「ある」と「ない」は、
決して交わりません。
あるものがなくなったり、
ないものがあるようになったりは、絶対にしません。
だから、
「自信がない」から、「自信がある」にも、移行しません。
「自信ができてきた」と思ったとしたら、
それは、たとえば、
「自信がないことを忘れる経験を重ねた」ということに過ぎず、
なかった自信が突如として現れたわけではありません。
自信は相変わらずないのですが、
それにフォーカスしなくなったということです。
それによって、「自信がない」とは感じない経験をするのです。
「不安がある」から「不安がない」にも移行しません。
一見、「不安がなくなった」と思ったとしても、
それは、たとえば、
「不安を忘れる経験を重ねた」ということに過ぎず、
かつてあった不安がなくなったわけではありません。
不安は相変わらずあるのですが、
それにフォーカスしなくなったということです。
それによって、「不安がある」とは感じない経験をするのです。
「欲しかった地位を手に入れた」と思う人は、
ヴィジョンという形で、ずっと以前から「地位」を持っていたでしょう。
地位はずっと、その人と共にあったでしょう。
かつてあったお金がなくなった、という人は、
きっと、ずっと、「お金がない」と思って過ごしていたでしょう。
「お金がない」ことにフォーカスしなくなったとき、
「お金がない」とは感じない経験をするでしょう
Things will be only better