はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

続々々々々々☆楽園王子よこんにちは

2008-10-04 23:57:14 | Weblog
◎みっちゃんのこと。

危うく、みっちゃんのお話をするのを忘れそうでした。
みっちゃんを忘れてる、とかではないんだけども、
なんだろう…アリスちゃんのお写真に喜び過ぎたのか?

オープニングを除くと、みっちゃんの登場は、話も佳境になってやっと…。
「おまたせしました~♪」
と、元気よく、跳んで入って来る姿に、
「…確かに(笑)」
と、思わず呟いた……くらい、登場が遅い。
きっと、みっちゃんのファンの皆様は、待ちくたびれて、一寝入りされた後ではないかと…思うくらいですよね。

この登場ときたら、
わっ、みっちゃん全開…!
という感じで、
「いぇいいぇいいぇいのよろしくぅっ!」
には、背筋が寒くなってしまう人と、癒される人の二手にパッキリ分かれるんじゃないかと思う。

私は2回しか観ていませんが、
多分、みっちゃんは、毎回少しずつ違うアドリブを入れながら、
この登場を、華々しく飾っておられるんじゃないかと思われます。
うーん、濃厚。

そんなラルフくん(みっちゃん)ですが、
彼の謎めいた行動は、時々見せる真剣な表情と共に、
観客にコナンくんな気持ち(推理すること)を抱かせます。

一体ラルフの目的は何なのか?
…だけどね、私はそのことよりも、最後の強烈な赤いタータンチェックのスーツの方が、重要なトピックだと思う…。

私は、雨に唄えばの時の、蘭ちゃんや七帆くんのタータンチェックのジャケットだけでも凄いな…と、心密かに思っていた。
今年は、タータンチェックが流行なそうで、
確かに、街中でも見掛けるんだけど、ワンポイントは使いこなせても、
でも男性のジャケットは、なかなか難しいと思う…日本人の場合。

宝塚の場合だと、
なんか可愛い感じになって、そういう意味で、
男役さんとしての着こなしが難しい。
その中で、蘭ちゃんにせよ、七帆くんにせよ、よく頑張ってると思ったのですが…。

みっちゃんの赤チェックは、もうその域を超えていて、
ある意味、ナルシストを突き抜けたアンソニーのように、
とことんを突き抜けていて、
突き抜けてるところに、不思議な安堵感もあったりする。

しかしなぁ…
どうも、ちやちゃんが(オープニング以外)出て来ないな…と気付いたところに、
ひょいと登場されて、
出て来たと思ったら…うわぁ、そう来たか!!(笑)と……。

みっちゃんとちやちゃんの、同期コンビのコンテスト…
脱帽でございます。
まだご覧になっていない皆様…どうぞコナンくんな気持ちになって、
このお二人な注目してください。


◎オープニングのこと。

CSのお稽古レポを観た時に、
☆ユウガさんの自転車
☆さまざまな自動車
という話があって、どんな場面なのか、ちょいと楽しみにしていました。

ユウガさんは、どうも自転車を漕いでおられる様子が、
お稽古映像からわかりましたが、でも自動車は?

実際に舞台を観て、ああ~そういう意味かぁ~~~と思った。
私は、リアルな自動車は無理にしても、
自動車を横から見た板みたいな装置物を想像していたのだ。

しかし、実際に登場するのは、
車を正面から見た、プラカード。
しかも、コミカルに、自動車が顔になっている…

お稽古レポによれば、
この自動車たち、いろんな種類の車があって、
ウェディングカーなんかがあったりする、とのことだったのですが、
それを観る余裕は全くありませんでした。

大抵二人ずつ車に乗っているのですが、
ちやちゃんだけがお一人で、
え?何故何故??
と思いつつ、ちーちゃんを探し出し、
きゃあ♪ちーちゃん眼鏡~~!
と、喜び、(サラリーマン風・アニメスタジオでの役との演じわけのためでしょう)、
すると、ちやちゃんの横にいつの間にか、ユウガさんが乗っかっていて、
ああ、これがお稽古レポで言ってた「ヒッチハイク」か…と思い……

とても、自動車の種類を見ている余裕がないっ!
いつの日か、誰が何の車に乗っているのか、
把握できる日が来るのだろうか…?


◎大ちゃんのこと。

プログラムを見学した時に、気付いたことがありました。
大ちゃんが…いない……。

役名を覚えるまで行ってなかったため、
とにかく、いない訳はあるまいと思いながら、一生懸命探した。

みーちゃんも、ちーちゃんも、何回も名前を見掛けるのに、
何故大ちゃんがいないのか?
…新人公演主演なのに?

すると、
たった一場面、大ちゃんを発見。
ジョン・メンフィールド……
ここで、私は、「アーネスト・イン・ラブ」の台詞を思い出した。
「ジャックなんて、ジョンの愛称じゃない~」

つまりは、大ちゃんは、ジャックとも呼ばれている、スチュワートの父親…役?
ジャックの出番は、この1場面だけで、あとは、前述のオープニングに、大ちゃんのお名前がありました。
……これだけ?新人公演主演なのに?

スチュワートのパパである分、
あちこちでお顔を晒す必要はない、と先生は考えたのだろうか。

実際、舞台のメンフィールド家には、
亡くなったパパの大きな写真が飾ってあり、
大ちゃんは、お家の場面になる度に、写真としてご出演です。

写真として……!
でも、きっと、この回想シーンであるに違いない場面では、
たっぷり、大ちゃんが出て来られるんだと、私は思っていた。
だからこそ、パパ役に専念、なんじゃん?

そして、とうとう問題の場面。
パパ在りし日の、メンフィールド一家の様子……は、なんと…紗幕の向こうでのお芝居だったのです(笑)。

紗幕の向こう、なのに、この役に専念なんだ…?
華やかで綺麗な大ちゃんを、なかなか贅沢な使い方をしたも