…」
と、もう1枚引っ張りだしたのも、またもや、竜馬ハンカチ。
「間違えた…、桔梗紋、ですってぇぇ??」
はい、3度目の正直。
佐那子さんは、ハンカチが見えるように工夫して、しばらく、持っておられました♪

☆「坂本竜馬の馬鹿野郎っ!」
一緒に加わった『女』、
「なんであんさんまで加わらはるんどす!?」
と言われて、
「最後くらい、いいでしょっ!」
ぎ、逆切れ?(笑)


やっぱり、アドリブが多過ぎるのと…ま、さっさと拾わなかった(苦笑)のとで、
記憶がなかなか曖昧だなぁ…。
抜けてたり、間違ってたりはいくつもありそうだなぁ。
8割はあってると思うので……(低っ)

つづく。


続・3連休の3日め

2007-02-19 22:06:25 | Weblog
どうやら…
ここ、どうやらって言わなきゃならないことが、実に腹ただしいのだけど。
どうやら、かしちゃんは、ハーレーのサイドカーに乗っかって、日比谷にやってきたご様子でした。

きゃあっ!!
というすごい悲鳴が遠くで上がって、
ああ、かしちゃんが来たんだな…
と察することはできましたが、まさか、そんなこととは!
とにかく、車道をばーっとハーレー軍団が通り抜けて行ったから、
ハーレーに先導されて来たの?
なんて思ったんだけど…実はそれどころの話じゃなかったんだね。
サイドカーから降り立つかしちゃん、観たかったなぁ。

そういえば、だいぶ前に、
場所取りしてる私たちの前を、ハーレーたちが通り抜けて行ったの。
日比谷にハーレー?こんなとこをツーリングなんて、珍しいよね、
なぁんて喋ってたんだけど、あれはリハだった、というわけか!

かしちゃんは、前ジッパーのふわふわな真っ白なジャケットに、とっても細身のジーンズをお召しで、
にこにこの柔らかい笑顔で手を振りながら、歩いて来られました。
かしちゃんは、退団者というより、お誕生日か何かの主役、
という雰囲気を纏っているように感じた。

白いお花のアーチをくぐって、両手を広げたり、
頭がちょっとアーチに触れたのを、アピールして見せたり。
おすまししきらないかしちゃんが、とっても愛らしく、きらきらしてました。

劇場の正面入口に差し掛かると、中から組子に掴まえられ、
何やら着せられたり、被せられたりしてましたが、
残念ながら、私のところからはほとんど見えなかった…。
ガラス越しに僅かに…みんながおにぎりらしきものを被ってる感じなんかは見えたんだけど。

結構、あっという間にかしちゃんがロビーに消え、
そこから、宙組生の♪アイラブかしさん♪を聴いてる時間が長く感じた。
これも、ハーレーも、CSニュースで放送するって信じてたのにな。
…放送しなかったねぇ。
CSニュースについては、公演ダイジェストもホントにひどくて、
中継をご覧いただいたSEちゃんと、名古屋の街を歩きながら、
ぬるい!!
と、語ったもんです。
全く、「竜馬東京千秋楽・サヨナラショー・退団者挨拶つき」が放送になるまで、CS解約できないわ!
…はっ…まさか、それが狙いのダイジェストだったのか?
……まさかね。。。


さて、私たちは、充電させてくれるマクド☆ルドへ移動。
そこで、待っててもらい、私は会社へ行きました。
だって、観劇できると思わなかったから、前日オペラグラスを会社に置いて来てしまったんだもの。
私が、戻ると、THちゃんとSEちゃんは、何やら語りモードに入っておいででした。
案外時間がなくて、少ししたら、すぐまた移動。
SEちゃんは神保町に、私とTHちゃんは日比谷に。

SEちゃんは、実は、夜遊びに引っ張り回されて、お休みになられたのが、朝の5:00だったのだそうですよ。
私が起きたのが、そのくらいの時間だったわけで、
どうやら、私が起きたのと入れ替わりに、SEちゃんは寝たらしい。
まぁ、よく、起き上がれたもんだわ!
あっ…わ、若いのか……。

そんなことだったから、SEちゃんは、出待ちは断念する、とおっしゃいました。
そりゃ、その方がいいわ。中継に集中した方がいいよ。

ということで、SEちゃんとは、ここでお別れでした。
中継、満喫してきてね!


THちゃんに見送られて、劇場に。
前日には、もう入ることはないと思っていた、竜馬のピアノの自動演奏の流れるロビー。
千秋楽の空気は、やっぱり独特で、何かきりりとした感じがしました。
今度は、最後だぞ、と自分に言い聞かせなくても、じわりじわりとそれを感じました。

客席も…
結構ギリギリに着席して、ふと息をつくと、舞台が目の前でした。
今、あの日に心を走らせると、あの客席からの景色が目の前に浮かびます。
本当に、本当に、本当に、感謝することだけしかできないけれど、
精一杯、全身で、いっぱい感じて、いっぱい味わって…それが、私のできるただ一つのことだから、
この席に気後れしたり、余計なことを考えたりしないで、
とにかく、一所懸命観て、みつめて、心に刻もう、と、力を込めて上がって行く幕を見上げた。

……のですが。
この千秋楽は、とにかく物凄かった。
アドリブなんか、あったりするのかな?
…なぁんて、呑気なレベルではなかった。
許されるところには全て、ぎっちりとアドリブが詰め込まれていた!

場面によっては、何秒に1回、ってペース。まぁ笑った笑った。
だけど、シリアスなところや、重要な台詞は、きっちり締めてたのが、素晴らしかった。
あれだけやっておきながら、すごいなぁ…と、おかしなことに感動を覚えたりして。
あんまり楽しくて、実に満たされた気持ちでした。

休憩に、SEちゃんにメールしたら、
SEちゃんは、楽しければ楽しいほど、泣けて、泣けて、大変な号泣だったご様子。
なんでじゃ~!

SEちゃんは、超にわかかしファン(どうやら、もはやその域らしい。だからって、私のせいだと責めるのは、やめていただきたい)なので、
余計に切なかったのでしょうね。
だけど、少しでも、今のかしちゃんを、卒業するまでに、ちゃんと出会えたのは、絶対によかったんじゃないかと思う。
中継を観られたことも…あのひどいニュースを思うと本当によかったよね。

どんなアドリブがあったかについては、きっといろんな場所にレポがあるんではないかと想像するんだけど。
逐一メモっておかねばならないんじゃないかって量なので、
ここで書いても、後から忘れた~ってことが出てきそうだなぁ。

次の記事で、私なりに挙げてみますね~。



中日行ってきました

2007-02-19 18:20:27 | Weblog
ただいま~。元気に行って参りました。
あっという間の中日遠征でした。
舞台は、2回観ましたが、あとは、ひたすらDVDを観ていたので、とても怖い現象が起きています。

観劇前に、みんなでJoyful!!のDVDを観たのですが、
この時点で、既に観劇していた人たちから、
「この場面はないよ」
って場面を聞いたのですが、随分沢山、違う場面があるんだねぇ。
それって前作と、ほとんど違うってこと?

いやぁ…気を遣って下さって有難う、先生!(注:違います)
なんて思ったのと同時に、
「ああ、この曲はあるのね…」
ということもちゃんとわかって、観劇したのでありました。

そうやって臨んだ観劇。
2回も観たくせに……
あれ???
あの曲も、この曲も、更に主題歌も、
かしちゃんの歌声で頭を回っておるのです。
生で、2回も観劇したのに…(笑)。

そんな訳で、
「かしちゃんの居ない『Joyful!!』」は、あくまでもJoyful!!Ⅱ、であり、
私が切ない想いをしたり、何かを思い出して泣いちゃったりするような感じでは、全くありませんでした。


「星影の人」も、
ミズちゃんの沖田と、ちぎちゃんの沖田は異次元過ぎるし、
他の人物の年齢設定も、多分目茶苦茶になってしまってる。
大劇場公演なら、もう少しすり寄せができるんだろうけど、人数が少ないから…。
専科さんがやたらと年齢が高く、あとはみんなそんなには違わない感じだった。
…あるいは、年齢不詳?
私はあんまり、隊員に詳しくないから、
誰と誰が同世代でも気にならないし、年齢ゆえの何か、は、忘れて観てました。

もう、新撰組の話だってことも半分くらいしか考えてなくて、
桂、には一瞬反応したけど、幾松姉さんが出て来た辺り(いずるんの幾松は、宙とは違う感じだったけど、とても素敵でした)ので、
また異次元に飛び立ち……
「竜馬」と重なり合うことが無かったので、これまた普通に観てました。

ミズちゃんは、歌も多くて、芝居もじっくり深く深くできる作品を与えられたなぁ…
と思った。
これ、難しいけど、ものすごい境地まで持って行ける作品だね。
とにかく、となみちゃんのお芝居力がすごくて、舞台を引っ張ってました。
ミズちゃんは、いいお嫁ちゃんをもらったと思う。

ウチの山南さんは、…そうね、ちょっと華奢でした。
お化粧はすさまじく美しく、びしっと二枚目なんだけど…華奢なんだな。
身長があれば、あれでいいけど、そうでないから、ちんまりしちゃう。
多分、もう少し、肩幅つけた方がいいんじゃないかなぁ。
大人っぽさは健闘してるけど、発声が弱い。

でも、あのカンパニーの中では、独特の存在感があって、
インパクトはつけられただろうし、
客席の涙を誘っているのは肌で感じたので、
抑えの芝居は、ある程度成功してるのではないかと思いました。

私は…山南さんの切腹決定に駆けつける明里さんに涙。
ダメだよ、リサちゃんは!リサちゃんが、山南さんのお相手だなんて、反則だぁっ!!
私の中で、リサちゃんの一番の印象は、DAYTIME HUSTLERです。
そのリサちゃんが、あんな目に逢うお芝居をされて、
あんなふうに縋って号泣されては、たまらない…!
とっても油断していたので、
手探りで、タオルタオルと探して見つからず、
そうだ、と思い出して、私がコパティッシュと呼んでる、かしちゃんのお茶会のお土産だったティッシュケースを探す。
あれ、手探りでも分かりやすいし、変に音がしたりしなくて、案外便利だね(今更…?)。

まぁ、普通は山南さんのお芝居に泣くところだと思うんだけど、
私は、どちらかというと明里ちゃんの涙にヤられたのでありました。
(勿論、明里ちゃんの気持ちに共感してっていうなら普通なんだけど…)
かしちゃんが、某番組で「可愛いね♪」を連発したことまで、気持ちがさかのぼるのね。
スイッチが入ったら、どうにもとまらない。
2回めの観劇も、1回めほどじゃないけど、涙したのでありました。

もう一箇所のちょいと間違った涙ポイントは、
沖田が、玉勇の死を偲んで言う台詞で…
これがまた、芝居とは離れて、私のかしちゃんへの想いと重なって涙する…と。

でも、この遠征、もっと沢山間違った涙に暮れるのではないかと心配してたから、
思ってたよか、全然平気だったと言えましょう。

一方で、ショーは私の性分には合わない点がいくつかあったので、
これが、東京公演でなくてよかったなぁと、心底思ったのでした。
飽きちゃうんだよなぁ(またか!笑)。
私の周りの人で、飽きた、という人は誰もいなかったので、あくまでも私の趣味の問題らしいので、悪しからず。

かしちゃんのことは、それなりに諦めてるから、
あるいは、そう考えることが切ないから、
かしちゃんで観たいって思わないんだけど、
とにかく、蘭ちゃんのダンスを観たくて困りました。
色気、が、恋しい。

ショーは、そんなで、
みていた、
というだけで、あんまり印象がないんだけど…
あ、となみちゃんが、蓮の花に腰掛けて、ヤらしく誘ってるところがとっても素敵でした。
ひろみちゃんのダンスも…衣裳が何種類あったってこともよくわかんなくて。
とにかく沢山出てたって印象。よく踊ってる…。

れのちゃんが、音神で、目立つポジションなのは嬉しかった。
れのちゃんは、きりりとした感じになりたいのか、
お化粧が変わったみたいに見えました。
音神なので、可愛くていいんじゃないかなとは思ったんだけど、
でも、そうやって工夫するのはいいことだよね。

公演については、ざくっと言うとそんな感じでした。
今回の遠征は、…観劇以外のインパクトが大きく(笑)、
そのお話は、宙楽のお話に続いて、ご紹介しようと思います。

ということで、次回は宙楽のお話に戻りますね!

3連休の3日め

2007-02-16 18:55:22 | Weblog
昨年のクリスマスイヴの記憶を必死で巻き戻し、朝の待ち合わせを決めました。
雪楽と宙楽は、ガードの入り方がちょいと違ってたけど、
私たちが行った時間はそんなに間違ってなかったみたい。

私の方が遅くなってしまったかなと思えば、
地下鉄から地上に出たところで、半分眠りそうな雰囲気で歩いてるTHちゃんに遭遇しました。
なかなかいい感じのスタートじゃん?

一度場所を決めて、かし友のビデオカメラを預かりに行きました。
結局、ちゃんと撮影できなかったんで、申し訳なかったんだなぁ。
しかし、…みんなは本当に真っ白な出で立ちで、思わず溜息が出ました。
ビデオカメラが入ったバッグまで白かった!

そういえば、雪楽のときは、
真っ白なコムちゃんファンを見て、みんなが白くなるのを想像し、涙ぐんだものでしたが、
実際お友達を目の前にしたら、はっとはしたけど、
案外しっかり、そのみんなの姿をみつめられてる自分がいました。

私自身は、真っ白な友人たちと居て、目立ち過ぎない程度な色合いでいようと思ったので、
ところどころを白っぽくしてました。
いや…まぁ、そんな努力はあんまり意味無いんだけどね。
何をどうしたって、目立つらしいから、私は(苦笑)。
ま、少しでもマシならいいじゃん?(…と、思いたかった…)

そこから、3時間あまり?THちゃんと立ち続けました。
私は、しっかり朝食べて、日比谷に行ったからいいけど、
THちゃんは空腹を抱えて3時間、でした。
後ろが人で埋まる前に、
「私たちはガードじゃないから、食べてもいいんだよ?買っておいで?」
と言ったのに、食べる自分はみっともないと思ったか、THちゃんはかたくなに拒みました。
そぉ?長丁場だよ?

そしたら、やっぱり、THちゃんは途中から、空腹に悩まされはじめました。
しかし、もうこの場所から抜けられない…。
これは、後から来るSEちゃんに差し入れをお願いするしかないかしら?

一体何時に、SEちゃんにメールするか…これは、私の悩みでした。
SEちゃんは、ちぎちゃんの入りを諦めてしまっていて、10時くらいに来ます、と言っておられました。
10時なら、かしちゃんの入りは観られるんじゃない?…雪楽のことを思えば。
そう言ったら、喜んでたSEちゃん。
さぁ、8:30くらいにメールしたらいいのかな?

さて、この日も、SEちゃんは私のメールで目覚めたご様子。
メールしたのが8:40すぎてたら、ちょっと遅かったみたい。
悪かったなぁ、あと15分早い方がよかったかも。
とにかく、化粧はいいから早く来なさい!とメールして、
SEちゃんが間に合うことを、THちゃんと二人で祈りました。

向こう岸に居る、かしちゃん会の皆さんの中から、
某ちゃんたちが私を発見し、メールで呼んでくれました。
文面が、私への呼び掛けだけだったから、
え?何?
と、顔をあげたら、向こうから手を振ってくれました。
そういうことが、とっても嬉しかった。
別々の場所からだけど、やっぱり空間は繋がってる。

みつけられたのは、あとお一人だけ。
他の方は…もしかしたら向こうからは見えてたのかもしれないけど(笑)。
大体、あのぎゅうぎゅうの人人人、の中でも、みつけてもらえちゃうのが、さすが、私、だよね。(大苦笑…)


SEちゃんが来られるまでの間の衝撃的出来事。
タニちゃんの入りの出で立ち。
なんと金色のコートをお召しでした。
そんなの、売ってるもんなの!?ホントに金、なんだよ?
あんな生地、某大型手芸店で見掛けたなぁ…だけど、舞台用生地売り場でした。
あ…もちろん、タニちゃんがお召しだったのとは違うんだけど、イメージとして、ね。
艶消し金、ではなく、…ウチの業界的に言うと、「磨き」の金、のイメージ。
そういえばタニちゃんって、いつかのトークショーで、金色のスーツをお召しだったような記憶が…。あれ、タニちゃんだったよね?
あの時は、金色ヘアライン(艶消し)だったイメージだけど……。

タニちゃんは金色がお好きなのね…。
あんまりすごかったから、携帯撮影してみました(笑)。初めてタニちゃんを撮影。

その後、蘭ちゃんと初嶺さんが入られて、ガードが退団者ファン中心に入れ替わりました。
…いや、待って待って?その前に。

ガードが分厚くなっていたので、タニちゃんは、ガードに分け入って、お手紙を受け取っていました。
かしちゃんのそんな姿はもう見られないのに!
ここへ来て、あのパターンを見るのか!
と…この時は思ったのですが…、
その後から来た蘭ちゃんも、分け入って受け取っておられました。
ああっ蘭ちゃんも!

思わず私の口から出たのは、
「可愛い♪」
もちろん、私自身も、THちゃんもツッコミ入れてました。
…えらい違いじゃ、なかか?(笑)
だって、だって、だって、
蘭ちゃん好きなんだもん~。(コラコラ)
可愛かったから、携帯撮影してみました。蘭ちゃんも初めての撮影(笑)。

右京さんが来られ、るいちゃんが来られ…
あれ?SEちゃんは、いつ来られたのかな?
多分、かしちゃんが来るちょっとだけ前。

電話があって、場所を教えて、振り返ったら、
通り過ぎてくSEちゃんが目に入りました。
あれっ?気付いてもらえなかった??
と言ってたら、なんのことはない、
私の姿はわかったけど、人が多くて立ち止まることができなかっただけそうですよ。
…ふっ…そりゃそうだよね。頭出てるんだもん。(ちなみに、ヒールは履いてませんでしたよ)
…あ…ははは………。

その分厚い人垣に阻まれ、
THちゃんは、せっかくSEちゃんが買ってきて下さった食料にありつくことが出来ませんでした。
もう少し…もう少しだ!
頑張れTHちゃん!(笑)

ともかく、なんとかSEちゃんも間に合って、
次はかしちゃん……というところですが…、
次回につづく(笑)。
(すみません、中日に行って来ますので、楽のお話はその後かも…)



続・3連休の2日め

2007-02-15 12:56:48 | Weblog
前楽はサバキ待ちをする気にもならず、
さっさと日比谷を離れました。
あの人数を勝ち抜ける気はしなかったし、神様は、もう観なくていいよって言ってる気がした。
うん、まあ、二回めを観る集中力も残ってない気もしたし、
何より、私は忙しい~、やることだらけで(笑)。

みんなが前楽を観てる間に、某Bカメラに行って…会社に行ってメモリーを……
とか、
ごちゃごちゃやってたら、あっという間に時間が過ぎました。

私には、
出待ちするのは、絶対にこの場所で、
と決めてる場所がありました。
今日は最後の出。絶対、あの場所の1列めをキープせねば!

朝なんか、日比谷着がいつもより早かったのに、
既に沢山ギャラリーが居て、慌てたんだもん。
(入りの場合も、定位置があったの。笑)
そこは、私の身長でカバー(笑)だし、
…まぁ、朝は明るいから、いいんだよね。
それでも、SEちゃんは、後から来て、
遠目に私をみつけて、「埋まってる…」と思ったそうですよ。

日比谷から数駅の会社から、劇場前に飛んで戻って、
私の定位置の様子を見ると、まだ閑散としてました。
これなら…と、Hちゃんに頼まれてたかしちゃんのフォトホルダーを確保しに行って、
戻って、そこから…定位置に……うずくまってました。

だってさぁ、寒いんだもん!!!

気温は低くないんだけども、ビル風が吹き荒れて、
この風の冷たいこと!

朝も寒かったから、会社から、どかジャンを持って来ようかって迷ったんだけども、
平気かな?なんて甘い考えを抱いて、持って来なかった自分を責め倒した。
カイロを貼っても、暖かい感じがしないの!
背中が冷たいよー。

そもそも、近ごろの暖かさに油断したんだよなぁ。
いつもなら、あと1枚着てるところ…
あああの時、あのフリースをやっぱり持ってくるべきだったんだ~
とか、いろいろ反省した。。。

さよならショーが始まる前から、あそこに居たので、
なかなか頑張ったよ、私!(自分で褒めるしかあるまい・苦笑)

劇場からお客様が出てきた時には、心底ほっとしました。
ガードが入り、ギャラリーに埋もれ、
私の周りの気温は上がっただろうし、風も少し避けられるようになったんだろうけど、
…でも、既に芯まで凍えてたので(苦笑)、やっぱり寒かった。
Hちゃんがメールにおつきあいしてくれたんだけど、
打ち続けられないの!
寒い寒い寒い、で、頭がいっぱいになるんだもん~(笑)。

で、Hちゃんに、またメールするねって送信して…
それから、
割とすぐに、かしちゃんが出て来られました。
ガードがすごい人数で…私の目の前で、5列?くらいあった。
すごいねー…いやぁ、…………うん、よかったよね。

沢山のファンに囲まれてるかしちゃんを見ることは、幸せです。
かしちゃんは、目が回っちゃうくらい、沢山の方からお手紙を受け取ってるんだけど、
その一人一人に、沢山の人たち一人一人に…私が今まで見てきた、変わらないかしちゃんでいました。
手をぐるぐる回したり、うっかりしてファンの方に謝ったり…
いつもの素朴なかしちゃんで居て、これが最後のお手紙を受け取る瞬間なんだって感じはまるで湧きませんでした。
ただ…ぶ厚いガードで、かしちゃんとの距離があったから、どこまでカメラくんが頑張れるかなぁ、と思ってたんだ。

そしたら…かしちゃんは、いきなり、花壇の縁石に足をかけ、えいっと登りました。
それまでも、普通に、ガードの中を分け入って、お手紙を受け取っていたのですが、
そこまでやったのは、ここだけでした。

まぁ♪…最後まで、……そんな素朴なかしちゃんで居て下さって、嬉しい!

とか思ってる場合じゃなかった…。
花壇の縁石に登ったかしちゃん、そのままその上を歩いて近付いてくる。
近付いて来られること自体は、こちらも結構慣れているわけだけど、
(えっ?通い過ぎ??)
かしちゃんは、多分、
そこを歩けば、ファンのぎゅうぎゅう度をアップさせなくて済むし、
自分も歩きやすく、奥まで行きやすいじゃん、
とでも考えられたのでしょうね。

が…目標地点まで来て、かしちゃんは気付きました。
さっきお手紙を受け取れなかった方までの距離が、花壇の縁から、意外に遠いことを…(笑)。

…その時のかしちゃんときたら…!
私はあまりの可愛さに、ご本人に向かって、可愛い!と言ってしまいそうになりながら、
カメラくんの手前、耐えました。(笑)

距離が遠いことにショックを露わにするかしちゃんに、
遠いと言われた方は、立ち上がって、手を伸ばし…
かしちゃんと二人して、めいいっぱい手を伸ばして、
なんとかお手紙をお渡しされました。よかった!

こんなに可愛い姿を…最後のお手紙お手渡しの時に、
目の前で見られたこと、ホントに嬉しかった。
貴重な思い出、宝物です。
気合い込めて、あそこに頑張ってたこと、ホントによくやった!…と自分を褒めずにおられない(笑)。


この後、みんなでご飯を食べに行って…
みんなは、前楽を観てるから、自然とその話になるでしょ?
私は、話を聞いているけど、テンションについて行かれずにいて、
こりゃいかん…とは思うけど、どうにもならない。
観た人同士の話なので、ここがこうでああでっていうのは省略されるんだけど、
そこで、それはどの場面?って詳しく尋ねるのも、お話の腰を折るしなぁ…
と、まぁ、日頃厚かましい私らしくもなく、考えたりして。

割におとなしくご飯を食べてたら、
…多分、私がとっても冴えない表情をしてたんだろうなぁ…本当にすみません、
ここはこうだったんだよって、説明をして下さった某方…。
いつも、みんなの優しさに、感謝してます。。。

この席で、千秋楽を観られることになったのですが…
巡り合わせとは不思議なもので、
私は、この公演、あまりみんなと夕食をご一緒することが無かったんですが、
この夜は、たまたま…だったんだよねぇ。
もし、いつもみたいに帰ってしまっていたら…多分、観られなかったでしょう。
少なくとも、あんなとんでもない席では…!

とにかく、あまりのことに、
「えー…?」
としか言えなかった。

いきなりの予定変更に、THちゃんにメールする。
「中継、観てくれない?」
THちゃんからは、すぐにお返事が来ました。
用事があるから、無理です…と。
うーん確かに、THちゃんはパーマをかけなおす、とは言ってたんだけど…
でも、日比谷に来ることが確実にわかってたから、一番観やすい人かと思ったんだけどな。

それで、SEちゃんにメールしました。
しかし…SEちゃんは、普段から割にメールの返事が遅い人です(苦笑)。
この時も、なかなか返事が来なくて、
観たいというメールがきたのは、もう私が帰る電車に乗っていましたよ。
そこから、あわあわと、別に観たい人がいないか探してもらってたのをキャンセルし、
無事に、SEちゃんに観ていただけることになりました。

SEちゃんは、以前、
千秋楽だったら観たいんですよね
と宣って、
そんなの、私が観たいわッ!
と、どんがらがっしゃんと私にちゃぶ台をひっくり返されたことがおありです。

だから、中継だけど、絶対観やすい席だから、観て下さるんじゃないかと思ったのね。
せっかくなので、私から顔の見える方に観て欲しかったので、
中でもSEちゃんには…
こんなに入りにチャレンジしながら、1回しか観てないとは何事?と、かし友の皆さんにも、
「洗脳が遅い!」
と叱責(笑)を賜ったくらいだし、
やっぱり、離れてはいても、一緒の時間を過ごして、かしちゃんを見送れる仲間が一人でも多いことは嬉しい。

とっても満ち足りた気持ちで帰宅しました。
翌日は、いよいよ千秋楽…というわけですけど……

遅筆で大変申し訳ありません~(大苦笑)。
私の幸せ千秋楽レポ、気長に(そればっかりだ!)お待ちくださいませ。




3連休の2日め

2007-02-13 19:38:49 | Weblog
土曜日は、SEちゃんからメールが来たのが、かしちゃんが楽屋に入って数分後でした。
「今、起きました」
…いやはや、それって、究極に間に合ってないよねぇ(笑)。

目覚ましをかけ忘れたらしく、悔しそうな文面でした。
今日は大丈夫かしらん?(笑)

SEちゃんが何時に起きるのか知らないので、
私は自分が動き出す時に、まずメールを入れました。
「今日は、起きたら、空メールでいいから返信してね」

しかし!7:00が近くなっても、まだ何の音沙汰もありません。
SEちゃんって、私よりお家が遠いんじゃないのかなぁ。
そこで、
『今日もダメかのう?』
ってメールして、私のおでかけの支度に戻ったんだけど、
出かけようと電話のところに帰ってきたら、SEちゃんからのメールが入ってました。

ホントに、メールが来た、というだけ。
あっそうか、空でもいいからって書いたんだったよね。
メールが来たってことは、…おお!起きられたんだ!!(喜)

後から、
さっきはホントに空メールですみませんでしたってメールをいただいたけど、全然構わないのよ?
だって、時間が勿体ないから。
その時間があったら、少しでも早くお家を出た方がいいわけですよ。

日比谷に辿り着いたSEちゃんに伺うと、
彼女は、私の「ダメかのう?」メールで、起きたそうですわ。
いやぁ、送ってよかったなぁ。

しかし、残念ながら、ちぎちゃんの入りは早かった!
SEちゃんが、いらっしゃるだいぶ前に入られてしまったのでした。
ところで、ガードに入ってたかし友は、ちぎちゃんをちぎちゃんと認識できなかったそうですよ?
…あらまぁ、私、SEちゃんのおかげで、発見が上手くなっちゃったのかしらん。

で、入ってしまった旨メールしたんだけど、SEちゃんは、そのメールに気付かないうちに、ご到着されました。
「ちぎ、入ったんですか?」
って言うから、
「うん。間に合わなかったねぇ…!」
って言ったら、SEちゃんは、さらりとおっしゃいました。
「いいんです、今日はかしちゃんだから」
きゃあ、可愛い、SEちゃん♪
かしちゃんを堪能しようね!

かしちゃんは、やってきて、いつものように、せっせとお手紙を受け取りはじめました。
よく見たらかしちゃんが着てるのは…会服?
会総見だったので、会服…なのか!

ガードの皆さんは、この日から白いダウンになりました。
中には着てるのかもしれないけど、
今までよりも、あの会服のボワが外に見えてる率が低かったので、
…なんとも不思議な気持ちで眺めました。

とにかく、ガードもギャラリーもぎゅうぎゅう。
でも、かしちゃんは、やっぱり、せっせとガードの中に分け行って、
さっさかさっさか受け取って行かれるので…
私たちのかなり近くにまで、かしちゃんは来てくださいました。
案外近くで見られてよかったね、SEちゃん。

かしちゃんは、いただいたお人形…フィナーレ羽を背負ってるかしちゃん人形、を最後に受け取って、
それを振りながら入って行かれました。
楽屋口の閉まりかけた扉の隙間から見えなくなるまで…。

かしちゃんが入られて、SEちゃんは嬉しそうに言いました。
「かしちゃんの生の声、聞いちゃった♪」
声?…ああー…普通…だけども??
必ず、一人一人に声を掛けながら受け取るものね、かしちゃん。

それも…もう終わりなんだ。
よかったね、SEちゃん、ちゃんと見届けられて。
しかも、記念すべき最後の通常の入りだったんだから。

SEちゃん撮影のかしちゃんは、とっても可愛く、美しく撮れていて、かし友の皆様にもご好評でした。
いい記念になって、よかった。

SEちゃんは、かし友の皆さんがチケットを受け取りに行かれても、付き合って下さいました。
みんな早い時間に行ってしまったから、ホントに付き合っていただけて嬉しかった。
しかも、楽チケットの当日券の電話かけまで手伝ってくれて。
前日は、前楽当日券の電話かけを、かし友の皆さんがやっぱり手伝って下さったんだけど、全くかかる気配がなかったの。

そして、今回も、ダメだこりゃ!…日比谷からかけてるんじゃ、回線が混雑しすぎるのかもね。
私は、さよならショーとは縁がないのかなぁ…と、この時点では思い、
生で観ることは、すぱっと諦めたのでした。

SEちゃんは、11:00公演を観る私をお見送りしてくれました。
じゃ、金曜日(中日出発)にね、と別れたんだけどもー…(笑)。

11:00公演、私の最後の生観劇だよって自分に言い聞かせながら観ました。
そうやって観たんだったけれども、気がつくとぼーっと眺めてて、、、
まるで実感のない夢のようでした。

終わり?
この公演は、なかなかしょっちゅう観劇したので、
頭のスイッチを押せば、どこからでも再生されそうじゃない?
…というか、目を閉じれば、劇場に座ってる今の自分にワープできそう。

とにかく、いつまでもいつまでも、ここには竜馬が居て、お竜ちゃんが居て、
竜馬は、お刺身をお醤油をつけたりつけなかったりして…
よさこいを歌ったりしてそうなんだもの。

最後だって、思わなくちゃ、覚悟しなきゃって思うけど、
ただただ、大好きな空間にいられることが嬉しくて、
夜会の場面で、みんなに頭っから、お酒をかけまくって、ご機嫌なかしちゃん、
お酒を振り落とそうとするまりえさんや、あさひちゃんたちを眺めて…
運命との絡みを眺めて…
虹色の空を聴いて。
1階の上手隅っこの方だったので、はじめの方の♪ありがとう~で、一瞬通過するかしちゃんの視線を感じて。

降りて行く幕を見ながら、
いっぱい観た、心の中のメモリー容量いっぱいにできた、幸せだった…と席を立ちながら、
やっぱり、この公演とお別れする感じが無かったんだ。
中継観ながら、実感するのかなぁって思ってたのでありました。

つづく。

宙組さん千秋楽おめでとうございます

2007-02-12 19:12:30 | Weblog
とうとうこの日が来てしまった!
そんな気持ちでスタートした一日。

私は、昨日の夜、急に今日の千秋楽を観せていただけることになりました。
それを告げられて、ただただ、呆然として、
しかも席番を見て、頭が真っ白になって、
…そこから、夢のように時間が過ぎました。

今、目が覚めて、布団の中だったとしても、そんなに驚かないぞ?
こんなにリアルな夢ならば、夢だったとしても惜しくない!

優しい、皆さんから…、
神様が観せて下さったんだよ
って。
何人もから、そんな言葉をいただきました。
そういうふうに言って下さる皆さんに囲まれていること、
なんて私は幸せなんだろう。

持っていらした、素晴らしいチケットを、さっと差し出して下さった某方、
それをよかったねって言って下さった、皆さん…
皆さん、本当に有難う!

こんな幸せを、いや、
本当に抱えきれないほどの幸せを与えてくれ、
気付かせて下さったかしちゃんに、感謝の気持ちでいっぱいです。

今日の千秋楽、
覚えきれないほどのアドリブが目白押しで、
楽しくて楽しくて、そして、嬉しくて、
ずっと笑顔で幸せに観劇しました。

さよならショーは…
一番、きゅんときたのは、コパカバーナで、何曲も入ってる曲たちが、
いちいちあの夏の博多に心を飛ばして、
うえーん、って泣いてました。
泣いたら見えない(苦笑)から、いつまでもは泣いてないんだけど、
でも…今回の公演で一番泣いたのは今日でした。

かしちゃんのご挨拶は、とてもきっぱりとはっきりとしていて、
本当にかっこよかった。
立派だなぁ…かしちゃん。

カーテンコールで、るいちゃんとのラブな挨拶もご披露して下さって、
本当に、聞きたい言葉をいっぱい聞かせていただきました。

詳しく…レポできるかな?
どこまで頑張れるかわかりませんが、
気長に、見守っていただけたら嬉しいです。

とにかく、今の胸一杯の充実と幸せを、書いておきたくて…
速報にもなってないコメントですみませんけど。

とにかく、心配して下さった方、有難うございました。


……かしちゃんたちが、楽屋から出てこられるのを待ちながら…日比谷にて。


続・3連休の1日め

2007-02-12 09:06:15 | Weblog
では、15:30のお話。

陽ちゃんのハンカチ~15:30編。
パッと広げたら、白いハンカチに……黒いマジックで、
NTT
と書いてありました。
わかるかなぁ…油性マジックの太い方で、きゅっきゅっきゅっと書いてあるのです。
布に書くのって、書きにくいでしょ?
その感じがモロにでてるの。中途半端な位置に、ちょっとよれっとした感じに、NTT、と。

小学生の男子が作ったみたいだよ、まるで?
……あっ!もしや、それ、狙ってたんかなぁ?(笑)

ちなみに、私は見逃したのですが、
グラバー邸で登場されるお蝶さんは、お揃い?の、
フレッツ
のハンカチをお持ちだった…とか。
…そう言われて、思い出した。
あの二人は同期だものねぇ(笑)。


グラバー邸~15:30編。
竜馬さんの「婦女子とぢゃらぢゃら度」が若干高めだった。
…加えて、竜馬さんが女の子ちゃんたちと踊ってる背後で、
名刺を配り歩く陽ちゃん!
あの名刺は一体なんだったんだろう?(笑)

私は、この場面、嬉しげにグラスを持って竜馬さんのところに寄って行った陽ちゃんが、
竜馬さんにお酒を飲まれてしまって、なんとも情けない可愛い顔をするのが大好きなんですが、
この回の竜馬さんは、陽ちゃんのグラスを取り上げて、飲み干し……
グラスをさかさに振って、空っぽアピールしておいででした(笑)。

そして、「二丁拳銃」の後。
竜馬さんは、斜め後ろを振り返って、別の海兵隊員に銃を突き付けてました。


ショー。

オープニング。
蘭ちゃん中心としたメンバーが、下手花道に集合して、
いつもなら、蘭ちゃんのウインクのところ。
蘭「宝塚オンフレッツは」
皆「NTT!」
真顔でアドリブ!
やぁるなぁ♪と思ってたら、更に。

蘭ちゃんとみっちゃんの場面。
おでこごっちんしたら、普段はお互いに張り合うところ。
いきなり、蘭ちゃん取りいだすは、フレッツのパンフ。
更に、みっちゃんまで!
関西人蘭寿とむの底力と、リーダーシップ力を感じたなぁ…。
……あ。蘭ちゃんも、獅子座のO型か…………。
今、気付いたわ…。


この日はじめて気付いたこと、その2。
ちくと戻りますが、かしちゃんが、るいちゃんと銀橋で遭遇して、下手花道に帰って来たところで。
背後のセットが動いて、舞台にせり出してきていました。
あれっ。黒い軍服の子たちが乗ってる!!

…これは、そういえば、微かに記憶の景色の隅っこの隅っこの、視界に入ってたかもしれないんだけど、
あまり意識にありませんでした。
しかも、乗っかったままでてきてるとは!

はい、今更ですね。
さすが、私、視界の狭い観劇してるなぁ。


夜会~15:30編。
貸切といえば、かつら?
最後の貸切だし…というみんなの期待に、かしちゃんも頑張った?

スカイブルーのロングストレートのかつら。
前髪はややセンターパーツ気味。
両サイドから、細い三つ編みが伸び、
両端が後ろで一つにまとめて、白っぽい飾りのついたゴム?か何かで留めてありました。

カウンターの上をこすってこすって、パッと振り返った執事くん。
頬に手を添え、軽くしなを作って、ぶりっこ。
その顔にのってる眼鏡は、白い縁に、ピンクのレンズ。
縁の形はキスマーク。
右目、左目と二つのキスマーク。

かわゆい感じでアピってる執事くん。
お酒を注がれた蘭ちゃんは、また、くらくらしてくれました。
可愛い♪

銀橋回って帰ってきたかしちゃん、
勢いよく、るいちゃんの手をむんずと掴んだ!
そのまま、るいちゃんを振り回すように手をひいて、
舞台の奥に向かってやみくもに突進、
人にぶつかりながら、ジグザグ…して、定位置にカムバック(笑)。


ショパンと運命。
11:00より、濃厚…な気がしました……?
ちゅーが、顔の重なりが、2回に見えた。右、左…と。
これは、ひょっとして、こちらの見る角度の問題もあるのかなぁ…。
でも…やっぱり、背中を這う手が……。


最後にかしちゃんのご挨拶。
私にとって、かしちゃんのお口から聞く、最後の、
「宝塚歌劇団宙組貴城けい」
でした。
ホントは、もっと以前が最後のつもりだったから、
観せていただけて、有り難かったなぁ。

これからも、のご挨拶。
こんな楽間近に、あんまりだよなぁ…と、多分客席のほとんどの人が思ったよね。
ご挨拶は嬉しいけれども、だけど…。


かしちゃんが出て来られたのは、本当に早かった!
え?もう??という感じでした。
この時間も、あと少しなのが愛しい時間。。。

ということで、1日め、終了でした。