正塚先生の作品は、私は諸事情(笑)から、音楽学校生が先生の作品を演るのを観せていただいたりしました。
音楽学校生向けに書き下ろした作品なのか、そうではないのか、私にはわからないんだけど、
先生の畳み掛けるような台詞を、言いこなすのは、音楽学校生にはなかなか難しく、
観ていて、途中でじっと座っているのが、しんどくなってきたりしました。
入団すれば、いずれまた、正塚先生の作品に出演する機会もあるかもしれないから、
ここで向き合っておくのもいいのかもしれない…
けれど、観ている方も、大変なんだよなぁ…と思った(苦笑)。
さて、正塚先生と言えば、男のロマン。
今回の作品も、ロマンに満ち溢れ…溢れて、そのロマンに流されてゆく~~
物語は、流れてゆくけれども、観客の何割かは多分、
ロマンの海に呑まれて、溺れて置いて行かれるんじゃないだろうか。
「マジシャンの憂鬱」は、お話についていけないという部分は無かったし、
「スカウト」は、生で観ていないから、強いことは言えないんだけど、
摩訶不思議ワールドではありながら、ラスト以外は、観客を引っ張ってくれる内容でした。
ラストは、私の好みではないだけかもしれないし。
今回もねぇ…
多分、これが普通の長さに凝縮して作ったならば、
逆に良かったんじゃないかと思う。
ショー部分は15分だから、そこを抜いても、やっぱり長いお芝居だよね。
長いけど、間に休憩もない。
主人公たちが椅子に座ったまま展開される台詞が、
熱く、熱く…何かを語っておいでなんだけど、
もはや私の耳に入った言葉は、脳細胞を通過しただけで、そこに意味を置いて行ってくれませんでした。
私は、自分の脳みそがザルにでもなったような気分。
大体、はじまりからいけなかった。
主人公ネロと仲間のエスコバルが、何をしようとしてるかを理解するまでに、時間がかかった。
多分、ちゃんと台詞か歌に入ってるんだけど、聞き取れてないんだよなぁ。
私が悪いのかもしれないけど。
そう、よく説明台詞ってのはあるけど、
今回は「説明歌」で、これがまた、聞き取れない。
「ソロモンの指輪」でも、歌を聞き取れないところだらけだったから、
私は聞き取る力自体が弱いんだろう。
目に神経が行けば、耳が聞こえないなんてことが、よくある。
学生時代、ヒヤリングも弱かったなぁ…。
今回の作品を1回しかご覧にならないならば、
プログラムなりで、ストーリーを予習されるか、
もっと言えば、ルサンクの脚本を勉強してから観劇するべきかと思います。
ネタばれには違いないけど、
どうせ、話の結末は、冒頭一発目の部分でわかるんだもの…。
ネロは生き残るんだし、ネロは、生き残る……
それで、全部わかるじゃんね……。
あの長い台詞を、観客に、気が遠くならないように伝えられる役者さんってのは、相当な技者であって、
それを……ミズちゃんに求めるなんて、違うだろう?
と、ミズちゃんに失礼ながら、思った。
ミズちゃんがダメとかいうことじゃないんですよ?
台詞を喋っておられる姿を、あんまりに呆然と眺めていたので、
台詞を言っておられたのが、主にミズちゃんだったのか、
半分はゆみちゃんだったのかも、全く捉えることができていない。
ホントに無理!
観客の集中力というものを計算して、脚本を書いて下さい、先生!(苦笑)
せっかく、熱を込めて、台詞を言ってる役者さんも、可哀想…。
次回観劇する前には、
脚本を読んでおこう…と心に誓うのでした。
でも……
あの場面の台詞がまるで頭に入っていなくても、
ストーリーについて行かれない感じは無かったんだけど?
……あの場面は必要なのか?(小声で)
あ……男のロマンには、必要……だったのかな?(更に小声で)
つづく。
音楽学校生向けに書き下ろした作品なのか、そうではないのか、私にはわからないんだけど、
先生の畳み掛けるような台詞を、言いこなすのは、音楽学校生にはなかなか難しく、
観ていて、途中でじっと座っているのが、しんどくなってきたりしました。
入団すれば、いずれまた、正塚先生の作品に出演する機会もあるかもしれないから、
ここで向き合っておくのもいいのかもしれない…
けれど、観ている方も、大変なんだよなぁ…と思った(苦笑)。
さて、正塚先生と言えば、男のロマン。
今回の作品も、ロマンに満ち溢れ…溢れて、そのロマンに流されてゆく~~
物語は、流れてゆくけれども、観客の何割かは多分、
ロマンの海に呑まれて、溺れて置いて行かれるんじゃないだろうか。
「マジシャンの憂鬱」は、お話についていけないという部分は無かったし、
「スカウト」は、生で観ていないから、強いことは言えないんだけど、
摩訶不思議ワールドではありながら、ラスト以外は、観客を引っ張ってくれる内容でした。
ラストは、私の好みではないだけかもしれないし。
今回もねぇ…
多分、これが普通の長さに凝縮して作ったならば、
逆に良かったんじゃないかと思う。
ショー部分は15分だから、そこを抜いても、やっぱり長いお芝居だよね。
長いけど、間に休憩もない。
主人公たちが椅子に座ったまま展開される台詞が、
熱く、熱く…何かを語っておいでなんだけど、
もはや私の耳に入った言葉は、脳細胞を通過しただけで、そこに意味を置いて行ってくれませんでした。
私は、自分の脳みそがザルにでもなったような気分。
大体、はじまりからいけなかった。
主人公ネロと仲間のエスコバルが、何をしようとしてるかを理解するまでに、時間がかかった。
多分、ちゃんと台詞か歌に入ってるんだけど、聞き取れてないんだよなぁ。
私が悪いのかもしれないけど。
そう、よく説明台詞ってのはあるけど、
今回は「説明歌」で、これがまた、聞き取れない。
「ソロモンの指輪」でも、歌を聞き取れないところだらけだったから、
私は聞き取る力自体が弱いんだろう。
目に神経が行けば、耳が聞こえないなんてことが、よくある。
学生時代、ヒヤリングも弱かったなぁ…。
今回の作品を1回しかご覧にならないならば、
プログラムなりで、ストーリーを予習されるか、
もっと言えば、ルサンクの脚本を勉強してから観劇するべきかと思います。
ネタばれには違いないけど、
どうせ、話の結末は、冒頭一発目の部分でわかるんだもの…。
ネロは生き残るんだし、ネロは、生き残る……
それで、全部わかるじゃんね……。
あの長い台詞を、観客に、気が遠くならないように伝えられる役者さんってのは、相当な技者であって、
それを……ミズちゃんに求めるなんて、違うだろう?
と、ミズちゃんに失礼ながら、思った。
ミズちゃんがダメとかいうことじゃないんですよ?
台詞を喋っておられる姿を、あんまりに呆然と眺めていたので、
台詞を言っておられたのが、主にミズちゃんだったのか、
半分はゆみちゃんだったのかも、全く捉えることができていない。
ホントに無理!
観客の集中力というものを計算して、脚本を書いて下さい、先生!(苦笑)
せっかく、熱を込めて、台詞を言ってる役者さんも、可哀想…。
次回観劇する前には、
脚本を読んでおこう…と心に誓うのでした。
でも……
あの場面の台詞がまるで頭に入っていなくても、
ストーリーについて行かれない感じは無かったんだけど?
……あの場面は必要なのか?(小声で)
あ……男のロマンには、必要……だったのかな?(更に小声で)
つづく。