はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

続々々☆楽園王子よこんにちは

2008-09-30 21:23:44 | Weblog
あ!アンソニーチームと言えば。
手下たちがおりまして、この人たちは、ちょいとチンピラっぽい(笑)。

失踪してしまった、スチュワートをカムバックさせる計画…というプロジェクトを展開させるのですが、
それに、わざわざ、隠語のタイトルがついていて、
それを得意げに披露する様など、バカバカしくて、もはや、愛らしい(笑)。

その手下に対しても、割にクールで、
多分そのタイトルを気に入ってもいるんだけど、表情に出さないといった風情のアンソニーさま。
…このコントラストが、またまた笑いを誘うのであります。


◎蘭ちゃんのこと。

とこっとん、徹底的…という感じが、たまらなく好きです、アンソニーさま(笑)!

カッコいいのもとことんだし、
高笑いも、物凄く高笑いだし、
ヤな人な台詞も、その台詞の緩急のつけ方、音の使い方を、非常に周到に作ってある。

インテリジェンスをギリギリ保つラインで、大袈裟に。
僅かに(稲垣)吾郎くんの空気を感じるんだよなぁ…。
彼みたいな、周りを凄く見てるようで、死角を持ってて、
分かったようなことを言いつつ、我が道をゆく…
というかほりを、漂わせている…
(注:私は、SMAPで誰が好きって、吾郎くんが好きなんだけど)

吾郎くんだと、ぎこちなくなっちゃう部分が、
全て滑らかで、大胆に、そして恐らく、照れという言葉はアンソニーには、ない(笑)。

この、微に入り細に入り、徹底的に作り込まれたお芝居っていうのが、
私はたまらなく好きなので、
観ていて楽しいところだらけです。

カッコいいのも、クオリティが高く、突き抜けすぎてて、却っておかしいのだ。
例えば、我こそは「アート界の帝王」だという、これでもか?というナンバー。

紅い薔薇をくわえて、
これまたギュッとくわえたなと思ったら、
Wを2回、軽やかに、限り無く美しく回って見せる。
後ろで、手下くんたちも回ってるんだけど、
おかげで、アンソニーさまのダンスの美しさが、更に際立っている…。

だけどさ、Wで2回、だよ?
すんごくカッコいいのに、強烈にカッコいい分、
どうにも、笑い虫がもぞもぞするのを、判っていただけますでしょうか?(笑)

ここから銀橋へ向かい、
世界は自分のために回ってるとばかりに熱唱し、
銀橋を渡り切ったところで、「お楽しみ」です。

それまで、
笑いそうなのを、お腹に溜めて、
足をバタバタさせそうになりつつも、
でもカッコいい~♪ってキュンとなって、うっとりしてる…
既に、ぐちゃぐちゃの状態なのですが、
この「お楽しみ」では、もう堪えられなくて、声を出して笑ってしまう。

笑い声を発してるんだけど、
そのセクシィさに、胸をぐっさり刺されて、はくはくしてる自分もいるんだなぁ…。
…ほらね、人格分裂、でしょ?(笑)

どんな「お楽しみ」かは、是非ご覧になって、
その目で堪能していただきたい。

ヒント(?)。
いやぁ…悠未さんの身長の大きさが、あんな風な効果を生むとは…!
私は、あの蘭ちゃんの顎の角度がポイントだと思う。


もう一つ、ツボをご紹介すると、
可愛い子ちゃんたちに、囲まれちゃってる時の、アンソニーさま。

まんざらではない顔をしているんだけど、
そんなに嬉しげというのでもなく、クール。
あくまでもスタイルは崩さず、あんまり動かない。

面白いのは、秘書たちで……(笑)。
ユウガさんの大事な場面の、ある意味その横で起きている出来事ではありますが、
是非、目を離さずに見ていていただけると、笑えます。
やっぱり、無言の中で、展開しているので、
密かな見所、となっております(笑)。


アンソニーについても、景子先生に物申したい…
というのも、キャラはともかく、アンソニーにも相当才能があり、
しかも、アートについての見識は、半端ではないと思う…でないと、辻褄が合わないでしょ?
最先端に至るまで、アートを知り尽くしているようなアートプロデューサーが、
今時、アニメーションに芸術性をサッパリ感じないなんて、有り得ないでしょう…
30年前なら、ともかく。

一流の芸術家が、アニメーションを手掛け、
一種別のワールドで展開させてくスケールは、
今や、さほど意外なことでもないのでは?

途中はともかく、ラストはもっと、
アンソニーがえげつないくらい、したたかであってもいいと思うんだなぁ。
スチュワートが作るアニメーションが、
金を生むかについては、一瞬疑問に思ったとしても、
アンソニーは、スチュワートの中にある、才能を知っていて、それを惜しいと思っているわけだから、
アンソニーなら、そこで引かないでしょう?
アニメーションでも、芸術面の宣伝を打って、君臨するに違いない(にやり)。
…まぁ、アンソニーが「本物」であれば、だけど。

アンソニーは引いたら、アンソニーじゃない!(笑)


つづく。

続々☆楽園王子よこんにちは

2008-09-29 21:30:35 | Weblog
◎ウメちゃんのこと。

そうだよ、みんなウメちゃんがどうだったかを聞きたいんですよね。
ウメちゃん、元気だったぁ?って。

昨日、CSニュースを観たら、泣いておられましたね。
ネットで産経の記事を読んでも、彼女が乗り越えねばならなかったものの大きさは、余人には計り知れず…
涙が止まらないご様子も、そうだろうそうでしょうともねぇ…
と、みんなの胸を熱くして下さいました。

初日の幕が開き、無事に公演が終了し、
そこに自分が立っている実感を抱いた時…
それまで、きっと不安や怖いこともいっぱいあった…それが全部流れ出て、
胸が、幸せな気持ちでいっぱいになられたことでしょう。
ウメちゃん、復帰おめでとう。

怪我をされたのが嘘のように、
相変わらず華奢で、瑞々しさに満ちた、あのウメちゃんが、
キラキラと、笑顔でそこに居ました。

ショーで、踊りまくっておられるのを観て、
あんなに踊ってしまっても大丈夫なんだ?
と思うのと同時に、
本当に、完全復活できてるってことだ、という安心感を与えられた。
…そのくらい、舞台を跳ね回っておられます。

キャサリンは、美大を出た後、アニメスタジオで背景画を描くアルバイトをしながら、
アーティストとしての成功を夢見る女の子。
コンテストに出品する油彩画を描いて、コンテストで奨学金をもらおうと頑張っている。
アニメスタジオでは、男性社員の憧れの的。
みんなのプリンセスです。

…といった雰囲気を、よく出しておられると思う。
髪型も可愛らしくて、お洒落に、芸術系の女の子のイメージがよく出ている。
ウメちゃんならではの、スタイリッシュな感じが、活きていて、
ああ、ウメちゃんが戻ってらしたんだなぁ…と思う。

可愛らしい、恋する女の子から、
激しく傷つけられてしまうところまで…
私は、傷ついて、抜け殻みたいになってしまった、キャサリンのお芝居が好きでした。

そして、ラストシーンのウメちゃん。
アメリカのホームドラマに、こういうキャラっているいる!
と思われる感じ(笑)だよねぇ。


◎アンソニーチームのこと。

プログラムを見学した時に、目が釘付けになった箇所がありました。
それは、あさひちゃんと悠未さんの、役の解説。

それぞれ、アンソニーさまの第一秘書と第二秘書であることは、劇団各誌に出ていたので知っていましたが…

「ヴィクトリア 美羽あさひ
アンソニーの第一秘書。彼の愛人との噂もある。」
(うんうん、それは予想通り♪)
「シャルル 悠未ひろ
アンソニーの第二秘書。彼の愛人との噂もある?!」
(……!)

お稽古映像での、悠未さんの様子から、もしや?とは思っていた。
しかし、まさか、プログラムに解説が入っているとはっっっ(笑)。

これが、舞台になっちゃうとねぇ……
もう、大変!
ニュース映像にも、チラッとありましたが、
完全に、アンソニーを挟んで、両脇から取り合いなのです(笑)。

アンソニーはアンソニーで、
全くさり気なく、どちらの求めにも応じる(笑)。
その応じ方がまた、絡み合うようで、
ちゅーしなくても濃厚なんだけど、
右にも、左にも、なのが、物凄く、笑える(笑)。

このやり取りが、何かというと、
無言で静かに、しかし確実に展開されていて、
3人とも、至ってクールにやってるのが、もう、おかしくておかしくて…(笑)(笑)(笑)。
書いてるだけで、お腹に棲みついてしまった笑い虫が騒ぎ出す(笑)。

3人とも、身のこなしが綺麗だし、間の使い方が絶妙なので、
観ていて嫌味がないし、とにかく、笑い虫がスルッとお腹の中に滑り込むのです。
ああ~たまらない(笑)。

もっと言えば、3人とも、
無茶苦茶美形で、無茶苦茶カッコいい。
悠未さんは、若干カマ入ってます(笑)が、でも、キリっとしてる時は、カッコいい。
真顔で言って、カッコいいの…完全に二枚目ですよ。

その壮絶なカッコよさに、うっとりする自分と、
絶妙な面白さに、思わず吹き出してしまう自分とで、
私は、人格分裂しそう(爆笑)。

あ…これじゃ、
アンソニーチームの話…というより、
アンソニートリオの話、だね。
チームのことは、あんまり観られてないんだもん。

アンソニートリオ、万歳!(笑)


つづく。

続☆楽園王子よこんにちは

2008-09-28 23:54:57 | Weblog
この作品は、場面が主に、
☆スチュワート(ユウガ氏)の実家チーム
☆アニメスタジオチーム
☆キャサリン(ウメちゃん)のお友達チーム
☆アンソニー(蘭ちゃん)チーム
に分かれて、展開します。

常に、このチームごとに、みんな出てきてお芝居するので、
スチュワートとキャサリンが二人きりになる場面以外は、実に忙しい。
宙ファンでなければ、別にどうということもないでしょうが、
私は、あの子もこの子も観たいのだ!

アンソニーチームは、どうにもならなくて、
私は3人しか観ることができていません。

逆に、アニメスタジオチームは、
みんなを観すぎて、一人一人を観られる時間が、極端に短い…。

結局、よく分かってないような気がするのが、残念です。
そんな中での「語り」なので、いつも以上に偏っているかもしれませんが…

◎ユウガさんのこと。

私のお気に入り場面は、
キャサリンのお家でのハロウィンパーティでの、スチュワートの天然っぷりと、
スチュワートが、キャサリンの絵を見たとき、の反応の天然っぷり。

彼にツッコミ入れる側の、間の取り方も上手い。
この天然さ加減が、天才アーティストとしての、世間からのズレと、よく合っている。
この辺は、なかなか表現されているな、と思ったのですが。


スチュワートは、アニメーションに、夢を抱き続けている青年。
一つ、ユウガさんが気の毒だった点は…またまた景子先生に物申すようになってしまうのだけど、
スチュワートの言う、アニメの中にある夢っていうのと、
パラダイスプリンスくんとがよく一致してないというか…
結局、パラダイスプリンスくんって何なのよ?という点。

ユウガさんも台詞の字面は表現できているけど、
私にはそこに、ホントのアニメーションの夢を感じない。

今回、キャラクターデザインの募集をして、
その王子がアニメとして動いた!アニメになった!!
…ってことで満足しちゃってて……
ていうふうに見える。プロジェクト達成、万歳!
…これは、今回の制作サイドの夢の実現。

でも、スチュワートにしたらば、
そんなの、自分でコツコツ一人で作ればいいじゃない?
…って、正直ずっと思って観ていた。

スチュワートは、
アニメーションの表現できる世界の持つ底なしの可能性と、
家族みんなで楽しめる、心暖まる作品、というのと、
正義が通る、勧善懲悪な世界、というのとを、
かなりごちゃまぜにしている。

それはそれでいいけど、
だったら、「Pradise Prince」って、どういう内容の作品なのよ?
キャラクターがいて、それが動くってだけで満足しちゃう感じなんだよね?
(私は、ラストの場面じゃ騙されないぞ)

宮崎駿の名前が作品中に出てくるけど、
トトロの絵が可愛いだけじゃない、トトロの世界観、ストーリー、登場人物などなど、
全ての要素が絡み合うところに、アニメーションで大きな夢を表現できる、
表現できるところに、アニメーションの夢があるわけじゃないですか。

だったら、スチュワートも、パラダイスプリンスくんのイラストを描きながら、
そこを、話し出すと止まらないくらいいっぱい胸に詰めこんで来てるはずなのだ。
そこが、彼の夢なんだ……って、うまく伝わるかなぁ。

だけど、
彼は、パラダイスプリンスくんの絵を示すだけ…
キャラクターデザインをしたいだけなら、
アーティストをやめる必要なんか、まるでないし……
絵の奥にあるはずのことが、ただ家族で楽しめる…だけ?

私自身、アニメーションが表現する世界に、夢を感じていた人間なので、
理屈っぽくて申し訳ないんだけど、
書いていたら、頭の中が整理されてきて、思わず熱く語ってしまいました(笑)。

ここが、ガシッと固まってないから、イマイチ、最後がババーンと来ないんだと思う。
2Dだの、3Dだの…セルアニメだのコンピュータグラフィックだのは、
あくまでも手法の話であって、
スチュワートの夢は、その用語をひねくりまわす次元ではないはず。
そこが、表現できたなら、もっと深くなるし、
こんなにもやもやが残らないんだと思うのです。

景子先生が、何とかされるか…
ユウガさんが、お腹の中に作り上げるか……
…があったらいいな……難しいかなぁ。


つづく

楽園王子よこんにちは

2008-09-27 22:24:13 | Weblog
「Paradise Prince」を観てきました。
例によって、スーパー日帰りプランです(笑)。

ざっくりと、感想を申し上げると、
私は、セットや衣裳が楽しくて好き。
特に、アニメスタジオの人たちの衣裳は、大変にPOPで可愛い。

雪の「君を愛してる」の衣裳が嫌いだった方は、ダメかもしれないけど、
私はあの衣裳も、かなり好きだったので、
…いや、あれを超えてるね。
可愛くてたまらない。
気付いたら、片っ端から、衣裳を眺めてる自分がいました。


それから、ストーリーとしては、
途中までは、笑いあり涙ありで、かなり先生頑張ってるじゃん♪
と思ったら、
終盤に雲行きが怪しくなり…
最後に自爆(だと私は思う)。

終盤の、[おいコラ]な場面では、
それでも、まだ、私としては、
アンソニーさまたちが、すこぶる面白いから、しゃあないか…と(かなり譲って)、思えなくもない。
その後に来る、所謂♪サーカス魂♪(君を愛してる)的な場面で終わっておけばいいのに…
なんだ、その後は??

この2場面は必要なの?
蛇足でしかないと思うんだけど?

…というのは、私の意見。
ここにきゅんとする皆さんには、ごめんなさい。

ネタバレするから、具体的には申しませんが、
まず、1つめの場面は、いくらなんでも、ストレートすぎる。
銀橋で、あなたたちが?実は影の主役?という芝居が、いきなり行われ、
それはいいし、展開だって構わないけど、
もう少し、上手いやり方もあるだろう?

景子先生は、そんなことにロマンを感じるの?
そのタイミングで、そんな愛の告白されたら、私は引くと思う。

ゆくゆく、そうなっちゃうんだろうなぁっていう想像を観客にさせる演出の方が、
暖かい気持ちにもなっていくし、
そんな演出にしろ、台詞にしろ、幾パターンもあるだろう?

その次の場面も、
あまりにぐったりし、
こんな終わり方!?
こんな場面、敢えてつけなくても、既に観客は想像できてると思うけど?
って、ツッコミを毎回してしまいそうだ…。
あの楽園王子のアニメを、どうしても流したかったのか?
流したいがために、作るほどの場面なの?

私は、何年後はこうなったよ~みたいな話がちょこっと最後にくっつくのが大嫌いで、
だからコミックスの「タッチ」の最終回も、未だに許せない最終回です。
(20年も前の話を、未だに??苦笑)

思えば、景子先生って、
そういえば、「シニョール ドン・ファン」もそうだった。
途中までは、非常に魅せるんだけど、終盤で、
えええっそんな展開に転がるの?
と、肩透かしを食らったみたいな気持ちになったもんだ。
「落陽のパレルモ」も、そんなだった気がする。

あとは…
ついでに指摘させていただくと、
何で、主人公コンビの歌が、そんなに長いの?

別に、長くなくてもいいじゃん?
途中で、歌う二人が気の毒になってくるデュエットで、
観客に甘やかな気持ちなら、恋の切なさやらを、味わっていただく…なんて、無理でしょ。

言葉は短くとも、美しい曲に繋げて雰囲気を出す、とか…
やり方考えようよ?
それこそ、当て書きでしょ?
主演コンビの特性ってあるでしょう…。

って、クドクド思うくらい、長く感じられたんだ。(苦笑)
景子先生のやりたいことは、わかるけど、
やりたいことじゃなくて、
できることから導いていきましょうよ、先生?


作品の困った部分をまず、吐き出……指摘させていただいたので、
これで心置きなく、細かくご報告させていただきたいと思います♪


つづく。

逆転裁判制作発表

2008-09-27 07:44:40 | Weblog
眠い。
ちょっと遠出を
…?ちょっと……??…ま、いいや、
ちょっと遠出をするとなると、どうしてこう眠れないのだろうか。
神経が張り詰めるんだよなぁ…寝坊しないようにって。

いや、待て。
やっぱり、寝る前に、「逆転裁判」の制作発表のVTRを観たからいけないんだろうか?
昼のニュースをご覧になったSEちゃんが、
蘭ちゃんの扮装がソックリで、観に行きたくなった、
なんて素敵なメールを下さったので、
とっても楽しみにしていたのだ。
これを観ないで寝るわけには行かないだろう。

というか、
我慢したら、余計に寝られない。

ネットであれこれ記事を見た限りだと、
制作発表では、蘭ちゃんのビデオレターが流れ、
何やら、ゲーム登場人物関連のチャートをやって、
場内が盛り上がった、とありました。
一体…どんな???

両親がテレビを空けてくれてから、いそいそと録画を観る。
ゲームのイベントの様子が流れているのだが、
舞台化決定!
の文字が写し出された時のどよめき、
更に、
宝塚歌劇
のロゴが写し出された時の、更なる歓声。

記事にも、歓声が上がったとはあったけど、
こんなにも、大きな反応だったとは…!
ちょっと胸が熱くなりました。
(蘭ちゃんへの反応、ではないけれど)

オタクな人々とは、往々にして、リアクションが大きいものだ、というイメージではあるけれど、
宝塚と聞いて、引きのリアクションをされたら、ガックリくるもの。
ゲームファンの方達も、劇場に来てくれるだろうか。

蘭ちゃんへの名前の反応は皆無だったので…
いや、これから知っていただかましょうぞ?
多分、調べる能力の高い方達が多いでしょうから、
上演までには、半分ファンみたいになっていて下さる……というのは、希望的観測(笑)。

「この度、成歩堂龍一こと、フェリックス・ライト役をさせていただきます」
…あ、「こと」なんだ?
同一人物??
(思わず、ツッコむ私)

私が期待した、チャートの部分は、残念ながらカットになっていました。
だったら、CAPCOMさんのサイトで流して下さるか…
或いは、CSでプロダクションノートを作って下さって、そこで流すか…
確かに、バウ作品でプロダクションノートの放送は異例だけれど、
でも、これだけのタイアップなら、短くても、流していいと思う。
でも…一番ありそうなのは、販売DVDの特典映像かな(笑)。

ビデオレターの最後は、
蘭ちゃんが振り返ると、
その背中辺りで着ているお洋服が、青く変化し、
髪型も、後ろ髪がとげとげに変化…
正面に向き直ると、成歩堂(フェリックス・ライト)になっている、
という、見事な合成映像。

それまで、ふわっと笑顔を浮かべていた蘭ちゃんが、
ゆっくりターンする間に、
キリっと変化している。
会場からは、どよめきが…

思うに、このターンが、
2つの映像で、互いにブレが全くないので、
余計にピタッと重なって、キレイに変身したかに見えるんだよね。
身のこなしが美しいって、素晴らしい。
(変なところに感心しすぎ?笑)

最後にキメ科白。
「異議ありっ!」
ビシっと斜め上方を指差すアクション付き。

…カッコいい………。
写真だけ見た時と、かなりイメージが違いました。
逆に、これを観たおかげで、ゲームをやって、
「異議ありっ!」
と、つきつけてやりたくなるね。

どうなんだろう。
私は、ズキュンとやられた感じだったけど、
ゲームのファンの皆様は…?

あ、SEちゃんは、ゲームのファンの方、でもあったんだった。
じゃあ、大丈夫ってことかしら♪

「あなたは愛する人を最後まで信じられるか」みたいなテロップに、ちょっときゅんとする。
フェリックスくんは、裁判と恋が絡んで、苦労されるんでしょうね(うっとり)。


とまあ、あまりにも鮮烈に、フェリックスくんの姿が脳裏に焼き付いたので、
これから、何を観に行くんだか、どこかで脳内が混乱してるような気がする。

昨日は、宙の初日で…
(消防車にかまけてる間に、25日は、かしちゃんの「アプローズ」の東京初日で…)
例によって、公演プログラムを見学してきたんだけど、
アンソニーさまが、また、カッコいいことときたら!!!

そう、これからお会いできるのは、このアンソニーさまなんだよね(笑)。
あ…私がお稽古映像を観て、爆笑したなんて書いたから、コミカルなのか?と誤解をさせてしまった方もいらっしゃるようですが、
アンソニーさまご自身は、すこぶるシリアスなんだと思うんです。
ただ…あまりにも極端なキャラので、つい面白かったと、そういうお話。
やるからには、トコトン!…ナイスです。

というわけで、
今日は、宙組さんを観て来ます。
プログラムを見ての感想もあるのですが…それも交えて、ご報告できたら。

じゃ、行ってきまーす。

更に、消防車…

2008-09-26 19:33:48 | Weblog
前の記事で、「つづく」って、何が?
と思われた方も、一人や二人はおられたかと思いますが…
私だって、朝の時点では、つづくつもりなど毛頭も無かったのです。
しかし…

「カラマーゾフの兄弟」の上巻を読みました。
上巻は100円のを、あっさりみつけ、
まだ下巻がみつからないけど、読み始めた。
上巻が簡単に手に入ったので、下巻だってすぐにみつかるだろうと思ったから。
が…甘~いっ!(苦笑)

某古本屋のチェーン店を、通勤圏内で調べ、
探してまわってるけど、みつからない。

…はっ!
もしや、ライバルが居て、取り合いになっているのか?
(まさかね)

これならば、下巻がみつかるまで読まなきゃよかったのだが、
読み始めたものは、仕方がない。

読み始めたからには、読み進まないと、
すぐに、私は、誰が誰だかわからなくなる。
…数日間お休みしただけで、「これは誰?」という名前に直面したくらいだからね…
私は、登場人物の名前を覚えられないのだ!

で、上巻を読み終わったのに、
まだ下巻がみつからない。
「罪と罰」はいっぱいあるんだよ?
…何故、「罪と罰」ではないんだぁっ!

「罪と罰」だって読んでないから、宝塚に向くかどうかは、知らない。
だけど、上巻を読んだ限りじゃ、
「カラマーゾフの兄弟」だって、ちっとも宝塚に向くような作品じゃないと思う。

どうするのかなぁ。あのキリスト教談義を全部すっ飛ばすのかしら?
すると、なかなかに薄っぺらい作品になり、
主題が見えてこないだろうなぁ。
こういう作品を読む時には、ほんの僅かでも、キリスト教的発想みたいなものを知っててよかった…
なんとかついて行かれる感じがする…
という作品じゃない?

つべこべ言ったって、上演するのは「カラマーゾフの兄弟」だし、
上巻を読んじゃったんだから、下巻も読まなくては!

と、日々会社帰りに、うろうろと探してまわってるのです。
中目黒なんか、降りたことないのに降りちゃって、
地図も見なかったから、てきとーにうろついてるうちに、
テレビで見たことがある、野菜でスイーツを作るお店を発見したりした。
(注:古本屋とは見当違いの場所です)

そんな悪戦苦闘の中、昨日は、ふと思い付いた。
秋葉原になんて、いかにも支店がありそうじゃない?

そう思って検索したら、案の定、大型店舗があるという。
さすが、アキバ…

それで、会社からてくてく歩いて、秋葉原まで行ったのです。
会社からみると、ヨドバシカメラより幾分近い場所にあって、
ついでに、ヨドバシカメラでもお買い物して来たんだけども…
「カラマーゾフの兄弟」はありませんでした……やれやれ。

同じ店舗でも、時々覗いてたら、入荷するかもしれない…
けど、私はそれまで、アリョーシャがアレクセイだって覚えていられるのか?
ドミートリーがミーシャだってのは、無理だと思う。
スメルジャコフもやっと、スメルジャコフって覚えたけど…
また、ス…なんとかさんに戻るんじゃないだろうか?
あーあ…

でも、肩を落としかけたところで、
ヨドバシカメラで、ふらふらとゲームコーナーに吸い寄せられ、
「逆転裁判」の小冊子チラシ(カタログというべきか?)を貰ったので、
すっかりご機嫌を取り戻した、私。
別に、蘭ちゃんが載ってるわけではないけど…。
音楽端末から流れるかしちゃんの歌(シャッフル再生にしたら、他の人の曲がサッパリまわらなくなったのは何故だろう?)に乗って、
足取りも軽く、神田に向かって歩いておりました。

いつもは通らない路地に、何となくルートを取っていたら……
あれれ?あの赤い光はなんだろう?

ぺかぺかと点滅しながら、回る赤い光……
薄暗くて、車体の色は確認しにくいが、あれは、まさか?…まさに??

一日に2回も、こんなふうに生きてる?消防車に遭遇するなんて!
かといって、車内の消防士さんたちは、活動してるふうでもないので、
面白いから、消防車を激写する私。

すると、知らないお兄さんに、話しかけられた。
「どこでボヤがあったんですか?」
どこで?…って、私はどこにもそんなもんはなさそうに見えるけど?
「私も今通り掛かったので、わからないんです(苦笑)」

消防車が到着するまでに、消火が終わってしまうパターンもある。
実際、私の小学校時代の火事も、それでした。
非常ベルに駆け付けた近所の人たちが、よってたかって、消火器で消してしまったのです。
今思えば、あの近所の皆さんたちは、表彰ものだね。

新設校で、新年度より遅れて始まった給食が、
たった数か月で、再びストップし、
また3か月は、お弁当持参生活に戻ってしまった…
その程度には燃えたのを、見事に消し止めたんだもの!


そんな訳で、昨日は、出動中の消防車に2回も出くわした、
なかなか珍しい日でした。
特別に、大事にならなくてよかったよかった。

…しかし、せっせと撮影してた私って、
ちょっと見、消防車マニアに見えたかも?(苦笑)

またもや消防車…

2008-09-25 20:23:33 | Weblog
先日、帝国ホテルの火災事件に、近く(笑)で遭遇したばかりですが…

今朝は、今にも出かけようとしているところに、
サイレンが近付いてきて、すぐ近所で停車した。
はじめは救急車かと思ったけれども、
このサイレンが、次々にやって来てる気配。
…消防車!?

この、すぐ近所、というのが、
まさしく我が家のベランダから見下ろすと、そこに消防車が居て、
その後ろに連なる、消防車たち…。
消防士さんが降りて、消火栓のマンホールの蓋を開け、臨戦態勢です。

が……
一体どこで火災なのか?
消防車の拡声器が言うには、
ここらから119番通報があったんだけど、どこが現場かわからん、
とのこと。

そんな情報でも、こんなに消防車が集まってしまうんだものねぇ…
悪戯だったら、赦せない、…ある意味税金泥棒よ?

上から眺めていても、遅刻するので、
とりあえずは、出かける。
下に降りると、
通報はあったけど、火は確認できないので、近隣の皆様はご安心下さい、
とのアナウンス。

なんだぁ、
やっぱり税金泥棒であったか。
いや、何事もないのはよいことではあります。
別の棟で火災が出たこともあったし、
以前書いたことがあったかなぁ…?
私は、小学校が火事になったことがある。

この小学校も、目と鼻の先だし、
今朝も火事だったら、この狭い区域で、火事が起き過ぎだと思う。

消防車を撮影してみたんだけど…遠いな。
不謹慎かなぁと、ちょっと気弱なところが見え隠れしている(笑)。
近寄ってると、遅刻しかねないというのも、一つ。

それでも撮影するか!
ネタGET♪といったところです。
写真でみると、結構木が凄いですね。

確かに、築30年のマンションなものだから、木も育っちゃって、逞しい姿にはなってるのですが、
こんな一部が写ってるだけで、その迫力が感じられるとは…びっくりした。


つづく。

続々☆さえちゃんのファンミの話

2008-09-24 23:57:03 | Weblog
このブログでも、
「愛と青春の宝塚」のチラシの髪型はどうなっているのだろうか?
という疑問について、書いたことがありますが。

それについて質問があると、さえちゃんは、嬉しげに、
「そうですよね?全然わかりませんよね?」
と、説明して下さいました。

まず、自分の髪の毛は、ギュッとひっつめ、長い部分は内側へ入れ込みます。
そして、その上から、つけ髪をつけているのだそうです。

私は行かれなかったですが、
先日、会見と一緒になったトークイベントの際も、
「皆さんと、近くで接する機会があったんですが、
全然(つけ髪とは)わからなかったですよね?」

地毛と、区別がつかないほどの出来栄えに仕上がる技術ではあれど、
さすがに、セットには相当時間がかかるそうで…
さえちゃんご自身は、戯曲の内容によって、
髪の毛を切って対応するかどうか、考えたいとのことでした。
自分の髪の毛で演りたいとは、思っておられるのだそう。
必要なシーンが、どのくらいあるのか、
或いは、どのくらいの長さでいるべきか、全体の流れも見越して、ということでしょうね。

記者発表というのは、いつも大変に緊張するのだけれど、
今回は、男役な出で立ちでの会見で、
妙に居所があって、緊張せずに居られたと(笑)。

勿論、メンバーが、OGだったということもあるだろうし、
質問に対しても、どんな話か分かっていて、会見に臨めていたし、
…でもやはり、出で立ちのしっくりと来る感じ(笑)への実感が一番だったみたいですね。

チラシの撮影は、
大変な時間がかかったそうで、
チラシでは、お化粧が薄めに見えるけれども、実際はかなり濃く描いたのですって。
みんな、このチラシの撮影と、その合間に取材がいろいろ入り、
更に、ホームページ用やら、いろんな媒体向けの写真を撮影したりで、
みんなが、スタジオやら部屋やらを、入れ替わり立ち代わりしながら、
…という状態で、一日仕事。
ホントにお疲れ様です(汗)。


お稽古場は、OGが集まるということで、賑やかでしょうね、
と司会の方。
「やっぱり、上下関係の厳しさってあるのでしょう?」

このツッコミについての、さえちゃんのお答えは…
整理すると(笑)、
意外に、そういうものだとそれに慣れているので、
その中に居るのが自然であり、
厳しい、キツいとは、もはや感じることもなく、
その中でも、のびやかに楽しくすごせる場所です、と。
…そのようなことをおっしゃりたかったのではなかろうかと、思われます(笑)。


あとは、話の流れのどういう中で出て来たか、記憶が曖昧なお話を。
まず、歌の話。

千秋慎さんに、ヴォイストレーニングをしていただたきに通っている。
さえちゃんの音域は、かなり高いところにあり、
「ミッキさんに、男役の声を出すのは苦労したんじゃない?大変だったでしょう?と言われたんですけど」
さえちゃんも、素直に(笑)、大変でしたとお返事したのだそうですが…

現在は、本来持っていた音域を探り、磨きをかけておられるとのこと。
「皆さんに、楽しんでいただけるように、お稽古をしておりますので、
楽しみにしていらしてください」


「少年」に、やたらと居所を感じる、という話から。
前世は、少年だったのでは?と司会者に言われて、
「でも、私、ある方に言われたことがあるんです。女性として居る時間が短いんだって」
どうやら、それも、だったら前世が男性だということでもないらしく……
「人間として居る時間が短いって…」
てことは、宇宙人?(場内爆笑)

「でもね、そう言われると、そうかなぁって気もするんです。
…こんなこと、言うから変わってるって思われるんですよね?」
と、この辺りで、ちょいと慌て出すふうのさえちゃん。
「でもね、ホントに、ちゃんと言われたんですよ?ホントですよ!」
……そこ?慌てるべきは?(笑)


締めくくりのご挨拶は、
とにかく、皆さんにも宝塚を愛し続けていただきたい。
そういう力になれたらとも思うので、
「愛と青春の宝塚」に大切に取り組みたい、
といった意味のご挨拶でした。

退団して丸3年以上が過ぎて、
こういう気持ちを上手に表現できるようになられたなぁ…というのが、私の感想。


ということで、
ざらざらざら~っと、私の脳内録音を再生してみましたが、
なにぶん、あくまで、私のポンコツ録音器の脳内録音でしかないので、
あちらこちらに、嘘が潜んでいるかもしれませんが、
所詮は私の精度なんて………(黙)

なので、私の「印象」のお話として捉えていただけたら幸いです。

逆転裁判

2008-09-23 23:58:16 | Weblog
今日のCSニュースで、
雪組さんの千秋楽映像と、宙組さんのお稽古映像が、流れていました。
もしかしたら、明日放送なのかな?とも思っていたけれど、
本日で正解でした。
よかった、お休みでも早起きして。

で、午前中は、恐ろしく、繰返し、お稽古映像を眺める。
観ても、観ても、みーちゃんと大ちゃんをみつけられない私。
なんでなんだろう?
アンソニーさまの手下で(もはや、さまづけか?)、サングラスなんかかけてたりする人の中にいるのだろうか。

ちぎちゃんなどは、ふんわり可愛い感じが漂っていて、
SEちゃんは、さぞお喜びだろうと思いながら観たのだけど、
それにしても、みーちゃんと大ちゃんは?
ショーでもみつけられない……ダメファンだなぁ。

蘭ちゃんは、お芝居だけではなく、ショーもそのままオールバックで。
お稽古の時に、あのように額を見せている映像を、観た記憶がないので、
大変に新鮮です。
というか、お芝居ののっけから、薔薇を片手にめいいっぱい気障に演説する姿に、爆笑する。

大丈夫だろうか?
この芝居はコメディ??
とにかく、映像で爆笑したから、舞台はきっと、おとなしく観劇できる…はず?

極端なキャラが何人か登場してる様子。
…って、当初は初見までに、お稽古映像を観るかどうか、
或いは音を消して見るべきかとまで思ってたのに、
結局、堪え性なく、普通に、……怖いほど繰返し観まくって午前中をすごしたのでした。
意志弱…。

午後。
蘭ちゃんが、バウ・青年館で主演をするというニュースが飛び込んできました。
きゃあ、蘭ちゃん、おめでとう!

ということは、中日には行かないということね?
さらば、ベルばら外伝!
さらば、オスカル役…!

中日に行くんだと思い込んでいたのが、行かなくてすむことに大決定。
連続2月名古屋遠征記録は、3年でストップすることになりました(笑)。

それにしても、名古屋ときいて諦めてた主演が叶うとは…
大喜びのあまりに、考える。
私の周りにニンテンドーDSを持ってる人はいただろうか?

蘭ちゃんの主演作が、DS人気ゲームの「逆転裁判」とのコラボだというのですが、
ゲームに、物凄~~く疎い私は、全く知らないわ、雰囲気が想像できないわで、
サッパリついて行かれない。
これは、DSを購入して、チャレンジすべきなのか??
(無理です)

会社で持ってるのは係長だ。
しかし、係長に、迂闊に尋ねて、怪訝に思われ、
「宝塚……?」
とバレるのは、嫌だ。
更に、詳しくまで調べられたら、もっと嫌だ。
こんなにも、宝塚に費やしてるのがバレたら、嫌だではすまない……(苦笑)。
今までの苦労がぁっ!

そこで、とりあえず、ネットで見てみたら、
公式ホームページに、体験版がありました。
私みたいな人には、これで充分かと思われます。

「異議ありっ!」
とか、言ったりするんだろうか、蘭ちゃんも。
ゲームの主人公の絵がオールバックで、
今回のアンソニーさまと、どことなく混同してきたのは私だけだろうか?(笑)

いや、別に、
ゲームの主人公そのままのビジュアルを目指すわけではないと思いますけどね。

続☆さえちゃんのファンミの話

2008-09-22 22:24:01 | Weblog
藤木さん。
さえちゃんは、藤木さんが大好き、とおっしゃる。
「再演の時は、早めに言ってもらわないと!」
と、ユーモラスにおっしゃる姿やら、
さえちゃんのことを、「何故だか」“お嬢”と呼ぶことやらを、
嬉しそうに語る、さえちゃん。

更に、藤木さんは、劇中でヒトラーをされることを、非常に喜んでおられたそうで、
その理由が、映画…ヒトラーの最期の12日を描いた映画のファンであるからだとか。

「SENPO」で、ヒトラーに迫害されるユダヤ人女性の役をされた…
(と言って、私は観ていないわけだけど…)
されたさえちゃんは、この藤木さんお薦めの映画を観て、
また別のヒトラーの捉え方を考えたのだそう。
「SENPO」については、いろんな文献を読んだ話、
特に、収容所に入らなかったユダヤの人たちについて、よく知らなかった自分、
という話を、熱く語られるのでした。

そう、
今回のファンミ、話題全般が熱かった!

「ACHE」については、
「わたちゃんと先生が、話し合っている段階で、
この役はさえちゃんしかいないよなぁ~という話になって」
その話を聞いたさえちゃんは、是非に是非にと飛び付いた、というお話。
わたるさんは、「よく出てくれた」とおっしゃったそうですが、
さえちゃんご自身は、自分が今、こういう役をできるということも、かけがえのないことであり、
そして、
「ファンの皆様が、絶対に喜んで下さると自信があったので」
と、目をキラキラさせておっしゃる。

確かに、ご覧になった、私の周りの皆様は、
ホントに幸せいっぱいで、かなりとろけまくっておられましたとも…!(笑)
さえちゃんは、なにげに、ファンの思考回路やツボを、
よく心得ておいでなのだな…と判った瞬間でしたが。

さえちゃん、
そういうことは、チケット発売の辺りで、アピってみてはどうだろう?

さえちゃんのファンは、察してついて行かねばならない、
ということに馴らされていて、
割に、しっかりついて行ってるお友達がいっぱいいるのですが、
私は、観たいものが多すぎるので、アピった人優先…
って、私みたいな人は、結構多いんじゃないかしらん…?

「ACHE」も、そのうちに、CSで放送になると、
勝手に信じています。
なったら、観せていただこうっと。
(って、「NEVER SLEEP」より先に放送になったら、皮肉だな…)


「ラブレターズ」
これこそ、私、観たかったんだよなぁ…。
でも、何故か、平日昼間1回公演だったので、スッパリ諦めた。
どうして観たかったかというと、
お相手が渡辺徹さんだったからだ。

ああいう、素晴らしくお芝居力をお持ちの方と、だなんて、
またあるかどうかもわからない~。
徹さんが、もう一度ご指名して下さることを祈っているのです。
…私が観に行かれる時に。

この時に、演出の青井さんに言われたことが、
「大人になったね」
ということだそうで(笑)。
前回も、こういうのもアリかと思ったけれども、
今回は、そこにまた違うものがあったそうで…。
……ああ、観たかったな。
年に2回も観たいような重さの作品ではないんだけど、それでも、なぁ…。


「愛と青春の宝塚」
さえちゃんは、宝塚を卒業して、久しぶりに宝塚を訪れちゃう、
という番組に憧れておられたそうです(笑)。

それが、今回、突然、メイキング番組として実現され、
先日、来宝…いや、さえちゃんならば、帰宝と言うべきだろうか?
とにかく、宝塚を訪れたさえちゃん。退団して、初めてだそうです。

「雪組を観劇して…」
と言うさえちゃんに、司会の方、ツッコむ。
「雪組には、妹さんがいらっしゃいますよね」
「はい、偶然にも」
さえちゃん、さらっと答え……雪の話はスッパリここまで。
ひろみちゃんへの、相変わらずのクールさです(笑)。

劇団のあちらこちらに顔を出し、
それでも、カメラさんもいらっしゃるし、
挨拶に行ききれなかった場所もあって、それが残念だったとか。
それでも、裏方体験?めいたことも、されてきたそう。
お話の感じだと、かなりきゃいきゃいと訪れてきたご様子で。

そして、音楽学校にも行ってきました、と。
運動会のお稽古で、新しい音楽学校の講堂には行ったことがあったけれど、
上(お教室)に入ったのは、初めて。

さえちゃんの感想。
「この人たちはこれから、なんだなぁと思って。
これから20年大変だぞう~(笑)」
…はぁ、MMちゃんにお伝えしておきましょうか(笑)。

予科生があまりにあどけなく、
本科生と1年の間に、こんなに差があるもんなんだぁ…と、
しみじみ思われた、とのことですが……

ふうん…そう?
そうなのかなぁ……………。
そういう、問題………?ということにしておきましょうか?(苦笑)
(まさか、そんなようなコメント、民放で放送になっちゃったりしないでしょうね?)

さえちゃんは、いい人だなぁ…
と、
今更ながら思うのでした。
ここでのツッコミは、この位にしておきましょうか…

ところで、さえちゃんは、いつ放送になるのか、まるで把握されていませんでしたが、
私が、さえちゃん以外に気になることは、
テレビキラーのMMちゃんが、今回も、そのキラーっぷりを発揮しているかどうか?です。
どうなるやら…放送が楽しみだ(にやり)。


つづく。

さえちゃんのファンミの話

2008-09-21 23:51:37 | Weblog
いつぶりくらいに、さえちゃんに「会った」のかなと思ったら、
なんと、「プロデューサーズ」ぶりだった。
いやあ…ホントに久しぶりだわ。

さえちゃんのファンミーティングに行って参りました。
その前には、Lちゃんが、
ファンミの後には、Pちゃんが、
それぞれお食事をご一緒して下さって、
実に充実した一日になりました。

お二人と、ファンミをご一緒して下さった、Hちゃん、NKさんたち、
本当に有難うございました。


さえちゃんは、膝丈の黒いノースリーブワンピースで、ご登場。
高めのウエストの位置で、キュッとしまった、そのスカートの裾は、レースになっていて、
重なったパニエのようなプリーツが、下から覗いていました。
そして、黒いシンプルなハイヒールパンプス。

司会の方に、
「出来立ての髪型で」
と言われると、
切って下さっている美容師さんが、ニューヨークへ行っておられて、
昨日帰って来られたので、どうしても今日、とお願いして、
朝、切っていただいたのだとのこと。

さえちゃんの黒髪は、キレイに肩口で切り揃えられ、
毛先を軽く内巻きにしてありました。
前髪は、左でわけて、多い方の髪を右に流して。

ずっと切りたかったのを、
お仕事の関係で切ることができなかったので、
今、切って大丈夫になったところで、皆さんの前に初お目見えさせたかった、と。

私が思うに、その美容師さんとの時間が、またよかったのではないかなぁ。
さえちゃんは、いつになくいいテンションで、
舌も滑らかに、たっぷりお話しして下さいました。

舞台のお話が中心で、
今年の舞台を追いながら…という感じだった……
ということは、つまり、
「プロデューサーズ」以来なんて私にとっては、
「なるほど」ということより、
「あーそうなんだ…」ということが中心。
いやぁ、ホントに、観てないんだなぁと実感しすること、しきりでした。

ざっくりと振り返って、一番印象に残ったことは、
さえちゃんの「再演にかける意気込み」でした。
出会った作品を一つずつ、大きく愛するが故に、
再演となった時に、「出たい!」という勢いが半端ではないようで。

これは、「プロデューサーズ」のお話から始まり、
「ラブレターズ」(これは、地方で開催される時にも、是非チャレンジしたいと)、
そして、年末公演される「AKURO(悪路)」。

「AKURO」は、「愛と青春の宝塚」と、日程が重なったため、出演ができないのですが、
それでも、「愛と…」が、Wキャストなので、それを活かして何とか出演できないものなのか…?
とまで、真剣に考えたのだそうで…。

勿論、再演になるような作品は、
好評だから再演になるわけで、
出演された方達も、その手応えは、客席から、或いは評判として、
いろいろと感じることは多いのだろうけれども…。
私は、なるほど、そういうものかぁ…と思った次第でした。

「プロデューサーズ」については、
ここはこう変えようとか思って、作った部分はないけれど、
向こうの振付補の方がおっしゃることが、
前回と違っていたり…
(他国での公演を経ての、その方の経験上のこともあるのでは…とは、さえちゃんのご意見)
で、さえちゃんもそのまま、そこに身を委ねた感じで作っていかれたのだそう。

前回は、退団し、
初めて挑戦する役としての、勢いでぶつかって行った部分もあったけれど、
今回は、その勢いではできないなぁ…とか、
アクロバチックな振付を、まだできるだろうか、とか、
いろいろ思いながらのチャレンジになったそうですが。
前回と、全く同じメンバーでの再演は、
本当に奇跡みたいなことで、幸せだった、と。


つづく。

'01仏旅記~デュマの庭

2008-09-19 23:35:56 | フランス旅行記
フォンテンヌ・ブローの駅までのバスの時間やら、
そこからの電車の時間やらの関係で、せわしない滞在にならざるを得なかったんじゃないかと思いますが、
私たちは、急いでバスに飛び乗りました。

こんなに急いだ先…
それは、モンテ・クリスト館でした。

「モンテ・クリスト伯」。
昔は、児童名作全集には「岩窟王」という名で、入っていたりした、
アレクサンドル・デュマの名作です。
多分、文学的評価は、「三銃士」より、「モンテ・クリスト伯」の方が上なんじゃないでしょうか。

小学校高学年の頃、
よい子は、名作を読まねばならないと思った私は、
図書室の書架から、「モンテ・クリスト伯」を選び出し、読もうとした。
黄色い表紙の児童名作全集。
ぶ厚い感じの本1冊。

新設校だったので、本も新しく、キレイだった。
そんな感触もよく覚えているのだが、
私は、はじめの数ページしか読むことができなかった。
…つまんない。

それから数年後、激しく「三銃士」に嵌まった後、
このアレクサンドル・デュマの文章が、なんであんなに面白く無かったんだろうか…と、思った。
そこで、多少自分の脳みそも熟成されただろうし…と、
「モンテ・クリスト伯」に再挑戦した。
今度は5冊くらいある、所謂「大人向け」の本でした。

そしたら、その5冊の本を、
あれよあれよという間に、読んでしまったのだ。
次が気になって、止まらない。
そう、これこそ、アレクサンドル・デュマの文運び、その魔力なのだ。
ということを、以前にも書いているのですが…
私と「モンテ・クリスト伯」とは、そんな関係。

三銃士は、幸い、
児童書の装丁ではあれど、
訳自体は、そのままの翻訳のものをはじめに読んだために、
あっという間に虜になったのだ。
それが……ひいては、このフランス旅行に繋がったわけだから、
読書も何を生み出すか、わからない。

さて、この「モンテ・クリスト館」は、何に紹介されていたのか…
多分、新書版のアレクサンドル・デュマについて書かれている本じゃなかったかと思うのですが、
デュマの屋敷が公開されている、と知って、当然行くことにした、そのお屋敷です。
デュマは、自ら凝って建てたお屋敷に、この名称をつけた…ということだったんじゃなかったかしら。
勿論、「フランス」なんてガイドブックには載っていません。

サン・ジェルマン・アン・レー駅(パリ郊外)からバスに乗る。
バスに乗っている時間は、10~15分くらいの間だったか。
この辺りだろう、と、バスを降り、歩いていると、看板を発見(写真)。

ちょっとした丘の中に、このお屋敷はありました。
かなり広い敷地を思わせる入口。
小道を歩いて行くと、この道を塞ぐように、
こじんまりとした建物が建っている。
ここが、チケットセンターであり、お土産物屋でもあるのでした。

この建物を抜けると、芝生の広がるお庭があり、
芝生と灌木と、森(館の周囲一帯が森なのだ)がによって、構成されている庭。

よいお天気に、明るいお庭。
私たちは、昼食を買って来ていたので、
ピクニック気分で、このお庭でお食事をしました。

勿論、憧れの館に辿り着いた私は、幸せいっぱい、
ご機嫌な昼食でした。
ぼんやりとお屋敷を見上げながら……。

'01仏旅記~フォンテンヌ・ブローの城

2008-09-18 21:40:47 | フランス旅行記
フォンテンヌ・ブロー。
これまた、大変によく登場する場所です。
…だと、思う。

「フォンテンヌ・ブローの森」は、私の憧れの3大「森」(笑)で、
翌朝、私たちは、電車に揺られて、フォンテンヌ・ブローにでかけました。
フォンテンヌ・ブローは、パリの中にあるわけではなく、
ちょっと郊外になります。
電車で40分くらい。

その昔、王様がフォンテンヌ・ブローで狩りをした。
そのためのお城が、フォンテンヌ・ブローにはあります。
当時は、多分、ちょっとした遠征だったのでしょうね。

電車が、フォンテンヌ・ブローに近付くと、
車窓の風景は間違いなく、「森」にふさわしい景色になりました。
ヨーロッパ絵画に、狩りをする光景の絵が、よくありますが、
(例えば、誰の作品か…とかは、訊かないでください・苦笑)
まさに、これだっ!という感じ。
そこに、あの自然がそのまま、息づいている。

お城に着いてみると、
お城は大変に大きかった。
しかも、内部をだいぶ公開していた。
うーん、素敵。

しかし!
私たちは、大変に忙しかった…。
フォンテンヌ・ブローに使える時間は、午前中のみ!

ここに辿り着くまでの往復にかかる時間を差し引くと、
多分、お城に居られる時間は1時間とか1時間半とかじゃなかったかと思う。
とにかく、時計を見て、マラソン鑑賞の覚悟を決めたもんね。

だって、さぁ…
ほんとに、ガイドブックじゃ、何にもわからないものなのです。
勿論私たちのことですから、
朝は勤勉に早く起きて、出発して来たに違いないのです。
だけど、ここがこんなに素敵だなんて、
ガイドブックじゃよくわかんないんだもの。
だから、時間をあんまりとっていなかった。

はっきり言って、このプランの組み方では、時間不足でした。
大反省。
…って、この旅で、私は何回大反省したんだろう。

そんなわけで、パリに行って、ちょっと郊外で、
素敵な森とお城を見てゆっくりされたい方には、
フォンテンヌ・ブローは、大変にお薦めです。
私は、ヴェルサイユより好き…。

つべこべ言っていても、仕方がないので、
とにかく、勢いよく、城内を散策する。
結局、全館廻りきれなかったんじゃないかなぁ。

そして、しかも、私の記憶は、具体的な物は何も残っておらず…
本格的に、室内を見せてもらう前に、右往左往した、
1階の廊下とか扉とかしか覚えていないのは、どうしたものだろう。

私のダメな感じは、いつものことですが、
だけど、行かれたことだけで、相当な満足感のある場所でした。
そう、その満足感だけで、皆様にお薦めしちゃう、私(笑)。
でも、印象ってのは、大事です。

写真は、このブログ初登場、私の後ろ姿入り、フォンテンヌ・ブロー城の内観です。
私の身長がおよそ170cmですから、天井の高さなんかを想像していただけることでしょう。
とても、豪奢なのも、お判りいただけるかと。

ちなみに、このパンツが、ラ・ロシェルで購入した物です。
あの、ずぶ濡れになった時に(爆笑)買ったやつ。


お庭も広くて…そして、広すぎずに素敵。
更に、石畳に小さな馬車が居て、
わーい馬だ、馬だと、嬉しげに写る私の写真が、2枚もアルバムに残っています(笑)。

当然、馬車に乗ってるような時間はないし、
その忙しさにも関わらず、ここで2枚も写真を撮るなんて…
よっぽど、大喜びだったんだね。

馬がいれば、一緒に写真に写っておかないと!
城に、馬車。
そこに、ロマンですよ?
…物凄く、ちっちゃい馬車だけどね(笑)。

「楽園王子」只今準備中映像に狂喜する

2008-09-17 21:23:07 | Weblog
宙組公演が近付いてきました。
今回の公演は、早くからニュースに、ユウガさんが登場し、
目玉(そうなの?)のアニメについてのレポが流れていました。

そりゃ、もう、ユウガさんのファンの皆様には、
たまらないコーナーでありましたでしょう。いいな、いいな。
そういえば、別に放送枠がある、ユウガさんの番組も、あれと同じ内容なのでしょうか?

ある意味、一番すごいと思ったのが、
見事キャラデザになった、ふわさんのインタビュー。
ペアルックか?と見紛う、お二人の出で立ち。

デザインの背景が赤いから、赤+白って、
お二人がそれぞれ偶然に思われてのことなのか、
指定があったのか…?
はたまた、スタイリストがついたのか??

どうでもいいことかもしれないけど、
ひっそり気にしてみる私。


そして、お稽古レポ。
このコーナーは、毎回誰が出るかな~と楽しみなコーナーです。
…あ、その前に、ユウガさんとすっしーさんの対談もありましたね。
それは……まぁ、あの段階だと、よくわからない…という感じで、
とにかく、ウメちゃんのお元気そうな様子が伝わってきて、
それが一番印象に残っています。

で、お稽古レポ。
今回は、アリスちゃん、ちーちゃん、凪七くん。
わーい。

いや、今や、私は、
どの人が出て来ても、大抵、「わーい」なくらい、宙ファンかも(笑)。

このところの、ダビング大作戦に於いて、
第3期のスカイフェアリーズだった、ちーちゃんの映像もいっぱいでてきてました。

当時からお洒落さんだったちーちゃん、
そして、今見れば、当時から賢いしっかり者でもありました。
ただ、喋り方にちょっと特徴があって、独特の節回しがあった。

今は、大好きだから、可愛いですむけど、
客観的にみたら、かなり邪魔な癖で、
意外にこういう癖は抜けにくいんだよなぁ…と思いながらも、
気付くと、つい、
ちーちゃんが喋っているスポットを、いっぱいDVDに移していたもんです(笑)。

女子大に行った時のレポなんかは、
おぼろげに、そんなレポがあったことは、記憶の隅の隅にあって、
あれはちーちゃんだったのか…!と……
(当時の私の意識など、そんなもんだ…)
学生の前で喋ったり、インタビューをとったりしながら、
やはりその機転のよさは、しっかり発揮されている。

そんなちーちゃんをたっぷり観た後の、
「楽園王子」のお稽古レポ。
ちーちゃん、大きくなったんだなぁ…。
場の空気を読みながら、場を盛り上げたりということを、
実にさり気なく行ってる姿に、思わずにっこり。
この頭のよさは、いつもながら素敵。

そして、スカイフェアリーズ時代の節回しの癖も、
だいぶとれたんだなぁ…と、
影で努力されたのであろう、ちーちゃんの頑張りを思うのでした。

そして、作品の雰囲気が、少し見えて来た!
作品自体が、ちょっとアニメっぽいデフォルメを含んだ感じなのかな。


お稽古レポが終わったので、
もう次は、お稽古映像まで何もないだろうと思っていたら、
昨日は、「メイキング」というのがありました。
何だろう、これは?

ユウガさんの、アニメレポの続きで、
あの王子くんが、アニメになったよ!っていう映像で、
よくて、それを見て拍手喝采してる、宙カンパニーが映るってことだろう…
と、予想していたのですが。

私は、ニュースは、ざっと編集をかけてから観ることにしています。
その編集画面の小さな映像で、どうやら、アニメ王子くんの報告ではなさそうだぞ?と分かった。
早送りをしていく中で、一瞬横切る蘭ちゃん。
えっ、何、何、何?

ちゃんと再生したところ、
どうやら、劇中で使われる映像の撮影の様子であったらしい。
ご出演は、ユウガさん、蘭ちゃん、ウメちゃん。

映像ご使用は、景子先生は、ハリラバに続いて、ですが、
ユウガさんご自身は、雨唄に続いてですから、
お二人とも、慣れたものかも。

ユウガさんのコメントの次が、蘭ちゃんでした。
私は、テレビ画面に近付いて観る癖があり、
編集作業をしていたこともあって、
この時は、ホントに画面のすぐ脇、くらいのところに居ました。

が、蘭アンソニーのどアップに、思わず……
きゃあっ!
あまりの刺激の強さに、そこに居られず、画面から飛びすさった!(笑)

ナイフで胸をえぐられるような…というか、
火傷を負うような…というか。
姿を観ただけで、興奮し過ぎて、こんな痛みを伴うなんて…!

(注:以下、馬鹿ファン丸出しな記述になります。
お見苦しい点を、深くお詫……いや、お楽しみください(笑))

私の拙いボキャブラリーで、
一体どう表現したら、あの衝撃にも似た感覚を、ビジュアルをお伝えできるのか、
今日一日考えたけど、どうにも浮かばない。

とにかく、凄まじくかっこよく、美しく…
そして色香がシャープに漂っていて…
それを外にアピールする、というよりも、静かな自信を湛え、佇んでいる。
キーポイントの薔薇は、その花を愛でながら、
しっとりと、ウインク!

いや、そんな言い方より、
いやぁだからもぉ~ぉ、かぁっこいいぃ~~
うわぁ~~~もぅ、いやぁ、…うひゃあ~~
(以下、擬音混じりの溜息のみ)
と表現した方が、私のとろけっぷりが伝わることでしょうねぇ…

夜も遅い時間、
狭い我が家の襖が空いたままの隣りの部屋には、父が寝ているのですが、
テレビから、やや離れても、どうしても黙って観ていられない…
囁きのレベルに、どうしても抑えていられないんだもの…
何を口走っていたかは、勿論記憶にはないけど、
口を押さえても、声が止まらないったら!(笑)

既に流れているポスター撮影光景(公式HPでも別バージョンを見られる)も、
それはそれはお気に入りで、怖いほど、何回も観ている。
あの映像だって、初めて観た時には、
きゃあっ!
だったわけですが、あの時は、即座にリピートリピートリピート…で鑑賞、でした。

しかし、今回は…
すぐに見直すことができませんでした。
はくはくはくはく、どきどきどきどきが、止まらない。
絶対、また騒いじゃうし…まずいだろう?
いやぁ、こんな体験は初めてだ…。

ポスター撮影時よりも、やや人相が…悪い感じになっていて、
多分それがまた、激しく魅きつけられる理由だと思う。
悪、ではないと蘭ちゃんはおっしゃるのですが、
強引、とか、強欲、とか、そういう悪い部分を湛えているのは、確かなご様子。

ポスターを撮影する時と違い、
身体の中に、しっかと役が息づいている分、
伴う空気も迫力も違うのでしょうね。
ノリノリだぁ♪

ナルシストで、アート界の帝王で、
薔薇といつも一緒に登場して、
薔薇をくわえて踊ってしまったりまでして…
だなんて、字面だとコミカルだけど…
いいの。コミカルだとしても、
あの怖いほどの美は、青い炎を湛えているに違いない。

…よかった。
いきなり観劇で、あのビジュアルに遭遇したら、
「物凄く傍迷惑な」観客になっていたに違いない。
これで、「凄く傍迷惑な」観客、程度ですむことでしょう。


馬鹿ファンは今更だからね。
恥ずかしげもなく、堂々と、さらけ出してみましたが、
…だって、黙っていられないんだもの。
コメントを言い終わって、一瞬じっとカメラを見るまなざしなんて…
反則だあっ!!(喜×壊)

「プラスなストレス」の発散、
馬鹿ファンの、馬鹿騒ぎです、自覚してます。
あまり、正面から受け止めず、読み飛ばしていただけたら幸いなのですが…

でも、CSニュースを見て、
これかぁ…バカだな……(笑)
と笑っていただくのも、また、お薦めです。


☆おまけ
「雨に唄えば」のDVDのCMもお目見えしました。
なかなか、カット割が面白い、いい映像な予感が漂う、CMです。
CMでも、かなり楽しめる。
……初日・楽映像より、CMの方が面白いんだよなぁ。

'01仏旅記~セーヌの夕べ

2008-09-16 21:10:37 | フランス旅行記
ここのお料理も、大変なボリュームでした。
サラダなんか、Pちゃんの頭より大きな器に入って出て来て…
これで1人前だなんて、とても思えない。
ちょっとした、パーティサイズだなぁ、日本なら(笑)。

この夕食で、一番印象的だったのは、
このサラダと、デザートでした。
Pちゃんや私がオーダーしたものは、特にどうということはなかったのだと思います。
しかし…AUちゃんに出て来たのは……。

いや、頼んだ時には、普通だと思っていた。
だって、「モンブラン」なんだもの。

皆さん、「モンブラン」と言われて想像するのは、
不二家のケーキ、みたいなモンブランではないにせよ、
せめて、お洒落な喫茶店レベルのモンブランではないでしょうか。
なんていうか…
スポンジな部分があって、その上に、栗のペーストやら、生クリームやらが積み上がっている、イメージ。

私自身のモンブランの思い出はといえば、
MWちゃんと「美味しいモンブラン」を食べに行ったら、
その素敵な生クリーム感に、
素敵な分、MWちゃんは、「おえ」っとなったと…(笑)。

長年…その頃既に、長年と呼んでよいくらいにお付き合いがあったはずですが、
しかし、私は彼女が生クリームがダメなことを知らなかったのです(苦笑)。
THちゃんとMWちゃんには、ああいうモンブランはダメなんだね。
(って言うと、THちゃんは、大丈夫ですって言うだろうけど(にやり))

よくわかりませんが、
私たちのイメージにある、こういった「モンブラン」は、和製なのか…
少なくとも、フランスでは、そういうイメージではないのかもしれない、
と思い知らされたのが、この夜に出てきた「モンブラン」でした。

パフェグラスに、なみなみいっぱいの、ホイップされた生クリーム。
そこに…どんっと塊で、栗ペーストが載っていて…
下が、ホイップであるだけに、ずぶずぶと沈んで、
頭だけ上から覗かせていました。
…以上!(笑)

ボールいっぱいのムースといい、
パリに抱いておられるお洒落なイメージを、
ぶち壊された読者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
どちらも、高級ではないけども、
ジャンキーなお店では、ないのになぁ…

度肝を抜かれた「モンブラン」でしたが、
それなりに美味しかった。
だけども、最後まで首を傾げながら、いただいたのは確かでした(笑)。
それでも、生クリームに栗ペーストは共通項なのも、興味深い点だ。


さて、この後は、セーヌへ繰り出しました。
この旅で、是非ともセーヌ川下りをやってみたいと思っていました。
船自体は、意外に遅い時間まで出ていることをガイドブックで読んだのか、
詳しくは忘れたけれど、
ご飯を食べてから、悠々と船着き場へ行ったのは、覚えています。

最終便の出航は、21:00くらいだったんじゃないかしら。
20:30から21:30の間だったように、ぼんやりと記憶している。

時は、一年で一番日の長いシーズン。
夕暮れに差し掛かるくらいの時間でした。
有名な橋をいくつもくぐりながら…
そして、既に見学して歩いた建築物を、川から眺めながら、
ゆっくりと日が暮れて行きました。

船は、ある程度下ったら、また、元の船着き場まで川を引き返して行きます。
帰りは、すっかり暗くなり、ライトアップされた建築物たちは、
また違う顔を見せてくれるのです。

夕暮れのクルージングはお薦めです。
…寒くない、いい季節に訪れる際には、是非に。

勿論(?)私たちは、ただ船に乗ってはおりませんでした。
なりきり撮影大会実施!(笑)
女優風?みたいな写真が残っております…パリの夜景と川面を背景に。

遊び心は、旅のテンションをあげてくれます。
…写真の出来栄えについてのご質問には、お答えしかねますが(笑)。