はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

消しゴムはんこを作ってみる◆4

2009-04-30 23:59:20 | Weblog
浅草橋のお店では、彫刻刀単品では売っていませんでした。
少なくとも、私はみつけることが出来なかった。
厚かましい性格の割に、私はお店の人に尋ねるのが苦手で、
ひたすら自力で、店内をぐるぐる回るのみ。
だから、訊けばあったのかもしれないんだけど。

全く、彫刻刀が無かったかといえば、否。
消しゴムハンコ作りセットというのが売られてて、
その中の1つに、彫刻刀が入っているものがあったのです。

彫刻刀、消しゴム、練り消し、スタンプ台(2コ)、トレーシングペーパー、簡単なマニュアルが入って、
700円也。

スタンプ台は、実は100均で用意してあったし、
消しゴムだって、とりあえずは要らないわけだけども、
でも、どちらも消耗品です。
消しゴムが1000円してるのを見た後だから、とってもお買い得な気がしました。

付いてる彫刻刀は、三角刀でした。
うーん、好みから言えば、丸刀の方がいいんだけどな。
でも、バラ売りが無いんだから、まっいいか。

冷静に考えたら、
地元の文房具屋で、1本だけ彫刻刀を買う方が、
使うお金は少ないんだけどね?
せっかく、浅草橋まで歩いている、という気分も、
購買意欲を刺激するのか…

彫刻刀を買うならば、
これからも、ハンコを彫るつもりでないと、
割に合わないんじゃないか?
練り消しだって、まだ買ってないし、
消しゴムを買わなくても、次が彫れるじゃん?

つるりとした表面の消しゴムを見てると、
これがまた、彫りやすそうに見えるんだなぁ。
きっと、硬さも、歯切れのよさも、全然いいんだろうなぁ。
この消しゴムで、彫ってみたい!

はい、ハンコ作りセット、お買い上げ~。
もし、今彫ってるのを失敗したら、
この消しゴムで彫ってみよう。

ご参考までに、
この浅草橋のお店では、
消しゴム単品も、何種類もあって、そして、お手頃価格でした。


さて、道具が揃ったところで、
さぁ彫るぞ!
今まで、残してあった、彫り込む広い面積の部分も、
この彫刻刀さえあれば…

彫り込み部分に、
三角刀独特の、細いV溝が、ちゃかちゃかちゃかちゃか、入りました。
だけど、これが案外使いにくいのは、いかがなことか。

木彫では、
斜めに縁を切り込んだところに向かって、
垂直に三角刀を進めていくと、縁のところで、刃が止まる。
そして、削りカスが、くるんと巻き上がって、ぽろっととれるでしょ?

しかし、消しゴムはダメでした。
歯切れが悪く、
削りカスは、縁に僅かに端っこが繋がってしまいがちなのだ。

私が下手なのか?
そうなのかもしれない。
消しゴムは、軟らかいから、
三角刀の刃先が、行き過ぎてしまうこともあった。

結局、カッターを持ち出して、
縁をなぞったり、
浅いところを、深く彫り込んだり…
していて、気がついた。
何だ。消しゴムって、分厚いんだ!

分厚いと、何なのか?
分厚いってことは、深く彫り込めるわけだ。
つまり、斜めに、ざっくりと鈍角に刃を入れれば、
一気に広い面積を削れるのです。

伝わるかしら。
消しゴムの表面を、三角形の底辺だと思ってください。
頂点が、下向きになってる三角形です。
三角形の高さをとることが出来るならば、
同じ角度に刃を入れても、その辺の長さを、それぞれ長くとることができる。
つまり、底辺の長さをうんと大きくとれる、
一度にたくさんくりぬけるというわけです。

惜し気なく、思いきって、
刃を深めに入れてくことです。
気持ちよいくらいに、刃は、消しゴムの肌に吸い込まれていき、
広い面積を、一気に片付けていきます。
すいすいすいっと~♪

では、彫刻刀は、一体、いつ使うんだろう…


つづく。

消しゴムはんこを作ってみる◆3

2009-04-29 23:56:17 | Weblog
彫り始めってのは、結構おっかなびっくりなもんです。
それこそ、学生時代に、彫り物の課題をやったときの基本が、蘇る。
残す部分の縁から、縁の外側に向かって、斜めに刀を入れていく。
木彫だと、この線に対して垂直に、丸刀やら、三角刀やらを向けて、彫り込んで行くんだよね。

その感覚で、縁取りをしながら、
ああ、彫刻刀がない、と、思った。
狭いところは、カッターの斜めの切り込みだけで、くりぬくことができるけど、
広いところは、出来ない!

係長に、訊いてみた。
「彫刻刀なんて、持ってないですよね」
いかにも、細かい道具をこちゃこちゃ持っていそう…なイメージなんだけど、
さすがに、彫刻刀となると…
「そんなの、持ってるわけないじゃん」
あー…
ま、そりゃそうですよね、ははは…

「彫刻刀って、100均にありませんでしたっけ?
なんか見たことがあるような気がしたんですけど、見当たらなかったんですよね」
「あるかもしれないけど…100均の刃物は、使えないっ!」
物凄い、断定でした。
一体何が、そんなに彼の拳に力を込めさせるんだろう?
一体、どんな酷いメに遭ったというのだろうか(笑)。

まぁ、そうかもしれないけど、
木を彫るのならばともかく、
彫るのは、消しゴムなんだから、
そんなに切れ味がよくなくても、いいんじゃないかなぁ。

それで、
また別の100均を覗いてみました。
すると、そこには、なんと、彫刻刀が置いてあったのです。
置いてある…には、置いてあった…けれど、
平刀系の物のみ。
あのう、私は、丸刀とか三角刀を探してるんですがー。

そうは思ったけど、
一応、平刀を手に取ってみた。
うーん、これ、切れるのかな…?
チャレンジしてみる価値は、あるかもしれないけど、
やっぱり、刀の形が気になりました。
やっぱり、やめとこう。

しかし、どうしたら、一体お安く彫刻刀が手に入るんだろう。
値引いてもらう…という発想から言えば、
会社の近くの文房屋さんならば、うちの会社扱いで購入すると、定価の2割引きで買える。
それを、私が会社から買い取る形をとれば、、、?
だけど、それを経理に説明するのは、
ちょっと面倒だなぁ。

ぐるぐるぐるぐる、考えた結果、思い付いたのは、浅草橋でした。
あの店ならば、文房具全品が破格の値引き率で、買えるはず。
問題は、彫刻刀を置いてあるかどうか、だけど、
とにかく、まず、行ってみなければ、始まらない。

浅草橋のお店は、閉店時間が早い。
それでも、最近は、少し遅くなったような気はするけど、
だけど、のんびり出掛けると、着いてすぐに「蛍の光」が流れてしまう。

そこで、はりきって、会社を出ました。
浅草橋までは、徒歩で往復します。
ここで、交通費がかさんだら、
近所のお店で、定価で買った方が安いもんね。


つづく。

消しゴムはんこを作ってみる◆2

2009-04-28 23:57:20 | Weblog
テレビで見た作り方を、ざっくり紹介しましょう。

下絵を描く。
下絵をトレーシングペーパーに、鉛筆で写しとる。
消しゴムの表面を練り消しで、綺麗にする。
消しゴムに、トレーシングペーパーを裏返して、重ねる。
爪で、トレーシングペーパーの上から擦って、鉛筆の線を、消しゴムに写し込む。
カッターや、彫刻刀を使って、彫る。
彫り終わったら、表面を練り消しで掃除する。
スタンプ台を、消しゴムのハンコ面に叩くようにして、インクをつける。
押す。

一つには、この練り消しの使い方は、
なかなかに、カルチャーショックだなと思った。
ごみ取りかぁ…なるほど。


とにかく、まず、材料を集めに行きました。
私は、ポストカードサイズのカードに、どんと押せるサイズのハンコが欲しかったから、
消しゴムは、大きいサイズの物がよかったんだけど…
案外、売ってないもんなんだなぁ。

地元の文房具屋さんには、300円の大きい消しゴムがありましたが、
これでも、まだ小さいと思った。
そして、テレビでも言ってたように、
ハンコを彫るための消しゴムなるものも、売っていました。
1,000円也…高いっ!

消しゴムに1,000円だとぉ?
あり得ない、許せない。
えええ…300円の消しゴムで妥協するか?

300円消しゴムを手にとって、しげしげ眺めたけど、
やっぱり、納得がいかない。
もっと、大きな文房具屋に行けば、
いい消しゴムがあるかもしれないし。

それから、彫刻刀。
むかーし昔、図工で木版画をやったときに買った彫刻刀のお値段は、
4本くらいで、500円程度だったイメージ。
それこそ、30近く年前じゃんって言われるかもしれないけど、
だけど、ノートとかなんかは、あんまり値段が変わらないじゃない?
だから、そのくらいの感覚でいたのですよ。

ところが…
この文房具屋さんで売ってる彫刻刀は、バラ売りでした。
1本が300円近いお値段でした。
ううう…。

ここでも、怯みました。
実は、この文房具屋さんに立ち寄る前に、
途中下車して、1軒、100均を覗いてありました。
彫刻刀を置いてないかな?と思って。

しかし、その店では、収穫を得られなかったため、
文房具屋さんに、望みをかけていたのですが…。

ダメだ!
もう一軒、100均に行こう!

この100均は、前述の100均とは、
経営系列が異なるお店で、
置いてある物が、だいぶ違います。
「強さ」というイメージからすれば、1軒目のお店の方が、展開力から言っても、強い感じがする。
しかし、2軒目は、ときどき、やるじゃん!と思わせてくれるのが、ポイントなのだ。

すると…
ここにも、彫刻刀はありませんでしたが、
消しゴムはありました。
その名も、KY消しゴム。

どういう意味よ?
って思ったら、要するに、大きすぎることが、KYだということらしい。
確かに、絶対に持ち歩きはしたくないサイズだし、
というか、この消しゴムをペンケースに入れたらば、もはや鉛筆は入らないね。
いや、むしろ、ちょっとしたペンケースほどの大きさがあるのだ。

素晴らしい!!
私は、そのズシッと重たい消しゴムを手にして、感動した。
消しゴムとして…果たしてよく消えるのだろうか?
とも疑われる質感ではあるけど、
そんなことは、この際、全く関係がありません。

これで、彫る物が手に入った。
そうなると、私のせっかちクラブな性分が、もぞもぞする。
早く、作りたい!!

図案は、ぼんやりとした形でしか、頭にありませんし、
まだまだ材料が揃ってない訳ですよ?
だけど、早くやりたいんだぁぁ。

翌朝。
早速、私のデスクには、どどんとでっかい消しゴムが、傍らに鎮座しておりました。
目に入るところにあると、イメージを形成しやすいからです。
アイディアを、何かと形にしていきやすいのだ。

どんな図案をこしらえたかといえば、
ちょうちょと薔薇を組み合わせた、
消しゴムの形をそのまま活かしたデザイン。
私らしい、行き当たりばったりで構成する。
…計算?そんなの、あるわけがない!

一応、彫れるかどうかを気にしたつもりではありましたが、
消しゴムに図案を描き切れたときには、自分に呆れました。
ハードル、高すぎないか?

とはいえ、描いたからには、やってみるしかありません。
出来なかったら…そこを削り落としてしまうしかないね。
失敗して元々、こんなとき、消しゴムが100円でよかった、なんて思ったりもするし(苦笑)。

ええい、とにかく、突き進め~っ!


つづく。

消しゴムはんこを作ってみる◆1

2009-04-27 23:41:11 | Weblog
巷で、流行っているらしい。
らしい…というものの、どれだけ流行っているのか…
たまたま、Yahoo!の見出しで見かけて、
こんなん作ってます~
ってブログを拝見して、ほほぉと思った程度です。

私が、消しゴムを彫って、ハンコを作った経験、といえば、
高校時代…美術の授業で、絵本を作る課題がありました。
昔から、他人と違うことをやりたい人だったので、
どうしたら、誰も考え付かない作品になるか、と思案した。
そして、思い付いたのが、パラパラ絵本でした。

今ならば、もっと、練って、
飛び出す絵本くらい考えたんだけど、
当時は、楽に出来る、不器用でも出来る方法に傾いていた。
しかも、経費をかけずに!!

子どもの頃に、仕掛け絵本にワクワクした思い出って、
誰しもあるでしょう。
仕掛け絵本に、パラパラ絵本が仕込んであったらば、
それはそれは、ワクワクだよ!

パラパラ絵本に使う絵を、
一枚一枚、少しずつずらして描くのは、
かなり骨の折れる作業だな、と思った。
どうしたら、簡単に出来るかなと思った。
そこで思い付いたのが、ハンコでした。

ハンコを作って、
それを少しずつずらして押せば、
絵が動いて見えるだろう…?

いやぁ、安易だ。
安易だし、まぁ、あんまり動いてはくれないよね(笑)。
だけど、何て言っても、めくることが楽しいんだから…と、自らに言い聞かせ、
5コ入り100円の消しゴムを彫って、いくつかのハンコをこしらえたのでありました。

絵本のサイズには、限度があるから、
そういくつものパラパラ絵本を仕込むことはできません。
しかも、パラパラさせるのに、厚みが必要だから、
絵本本体は、段ボールで作り、そこに白い紙を貼って、絵を描き、
くりぬいたところに、パラパラ絵本を仕込んでいく。

決まったページまで来ないと、
めくるべきパラパラ絵本が現れないように…なんて工夫もしてあった。
作業は、むちゃくちゃ雑な割に、
構成だけは、それなりに考えてあった感じもする。

今ならば、もう少し、綺麗に作れる自信があるんだけど、
当時は、そういうコツが何にもわからなかったから、
ただひたすら、やみくもに…切って貼って、製本めいたことをした。

話の内容としては、
自分の机に不思議なことが起こり、
引き出しを開ける度に…
この引き出しに、一つ一つ、パラパラ絵本を仕込んであったんですね、
この引き出しの中のものが動くんだけど…
実際に、何を動かしたのかはよく覚えていません。

最後の引き出しは、目玉が動くんだったかな?
あれ…?それじゃ、ホラーじゃん!
…ワクワクどころか、酷い絵本だな。
机の前に座りたくなくなるよなぁ…


まぁ、そんな経験が、20年も前にあったので、
消しゴムでハンコ?今さらだな、なんて思った。
しかも、ハンコを彫って、何に使うのだ?

だけど、掲載作品があんまり素晴らしいから、
どこかでは、羨ましかった。
イラストを考える才能があったらばな…

そんなことをぼんやり思って、数ヶ月…
ある時、テレビを観ていたら、
このハンコアーティストを生業にしてるお姉さんが登場して、
出演者にレクチャーをはじめました。

びっくりしたのが、
初めて作業する、出演者たちが、
このお姉さんが用意した、結構細かい下絵を、
見事に綺麗に彫り上げていたことでした。
あんなに、繊細な絵でも、出来るものなのか!


そのことが、ずっと頭にはあったのですが、
使う必然性に思い当たらなかったから、
すぐにやってみようということには、なりませんでした。

それをやってみる気になったのは、
手作りカードのアイディアに詰まったからです。
だったら、新しいことにトライしてみようかな。

作るのに用意するものは、
消しゴムと、トレーシングペーパーと、カッターと…
よく思い出したら、練り消しゴムも使ってた。
それから、彫刻刀。

何だか、これを揃えるだけで、
案外、経費がかさみそうだなぁ…(苦笑)。


つづく。

続*ババロア談義、再び

2009-04-26 23:44:51 | Weblog
「はい、ババロアのTB◯◯です」
うっ、来た!
さぁ、一体、どのタイミングで、ツッコミ入れたらよいだろうか?
どきどきどき。

「~と申しますが、Yサカさんはいらっしゃいますでしょうか?」
「Yサカ…?…あ、Yサキでしょうか?」
ぎょっ。いきなりの間違いか!
さすが私、適当に名前を聞いてたな。

「(笑)…Yサキさん!すみません、多分、Yサキさんだと思います(笑)。
Yサキさん、いらっしゃいますか?」
「申し訳ございません、Yサキは、只今電話中なんですよ」
普通なら、ここで、電話は中断でしょう。
こちらから、改めるのか、かけてもらうのか。

しかし、今回は、ここがチャンスだと思った。
改めて、Yサキさんに尋ねるより、この今「ババロアの」と名乗った当人に、ツッコミ入れるのが、正しいだろう。
喋っている間に、Yサキさんの電話も終わるかもしれないという、時間稼ぎ…風に。
さぁ、勇気を出すんだ!!

というより、むしろ、勢いでした。
名前の覚え間違いで笑った、その笑った流れで、
「あのぅ、ちょっとお聞きしたいんですけど…ババロアって、何ですか?」
わわわ、言っちゃった!
頑張ったぞ、私!(笑)

「はい、新しい素材の生地、色を使った、新商品なんです」
「ああ~、素材、ですか。じゃあ、シリーズ名ってことではなく?」
おおっ。本能的に、自然に更に突っ込んで訊いてしまった。
とっても、正しい疑問を持つ客っぽいじゃん、私。
…いや、間違いなく、正しい客であるのは、確かだ。

「いえ、シリーズ名が、ババロアなんです」
今のところ、これ以上、話を広げるのは不可能だろう。
どうして、そういうネーミングなのか…訊かれても、お姉さん、困っちゃうでしょう。
そこで、
「ああ~そうなんですか。…あ、Yサキさんは、お電話終わられましたか?」
「いえ、まだなんです~」

ありゃ。時間稼ぎの成果は上がらなかったか。
それで、結局、Yサキさんに、折り返しお電話をいただくことにしました。
しかし…無事に、ババロアについてのツッコミは出来たぞ!
…相変わらず、実体はよくわかんないけど。

営業トークとしては、ちっとも、ですが、
まぁ、事務のお姉さんが、いきなり振られてのお返事では、こんなものでしょうか?
あとは、営業氏をつかまえることができたら、いぢめ…もとい、ご説明いただきましょう。

つかまえられたらね。
未だに、お顔もよくわかんないんだけど。

後から、Yサキさんより、受注しましたというFAXをいただく。
そこには、営業氏のお名前が印字されてて、
面白い?から、THちゃんに写メろうかと思ったんだけど、
この日は、案外忙しくて、その余裕が無いまま、
Nさんに渡してしまった。

まぁまた、そのうちにね。
ん?もしかしたら、ウチの担当は、
この営業さんだけでもないのかもしれないんだった…
会社ごとではなく、地域ごとに担当がいるとか、小耳に挟んだことが…ぶつぶつぶつ。

まぁいいや。
どの担当さんでもいいから、ババロアのカタログ持って、PRに来てね~。
その時には、私たち業務のことも、スルーしないように…

ババロア談義、再び

2009-04-25 23:53:50 | Weblog
THちゃんの会社、TBさんからの電話を取りました。
「TBの○○と申しますが、いつもお世話になっております」

なぁんだ。
電話をかけてくるときには、「ババロアの」って、言わないんだ。
言われなかったら、ツッコミ?入れられないじゃん…

って、THちゃんに言ったら、
「かけるときには、言いませんよ!(汗)」
って、言われちゃいました。
重ね重ね、残念(笑)。

「それも、今月いっぱいなんですよね♪」
THちゃんは、大変に嬉しそう。
「紙も、捨てちゃえる」
紙、というのは、「ババロア」についてのご説明をするための、アンチョコみたいなものであるらしい。

「で、結局、ババロアって何なの?」
「………」
紙が無いと、説明出来ないのか?
それは…全くダメなんじゃないだろうか?少なくとも、まだ、捨てられないね。
その紙とやらを、持ってきてくれたら、面白かったのにさ。

「でも、ババロアって何ですか?って、訊かれたことはなかったんですよね」
TBさんですよね?と、聞き直されることは、ときどきあるんだそうです。
それは、そうかもね。
TBという音を、耳が待ってるのに、ババロアって音が入ってきたら、
そっちに気をとられて、その後に続く、TBを聞き逃し気味になるってのは、わかる話。

いきなり、ババロアって言われるから、
何を言われたのか、わからないんだろう…し、
用事があってお電話してるんだから、その用事を片付けてる間に、
ババロアのことは、忘れ去られてしまうだろうな。

しかも、どうやら、
ババロアは、カタログには掲載されていないらしい。
それはともかく、単品カタログ…チラシみたいなものは、あるんじゃ?とも思うけど、
もしかしたら、それすら、まだなのかも…
うーん、キャンペーンの意味合いが、よくわからない。

今月いっぱいかぁ、つまんないな、
もう、ババロアって、何ですか?って、訊ける機会はないかもしれない。
「まだ、4/30までですから、かけてみて下さいよ!」
THちゃんは、おっしゃいましたが、そんなに滅多に用事は発生しないんだってば!

なぁんて、言ってたその翌日…
お客さんが、言いました。
「さっき、N(ウチの営業氏)さんから、電話もらったんだけどさぁ、
TBのブラケット、グリーンで2個って、言っといて~」

はいはい、とNさんに伝えて、またしばらく後。
同じお客さんから電話。
「TBさんから直接電話もらったんだけど、
さっきのブラケット、グリーンが欠品中で、無いんだって。
クリアがあればクリア、じゃなかったら、白ならあるんじゃないかなぁ。
どっちかで、やっといて」

Nさんに伝えると、
「えー、TBさんに電話させたんだよ?何で、(お客さんはその場でTBさんに)返事しなかったんだろ」
いや、だから、それはそうだとお客さんは、言ってるわけなんだけど…
お客さんは、自分がその部品を使うわけではないから、
自分のお得意先に、確認をとったのでしょう。
そして、その返事を代理店である、ウチの会社にしてきたというわけで…

「ああ、TBさんの電話番号がわからないからか!」
Nさんは、別の納得の仕方をしたらしい。
Nさんとしては、忙しいから、小さい部品のとやかくが面倒だったので、
メーカーさんとお客さんが直接話して、適当に解決して欲しかったのでしょうが…
メーカーさんも、お客さんも、間にウチが入っている、という筋を通してくれちゃった、
どうやら、そういうことであるらしい。

「じゃあさ、TBさんに電話して、そう言っといてよ。
担当は、Yサキさんだから」
Nさんは、よっぽど面倒であるらしい。
いきなり、私にお鉢が回ってきた。
ん?
ということは、私が、TBさんに電話するって訳で、
それは…すなわち、ババロアについてツッコミ入れる、チャンス到来ってことだよね?

というか、こうなったら、
ツッコミを入れずにやり過ごすことは、もはや許されまい?
少なくとも、「ま」さまと、THちゃんは、絶対に赦してくれないだろう…
そして、私自身もまた、自分を赦せない!(笑)(笑)(笑)

そう思うと、プレッシャーだなぁ。
なんだか、ドキドキして来ました…。


つづく。

(また!と言われそうですが、
とりあえず、つづいときましょう/笑)

逆転検事携帯サイト

2009-04-24 23:59:46 | Weblog
CAPCOMさんの携帯サイトに、無料会員登録をしてあります。
タイミングとしては、この携帯サイトがリニューアルになったという案内を、
PCサイトで見たときだった、と思う。

会員になると、タダコンテンツが手に入るって書いてあったから。
逆転裁判モノは、配信ゲームの方で、有料購入できるようになってるから、
この新しい無料サイトで、果たしてGETできるものが、発生するのだろうか?とは思ったけど、
まぁ、タダならば…と、登録してみたのです。

登録してみるまでもなく…
まずこのサイトで、勝手にGET出来たのは、
バウ公演のポスター画像の変形バージョン。
別にプレゼントではなかったから、画像コピーを自発的にしただけです。

私の携帯電話くんだと、
ちょうどあのサイズの画像が、「メール送信中」とかいう案内表示に使えるサイズなので、
今は、送信中の時に、あの画像が出るように設定して、使っている。
因みに、受信中は、
音楽配信の逆転裁判のページに使われていた写真。
これまた、ジャストサイズだったのです。
見事に、逆転裁判公演で固めてる、送受信(笑)。

次に、今度は会員登録の成果としてGETしたのが、
今度の逆転検事のパッケージイラストの画像で、
それから、今の待受の御剣くん一人のイラスト。

この無料会員とはいえ、そこには与えられるポイントというものがあって、
これを使うことで、コンテンツをGETするという、
有料サイトさながらの仕組み。
私は、ゲームファンじゃないからいいけど、
ポイントって、ファンの人から見たら、足りなくはないのかなぁ。

最近では、この無料サイト内に、
逆転検事の特設サイトができています。
前述の待受画像をもらえたり、
プロモーション映像を見られたり、というサイトなんだけど、
「近日リニューアル予定」と書いてありました。

この「近日」が気になっていて、
CAPCOMさんから、お知らせメルマガが来なくても、
時折開いて、リニューアルされていないか、チェックしておりました。

と、今日の夕方…
会社で見てみたら、いきなりリニューアルされていたのです。
なかなかに、凝ったつくり。今時の携帯サイトはスゴいなぁ…
なんて、カーソルを動かして楽しんでいたら、なんと!

カーソルを下の方まで持っていくと、
ちびっこい御剣くんが、カーソルを動かす度に、
異議あり!!
ポーズをしてくれるではありませんか…
かぁわいい~♪

あまりの可愛さに、何度も何度も指を指させた挙げ句、
とうとう係長にまで見せて、
何故か、逆転検事についての解説までしてしまったのでした。
係長は、オタクのくせに、携帯電話を持たない男なので、
見せなければ、永遠に見ることがないだろうと思ったので。

オバちゃんが好き、という係長ですが、
何だか、マコちゃんの名前までしっかり覚えていた。
オバちゃんファンの皆さんには、嬉しいお知らせとして、
お試し版に、オバちゃんから贈られてる花が既に登場してるんですよ?
…なんてご紹介までしちゃったり。

そうそう、この逆転検事携帯サイトは、
ブックマークのリストに加えておきましたので、
ちびっこい御剣くんに、異議あり!!をさせてみたい方は、是非に体験してみてください。

そして…
どこぞかで、逆転検事の宣伝パンフ(写真)を入手していない方には、新しい情報として、
冥ちゃんが登場するらしいことが、一目瞭然になっています。

冥ちゃんが!!
逆転裁判2に、冥ちゃんが登場(花影アリスちゃんで)することを切望する私としては、
新しいソフトにも、冥ちゃんが活躍されるというのは、朗報でした。
やっぱり、糸鋸くんのカルマセンサー…もとい、
冥ちゃんのイトノコセンサーは、健在なのだろうか?

マコちゃんについて触れましたが、
マコちゃんも登場する様子なのは、パンフの小さな掲載からの情報です。

あのぅ…
ナルホドくんは?
あのぅ……
一瞬でもいいから、元気な姿を見たいんですけど?

パンフの、言葉を信じて…
続々登場する、人気キャラクターの中に含まれてますように。

「琥珀…」新人公演★下

2009-04-23 23:51:41 | Weblog
役者さんの呼吸。
目で芝居をする、というのがありますが、
呼吸で芝居をする、というのもあるでしょう。
役者さんが、どう息を吸って、止まって、吐き出すのか…
それが、観ている側に与える感情は、本当に無意識に、じわじわとしみてくものだと思う。

あそこの、役者さんの目が忘れられない…
というのは、鮮明に焼き付くけれど、
あそこの、役者さんの息遣いに、キュンとして…
なんてことは、殊更に残らないでしょ。
あんまり聞かないコメントだ。

最近思うのは、
しかし、上手い役者さんは、この呼吸の使い方が非常に巧みで、
気付かぬうちに、観客はその呼吸に乗せられて、運ばれてしまうんだ…ということ。
一緒に呼吸をして、その役の感情をそこから味わう。

逆にいえば、
呼吸が合わない役者さんには、
その役者さんがいかに、技術の高い台詞回しやら、表情やらをしていても、
入り込んで行くことが難しいんだなぁ…。
いわゆる、名優さんは、万人の呼吸を味方につけられるのではないだろうか。

それを感じる感じないは、人によって差があるんだと思うけれど、
割に、私の場合は、そこに拠るものは大きいのかもしれない。
蘭ちゃんという役者さんは、
私にとって、どうやらそういう相性がよい役者さんであるらしいのだ。

以前から、
何が、気付かぬうちに感情がシンクロしたみたいにさせるんだろうと、
思ってはいた。
私には、あんまり、そういう役者さんは多くないのに、
中でも、蘭ちゃんのシンクロ率の高さみたいなものは、昔から群を抜いていた。
…だからこそ、滅多に観なかった花組さんで出会い、
滅多に観ないのに、ずっと惹かれてきた役者さんなのでしょう。

蘭ちゃんは、
割に、普段から会話に呼吸が入ってくる人です。
喋りますよ?喋るんだけど、全部は言葉に変換されなくて、
どうも、後は、呼吸で語ってるような感じがする。

何だそりゃ?
と思う方が、ほとんどかと思いますが、
中には、なるほど…と実感してくださる方もいらっしゃるんじゃないかなぁ。

そういう役者さんなので、
蘭ちゃんと呼吸が合う観客は、かなり深いところに運んで行かれることになるんだろうと。
それが、最近の私の分析です。

例えば…
「ザ・クラシック」の、ショパンとジョルジュ・サンドの場面。
二人が舞台上からいなくなって、取り残される、運命。
最後に、
「フレデリック・ショパン、享年38歳…」
と言った後の、運命蘭ちゃんが、どんなだったか、
記憶に残っておられる方も、いらっしゃることでしょう。

私は、あの息遣いにドキッとして、引き込まれる人。
一方では、あれがダメだという方もいらっしゃるかもしれない…
「合わない」とは、そういうことですね。


で?
何を語りたいかというと、
「琥珀…」の新人公演の映像で、私が一番…
一番…何って言ったら、いいんだろうな?
見終わったら、そこしか頭に残らなかったのが…

シャロンと二人、青列車に乗って、
マジョレ湖に、琥珀色の雨を見に行こうとする、クロード。
二人は、青列車の時間まで、待合室で時を過ごす。
クロードは、シャロンに言います。
「抱きたい」

よくも、シャロンは、拒否できたなぁ…
私は、翌日まで、この「抱きたい」に、骨抜きにされたのでした。
他の場面も、台詞も、芝居も、全部がいきなり遠退き、
するりと身の奥に滑り込んできた「抱きたい」だけが、
そこに根をおろして、甘い吐息を吐くような。

どちらかというと、口説くというより、せがむ感じで、
物凄くナチュラルに、無邪気さすら伴って、クロードの口から滑り出たこの言葉は、
むしろ、とんでもなく色っぽかった。

色っぽい?
…というより、もはや、エロ……

私は、クロードの呼吸にのまれて、
そこにあるクロードの欲望みたいなものまでが、一気に飛び込んできたように感じたのだ。
うわっっっっ!!
思わず、画面から、目をそらし、胸を押さえた。

これは、いいのか?
抱きたいって、あんた、こんなところで???

抱きたい、のレベルも、ボルテージも、針が振りきれ、
勢い余って、ぐるぐる回っていた。
奥に守りしまわれている、一番敏感な部分を、
前触れなく、すっと撫で上げられたような気分…
不意に、体温を感じるみたいな、感覚…

ああ、びっくりした。
なんてことしてくれるんだ!
しかし、どうなんだろう?私も、反応しすぎか…(苦笑)
呼吸が、合わない人からみたら、
多分、何をそんなに喜んでるやら?
って思うくらい、どうってこともないシーンだろうなぁ。

たがとにかく、この「抱きたい」の話(笑)を書きたいがために、3日かけて、書いてきたという…
それだけ、衝撃的かつ刺激的だったのでありました。
バカだな…私……(笑)。

それだけ気に入ってたら、
さぞかし、リピート×100してそうでしょ?
しかし、何度も見て慣れちゃうのも勿体ないので、
初めて見た時に感じた感覚を大切に、脳内保存…つまり、
全く見直すことが、出来ずにおります(笑)。

「琥珀…」新人公演★上

2009-04-22 23:52:04 | Weblog
これだけ、引っ張っておいて…
という感じですが、
結局、リベンジでも、気づいたら夢の中~でした。

一花ちゃんが、
「私にニースのお土産なんて、買って来ないでよね!」
と吐き捨てて去った後、
追い掛けるでもない夫くんは、ライバルくんをとっつかまえて、
悪さの計画を語り、意気投合した…と思ってたら、
次の場面では、ライバルくんが、麗しのマドンナの肩を抱いて、去り行くのでありました。

待て待て待て!!
次?
次なわけはないだろう?
何だか、とっても重要な名場面が、物凄い勢いで、すっぱり抜け去ってるんじゃありませんこと?

そうだよ、
「マジョレ湖では、琥珀色の雨が降るんですってよ」
っていう、あそこは、どうしちゃったんだ?
あそこが無かったら、ラストシーンへ流れていかれないではないか!

そこで、仕方がないから、巻き戻したのです。
巻き戻しながら、思った。
んーでも、そこの場面の映像は、観たことがあるんだよな。
だったら、あの後の場面からでよいかもしれない?

要するに、私は、せっかちで、尚且つ大雑把なのだ。
とにかく、一通り網羅して、通して頭に入ったならば、それでよいのではないか?と思った。
観たかったら、またいつでも観られる訳なのだし。

そこで、青列車の中の、
い~い場面までは戻らずに、その後から観たのです。
脳内映像と繋げて…

「琥珀…」といえば、あの場面と、
最後に二人が湖畔ですれ違う場面だよね?
普通は。

いや、普通…とかでなく、
この新人公演でも、やっぱり、深い名場面ですよ。
それは、間違いなく。
とりあえず、そこは、念押しで強調しておきますよ。
だけど、語らずに進みます…。


唐突だけど、
蘭ちゃんの前髪が、短いよね。
髪が短いことは、今でもときたまあるわけだけど、
このクロード役は、その短い前髪が、何となく流れてたりしてなくて、
柔らかくかかった額の浅い位置で、毛先が直線を描く。
いや、むしろ、額へのかかり方が浅い、というべきか。
私は、どうもこの前髪の長さが、気になってたまらない。
クロードのキャラに、あまりにもはまってるようじゃない?

クロードの、育ちのよい、未発達な危なっかしい若さ、
そう、危なっかしい感じだ!
あの前髪が、視界にずっと入っているせいで、
クロードの純朴さだったり、彼が彼を保つことへの危うさであったり、
触れたら、壊れてしまいそうな何かを、連想させられ続けるような。

蘭ちゃんのクロードは、
大好きな女の子のそばにいくと、つい嬉しさを押さえきれないで、
余計な動きをしちゃう男の子そのもの、だと思う。
無茶苦茶、リアル。
蘭ちゃんのお芝居の、未完成な感じがまた、リアルさを増長してる。

あすかちゃんのシャロンが、これまたリアルで、
多分今なら、この感じをもっと抑えて芝居するんだろうけど、
当時は、そのまんま、大きく、周りを振り回す。

ある意味、当時の二人だからこそ出せる味で、
今やったら、もっと…大人の駆け引きやら、規範やらにがんじがらめにされながら、
引き裂かれてくように感じられるんだろうな。

当時だったから、互いの目だけをみつめながら、ぐっと距離を縮める、
周囲の物音が聞こえなくなりそうな感覚を与える部分を描き出せている。
計算以上の、感情の流れで、豊かに伸び縮みする、空間。

蘭ちゃんの動きは、時にぎこちない。
身のこなしの綺麗さに対して、ちぐはぐな感じがする。
しかし、それが、うまく立ち回りきれないクロードに、しっくり来るし、
未成熟な感じがする…というのかな。


つづく。

「琥珀…」の新公映像を観る…前に

2009-04-21 23:18:17 | Weblog
あすかちゃんの退団に絡んで、
念願の「琥珀色の雨にぬれて」新人公演の映像が流れました。
ああ、有難い。

なのに、どうして、新人公演トークの方は忘れてしまったんだろうか、私は…
予約の時に、デコーダ内の番組タイトルだけ、さささーっと見て、予約をかけてしまったのだろう。
新人公演トークが、この新人公演のだってことが、すっかり頭から抜けていたのだ。
ああ、馬鹿だ馬鹿だ馬鹿だ。

発表になったときに、
あんなにも大喜びしたくせに、何で、抜けてしまったのか!

恐らくは、別の日程だったら、
きっと逃さなかったんじゃないかと思う。
…思うだけで、あんまり力強く言えないレベルだけど。

別の日程だったらば、
意識が別々になってくれただろう…
というのが、その理由なんだけど、
つまりは、「琥珀…」の新人公演映像の放送をあまりに切望していたために、
他のことが抜け去ったと…

同じ日の、別のプログラムは、ちゃんと録画したことを思っても、
つまりは、放送時間が接していたことが、原因なんではないかと…
新公、新公、新公…と思いすぎたんだと、
自分なりに、分析してみる。
あまりにショックで、理由付けしないと、消化できなかったからだ。

ホントに、録画が苦手な私。
多分、早い話が、注意力が大雑把すぎるせいなのだ。
目を凝らしたつもりでも、何かを隅々まで見ることができない。
自分の視界の中に、自分の気付かない見えない死角があるんじゃないか、とか、
私の視野には、目の粗いスリットとか、網がかかってるんじゃないか、などと、いつも思う。

そんなだから、
このブログも、ざくざく、ざばざばなんで、
皆さんもざっくり捉えてくださいね?
(そこに持ってくのか?)

でもさ、
放送を1回しかしないのって、やめて欲しいよね。
ウチなんて、雨が降ったら、映像がモザイクになったり、中断したりするんだよ?
もし、そんなんに当たったら…観るに観られないじゃないの?
そうでなくとも、停電とか…機器の故障とか…
逃す可能性は、ゴロゴロしてる。

確かに、
再放送には違いないけどさぁ…
だけど、今月の放送にお金を払うんだから、
過去の履歴は、関係ないじゃん?

まぁ、自分のボケを棚にあげて、文句を言うのは、いかがとも思うけど、
せめて、2回ずつは放送して欲しい…と、
身悶えしながら、呻かずにおられない気分なのです(大苦笑)。

しゃあないから、
今後、地道にリクエストをかけ続けるしかないでしょうね…
ああ…


さて、愚痴が長くなりましたが、
とにかく、新人公演の方は、無事に録画できて、よかった。
せめて、こっちはすぐに観るぞ!と、
早々とDVDに落としたまでは、よかったが、
いざ、ポータブルプレイヤーにかけると…
なんと、最初のダンスシーンの途中から、爆睡でした。

こうなると、とことん駄目で、
時々目覚めても、蘭ちゃんの声が気持ちよくて、眠りのベクトルにどんどん引き込まれてしまうのだ。
おかげで、起きようという思考は、綺麗に消え去り、
何の疑問もなく、眠りこけることに専念してしまった。

何だよ?
観たかったんじゃなかったのか?
…ダメだなぁ、私め。


蘭ちゃんは、3作品、新人公演の主演をしておられますが、
私は、生では観たことがありません。
「琥珀…」辺りは、もう、蘭ちゃんに興味はあったけど、
でも新人公演は、観られるもんではないと思い込んでいた頃。

3作品のうち、一番観てみたいと思っていたのが、「琥珀…」でした。
私は、クロードという役と、蘭ちゃんにギャップを感じたことがなくて、
むしろ、すごく合うという感覚でいました。

どうやら、私は、蘭ちゃんのお芝居の、
外に向かって熱い部分よりも、
黙って内に秘めてく部分を強く感じてるんじゃないかな、
と、想像する。

決して、器用に芝居をする人でもないもんで、
そこに漂う真っ直ぐさとか、素朴さとか、ある。
それが、私のクロードに抱く、漠然としたイメージに重なったんじゃないかと思う。

青列車での、クロードとシャロンの場面の映像は、
大ちゃんとアリスちゃんの新人公演トークに、蘭ちゃんたちが出たときの番組で、
観たことがありました。
この映像がまた、本当に大好きで、
これを観て、
今、蘭ちゃんに、クロードを演じて欲しい!
とまで思ったくらいです。

それだけ、観たがってたくせに…
映像観ながら寝るんだもんな。
ふっ…(冷笑)。

また寝ちゃうと、そんな自分が嫌になっちゃうから、
週末、散々睡眠をとり、
宙ファントムの新人公演も、眠らずに観られた後に、
もう一度再生してみました。
(ファントムの新人公演も、週末のはじめには、爆睡して観られなかった…)
さぁて、リベンジです!!


つづく。

続々々◇薔薇雨開幕

2009-04-20 23:53:34 | Weblog
みっちゃんが…
やっぱり、お笑い担当だと…
そこまでは言ってないかもしれないけど、
Hちゃんのご報告から、そんなふうに受け取れた。
ふぅん、お稽古映像では、そんな雰囲気は全く感じなかったんだけどなぁ。

楽園王子が、徹底的に、ポップにキュートに、飛んでっちゃってるキャラだったので、
あれを繰り返し観てしまった後だし、
私は、多少のことでは、「まだまだ」って、思うに違いない。

しかし…
もしかして、初日映像に一瞬映ってる後ろ姿、
仁王立ちで、
「イヴェット~ぉ!」
と叫んでおられるのが、みっちゃんだろうか?

あまりに一瞬の出来事で、
しかも一瞬すぎて、一瞬すぎるのに、何故あそこを拾ってあるのか…?
その裏を勘ぐってしまうんだけど、、、
誠実にイヴェット姉さんを諭そうとする、弟みっちゃんは、
あのまま、佳い弟くんでは済まされないということだろうか。


蘭ちゃんも…
「も」って言うと、語弊があるかしら。
蘭ちゃんは、途中でユウガさんを裏切るような役ってのも、有りだな、と思っていたら、
そんなに複雑な話でもないらしい。
むしろ、ちょっとおとぼけさん♪な部分もある…みたいで……

何故、すんなり二枚目で行かれないんだ、二人とも!!!

…ともかく、
お稽古映像でも、既に、
切れ味のよさそうな部分がある一方、
みんなからワンテンポ遅れちゃう、みたいな部分も、ご披露されていました。
物凄く、人のよさそうな、ご機嫌さんのヴィクトール氏。
このズレっぷりも、めちゃくちゃアクションが大きく、身を振り回しちゃうのが、蘭ちゃんらしい…
んだけど、これは舞台映像にはなくて、残念。

残念と言えば、
なんだって、あんなにも七帆くんが映っていないんだろう?
この、ヴィクトール氏が、ワンテンポ遅れちゃうところは、
お稽古映像で、七帆くんは、蘭ちゃんの横に並んでおられました。
七帆くんが、出て来なかったのは、初日映像に、このシーンが無かったからなのか(汗)。

いりすくんも、どやされてうずくまっちゃう情けない一瞬、
画面を斜めに横切るようにしか映ってないんだけど、
それでもまだ映っているだけよろしい。

あまりにも七帆くんを見かけないから、
思わず、ダンスしてる人たちまでも探しに入り、
…主役たちの後ろだから、照明も暗いし、探しにくいんだけど、
それでも、何とか発見する。

いや、
発見できてよかった、
とか、そういう問題でもないだろう!!
そんなにも、映すとネタバレしちゃうような、登場人物なの?


ショーの映像。
6.カラットの皆さんが…(6の後に、「.」が入るんですね)銀橋に。
6.カラットですから、ここには七帆くんが居て、ほっ。
ショーの方が、探しやすいような感じはある…って、
映像なんだから、探さなくてもよいような映し方が、
1カットでいいからあったっていいじゃんか…
なんだか、とかく、背後が薄暗いんだよね。

6.カラットの皆さんの中に、みっちゃんがおられた。
みっちゃんは、お衣裳の色が違っていて、
ああ、やっぱりそういう感じか…蘭ちゃんは、何色だろう?
と思った。

次には、きっちり、蘭ちゃんが銀橋を渡る姿が映ったんだけど、
……またもや、青か!(爆笑)

今年の、蘭寿とむのテーマカラーは、「青」なのかもしれない、
とまで、思いました。
今までは…というか、最近は、こんなに青かったことってないんじゃないかなぁ。
紫、なんてことは結構あったんだけどな。

この青い“スパークリング”な銀橋渡りは、
お稽古映像で、最後にカメラ目線の笑顔にヤられた、あの場面です。
お稽古では、笑顔で終わっていたのに、
舞台では、やんちゃにウインクしておられました。
きゃっ!

可愛い…
ウインクで、可愛いってのも、あるもんなのか。
(何に感心しているのやら)

青い、青いとは言ってますが、
実際に次に青いのは、フィナーレのパレードで、
言うほど沢山青いわけでもないのかも。
でも、フィナーレの青のインパクトも、スパンであるだけに、なかなかに強烈に頭に残っている。


強烈、といえば、ラテンの場面。
宝塚は、ときどき、ギョッとするような色合わせが展開するけれど、
今回もまた、スゴいなぁ…
あれは、どうなんだろう…特に、みっちゃんの帽子とスーツの色合わせ!

みっちゃんが、まず映って、
お稽古映像で並んで蘭ちゃんが踊っていたので、
蘭ちゃんも、同じ衣裳だろうか?と心配した。
私が思うには、蘭ちゃんの方が大丈夫だった…と言っては、みっちゃんに失礼だろうか?
いや、みっちゃんが選んだわけじゃなし、みっちゃんのせいじゃありませんね。
なんだって、あんなことに!?


なんか、まとまりがつかなくなってきました。
あとは、とりあえず、舞台を観なくてははじまりませんね。

ということで、つづきはあと2週間後…
また、観劇してから。

続々◇薔薇雨開幕

2009-04-19 23:59:21 | Weblog
さて、初日映像。
そうだ、幕開きがまず、口上でした。
この口上というのは、一生初日の映像が流されるもんなのでしょうか?

なんか、成績のいい方たちの、過去の姿として見る機会が多いような気がするから、
やっぱり、そうなのかなぁ。

初日をご覧になったHちゃんから、
MMちゃんは、口上だった子の近くだったから、
映像に映ってるんじゃないかな、
と言われました。
確かに、ああいう映像って、そんなもんだよね。
周囲何人かが、一緒にフレームに入ってくる。

果たして…
まさしく、仰るとおり、MMちゃんは、立ち位置のおかげで、
まんまと、口上している子と一緒に映り込んでおられるのでした。
さすが…(笑)どこまでも、CSキラー。

その他にも、
レイちゃんと、まりなちゃんが隣り合わせの立ち位置で麗しいとのご報告もいただき、
それも、何となく映像でも、見つけることができました。
まず、レイちゃんが見つかるので、
その横に注目していると、なるほど、まりなちゃんだな…と。
どうやら、成績順に、上手、下手、と真ん中0番から振られている様子。
プラス、その回の口上の子の立ち位置が決まってる、という感じでしょうか?

先に、初舞台生の話をしてしまうと、
観た方たちのご報告をうかがう限り、
この口上は、簡単にMMちゃんを見つけることができるけど、
ロケットになると、困難を極めるらしい。

そう言われて、映像を観てみると、
みんなの化粧が…フランス人形みたい?になってて、
MMちゃんに至っては、彼女の顔の個性が、別方向に出ているのだ。
恐るべし、舞台化粧(笑)。

MMちゃんが、どんなお化粧の仕上がりになっているか、と、
お稽古映像で、知りうる限りの立ち位置を把握して、臨まないと、
登場から追うのは、大変に難しいぞ。

まぁね、何回か観るんだから、
徐々に克服すればよいとも思うんだけど、
他の子だって見つけたい…なんてのは、欲張りすぎ?

別のお友だちは、
ひろ香さんに目を奪われた、と、ご報告を下さいました。
どうやら、彼女は物凄く目を引くらしい。
さすが、私の中での、ポスト鳳樹いちくん。


お芝居の映像。
何となく、お稽古映像と抜粋されてるところが、重なる。
ヴィクトール氏は、青いスーツは、着ていなかった…映像外でのシーンは、わからないけど。

結構、いきなりという感じで、
ちーちゃんカップルのダンスが抜かれたのには、驚いた。
なんで???
七帆くんを抜こうとして、しくじったのか?

いえ、私は、嬉しいですよ?
だけど、なめてくというより、カメラ、少し位置キープしたもんね。
まだ、噂の警官とかだったら理解できるんだけど、
群舞に近い場面で、、、?

その後に、悠未さんとあさひちゃんが、ちゅーする過程を抜いていたけど、
そうだよね、こっちが正しい。
それにしても、あさひちゃん…悩ましい。
ちなみに、ここでは、悠未さんもあさひちゃんも、配役の役ではありません。
ここで、この人たちがこんな役をやってること自体が…ちょいと、マリポーサの花再びなのか?という、不安を呼び覚まされるんだけど…。

その悠未さんの役。
ストライプのスーツが、大変にお似合い。
見るからに、ヤクザな感じが、分かりやすい。しかし、素敵に着こなしておられる…
イタリア人っぽいけど。
でも、あの長身は、着こなすよねぇ。


つづく。

続◇薔薇雨開幕

2009-04-18 23:59:36 | Weblog
昼休みに、日比谷までプログラムを買いに出掛けました。
プログラムにそこまでやったのは、初めてです。

ポスターに蘭ちゃんの写真がなかったので、謎だった、
ヴィクトール氏の出で立ちがやっとわかる…というのと、
MMちゃんが、プログラムに初登場するというのとで、
待ちきれない気分でした。

ならば、昼休みに行ってしまえ!ということになった。
以前は、定期券の関係で地下鉄で日比谷まで移動していたのが、
こないだから、JRの人に変わりました。
…JRは、速いなぁ!
往復すると、×2だから、余計に速さが実感されるような気もする。

会社では、開けないから、
まずは、見学をさせていただく。
…ヴィクトール氏、青いな。
(スーツのことです)

青、というと、
逆転裁判の一張羅が、青かったので、即座にあの衣裳を連想する。
あの役は、何かと、「青いヤツ」とか、「青いとがったヤツ」とか言われちゃうから、
過去シーンのコートまで青いのだって、まぁ、青い人だからね…で、納得だった。

しかし、ビィクトールも青いのか!
そんな印象を漠然と感じつつ、初舞台生のコーナーへ。
初舞台生のページは、こんなもんだったかなー。ふーん…

めくっていくと、あっという間に、広告のページになってしまった。
プログラムって、こんなに薄かった?
買おうと思ったのが、相当お久しぶりだったので、さっぱりわからなくなっていたんだけど…
ユウガさんの、さよなら特集とかは…あれは、東京のプログラムに載るんだっけか?

あまりの薄さに、やっぱり買うのをやめようかと思ったんだけども、
せっかくの、MMちゃんの記念ですからね、
ここは、買っておくことにしました。


基本的に、予習はしない方針ですが、
なかなか観劇日までに、日にちがあるのと、
目の前にプログラムがあるのとで、お芝居のストーリーを熟読してしまいました。
ビィクトール氏は、ストーリーの中心ってふうでもないしね。

その、読んだ感想は、
今回の男のロマンのキーパーソンは、あさひちゃんだな…ということでした。

ネタバレですから、それが困る方は数行読み飛ばしていただけたらと思いますが、
二人の女から愛されて、そのもう一人も、そちらを選んでもよいというような相手で、
更にその女が、賢さから身を引いてくれるという…
ん?待てよ?どこかで聞いたような展開だ。
…バレンシアだ!


つづく。

薔薇雨開幕

2009-04-17 22:33:40 | Weblog
宙組さん、初日おめでとうございます。
そして、95期の皆さん、大劇場デビュー、初舞台おめでとうございます!!

ああ、観に行きたい。
しかし、この会社がお金をくれない状況が続く中、
そういうわけにも、いかない。

仕方がないから、
やっと流れたお稽古映像を、何回も眺める生活です。

今回の公演は、
逆転裁判の千秋楽以来、初めて蘭ちゃんの映像を見た…というくらい、
CSで蘭ちゃんが登場することがなかったし、
ポスターにもお写真がないから、
役について、雰囲気すら、全く何にもわからないまま、過ごしてきました。
せめて、写真があればねぇ…。

ヒントは、ユウガ氏が嬉しそうに語っておられた、
「まゆが、おーらんじゅという名前で…」
ということくらいで、どうもお友達の立場なのかな?
発表された役名は、ヴィクトールということでしたが、
つまりは、ヴィクトール・オーランジュ氏…オレンジ公ってわけか。


お稽古映像は、いい感じでした。
いきなり、
長椅子に、ほけーっとした感じで座っている蘭ちゃんが、
ユウガさんが歌ってる向こうに座ってる姿が映ったときには、
大丈夫なのか?…どうなることか?と思ったけれど、
お芝居に登場したら、キリリと凛々しいヴィクトール氏でした。

ユウガさんとは、やっぱり、お友達役なのか…
雨に唄えばの時のお友達関係よりも、今回の方が、すごくよさそうだなぁと、ホッとした。
あて書きというのは、素晴らしい。

素晴らしいといえば、
ウメちゃんと、みっちゃんが、デュエットしていました。
みっちゃんの歌唱力は、ウメちゃんをエスコートする。
ウメちゃんも助けられると思うけれど、
みっちゃんもまた、エスコートすることで、走って行かないというか…

自分の声の一番いいところを聴かせよう、という歌ではなく、
ウメちゃんを気遣って、優しく導き、包み込むような歌い方になっているような気がした。
「バレンシア…」の時は、そういう印象ではなかったので、
みっちゃんが大きくなった成果でもあるのかもしれない…

なぁんてね、
あんなちょっぴりの映像で、偉そうに語るべきではないかもしれない。
でも、生で聴くのが、楽しみです。

役は、少ないかもしれないんだけど、
でも、「マリポーサの花」よりは賑やかそうな?


ショーの映像では、
ええ、そうですね。白状すれば、
他のことが霞んでしまうくらいに、
蘭ちゃんのカメラアピールの笑顔ばかりが思い出される…
バカファンな、私です。

VTR初見の時に、周りに両親が居ました。
蘭ちゃんが一人で歌っていて、カメラに近づいて来る…
でも、蘭ちゃんは、そこではカメラには視線を掛けず、
歌いきって、最後の最後、腕を振り下ろしたところで、
いきなり笑顔を、カメラに突きつけた!!

ウインクをするわけではないんだけど、
明らかに、こっちが喜ぶことをわかってる顔なんだよなぁ…
はあぁっ眩しいっ!

一人で見てたら、間違いなく、きゃあきゃあ言うんだけど、
両親が居るから、息を思いっきり吸い込むので、こらえる(笑)。
刺激に対する発散ができずにいるから、目が白黒しちゃう。

その後の、
ユウガさんが、長椅子に座る蘭ちゃんの近くまで行ってハイタッチするところの、
蘭ちゃんの笑顔の、無邪気なキラキラっぷりも、たまらない。
だけど、それでも、やっぱり♪スパークリングのところの接近笑顔が、焼き付いて離れない…
私には、ものすごいハイパワーです。

ショーは、その部分と…
あ、6カラットだ!
ということと…
あさひちゃんのエトワールにキュンとしたことと…
MMちゃんが、やっぱりマスコミキラーっぷりを発揮していて爆笑したことと…
それから、ちーちゃんの笑顔と…

この、ちーちゃんの笑顔っていうのは、
実は間違った注目ポイントです。
だって、長椅子に居るちーちゃんなんだもの。

しかし、ちーちゃんは、しょっちゅう隣にニコニコ話しかけていて、
多分、その言葉も気が利いてるんでしょう、
隣の亜呼ちゃんは、身を乗り出すように笑顔で聴いてたりするの。

そのちーちゃんの笑顔が、ものすごく私の目を惹くのです。
そこから、パワーが発せられてるみたいな感じがするんだ。
ちーちゃんの明るさ…大好きです。
(…逸れてる?)

蘭ちゃんのご活躍の仕方も、また、いい感じだなぁ、
と思う映像たちで、
非常に幸せに観ています。

それにしても、
この映像の中に、MMちゃんが居ることが、
なかなかに、不思議な気分です。
映像で、こんな気分なんだから、
実際に、舞台上に一緒にいるフィナーレなんて、もっと不思議な感覚だろうなぁ。


つづく。

続◇電話応対のはなし

2009-04-16 19:43:24 | Weblog
「ババロア新発売のTB、△です」
すみません、△さん…
私は、どうしても、笑いをこらえることができませんでした。

多分、知らなかったなら、ババロアって言葉をスルーしたんじゃないかと思う。
だって、いきなり、そんな言葉が飛び出してくるなんて、予想もしてないから、
ババロアって聞こえたけど、きっと私が聞き違いしたんだろう
って、考えたに違いない。

ところが、あまりにも待ち構えていたがために、
かえって、大爆笑だったのです。
ああ、ヤバい、自分が名乗って、問い合わせねばならないというのに、
笑いを飲み込むことができない。

いっそのこと、笑っちゃって、
ババロアって何ですか?
って、訊いてしまえばよかったのに、その機転も利かず、
必死で笑いを鎮めようと努力をするのみの私。
結局、へんてこりんな声から喋りはじめてしまった。

バレたかなぁ…
何に笑ったのかも、バレちゃったかなぁ…
これが、もっと知ってる相手だったら、ぶっちゃけて説明するんだけど、
あいにく、TBさん自体、滅多にお電話する相手ではないんだよね。
とにかく、THちゃん、
ちゃんと、言っておられましたよ?(笑)
4月いっぱいのキャンペーンだそうなので、
間に合って、本当によかった。

で…
このお電話の結果は、
やっぱりお客さんが持っておられるカタログ掲載の値段は、正しいことが、わかりました。
その旨、お客さんに伝えると…
「あ、よかった、使えるね。じゃあ、2冊くらい、送ってもらって!」

何だと?
結局、送ってもらうのか?
じゃあ別に、問い合わせる必要はなかったのでは??
……まぁね、日々、こんなことは、珍しくありません。
今回は、念願のTBさんへのお電話ができたので、むしろ有難かったくらいだもんね。


さて、大袈裟に話がそれましたが。
これをやりかけたときに、次の電話が鳴れば、
そりゃとらねばなるまい。
しかし、先輩のお兄さま方の感覚は、違っていました。

よほど、ぼーっとしている時でないと、次の電話はとらないし、
そのタイミングの遅いことと来たら!
入社したばかりの、新社会人か、あなたたちは?
…そりゃ、係長が一人で忙しいわけですよ。

そこに何の疑問もなく、
自分の仕事の遅さにプライドを傷つけられることもないのか?
お兄さまたちは、係長よりもずーーっと先輩なんだから…
いや、先輩だから、後輩に働かせておけばいいという感覚なのか?

そのスーパーマイペースっぷりに、
係長は係長なりに、イラついていたらしい。
イラついた結果、彼はどうしたか。
…自分も電話をとるタイミングを遅くしたのだそうです(やれやれ…)。

お兄さま方に役職はないし、
係長なんだからさー、
電話をとってくださいって言えばいいじゃんさー。
そりゃ、お客さんも、よその会社に電話するようになっちゃうんじゃ…?
驚くべき、悪循環の1年であったらしい。

私がじゃんじゃん電話をとるので、
係長も我に返り、
お兄さまのうちの片方も、ややペースアップし、
多少は、活性化された…かもしれない?

それはともかく、
儲かるわけでもないけど、電話さえ鳴れば、そこに用事が発生するので、
私は、机の上をとっちらかしながら、あれもこれもと、バタバタしております。

でもね、
これは大変に幸せなことだなぁ、と思うのです。
1年ぶりの私の声を覚えていてくれる、お客さん。
どうしたの?
とか、
こっちの(仕事の)方が向いてるんじゃない?
とか言ってくれたりする。
(こっちの方が…って、私がこないだまで、何をしてたか知ってるのか?)

たとえ、交わすのが挨拶の言葉だけだったとしても、
人と明るい気持ちで言葉を交わすのは、パワーをいただけるもんなんだな…
ということを、ひしひしと感じられるのは、
一年間、書類とばかり向き合ってきたからかもしれない。

有り難みがわかる、幸せ。
そのこと自体も、幸せだよね。


ところで、本日の出来事。
私がパソコンとにらめっこをしていたときに、
私の後ろを、男の人が通っていきました。
多分、どこかの会社の営業さんだと思うんだけど…。

ウチの営業が誰もいない時間帯。
お兄さまの一人が、気安く挨拶をしたから、
よく来るメーカーの営業さんが、カタログでも届けに来たのかと思っていたのです。

が…
「また来ます~」
と、その人が帰ってしばらく後、イケメン営業Kさんの机の上をふと見れば、
は?TBの名刺が、カタログの上に載ってるではありませんか!!

えええっ。TBさんだったの?
相変わらず、何をしに来てるかわからん営業だなぁ…。
ちなみに、係長はじめ、留守番メンバーは、誰も彼が何者なのか、知らなかったのでした。

いつだって、こんな営業さんなんだけど?
…しかも、滅多に来ないのに!!
私なんて、こんなにやる気があるのに、挨拶くらいしてくれたっていいと思わない?

今日、来たんだったら、
一体「ババロア」が何なのか、絶対に訊いて、ネタにしたかったのに!!
どうしてくれるんだぁぁっ。

こんな不名誉なネタになっちゃった、TBの営業さん。
リベンジに来ることはあるのだろうか?(笑)