はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

池の亀

2008-03-25 13:01:01 | Weblog
智慧乃道の帰り道。
見事に蜜柑がなっているのが、一番に目に飛び込んで来ました。(写真…わかるかな?)
夏みかんみたいな品種に見受けられましたが、
食べられるものがなってる樹って、どうしてこんなにテンションがあがるんだろう。

それから、庭園を見たりして…。
池を見ると、Hちゃんは、
「亀がいない」
とおっしゃいました。なんで、亀なんだろ…?

亀に限らず、鯉だって…
とおっしゃるんだけど、
確かにその池には、亀も鯉も、姿を見掛けませんでした。
小さな、鮒みたいな、黒い魚が、ちょろっと動いただけ。

亀というと、
私は、以前に仁徳天皇陵に行った時のことを思い出します。

教科書で見たことがあるのに、行ったことがない!という理由で出かけたのでしたが、
古墳というものは、近くで見ても、こんもりとした丘で…
しかも、天皇陵は、全くの立ち入り禁止なので、
ボランティアガイドさんがいらっしゃらなかったら、
まさしく、亀を見て帰るだけ、という羽目になるところだった。

そう…この古墳には、立派なお濠があります。
濠も、多分基本的に立ち入り禁止なのでしょう、
そこに誰かが放したミドリガメが……(苦笑)。

ミドリガメってのは、小さいから可愛いんだけど、
これが、洗面器ほどの大きさともなると、
案外鋭いその目の横に、
おいらはミドリガメだぜ♪
という印の模様が、ペインティングのように浮かび上がり…
可愛いとはちょっと形容しにくい存在感があるのです。

いや、まぁ、多分、それが、1~2匹…ううん、20~30匹がまばらに甲羅干しをしてたらば、
きっと微笑ましい光景だったと思う。

しかし、時はゴールデンウィーク。
やっと甲羅干しシーズン到来!と思っている彼らは、
総出で、濠の縁に並んでいたのです。
並ぶ??いや、むしろ、積み重なっていた。
水際という水際が、大きな亀たちで埋まっていたのだ。
立ち入り禁止であるだけに、亀たちのハッピーパラダイスが展開してしまっているらしい。
あんなに沢山、亀がいて、一体何を食べているんだろう?
よく餌が足りてるもんだ。

濠の周りを歩いても歩いても、亀軍団を見続ける感じだったので、
ずっと、
亀が、亀が…
と、連呼し続けていた印象ばかりが残っている(笑)。

とにかく、池の亀、というと、
強烈に脳裏に焼き付いた、うずないほどの亀の甲羅干しの光景が目に浮かぶのです(笑)。


知恩院には、私たちが観ただけでも、
池がいくつかありましたが、
錦鯉のいる池はあっても、亀には遭遇しませんでした。
居ないのか、まだ冬眠しているのか??
…そんなことを話題にしながらのお散歩でした。

つづく。