はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

はっぴぃはろうぃん

2008-10-31 23:58:54 | Weblog
今日はハロウィンなので、
とりあえず、ハロウィンらしく……
写真は、有楽町で見られたハロウィンな空間です。

今日は、日比谷でたまたまVちゃんに、出くわしました。
Vちゃんが、いらしてるのは知ってたわけなんだけど、
だけど、待ち合わせもしてないのに、会えるとは思わなかったなぁ。

しかし、ハロウィンなのに、
ハロウィンっけなんか、まるでない私たち。
私は、たっぷり、Vちゃんのみほこりん談義と、
「マジで、あさちゃんが好きなんですよっ」
を何回も聞くのでした。
…うん、知ってる。(…笑)

ゆみちゃんに対しても、
今公演、かなりラブ度をアップさせておられるご様子なので、
私が以前に書いたことがある、
AQUA 5の広告の、ゆみちゃんとひろみちゃんのいい感じショットの画像を、Vちゃんにお見せした。
ホントは5人の写真だけど、
二人だけを撮影すると、これまたよい雰囲気なのですよ。

Vちゃんは、いきなり反応した。
「やっ。いい~っ、これ!」
…だから、そう書いたじゃん……?

Vちゃんは、私が書いたことは覚えておいでだったけど、
実物の広告のチェックはされなかったらしい。
そう、この広告は、ポスカなどのグッズにならなかった写真なんだよね。

Vちゃんの何が面白いって、
興奮のあまりに、頬を染め、頬だけじゃなく、耳まで真っ赤にしておられるのだ(笑)。
そんなにも気に入っていただけて、、、私はいいことをした(にやり)。
……8月20日発売の誌面の広告だから、
2か月も遅れてるけど(笑)。


ハロウィンということは、10月も終わりです。
ということは、11月だ!(当たり前だ)

私には、「11月になったら」という目論みがあった。
「携帯電話を新しくする」です。

契約プランとキャッシュバックキャンペーンの都合で、
私が一番お得なのは、11月になったら、すぐ電話を変える、であることが、
試算してもらいに行って分かったからだ。

電話を新しくすると、
今までできずに我慢し続けてきた…
今時できないの?
な、コンテンツがいっぱいできるようになるの。
このブログの携帯版テンプレートだって、選べるぞ!

すぐに、テンプレートを使うようにならなかったら、
ああ、機種変更が滞ったなと思って下さい。
未だ、2機種で迷ってるし……。


最後に、ハロウィンに話を戻そう。
楽園王子では、キャサリンウメちゃんの台詞に、
「はっぴぃハロウィン♪」
というのがある。

ある意味、節(ふし)になっちゃってるだけかもしれないんだけど、
私はこの、「はっぴぃ」のイントネーションがなんだか好きで、
この台詞を聴くのを、密かに楽しみにしてます。
「は」から、「っぴぃ」に向けて、音が下がるんだよね。

え?だから何って?
別に、好きってだけだけ…。
超ピンポイントツボ。

まぁ、これは、
ショーの大階段で、階段上のはじめの板付の位置での振りの中に、
両腕を上げる振りがあって、
蘭ちゃんの目線も手先を追って上がる…その瞬間、
一瞬、カッと白目まで見える、そこが好き、
と同じパターンよね。

え?だから??
…それだけです(笑)。

続々々◇宝塚舞踊会へ行く

2008-10-31 08:19:32 | Weblog
春日野八千代先生。
宝塚ふぁんではないお友達も読んでおられるので、軽く解説しておくと、
宝塚歌劇団の理事の一人であり、伝説の大二枚目男役スターであり、そして現役の生徒でもあります。

翌日、MMちゃんのお母さんに指摘された。
「「宝塚おとめ」に、入団年が載っていないのね」
!?…そうだっけ?
「演目は載ってるけど、入団年は載ってないの」
……そう?そういや、そうかも。
昔は載ってなかったかな?(昔って、いつ?笑)

そんなわけなので、もはや、おいくつなのか、
私たち世代には、よくわからなくなって来ている。
お姿を舞台で拝見する度に、
いつも、これが最後かも…と思う。

失礼?
いや、だって、いつだって、日本物で舞われるのしか拝見しないんだから、
あのお衣裳でキリリと立つだけだって、大変なことでしょう?
しかも、永遠の二枚目として佇まねばならないので、
普通、いつまでも務まるものでもない。…って思うじゃない?

ちなみに、
私は、客席に春日野先生が座ってらしたって、
春日野先生であることがわかりません。
だって、舞台で日本物化粧をされてるお顔しかわからないんだもの…。
そのくらい、の方です。

さて、今回の舞踊会、最後の演者は、春日野先生でした。
私が、春日野先生が舞われるのを拝見するのは、いつ以来だろう?
うーんと…そうだな、いつぞやの花組公演で、
まだ蘭ちゃんが、バリバリに花組さんに居て、
ゆみちゃんと、ものすごい「女装」を展開しちゃった公演ではないだろうか?
…って、何年以前になるんだろ??

あの時だって、
もう舞われるお姿を拝見するのは最後かも…と思ったんですよ?
しかし…最後にはならなかった!
素晴らしい!!

今回、お姿を拝見するのだって、
もしかしたらもう、立ち姿を拝見するだけかも?なんて思っていたのだ。
舞い姿、ではなくて。

…いや、これこそ、大変に失礼な考えでした。
失礼ついでに、告白すると、
緞帳が上がった時に、先生がセットの縁側に腰掛けていらしたので、
もしや、このまま座ったまま?とまで思ったのだ。

さすがに、座ったまま15分をもたせるなんて、
そちらの方が難しいよなぁ…芝居じゃないんだし。
(いや、芝居だって大変だよね)

先生は、縁側に座って、歌を詠む。
短冊色紙にさらりさらり…筆を走らせる。
そこから立上がり…(ここで、おおお!と身を乗り出す気持ちの私)
先ほどの色紙は、懐に挿し、ゆったりと舞われるのです。

ここで重要なのは、先生は永遠の貴公子でなければならないという使命を背負っておられること。
いかに、お年を召されても、
いつまでも、貴公子でいなくてはならない。
そのプライドと心意気、そして技術と見せ方を、
しっかりと観せて下さったのでした。

ところが、
そんな先生にも、ハプニングは襲ってきたのです。

黒子の方が出てらして、先生のお着物を片袖脱がせたか何か…
とにかく、お衣裳をいじられた後、その色紙の挿さりが甘くなった。

ああ、危ないなぁ…と思って観ているのですが、
先生は、挿し直すでもなく、舞われる。

…と、色紙が、ぱたりと床に落ちた。
ああ、やっぱり。
床にぽつんと、しかし存在感を放っている、色紙。
さあ、どうなる?

先生は、舞いながら、目の端で、チラッと色紙を見た。
また少し待って、チラッ。
しかし、拾おうとする様子はない。
落ち着いて、舞い続けておられる。

そこへ黒子さんが、舞台上に登場。
彼は、次に必要な小道具を持って出て来たのですが、
川の中から、色紙を発見。
(注:舞台奥、板場の向こうが川になっている設定で、黒子さんは、その一段低いところにいました)

ひそひそとかがんだまま、板場に上ってきて、
先生の動きの邪魔にならないように、色紙を拾い上げたのでした。

かといって、色紙を先生の懐に挿し直すわけにも行かないし、
一体どうするんだろうと思っていたら、
先ほど持って来た、金烏帽子(ホントに金色なの!)を逆さにし、
そこへ色紙を突っ込み、烏帽子に紅い紐をかけて、
そのまま松の木に吊るし、
黒子さんは帰って行ったのでした。

先生は、金烏帽子を被るのか?
さすが、永遠の貴公子!他の人には被りこなせないよなぁ…
と、期待?したのですが、
この金烏帽子は、あくまでも小道具で、
先生演ずる在原行平(だったと思う)が、どなたかを(誰だったかは、忘れたのでツッコまないでね)偲んで眺める、
そのどなたかの思い出のお品であるらしかったのです。
なぁんだ…ちょっと残念。

物語の最後は、行平さんが舟に乗り、この場を去って行く、という展開。
船頭チャルさまが、差し出した手に助けられながら、
先生は、舟に乗り込み、
二人を…もとい、二人と黒子さんを乗せた舟が、岸を離れるところで、
静かに幕が下りるのでした。

非常に、趣深い空気が流れた時間でした。
舞踊会でもなかったら、こんな観賞は有り得ないでしょうから、
とてもいい経験をさせていただいたなと思うのです。


そして、フィナーレ。
最後の方に出た出演者以外は、
みんな日本物化粧を落として舞台に出てくるのが、慣わしですね。
これが、意外に、物凄くドキドキする出来事でした。

考えたら、普段化粧で舞台上に居る蘭ちゃんなんて、
観たことがないんですよ。
トークショーみたいなことは、別として、
普段化粧で、紋付き袴で舞う姿というのは、案外観る機会がないもんです。

…なんだろう、無防備な感じがするのかなぁ?
とにかく、観ながら、はくはくしちゃったのは、私だけだろうか?

蘭ちゃん自身は、ちょっと口許に笑みを浮かべてるんだけど、
これは何か笑いを堪えているのか、
少し口許だけで笑うように言われているのか、
どちらなんだろう?と思った。

一緒に舞うみっちゃんは、
青ざめてるふうに見えるくらい、いっぱいいっぱいともとれる、真顔で…
なんともいえないコントラストでした。

舞いながら…だったかなぁ。
蘭ちゃんの視線が、2階を見上げた瞬間がありました。
きゃあっ…!(はくはくはくはく…)

私の席周辺10人くらいは、かなりいい思いをさせていただきました♪
いやぁ、滅多に味わえない刺激で…。
舞台化粧でなくても、アイビームというものは、
あんなふうに、鋭く突き刺さるもんなんだなぁ…。


………あれっ??
こんな締め?
まぁ、私だもんなぁ、そんなもんか(苦笑)。

てなことで…以上、宝塚舞踊会体験談でした。