Riyo(里誉)’s クレヨン

世田谷区桜新町のスピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」です☆

誰も何も批判しない‘深層民主主義’

2011-06-06 | トランスパーソナル


大きな舞台で卒業宣言できなかった、一国の代表を、
どうか批判しないでいて
彼は、自分がヒーローになることより、
国民に強いることになる大きな犠牲を優先して考え、
何とか回避できないものかと、わずかな希望を持っているのかも知れない



マニュアルでしか動けない若者を、
どうか非難しないでいて
だって、彼らは、宇宙から来たエイリアンで、
未来で活躍するための、高度に進んだ意識はあっても、
現在の地球での身の処し方は知らないのかもしれないんだ

 


福島県ナンバーの車に、
口紅で「帰れ!」と書いてしまった関東の人を、
どうか、ひどいヤツだと切り捨てないで
彼も、こわくて、しかたがないんだ
安全が欲しいだけなんだ







一見して、

ていたらくだったり、
怒っていたり、
情けなかったり、
愚かだったり、
理不尽だったり、
攻撃的だったり、することって、

 

批判したり、抑圧したり、見ないようにしたり、したくなるんだけど、
それにはそれの立場があって、全体に何かを投げかけている
賛成しなくていいの、ただ、受け入れよう
受け入れることは、変化を諦めることではなくて、変化のための第一歩になる


グループに立ち現れるどんな部分も、大切な構成メンバーとして尊重して、
「そうである」と認めることからしか、グループとしての変容は生まれない

これが、プロセスワークでグループを扱うときの、
深層民主主義(ディープデモクラシー)という態度なんだ


何も批判しないこと
何も非難しないこと

 

 



だって、たまたま、ある人が、そういう行動を取っているように見えるけど、
じつは、その行動は、グループの他の人々の中で抑圧されている感情とつながっていて、
敏感に呼応した人が、その役割を担って行動化しただけのこと




だから、皆つながっている
一度無視しても、また、つぎ、違うかたちで、現れ続ける

手放すためには、いちど、しっかり握りしめてからじゃないと、できないじゃない?






                          ハートサポートサロン「フォルテネージュ」