はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

ダンシンフォーユー

2008-10-05 23:58:02 | Weblog
♪ダーンシン、ダーンシン、フォー…ユー!
…1週間頭の中を回りっ放しでした。
CSでのお稽古映像を観て、オープニングの振付の、
この「ユー!」のところの、腕の振り下ろしが、無茶苦茶カッコいいなぁと…
そんな期待もしながら、楽しみにしていました。

楽しみ、と言えば、
お稽古映像を観ただけで、
蘭ちゃんがいかに活躍されているか、その役割の大きさも感じられていた。
そして、悠未さんが、主要女の子ちゃんたちを侍らせていたり、
七帆・いりす85ペアが、すこぶるかっこよく、トレンチコートに帽子でキメていたり、
なんか、新しいぞ…?と思ったりした。

前作の「Passion愛の旅」は、轟さんが出られていたので、ある意味仕方なかった部分もあったでしょうが、
「宙 FANTASISTA!!」は、みんな活躍が薄かったんだなと改めて思った。
そうだよ~普通、このくらい、みんな与えられて然るべきでしょう?

実際、観劇したら、もっと感動しました。
蘭ちゃん、2番手さんだ~~!

…いや、確かに今までだって2番手さんでした。
しかし、どちらかというと、ユウガさんチームというより、みっちゃんと組になるチームだった。
それは、お衣裳にしても、場面の配分にしても、
私は正直、みっちゃんより+α、みたいな見え方をしていた。
それだけ、みっちゃんの扱いが大きいと考えるべきなのか…。
みっちゃんと悠未さんとの差も、物凄く大きくて、
ある意味、この順列に於いての、みっちゃんとは、keyであったような気がする。

前作は、あの紫の大階段があったので、
あそこで主に2番手さん感を満喫し、あそこに8000円!という気持ちでも居た。
そこだけ、というのでもないけれど、主に、ね。

それが、今回は、幕が開いたと同時に、3人が銀のお衣裳で階段の上に居ました。
真ん中にユウガさん、そしてウメちゃん、蘭ちゃん…
後から、みんなが出て来て分かったことに、
この銀のお衣裳は、3人だけだったのです。

蘭ちゃんは、NOW ON STAGEで「キラキラ隊」とおっしゃっていましたが、
私も、物凄く嬉しかった。
お衣裳というのは、視覚的に訴えてくるもので、
はじめにこういう衣裳で登場されると、
後の活躍を宣言されたような…一種、目次を見たような気持ちもしたのでした。

今回は、また、
常に舞台に人がいっぱいでした。
群舞、群舞、群舞。

蘭ちゃんが出て来なかったのは、スパニッシュの場面と、アラビアの前半、フィナーレの導入くらいで、
後は、お着替えの時間以外は、ずっと舞台に居るのではないかと…。

それは、多分みんな似たような感じで、
常に、あの人もこの人も姿を見る。
おかげで、誰がどこでどんなことをしているのか、大混乱。
SEちゃんのために、
ちぎちゃんを観るには、どこから観たらよいかについて、多少なりチェックしようと思ったけれど、…到底無理。

ちぎちゃんは、あっちでもこっちでもお顔を見るし、
顔を見た!と思うだけで精一杯なのですよ。
みーちゃんやちーちゃんは、時々蘭ちゃんの後ろに居て、
「やぁ!」と挨拶するような気持ちになるんだけど、
じゃあどこで後ろに居たか、は、もはやよくわからない。
大ちゃんは、また少し離れたところに発見したりして、
ああ、ショーには居る(笑)んだよね~なんて思ったりした。

1回めの観劇は、2階の前寄りの席で、
オペラグラスで観ると、何にもわからないことに気がついて、
私には珍しく、オペラグラスをほとんど下ろして観劇しました。
そのくらい、蘭ちゃんの位置を感じていることが嬉しく、
また、群舞の核であったり、みんなを引っ張る感じであったり、
お衣裳の色が違ったり…という幸せを感じるショーでありました。


つづく。